里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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センターからの最新お知らせ

2020/04/29

欲張りな雄「ホソミオツネントンボ」

春早くから活動するホソミオツネントンボですが、この4月は中旬に冷え込んだり天気が悪かったりで音沙汰がなく、最終週になってやっと日中暖かくなってきたところで活動が見られるようになってきました。 本日のお昼、水生植物園で連結状態で産卵を続けるペアを見つけました。上の個体が雄で、尾の先で雌の首をつかまえています。下の個体が雌で、雌は首をつかまえられたまま植物に産卵しています。 この体勢の意味はよくわかりませんが、察するに他の雄に雌を奪われないためかと。


2020/03/26

センターのカワセミ事情

センターは上池、田尻大池の2つのため池を中心にした野外施設です。 カワセミは留鳥として生息しているようなのですが、池域が広く、各所に餌場があるようで、決まった場所を先読みして近くで観察することはかなり難しいといえます。 ただ、池域が広く、餌場があちこちあるなら、もっと多くの個体が生息しても良いように思いますが、餌場があっても、他の生物との競合があるのか、縄張りがあるのか、冬場の餌取りが難しいのか… ということで、昨年(2019年)からは、雄1個体を時々見かける程度という状況でした。 今年(2020年)も雄しか見ていなかったのですが、3/13の朝から、やけに鳴き声が活発になり、複数個所で声がしているようにも聞こえ、鳴き交わし?、求愛?などと思えはすれど、姿は雄しか見れずという状況がまたしばらく続きました。 本日2020/03/26の朝もにぎやかだったのですが、どこにいるかわからず、上池の堰堤でしばらく様子を見ていると、やっと雌の姿を見ることができました!うまく恋が成就することを願ってます! (木橋の欄干に止まるカワセミは、2017/12/11、虫の原っぱで撮影した写真)


2020/03/01

センターは気持ちいい!

 コロナウィールス感染防止のため、センターのイベントは3月15日まで中止となりました。  しかし、自然保護センターはやっております。生きもの達は幸せそうな日常を過ごしております。山間のコースに入ると、人間に会うことはレアケース。  水たまりにカスミサンショウウオ(現在はセトウチサンショウウオに名前が変わりました)の卵発見。虫の原っぱ、湿地にはニホンアカガエルの卵がそこらじゅうにあります。


2020/02/24

御礼3年連続3万人達成!

令和元年度、自然保護センターご来場3万人を達成しましたヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ! 21日(金)あたりから、どうやら3連休中に達成しそうだとのことでしたが、職員一同落ち着かないまま最終日にもつれ込み…。快晴の本日2020/02/24!ついに達成!パンパカパ~ン! ぶらり来場されたご家族連れは、備前市からのご来場で、センターは初来場とのこと。サバイバル×リアル×スゴロク展の事はご存知なかったとのことで、せっかくなので楽しんでいただきました。 (プレゼントの中にはセンターで最近行ってきた行事のキャラクター、ほのぼの軍団などの缶バッチ詰め合わせ等入ってま~す) これからも様々なイベントや展示を行って参りますので、是非自然保護センターへ遊びに来てください。 スタッフ一同、心よりお待ちしております。


2020/02/15

山の緑は土砂災害を防げるか?を実施しました~!

2月15日(土)、山の緑は土砂災害を防げるか?を実施しました。結論から言うと・・・防げる緑と防げない緑がある!という内容です。植林や竹林などは根っこが山の表面にしか張り巡らされていないため土を支える力が弱く、大雨が降った際には土砂災害になる可能性があります。一方でコナラやマツなどが生える雑木林は、根っこが長く深く伸びているものが多く、土を支え崩れるのを防ぎます。今回のイベントはそのことが講義と実際に根っこを調べることで体感として分かるものになりました!