里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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センターからの最新お知らせ

2020/05/06

ナツアサドリは岡山県がタイプ産地

ナツアサドリはグミ科の落葉低木で、同じ仲間にアキグミ等がある。 ナツアサドリは岡山県に分布の中心があり、広島や兵庫の隣接地域にも見られる。 吉野善介によって発見され、牧野富太郎によって新種記載されたもので、岡山にとってローカリティー色溢れる種である。 名前の由来は、アサドリが岡山でのグミの呼び名だそうで、夏のグミとなるが、ナツグミという種は実際にあって、東日本に分布している。東のナツグミに対し、岡山らしくナツアサドリという名前にしたのでしょうか。個人的にはアサドリという部分は、季節的に暑くなり始めた初夏の朝方、涼しいうちに実を摘みに行く…というイメージで覚えていました。 そんなナツアサドリですが、センターにも少しだけ自生があります。 池周囲の観察路沿いにたくさん植栽されているアキグミ(秋に実がなる)の花が満開を迎えています。確か、同じころだったかと思い様子を見にいったところ、開花状況はピークを過ぎたところでした。


2020/04/29

欲張りな雄「ホソミオツネントンボ」

春早くから活動するホソミオツネントンボですが、この4月は中旬に冷え込んだり天気が悪かったりで音沙汰がなく、最終週になってやっと日中暖かくなってきたところで活動が見られるようになってきました。 本日のお昼、水生植物園で連結状態で産卵を続けるペアを見つけました。上の個体が雄で、尾の先で雌の首をつかまえています。下の個体が雌で、雌は首をつかまえられたまま植物に産卵しています。 この体勢の意味はよくわかりませんが、察するに他の雄に雌を奪われないためかと。


2020/03/26

センターのカワセミ事情

センターは上池、田尻大池の2つのため池を中心にした野外施設です。 カワセミは留鳥として生息しているようなのですが、池域が広く、各所に餌場があるようで、決まった場所を先読みして近くで観察することはかなり難しいといえます。 ただ、池域が広く、餌場があちこちあるなら、もっと多くの個体が生息しても良いように思いますが、餌場があっても、他の生物との競合があるのか、縄張りがあるのか、冬場の餌取りが難しいのか… ということで、昨年(2019年)からは、雄1個体を時々見かける程度という状況でした。 今年(2020年)も雄しか見ていなかったのですが、3/13の朝から、やけに鳴き声が活発になり、複数個所で声がしているようにも聞こえ、鳴き交わし?、求愛?などと思えはすれど、姿は雄しか見れずという状況がまたしばらく続きました。 本日2020/03/26の朝もにぎやかだったのですが、どこにいるかわからず、上池の堰堤でしばらく様子を見ていると、やっと雌の姿を見ることができました!うまく恋が成就することを願ってます! (木橋の欄干に止まるカワセミは、2017/12/11、虫の原っぱで撮影した写真)


2020/03/20

誰の落とし物?

春の陽気に誘われ、趣味の溝覗き(?)をしていますと、見かけぬ模様と形の羽が! 状況から、付近でキツネなどに襲われて羽の一部が落ち葉に紛れて残っていたようです。センターに戻り、図書室の図鑑を調べてもわかりませんでしたが、羽の形状からキジ目だろうと見当をつけ、インターネットで調べると…ありました。ヤマドリの雄の体毛のようです。便利ですね、インターネット。


2020/03/07

久しぶりのハロ!

朝はお天気でしたが、昼に向かうにつれて薄雲(巻層雲)が徐々に厚くなってきました。こんな時、空に注意していると太陽の周りに「22度ハロ」と呼ばれる光学現象が観察できます。今回は残念ながら3分の1くらいの長さ(虹っぽく見えますね)ですが、条件が良ければ太陽の周りをぐるりと囲んだ鮮やかな円が見えます。これから暖かくなるにつれ見える機会も増えると思いますので、お昼前後に薄雲が広がるときは空を気にしてみてください。