里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2012/08/27アップ
ホザキノミミカキグサ、ミズギボウシ、ナンバンギセル、ミズトラノオ、ミドリヒョウモンを追加・更新しました。
▼2012/08/23アップ
ムラサキミミカキグサ、ミミカキグサ、ウチワヤンマ、タイワンウチワヤンマ、リスアカネ…
▼2012/08/16アップ
ミズアオイ、キキョウ、オニバス、チョウトンボ、ハネビロエゾトンボ、メジロ…
▼他
サギソウ、ビッチュウフウロ、オミナエシ、サワギキョウ、オオシオカラトンボのペア、オオルリボシヤンマ、タヌキマメ、オニヤンマ、タカネトンボ、キイトトンボのペア…なども見られます。        
▼NEW!2012/08/27アップ

ホザキノミミカキグサ(湿生植物園にて、2012/08/27撮影)
ミミカキグサの仲間が3種揃いました。ムラサキミミカキグサと同系統の色合いですが、ムラサキミミカキグサは口を大きく開けたかっこうの花で、本種は口を閉じたかっこうをしています。名前の通りの穂咲きを見せてくれるのはもう少し先でしょうか。

ミズギボウシ(湿生植物園にて、2012/08/27撮影)
湿生植物園内に同様に生えているコバギボウシと花の形はよく似ています。ただコバギボウシの花は概ね済んだこの頃、花数の少ない控えめな感じのギボウシがチラホラ見られることに気づきました。丸っこい葉で柄があるコバギボウシに対し、こちらのミズギボウシの葉は線形で細長く柄が明らかではありません。全然ギボウシの葉ではないように見えます。花数が少ないのも特徴のようです。分布もコバギボウシに比べて限られているのでしょう、私はまだセンター外では見たことはありません。

ナンバンギセル(タンチョウ棟から湿生植物園までの経路沿いにて、2012/08/27撮影)
昨年も8月末に気がつきましたが、今のところまとまって株立ちしている個体はなく、目立たない状況です。今日気づいたのは2箇所ほどでした。

ミズトラノオ(昆虫の森デッキ及び虫の原っぱにて、2012/08/27撮影)
ミズトラノオが、ショウブやマコモの背丈の高い草陰にあるものから、少しずつですが開花し始めました。昨年の満開写真は9/6でした。今年も見事な開花をみせてくれるはず。期待しています。

ミドリヒョウモン(湿生植物園にて、2012/08/27撮影)
まれに見る順光条件で写真はあまり暗くはないですが、暗化型と呼ばれる♀です。中国地方や近畿地方では見られるとのこと。

▼2012/08/23アップ

ムラサキミミカキグサ(湿生植物園にて、2012/08/23撮影)
西の谷の最上流部、木道で囲まれた内側で比較的至近で観察できました。同じ系統の色合いのホザキノミミカキグサと比べ、口を大きく開けたかっこうの花の形です。湿原は貧栄養な立地に成立するもので、そこに局在する生物群は小さいものが多いです。このムラサキミミカキグサも花の大きさは5ミリ前後。まさに這いつくばって撮影するミクロの世界です(最近のカメラは液晶が可動式になっていてスゴク便利)。

ミミカキグサ(湿生植物園にて、2012/08/23撮影)
ムラサキミミカキグサと同じ場所で同じ仲間のミミカキグサが1花だけ見られました。こちらの花の色は黄色。まだ咲き始めたばかりだからか、がくの色が花の色と同色です。

ウチワヤンマ(上池湖岸にて、2012/08/18撮影)
今年は見れましたウチワヤンマ!かっこよすぎる~。戦闘機みたいでしょコレ。アニメの世界から飛び出してきたようなスタイルでしょコレ。下のタイワンウチワヤンマとの違いは尾翼(正確な表現ではありません)の中に黄色い模様があること。あと尾翼が大きく目立つことも特徴です。慣れると遠くでも判別がつくようになるそうですよ。タイワンウチワヤンマが上池の堰堤沿いに縄張りを張っていたのに対し、ウチワヤンマは山際湖岸の枯れ枝の先などに縄張りをはっていました。棲み分けをしながら生息しているのでしたら良いのですが。

タイワンウチワヤンマ(上池堰堤にて、2012/08/18撮影)
実際にはこちらの方が少し小さいです。尾翼は黒色で模様もなく、比較的小さいのであまり目立ちません。元々西南日本に分布していたのですが、地球温暖化に伴い分布が北上しているといわれている種です。センター開所当初の記録ではいなかったとのこと。いつ頃から見られるようになってきたのでしょうね。

リスアカネ(昆虫の森にて、2012/08/18撮影)
7月下旬に一度見かけていましたが、再アップです。

▼2012/08/16アップ

ミズアオイ(野草園にて、2012/08/16撮影)
お盆前から野草園にてミズアオイの開花が見られ始めました。岡山県では、野外でミズアオイを見ることが出来るのは倉敷川の生育地のみ。それも大変な保護活動に支えられての生存です。県下ではほとんど絶滅に近い状況となってしまったミズアオイがセンターではしっかり息づいています。しばらくすると食害が増えてくるので観察はお早めに。こぼれ種から広がったと思われる個体が水生植物園でも見ることが出来ますが、こちらの開花はまだのようです。

キキョウ(センター棟から野草園までの経路沿い・野草園一帯にて、2012/08/16撮影)
お知らせが遅くなってしまいました。

オニバス(昆虫の森の水辺にて、2012/08/16撮影)
上池にも発生個体はあるのですが、なかなか開花が見られません。この写真は昆虫の森の水辺にて。田尻大池は現在水位が低下しており、干潟状になったところで生えているオニバスが開花していました。池の深いところからは発生できないようで、生育地は水位低下で簡単に干上がるような場所になってしまいます。近年の大きな水位変動を伴う灌漑用ため池ではなかなか生き残っていけないわけですね。

チョウトンボ(水生植物園にて、2012/08/16撮影)
随分数が減ったチョウトンボ。チョウトンボも尻あげをするのだ。

ハネビロエゾトンボ(湿生植物園ハンノキ林にて、2012/08/16撮影)
薄暗いハンノキ林下で、ホバリングをしては少し移動し、またホバリングを繰り返すとんぼを発見。どうやらハネビロエゾトンボの♀探しの行動らしいです。

メジロ(虫の原っぱにて、2012/08/16撮影)
メジロの水浴びが見れましたので、5月から長く置いていたカワラヒワの水浴びと差し替えます。シジュウカラも来たのですが撮り損ないました。

▼その他、まだ見られるもの

サギソウ(湿生植物園にて、2012/08/11撮影)

ビッチュウフウロ(湿生植物園東の谷にて、2012/08/11撮影)

オミナエシ(タンチョウケージ脇の観察路沿いにて、2012/08/11撮影)

サワギキョウ(湿生植物園東の谷上流部にて、2012/08/11撮影)

オオシオカラトンボのペア(湿生植物園西の谷にて、2012/08/11撮影)

オオルリボシヤンマ(平成池にて、2012/08/11撮影)

タヌキマメ(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2012/08/02撮影)

オニヤンマ(虫の原っぱにて、2012/07/23撮影)

タカネトンボ♂(センター棟周囲にて、2012/07/19撮影)

キイトトンボのペア(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2012/06/18撮影)
朝晩が過ごしやすくなってきました。と思っていたら途端に秋っぽい花たちが目につくようになってきました。湿生植物園ではサギソウが見頃を向かえていますが、ヒメシロネが開花し、ホシクサの仲間もチラホラ見られるようになってきました。ミズトンボの花茎が2本ほどですが伸びてきているのも見ることが出来ました。ミズオトギリがたくさんつぼみをつけているのですが、何時頃に開花するのだったでしょうか…。昨年気づき損ねたものも含めてこまめに報告出来ればと思っていますのでよろしくお願いします。そうそう今朝は久しぶりにカワセミを見ました。平成池でした。(2012/08/27)
▼平成24年度 Update ▼
2012/08/27:ホザキノミミカキグサ、ミズギボウシ…
2012/08/23:ムラサキミミカキグサ、ミミカキグサ…
2012/08/16:ミズアオイ、キキョウ…
2012/08/11:サギソウ、ビッチュウフウロ…
2012/08/04:タヌキマメ、フシグロセンノウ…
2012/07/28:コバギボウシ、幼鳥…
2012/07/23:アブラゼミ、ヒグラシ…
2012/07/19:ニイニイゼミ、タカネトンボ…
2012/07/15:チダケサシ、コオニユリ…
2012/07/12:ハッチョウトンボ、カワラナデシコ…
2012/07/08:ユウスゲ…
2012/07/05:オニヤンマ、ハッチョウトンボ…
2012/06/30:ナツツバキ、オオウラギンスジヒョウモン…
2012/06/28:オグラセンノウ、キビタキ…
2012/06/23:エナガ、ミドリヒョウモン、ウラゴマダラシジミ…
2012/06/16:ショウジョウトンボ、ハッチョウトンボ、キツリフネ…
2012/06/11:ササユリ、チョウトンボ…
2012/06/07:ノハナショウブ、ハッチョウトンボ…
2012/06/02:イチモンジチョウ、アカシジミ…
2012/05/27:トキソウ、カワセミ…
2012/05/25:エゴノキ、ヤマボウシ…
2012/05/20:クロアゲハ、ギンヤンマ…
2012/05/13:カワトンボの仲間、クロイトトンボ…
2012/05/11:アナグマ、アオスジアゲハ…
2012/05/06:トラフトンボ、カキツバタ…
2012/04/30:スミレ、キビタキ…
2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
2012/04/02:トラツグミ…
2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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