里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

ムラサキシジミ、ベニシジミ、ミヤマセセリ、クマバチ、オグマサナエ、トラフトンボ、ヨツボシトンボ、クサガメ、バン、イカル、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ、ハンミョウを追加更新しました。NEW
▼2012/04/20アップ▼
ヒヨドリ、カスミザクラ、サクラソウ、オオルリ、サワオグルマ、シオヤトンボ…などが見られます。
▼2012/04/16アップ▼メジロ、センダイムシクイ、カワセミ、マミチャジナイ…などが見られます。
▼2012/04/14アップ▼コバノミツバツツジ、ツバメ、ダイサギ…などが見られます。
他、スミレの仲間、カワラヒワ、アカタテハ、コゲラ、ルリタテハ、テングチョウ、ルリシジミ、ツグミ、シロハラ、ヤブツバキ、カンサイタンポポ、アオジ、ウグイス…なども見られます。
▼NEW
ムラサキシジミ
ムラサキシジミ(昆虫の森近くの経路沿いにて、2012/04/24撮影)
ウラギンシジミなどと同様に成虫越冬だそうです。下側は地味なのですが、上側は文句なく美しい。…のですが、高いところにとまられ、全面見せてはもらえませんでした。幼虫はアラカシなどの常緑広葉樹が食草とのこと。
ベニシジミ
ベニシジミ(湿生植物園、2012/04/24撮影)
割に長い期間見られるような気がしますが春型と夏型というのがあるのですね。幼虫の食草がタデ科植物とのことで、名残おしいのでしょうか。スイバらしき葉っぱにとまっています。

ミヤマセセリ♂
ミヤマセセリ♂(湿生植物園東の谷奥、2012/04/19撮影)
コナラ等による落葉広葉樹林に生息する。春に発生するのもひとつの特徴。この個体はイタチ類の糞にご執心。

クマバチ♂
クマバチ♂(至る所で、2012/04/24撮影)
クマバチがセンター内各所で増えてきました。「がたい」が大きいし、羽音がすごいので怖いんですよね~。人の頭上あたりを距離をとってホバリングしていることが多いですよね。♂はなわばりを持っていて、♀の飛来をこまめに確認するようです。頭上で「ブンブン」いわれると、敵意を持たれているように感じてしまいますが、我々が彼らのなわばりの下を歩いてしまっているだけのこと。人に興味を示す様子はないそうですし、♂は針がなく刺さないとか。あまり気にしすぎないでいただければと思います。♀は顔つきが少し違い、ハチらしさがあります。そうそう♀には針があるとのこと。さて、クマバチは身体と羽のアンバランスさから色々と言われていておもしろいです。

オグマサナエ
オグマサナエ(2012/04/24撮影)
これは22日(日)の観察会で確認された羽化殻、オグマサナエの成虫になります。羽化してしばらくした個体のよう。今から来年の観察会を指折り数えますぞ。

トラフトンボ
トラフトンボ(2012/04/23撮影)
先週一週間は、日曜の風雨が余計だった他は暖かく、23日(月)は夏日になりました。日曜の観察会で見られなかったものがチラホラと…。また是非足を運んでいただければと思います。

ヨツボシトンボ
ヨツボシトンボ(湿生植物園にて、2012/04/24撮影)
一頭だけチラッと見ることが出来ました。人とみどりと野鳥のつどいの頃には数が見れるようになるはず。

クサガメ
クサガメ(水生植物園にて、2012/04/24撮影)
自然保護センターの上池の風物詩、クサガメの甲羅干しが見られる季節になってきました。(注:飼っているわけではありません。野生です。)

バン
バン(上池にて、2012/04/24撮影)
相変わらず水かきの無い足でせっせとこいで逃げます。嘴が夏色になってきました。

イカル
イカル(センター棟周囲にて、2012/04/23撮影)
今週、「ケ・ケ・ケ・…」というキツツキ類っぽい鳴き声がセンター棟周囲でよく聞かれ、何かなと思っていたらイカルでした。あの美声の持ち主が、お世辞にもほめられたものではないような鳴き声もするなんて…紛らわしい。


ホソミオツネントンボ♂♀(2012/04/23撮影)
もうちょっとずれてくれたらハートが2つ。

ホソミイトトンボ♂♀
ホソミイトトンボ♂♀(2012/04/23撮影)
春先からのこの活動。ホソミオツネントンボ同様に越冬型のようです。

ハンミョウ
ハンミョウ(虫の原っぱ、2012/04/24撮影)
「みちおしえ」と呼ばれたりするとおり、人が歩く前をあたかも案内するように距離を保って移動します。なので後ろから見ることが多く、キレイな背面しかよく知りませんでしたが、顔つきはなんと攻撃的なのでしょう。肉食なんでしょうね…やっぱり。


▼2012/04/20アップ
ヤマザクラにヒヨドリ
ヤマザクラにヒヨドリ(昆虫の森への経路沿いにて、2012/04/19撮影)
お口のまわりが汚れてますよ。

カスミザクラ
カスミザクラ(水生植物園近くにて、2012/04/19撮影)
ソメイヨシノは花吹雪となって散り、葉桜となりつつあります。少し遅れて咲き始めたヤマザクラは見頃のものから、散り始めたものまで様々です(まだ咲き始めのものもあるような気がします)。そんな中、また別の種類、カスミザクラが咲き始めました。自然保護センターはヤマザクラがメインですが、若葉が赤味の強いヤマザクラと対照的に、カスミザクラの若葉は淡い緑色で、遠目に見て随分印象が違います。花もヤマザクラに比べ、やや大きめ。全体的な白っぽさが清楚な感じでカスミザクラの名前にピッタリ(と勝手に思っている)。

サクラソウ
サクラソウ(湿生植物園にて、2012/04/19撮影)
そんな桜の名前を冠したサクラソウが湿生植物園で咲き始めました。昨日までの陽気に誘われて一気に花開いたように思います。桜は桜吹雪からもわかるように、花びらが別々ですが、このサクラソウはくっついているようですね。ただ5枚に分かれているように見えるし、各片にくぼみがあってハート型なのも、色がピンクなのも桜を類推するに十分な姿かっこうといえるでしょう。

オオルリ
オオルリ
オオルリ(湿生植物園にて、2012/04/19撮影)
冬の間、南国で越冬し、今時分に繁殖のため日本に戻ってくる夏鳥です。少し若い感じがしますが、羽の痛み具合などから察するに…、ホント遠路はるばるお疲れ様でした。撮影時は緊張で肩がっちがちになってしまいました。せっかく枝かぶりのないところに出てきてくれたのに手ブレが多かった…。オオルリは昨年(2011/10/21)の秋に当年生の若鳥を見ましたし(kuranetに投稿し名前を教えていただきました)、少なくとも渡りの季節には見ることが出来るようです。


サワオグルマ(虫の原っぱにて、2012/04/19撮影)
湿地の先頭バッターはこのサワオグルマ。絹毛が密生した淡い緑色の花茎がにょきにょき伸びてきました。気の早い株が湿生植物園にも虫の原っぱにも少しずつ。これは虫の原っぱで撮影したものです。


シオヤトンボ(湿生植物園にて、2012/04/19撮影)
今週前半は絶好の日和続きで気温も高くなりました。とんぼ類の羽化は4/17から始まったとのこと。4/19の朝はサナエトンボの仲間の羽化も見られたようです。その様子を見ることは出来なかったのですが、お昼に湿生植物園を訪れると、かなりの数のシオヤトンボが出ていました。

▼2012/04/16アップ
ヤマザクラを吸蜜しにきたメジロ
ヤマザクラにメジロ(野鳥観察小屋付近にて、2012/04/15撮影)
センターは梅が多くはないので、梅にメジロを撮ることが出来ませんでした(よく言われる梅に鶯は言わずもがなです…)。梅の花期ももう終わりなのであきらめていましたが、良いシーンを見ることが出来ました。
センダイムシクイ
センダイムシクイ(虫の原っぱにて、2012/04/15撮影)
ちょいワルな感じになってしまいました。角度によっては、かわいいセンダイムシクイもこんな表情に…真下は意外に無防備なのか、何枚か撮らせてもらいました。が、いいところでアオジに邪魔されてしまいました。

カワセミ♂
カワセミ カム・バーーック!(残念な写真を気持ちでカバー、上池にて、2012/04/15撮影)
(実際はいたのに見つけられなかっただけかもしれません)センターでは今年の1月初旬以来の確認。次に見たのは3月初旬で、猛禽か何かの食事場所に落ちていた羽でした。野生の厳しさ、現実を目の前につきつけられた気がしましたが、また会えて良かった。厳冬期は池に氷が張ったりと何かと支障があるので低地の方へ多少の移動があるのかも。

マミチャジナイ
マミチャジナイ(虫の原っぱにて、2012/04/15撮影)
もう抜けたと思って外していたのですが、虫の原っぱにはツグミ・シロハラに混じって結構いました。

▼2012/04/14アップ
コバノミツバツツジ
コバノミツバツツジ(ピクニック広場にて、2012/04/13撮影)
この写真はミツバツツジの誤りでした(2013/04/13修正)。以下の原文はコバノミツバツツジに対してのコメント。
岡山の里山、アカマツ林を標徴する種(明るい林の特徴です)。野生種とは考えにくいようなド派手なピンク色の花をつけます。今年は少し遅かったのでしょうか?ちらほら咲き始めた株が見られるようになりました。

ツバメ
ツバメ(野草園にて、2012/04/13撮影)
飛び回っていて撮らせてもらえなかったツバメですが、最近、タンチョウ棟周囲でじゃれ合う2羽が見られるようになりました。なかなか機会に恵まれなかったのですが、菜の花を撮りに野草園を訪れたら、その2羽らしき個体が餌とり(ひょっとして巣材の泥とり?)に来ていました。慌ててパチリ!。喧嘩しているわけではなさそうです。

ダイサギ
ダイサギ(上池堰堤上にて、2012/04/12撮影)
センターでは春から夏までの時期に一時的に来ているようです。居着きのアオサギに目の敵にされていて、
上池に入ってくるとすぐに追い払われてしまいます。目先が青緑色をしているのは夏に特有。この個体、背中から尾にかけてのみの状の飾り羽もあってキレイです。

▼その他、まだ見られるもの

ニオイタチツボスミレ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2012/04/08撮影)
シハイスミレ
シハイスミレ(いっぷく広場付近のアカマツ林経路沿いにて、2012/04/08撮影)

カワラヒワ(タンチョウ棟ケージ付近の経路沿いにて、2012/04/07撮影)
アカタテハ
アカタテハ(湿生植物園にて、2012/04/07撮影)
コゲラ
コゲラ(タンチョウ棟近くの経路沿いにて、2012/04/05撮影)

ルリタテハ(タンチョウ棟周囲にて、2012/04/02撮影)
テングチョウ
テングチョウ(湿生植物園周囲にて、2012/04/02撮影)

ルリシジミ(湿生植物園から野草園の間の林間経路にて、2012/04/01撮影)
ツグミ
ツグミ(野草園にて、2012/04/01撮影)
シロハラ
シロハラ(イベント広場付近の経路沿いにて、2012/04/01撮影)
ヤブツバキ
ヤブツバキ(エントランスにて、2012/03/18撮影)
カンサイタンポポ
カンサイタンポポ(休憩広場にて、2012/03/15撮影)
アオジ♂
アオジ♂(花の広場付近の経路沿い、2012/01/08撮影)
ウグイス
ウグイス(虫の原っぱにて、2011/11/24撮影)
センターの山々が一気に芽吹き始めました。今のところ色合いはウグイス色ですが、たぶんあっという間にメジロ色になると思います。桜では、ヤマザクラはほぼ葉桜となってしまい、今はカスミザクラが満開です。見られる生きものが増えてきましたが、見られるものをいつまでも置いておくと縦に長くなってしまいどうしたものか…。しばらく試行錯誤してみます。お見苦しい点があるかと思いますが、ご了承下さい。
(2012/04/24)
▼平成24年度 Update ▼
2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
2012/04/02:トラツグミ…
2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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