里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2012/08/16アップ
ミズアオイ、キキョウ、オニバス、チョウトンボ、ハネビロエゾトンボ、ナニワトンボ、メジロを追加・更新しました。
▼2012/08/11アップ
サギソウ、ビッチュウフウロ、オミナエシ、サワギキョウ、オオシオカラトンボのペア、オオルリボシヤンマ、ハッチョウトンボ…
▼2012/08/04アップ
タヌキマメ、フシグロセンノウ…
▼他
オニヤンマ、アブラゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ、タカネトンボ、ヒシモドキ、コオニユリ、キイトトンボのペア…なども見られます。        
▼NEW!2012/08/16アップ

ミズアオイ(野草園にて、2012/08/16撮影)
お盆前から野草園にてミズアオイの開花が見られ始めました。岡山県では、野外でミズアオイを見ることが出来るのは倉敷川の生育地のみ。それも大変な保護活動に支えられての生存です。県下ではほとんど絶滅に近い状況となってしまったミズアオイがセンターではしっかり息づいています。しばらくすると食害が増えてくるので観察はお早めに。こぼれ種から広がったと思われる個体が水生植物園でも見ることが出来ますが、こちらの開花はまだのようです。

キキョウ(センター棟から野草園までの経路沿い・野草園一帯にて、2012/08/16撮影)
お知らせが遅くなってしまいました。

オニバス(昆虫の森の水辺にて、2012/08/16撮影)
上池にも発生個体はあるのですが、なかなか開花が見られません。この写真は昆虫の森の水辺にて。田尻大池は現在水位が低下しており、干潟状になったところで生えているオニバスが開花していました。池の深いところからは発生できないようで、生育地は水位低下で簡単に干上がるような場所になってしまいます。近年の大きな水位変動を伴う灌漑用ため池ではなかなか生き残っていけないわけですね。

チョウトンボ(水生植物園にて、2012/08/16撮影)
随分数が減ったチョウトンボ。チョウトンボも尻あげをするのだ。

ハネビロエゾトンボ(湿生植物園ハンノキ林にて、2012/08/16撮影)
薄暗いハンノキ林下で、ホバリングをしては少し移動し、またホバリングを繰り返すとんぼを発見。どうやらハネビロエゾトンボの♀探しの行動らしいです。

ナニワトンボ(昆虫の森にて、2012/08/16撮影)
赤くない赤とんぼとして紹介されることが多いでしょうか。昨年、お客さんからの♀の確認情報があった際、センターにいないわけないよ~と、注意足らずで撮り遅れてしまったことが随分悔しかったりしましたが、今年は早々に確認できました。身体はあまり大きくないし、薄暗い茂みにいて、小刻みに身をひるがえすような飛び方をしたりするので、撮りにくく、見失いやすい…。光があたるときっと綺麗なんだと思うのですが…。

メジロ(虫の原っぱにて、2012/08/16撮影)
メジロの水浴びが見れましたので、5月から長く置いていたカワラヒワの水浴びと差し替えます。シジュウカラも来たのですが撮り損ないました。

▼2012/08/11アップ

サギソウ(湿生植物園にて、2012/08/11撮影)
数日前からサギソウが咲き始めたとの朗報がありました。本日(8/11)の撮影時、湿生植物園の西の谷では上流に1本、下流に1本。東の谷では上流に1本といったところ。開花はまだ大変少ないですし、よそを向いていたり、遠かったり、草むらに隠れていたりと満足な観察は難しいようです。例年お盆が過ぎてから花数が増えてくるとのことですのでお楽しみに。参考までに、下の写真は昨年の8/19の写真です。

(昨年のサギソウ、2011/08/19撮影)


ビッチュウフウロ(湿生植物園東の谷にて、2012/08/11撮影)
昨年開花に気づいたのは9/6でしたので随分気の早い開花だと思っていたら、例年この時期、オミナエシやキキョウなどと同じ時期に開花し始めるとのこと。葉っぱが紅葉していて夏の写真に見えないですね。昨夜は熱帯夜でしたが、8/8~8/9あたりは夜が大変過ごしやすかったのでスイッチが入ったのでしょうか?。花が散った跡もありましたので、開花は数日前から始まっていたようです。これから点々と比較的長く咲き続けるそうですし、木道の近くで観察可能です。

オミナエシ(タンチョウケージ脇の観察路沿いにて、2012/08/11撮影)
秋の七草のうちの一種、オミナエシが咲きそろってきました。近年、野外で見かける機会が少なくなってきたような気がするのですが、皆様の近場の野山ではいかがでしょう。

サワギキョウ(湿生植物園東の谷上流部にて、2012/08/11撮影)
湿生植物園の生育種の中では沢沼性の強い種。あまり数は多くないですが大変鮮やかで見栄えのする種。昨年もそうだったのですが、どうもうまく撮れない…。木道からやや距離があります。

オオシオカラトンボのペア(湿生植物園西の谷にて、2012/08/11撮影)
この交尾のあと、イノシシが掘り返して出来た浅いたまりに産卵をしていました。オオシオカラトンボの♂は♀が産卵中ずーっと警備にあたります。

オオルリボシヤンマ(平成池にて、2012/08/11撮影)
昨年の初見は9月でしたが、思うところがあって平成池に寄ってみたところバッチリいました。

ハッチョウトンボ(湿生植物園東の谷上流部にて、2012/08/11撮影)
ハッチョウトンボは少し数が減り、目立った動きは無くなってきました。でもまだ西の谷も東の谷も最上流部では比較的近くで観察が可能です。この写真は東の谷でサギソウのつぼみ止まっている様子。時期的には入れ違いの感がありますが、サギソウに止まるハッチョウトンボ…。夢の競演を想像するとゾクゾクッとしてしまいます。

▼2012/08/04アップ

タヌキマメ(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2012/08/02撮影)
名前についているとおりマメ科の草本植物。花の色はフジやヤマフジに近い薄紫色で美しい。名前につくタヌキは、毛深いがくの部分を見立ててついたという説があります。

フシグロセンノウ(湿生植物園近くの林縁にて、2012/08/02撮影)
オグラセンノウにやや近い朱色の花をつけますが、こちらはあまり赤味が強くないですね。だいたい薄暗いところに生えているので、実際の花は深みのある色合いに見えるのですが、写真に撮るとなぜか軽い感じになってしまいます。名前は葉のついている茎の所が黒ずむから。

▼その他、まだ見られるもの

オニヤンマ(虫の原っぱにて、2012/07/23撮影)

アブラゼミ(虫の原っぱ付近にて、2012/07/22撮影)

ヒグラシ(湿生植物園にて、2012/07/22撮影)

ニイニイゼミ(2012/07/22撮影)

タカネトンボ♂(センター棟周囲にて、2012/07/19撮影)

ヒシモドキ(田尻大池にて、2012/07/19撮影)

コオニユリ(湿生植物園西の谷上流部にて、2012/07/15撮影)

キイトトンボのペア(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2012/06/18撮影)
ナニワトンボで思い出したことが一つ。今、岡山県の自然環境課さんの方で「おかやまの自然情報局(いきもの情報)」という情報募集活動を運用開始しております。「身近ないきもの」「希少ないきもの」「外来生物」についての情報をサイトを通じて報告すると「いきものカード」をいただけるそうなのですが、その中にナニワトンボのカードがありました。それはさておき、皆様の身近な情報が集積されるということはすばらしい事だと思いますし、皆様がそれぞれのホームグラウンドの大切さを見つめ直す良い機会にもなるかと思います。皆様も是非!!(2012/08/16)
▼平成24年度 Update ▼
2012/08/16:ミズアオイ、キキョウ…
2012/08/11:サギソウ、ビッチュウフウロ…
2012/08/04:タヌキマメ、フシグロセンノウ…
2012/07/28:コバギボウシ、幼鳥…
2012/07/23:アブラゼミ、ヒグラシ…
2012/07/19:ニイニイゼミ、タカネトンボ…
2012/07/15:チダケサシ、コオニユリ…
2012/07/12:ハッチョウトンボ、カワラナデシコ…
2012/07/08:ユウスゲ…
2012/07/05:オニヤンマ、ハッチョウトンボ…
2012/06/30:ナツツバキ、オオウラギンスジヒョウモン…
2012/06/28:オグラセンノウ、キビタキ…
2012/06/23:エナガ、ミドリヒョウモン、ウラゴマダラシジミ…
2012/06/16:ショウジョウトンボ、ハッチョウトンボ、キツリフネ…
2012/06/11:ササユリ、チョウトンボ…
2012/06/07:ノハナショウブ、ハッチョウトンボ…
2012/06/02:イチモンジチョウ、アカシジミ…
2012/05/27:トキソウ、カワセミ…
2012/05/25:エゴノキ、ヤマボウシ…
2012/05/20:クロアゲハ、ギンヤンマ…
2012/05/13:カワトンボの仲間、クロイトトンボ…
2012/05/11:アナグマ、アオスジアゲハ…
2012/05/06:トラフトンボ、カキツバタ…
2012/04/30:スミレ、キビタキ…
2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
2012/04/02:トラツグミ…
2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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