里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

メニュー
ログイン

文字の大きさ

過去の動植物情報について

▼NEW!2013/02/15アップ
アカゲラ、アカウソ、アオジ、コゲラ、トラツグミ、ホオジロを追加・更新しました。
▼2013/02/08アップ
マンサク、ソシンロウバイ、ルリビタキ♂情報、イカル、ヒヨドリ…
▼2013/02/02アップ
ルリビタキ♂情報、メジロ…
▼他
ホソミオツネントンボ、ヤマガラ、バン、キクイタダキ、シメ、ヨシガモ、シロハラ、エナガ、ミヤマホオジロ♂、ツグミ、ミヤマホオジロ♀、モズ、ジョウビタキ♂、シジュウカラ、ジョウビタキ♀、マガモ、カルガモなども見られます。
▼NEW!2013/02/15アップ

アカゲラ♂(催し広場付近の経路沿いにて、2013/02/15撮影)
アカゲラは、岡山県では北部で比較的普通に見られるらしいのですが、中・南部ではあまり見られないそうです(因みに私は初見です…)。県中部に位置する自然保護センターにおいても、過去の記録はありますが、確認例は大変少ないのではないかと思います。今季は、お客様情報が一件あったものの、その後音沙汰無しが続いておりました。2月の第2週に入った頃だったか、今度はタンチョウスタッフからの確認情報が入りましたが、その後また沈黙。今週、三度目の情報が入り、がぜん気分がそわそわしてきました。今日の雨は、お昼の食休みには止み、晴れ間も出てきました。絶好のコンディションでしょう!!。辺りは様々な小鳥たちの鳴き声で大騒ぎ。ドラミングの音は比較的立派との前評判もあり、コゲラをひたすら無視しつつ散策。結局、ドラミングも鳴き声も認識できなかったのですが、飛ぶときの羽音と飛び方が特徴的でどうにか気づくことが出来ました。
最初、野鳥観察小屋付近で気づき、花の広場まで移動。枝の混み合ったコナラ等に止まるため収穫無し。あきらめて催し広場まで引き返してきたところ、彼らもちょうど引き返してきていた?ようで、これがその時に写真になります。この後、ヤマセミ橋の方角に飛んでいきました。因みに終始♂と♀の2羽で行動しているようでした。補足ですが、私が一連の確認をする直前、虫の原っぱ奥でのスタッフ情報(同様に2羽連れの確認)がありますので、ある程度の行動範囲がおわかりいただけると思います。

アカウソ(野鳥観察小屋付近の経路沿いにて、2013/02/15撮影)
口笛のような鳴き声とはうまい例えですが、人によって聞こえ方は様々なようです。職場では油の切れた自転車をこいでいる音と酷評するスタッフも…(スミマセン。自転車に年代を感じちゃいます…)。私も実は最近おもしろい体験をしました。センター棟の裏手までミヤマホオジロだったかを追跡していったときのこと、季節柄、室外機がゴウンゴウンと大きな音をたてていましたが、そのおかげかどうなのか、ミヤマホオジロはあまりこちらを警戒することもないようなので、ゆっくり鑑賞することに。しばらくして、室外機の方からヒュンヒュンとかヒーヒーとか擦れるような音がし出したので、(ヤバッすっごい音しだした。マジそろそろ壊れるかな~)っと思った矢先、室外機の脇の植え込みからウソ一家がドバーっと出てきました。
その後室外機は通常の音色に戻り、今のところ元気で動いております。

アオジ(催し広場にて、2013/02/15撮影)
草の種か何かなのでしょうか、盛んに地面をついばんで採餌しています。それどころではないのでしょう、あまりこちらを気にする様子もありません(捕食者には十分注意してくださいよ)。

コゲラ(野鳥観察小屋付近にて、2013/02/15撮影)
小気味良いドラミングと、ギーというかわいくない鳴き声の主は、それはそれはかわいらしい小さなきつつき。その名もコゲラ。コゲラを見つけるのは大の苦手ですが、本日のお昼は騒々しかった…。

トラツグミ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/02/15撮影)
上池やセンター棟から、タンチョウ棟や湿生植物園に向かう際、是非、そ~っとそ~っとゆっくり歩いてみてください。一歩一歩、遠くや斜面下を確認しながら歩いてみてください。

トラツグミ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/02/14撮影)
そーっと斜面下の地面や鬱蒼とした木々の枝を確認してみてください。きっと見つかると思います。

ホオジロ(上池堰堤近くの経路沿いにて、2013/02/10撮影)
しばらく目立たなかったホオジロが、9、10日の朝、晴天に誘われてか、盛んに囀っていました。

▼2013/02/08アップ

マンサク(昆虫の森にて、2013/02/08撮影)
まず咲くからマンサクとはよく知られた話。センターのものは植栽で、チョウノ目トレイル(現在使用不可)の前後付近に1本ずつあります。岡山県に野生で見られるものにアテツマンサクという種類があり、葉っぱが成葉になっても裏面に星状毛が残るという特徴があります。岡山ではアテツマンサクの方が多いんですよ。さてセンターのマンサク。一昨年は花付きが大変良く、昨年はかなりの不作。今年はなかなか良好のようです。咲きかけはリボンを巻いたような風変わりな花ですが、たくさんほころび始めています。昨年は2/16にアップしましたが、まだ花弁がほころんでいませんでした。今年の冬の寒さは昨年より厳しいですが、この一週間すごく暖かかったのがきいたのでしょうか。またしばらく冷えるので花持ちは良いかもしれません。

ソシンロウバイ(センター棟前、2013/02/08撮影)
花弁がロウ細工のようだからこの名があります。香りもすばらしく切り花として秀逸なのでご家庭でもよく植えられています。似た種類のロウバイは花の中心分が赤っぽくよごれた感じがありますが、ソシンロウバイは中心まで鮮やかなレモン色。そのことを素心というのだそう。

ルリビタキ♂(昆虫の森、2013/02/08撮影)
ルリビタキ♂情報第2弾です。昆虫の森でも♂が見られるというスタッフ情報があり、お昼に見に行ってきました。情報どおり、お墓のあたりで確認できたのですが、うまく撮影は出来ませんでした…。あっさり帰路につき、昆虫の森のトイレを過ぎたあたりの経路沿いでちょこんと♂が出てきました??。かなり上空に気を取られている様子。ブルーは少しくすんだ感じがしますが、光加減が悪かったからかも知れません。それとこの個体、眉斑がほとんどありません。お墓で見た個体もほとんど眉斑がなかったので、ちょっと距離が離れていますが、同じ個体かも。ルリビタキの♂は数年かけてブルーになっていくらしいことは何度も書きましたが、ブルーになる前の色合いで、♂♀の区別に眉斑が有効との話を耳にしたことがありました。私も正直、使える!と思ったこともありましたが、このような眉無しがいるのではちょっと使えそうにありませんね…。

イカル(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2013/02/04撮影)
澄んだ心地よい歌声ですが、近くには寄らせてもらえません…。声といえば、ここのところ、ちょっと気味の悪いアオバト、悪声のカケス等も聞かれるようになってきました。

ヒヨドリ(催し広場付近の経路沿いにて、2013/02/08撮影)
このヒヨドリ、せめて雰囲気のある写真を…と思うのですが、うまくいきません。

▼2013/02/02アップ

ルリビタキ(虫の原っぱにて、2013/01/26撮影)
1月中旬、鳥の鳴き声に乏しい期間がありましたが、1月末、大寒を過ぎたあたりから冷え込みが増し、ルリビタキの♂情報が急に増えました。写真を撮れたのが4カ所あるので順にお知らせします。こちらは虫の原っぱ奥で1/5から確認されている個体。頬のあたりや背面のブルーがややくすんでいて、ちょっと若いのかな?と思ってます。眉斑がりりしい。

ルリビタキ(平成池にて、2013/01/27撮影)
昨年末(12/24)から確認の個体。用心深いのか、行動範囲が広いからかどうかわからないのですが、行っても見られないことが多い。この日は珍しく池の柵の上にちょこんと出てきました。「入って来るな!」っていう雰囲気がしなくもないですが、一応パチリさせてもらいました。この個体のブルーは(写真は別にして)大変キレイ。ここ数日、見れていないのが気がかり。

ルリビタキ(お客様駐車場にて、2013/01/28撮影)
駐車場で帰らずに、センター内もゆっくり散策していってください。

ルリビタキ(湿生植物園コウホネ池にて、2013/01/28撮影)
最初平成池で見られる個体と同じだと思っていましたが、別個体のようです。昨年11月下旬頃、湿生植物園ハンノキ林周囲で見られていた個体とは同じなのでしょうか??。背面のブルーは少しよごれた感じ。

メジロ(平成池にて、2013/01/31撮影)
1/28の雪のあと、小春日和が続いています。ルリビタキ♂にはふられました。ヌルデの実がなる餌場をメジロが占領しています。

▼その他、まだ見られるもの

ホソミオツネントンボ

ヤマガラ(昆虫の森にて、2013/01/19撮影)

バン(上池にて、2013/01/11撮影)

キクイタダキ(上池とタンチョウケージの間の経路沿いにて、2013/01/12撮影)

シメ(センター棟付近にて、2013/01/12撮影)

ヨシガモ(上池タンチョウ放飼場の浅池にて、2013/01/11撮影)

シロハラ(虫の原っぱにて、2013/01/11撮影)

エナガ(上池堰堤にて、2012/12/22撮影)

ミヤマホオジロ♂(花の広場付近の経路沿いにて、2012/12/27)

ツグミ(水生植物園にて、2012/12/21撮影)

ミヤマホオジロ♀(ヤマセミ橋近くの植え込みにて、2012/12/13撮影)

モズ(花の広場付近の経路沿いにて、2012/12/13撮影)

ジョウビタキ♂(虫の原っぱにて、2012/12/14撮影)

シジュウカラ(虫の原っぱにて、2012/11/07撮影)

マガモ(上池にて、2012/11/02撮影)

ジョウビタキ(野草園にて、2012/11/06撮影)

カルガモ(上池にて、2012/10/22撮影)
冷え込んだり、寒さがゆるんだりを繰り返しながらちょっとずつ春に近づいているような気がします。

明日は「生き物発見隊」。何が見れるかな?。
明後日は「春の七草」。担当スタッフが、作成した資料を片手に「これらの写真が七草のうちどれか言い当てよ!」とのこと。春七草をスッと言えない私に何とも酷な質問をするものです。皆さんは大丈夫ですか?

今年度のイベントも下記のとおり、あとチョット。最後までお付き合い下さい。
そうそう、3/24に友の会プレゼンツのお楽しみイベントもありますのでご期待下さい。

2/17(日):満喫自然体験「春の七草」は、日本の古典的風習の体験行事です。今では新暦の節句の日に七草粥を食す習慣が一般的になっていますが、センターでは本来の暦である旧正月に近い日程で実施しています。春の七草は、旧正月の方が実際に野外に生育する状態を観察しやすい利点がありますが、何を食べているか気になる方には一見の価値がありますヨ。
2/24(日):初心者のための自然観察会「フィールドサインを探せ!」は、今年度初挑戦の新規行事です。冬季は冬鳥以外は生き物の動きが感じられない季節ですが、ちょっと視点をかえるだけで身近なところに分かりやすい痕跡を見つけることができるのです。姿を見ていないのに名前がわかるなんて、なんだか生き物博士みたい。
2/16(土)、3/16(土):友の会会員自主活動「生き物発見隊2012」では、よりコアな観察が行われます。この時期の野鳥の他、「フィールドサインを探せ!」に通じる痕跡探しから、普通であれば見過ごしてしまうような冬越しの生き物も探してまわります。
(2013/02/15)
▼平成24年度 Update ▼
2013/02/15:アカゲラ、アカウソ…
2013/02/08:マンサク、ソシンロウバイ、ルリビタキ♂情報…
2013/02/02:トラツグミ、ルリビタキ♂情報…
2013/01/26:ルリビタキ、マヒワ…
2013/01/19:ヤマガラ、ヒガラ、ウグイス…
2013/01/13:ルリビタキ、バン、キクイタダキ…
2013/01/05:ルリビタキ、エナガ…
2012/12/27:ヨシガモ、アカウソ…
2012/12/22:シメ、コジュケイ…
2012/12/15:ルリビタキ、ミヤマホオジロ…
2012/12/10:ウソ、メジロ…
2012/12/06:ミヤマホオジロ、ウソ…
2012/12/01:ミソサザイ、フクロウ…
2012/11/29:ルリビタキ、キクイタダキ…
2012/11/18:ルリビタキ、ツメレンゲ…
2012/11/16:ビンズイ、クロジ…
2012/11/12:シロハラ…
2012/11/08:ベニマシコ、キクイタダキ…
2012/11/02:リンドウ、アオジ…
2012/10/27:リュウノウギク、ジョウビタキ…
2012/10/22:ジョウビタキ、キビタキ…
2012/10/18:マヒワ、ナツアカネ…
2012/10/14:ケシロヨメナ、ナワシログミ…
2012/10/05:アケボノソウ、スイラン…
2012/10/02:コシオガマ、アケボノソウ…
2012/10/01:ヒガンバナ、ヒヨドリバナ…
2012/09/22:ミズアオイ、エゾビタキ…
2012/09/16:ミズトンボ、キセルアザミ…
2012/09/08:ミズトラノオ、ミズアオイ…
2012/08/27:ホザキノミミカキグサ、ミズギボウシ…
2012/08/23:ムラサキミミカキグサ、ミミカキグサ…
2012/08/16:ミズアオイ、キキョウ…
2012/08/11:サギソウ、ビッチュウフウロ…
2012/08/04:タヌキマメ、フシグロセンノウ…
2012/07/28:コバギボウシ、幼鳥…
2012/07/23:アブラゼミ、ヒグラシ…
2012/07/19:ニイニイゼミ、タカネトンボ…
2012/07/15:チダケサシ、コオニユリ…
2012/07/12:ハッチョウトンボ、カワラナデシコ…
2012/07/08:ユウスゲ…
2012/07/05:オニヤンマ、ハッチョウトンボ…
2012/06/30:ナツツバキ、オオウラギンスジヒョウモン…
2012/06/28:オグラセンノウ、キビタキ…
2012/06/23:エナガ、ミドリヒョウモン、ウラゴマダラシジミ…
2012/06/16:ショウジョウトンボ、ハッチョウトンボ、キツリフネ…
2012/06/11:ササユリ、チョウトンボ…
2012/06/07:ノハナショウブ、ハッチョウトンボ…
2012/06/02:イチモンジチョウ、アカシジミ…
2012/05/27:トキソウ、カワセミ…
2012/05/25:エゴノキ、ヤマボウシ…
2012/05/20:クロアゲハ、ギンヤンマ…
2012/05/13:カワトンボの仲間、クロイトトンボ…
2012/05/11:アナグマ、アオスジアゲハ…
2012/05/06:トラフトンボ、カキツバタ…
2012/04/30:スミレ、キビタキ…
2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
2012/04/02:トラツグミ…
2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

このページの先頭へ