友の会の活動 2016年度

現地集合観察会「カモン!カモン!阿部池にいらっしゃい」

1月22日(日) 9:30~12:00

阿部池で冬の野鳥観察会が行われました。冬の野鳥観察の日はとても寒いことが多いのですが、今回は穏やかな朝のスタートを切りました。観察を始めてしばらくすると、サンカノゴイが水面近くを飛び、素早く写真に収めた人があって、みんなで写真を見せていただき、思いもよらない鳥の出現に喜びました。また対岸のヨシの中では、トビの死体を巡ってチュウヒ、トビ、ハシブトガラスなどが入れ替わり採餌する様子が見られるなど、例年とは少し変わった観察ができました。マガモ、オオバン、カンムリカイツブリなど38種を確認しました。講師を務めていただいた齊木幹事、遠藤副会長にお礼申しあげます。

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夏休みの宿題を応援します! 「タンチョウ写生大会とクラフト」

8月7日(日) 9:00~15:00

友の会恒例の夏の行事、「タンチョウ写生会とクラフト」が、親子さん47名の参加でにぎやかに開催されました。午前中は写生会を行い、飼育担当のお兄さんからタンチョウについて詳しい説明を聞いた後、書きたい場所を決めて写生をスタートさせました。気温がぐんぐん上昇する中、木陰やテントの下で暑さを避けながら取り組む姿が目立ちました。午後の自然素材を使ったクラフトでは、4つのコーナーがあり、作りたいものを作るという方法で、お気に入りの作品ができていました。もちろん恒例のスイカの早食い競争もあり、一位・二位は兄弟が、また三位は同時5名という接戦でした。全員でスイカをいただいて、行事を終了しました。子どもたちからは「タンチョウを近くで見られてよかった」、「楽しくて、その上宿題ができてほっとした」、「クラフトが楽しかった」、「スイカが甘くておいしかった」、などの感想が寄せられました。

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バス利用観察会 「大山寺歴史の道・僧兵コースを歩く」

6月5日(日) 8:00~18:00

家を出た早朝には、かなり雨脚が強く気がかりな天気でしたが、北に向かうほどに小雨となり、大山の駐車場に降り立った時にはほぼ回復。傘を出す必要もなく、時折薄日が差す絶好の観察日和となりました。大山寺周辺に付けられた、僧兵コースと呼ばれる観察路を、植物や鳥を観察しながらゆっくり歩きました。大神山神社奥宮までで折り返し、まっすぐ下るグループと、大山北壁が良く見える展望コースを回るグループに分かれて集合場所へと帰着しました。出発時間までは、足湯に浸かる人、自然情報館を見学する人、街並みを散策する人など、自由に過ごしました。渋滞にもあわず、予定時間ジャストに西口に到着。バスの中では会員の親睦も図られ、友の会ならではの和気あいあいとしたバス利用観察会となりました。

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自主活動「春のタカ渡り観察にトライ!」

5月15日(日) 9:30~12:00

秋のタカの渡りは定番の観察会となっていますが、春に繁殖のため帰ってくるハチクマを見る、自主活動の観察会を、幹事の齊木さんが企画してくださいました。天気にも恵まれ、初めての春の渡り観察会は、講師からハチクマはなぜ渡りをするのか?渡りのりルートは?などの説明を受けた後、西の空を眺められる場所に陣取ってスタートしました。会場はいつもの大池の土手。野鳥のさえずりやトンボなどを観察しつつ現れるのを待ちましたが、1羽ハチクマが大急ぎで通過したのみ。後半はミサゴが現れて、枯れ木に止まり、スコープに入れていただいて、長い間じっくり見ることができました。やがて飛び立ち、池に向かって水面を蹴ったと思ったら、しっかり魚が掴まれていて、飛び去りました。今回残念ながら渡りは観察できませんでしたが、実は一週間前の5月8日、野鳥観察会の最中、何度もタカ柱を作って東に向かうハチクマが観察できました。9時30分頃の15分間位の間に、200羽ほどの渡りが観察でき、センターの上空は秋も春もハチクマの渡りルートの中にあることがわかりました。企画してくださいました齊木さんに、お礼申しあげます。

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観察会・総会・口演会

平成28年4月10日(日) 10:00~15:30

平成28年度友の会総会行事が開催されました


例年より早くに春が訪れ、春爛漫の中での総会開催になりました。観察会では、講演会講師の橋元先生も参加くださり、動植物や地質についても観察することができ、内容の濃いものとなりました。いつもながら、会員同士和気あいあいとした、楽しい散策ができました。
総会では、県自然環境課からのご出席もいただき、平成27年度事業報告、決算報告、平成28年度事業計画(案)、予算(案)が議案通り承認され、28年度のスタートを切りました。
講演会では「石や地層の見方と小石の標本作り」と題して、橋元正彦先生のご講演をいただきました。県内の河原の石を用意くださり、まず9種の小石の標本つくりからスタート。全部正解すると「あっぱれ」のハンコがいただけ、わくわくする楽しい作業でした。そして、その石の標本を見ながら、それぞれの特徴をスライドで説明していただき、とても理解しやすく、その上標本のお土産まで付いて、「硬い石の話」をとても楽しく学ぶことができました。

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