友の会の活動 2013年度

自主企画  「吉備の中山の貴重な自然と歴史探訪」

3月16日(日) 9:30~15:00

上西会長の案内で「吉備の中山」を散策しました。吉備津神社から入山し吉備津彦神社に下る周遊コースを歩きましたが、「吉備の中山を守る会」の手で散策道はよく整備が整い、史跡・古墳・磐座などの説明版が配置されていました。 古代吉備文化センターに立ち寄り、吉備の中山が内海に浮かぶ島だったころの地図や出土品を見学、途中の八徳寺では「吉備の中山を守る会」の行事と合流させていただき、甘酒の接待をいただきました。たくさんの史跡と、貴重な植物が多数見つかっている豊かな自然を堪能することができました。

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現地集合  「深山公園の野鳥観察」

1月19日(日) 9:00~12:00

冬の行事として恒例の野鳥観察会が玉野市の「みやま公園」で開催されました。小雪がちらちらと舞うような場面もあり、玉野市ではこの冬一番の寒い日だったようです。集合場所の赤松池にはオナガガモ、ヒドリガモ、マガモなどが人を怖がる様子もなく寄ってきました。メジロを追っている先に、アカマツの枝に着いたマツグミを見つけた人がいて、しばしこちらに話題集中。鳥の姿は多くはありませんでしたが、ルリビタキ、ウグイス、ヤマガラなどが観察でき、最後にビンズイが2羽しっかりと姿を見せてくれました。また野鳥だけでなく、そこは友の会の面々、樹木観察、ニホンアカガエルの卵塊、動物の糞などなど・・・・自主観察も多岐に渡っていたようでした。この日観察できた野鳥は25種でした。

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現地集合  「地中美術館と直島の自然」

11月10日(日) 9:00~16:30

天気予報は終日雨、覚悟して家を出ましたが、晴れ男・晴れ女の集まりだったのか、直島に到着して歩き出すころには、時折薄日がさすほどまで回復しました。幸先良い天気の回復に喜び合いつつ、宮浦港から海岸沿いの道沿いにスタートしました。まずは地中美術館をめざします。海辺の景色や動植物を楽しみ、また民家の野菜畑や庭木なども楽しみつつ、参加者全員軽快な足取りで地中美術館に到着しました。美術館は入場するにも、観賞するにも並んで待つほどに多くの人が訪れていて、摩訶不思議な空間でした。午後になって雨が降り出しましたが、順調に歩き通し、家プロジェクトや直島銭湯のアートを楽しみ、全員元気にスタート地点に戻りました。
風景を堪能しつつ、花や木の実の味を楽しみ、芸術を鑑賞し、そしてちょっぴり船旅まで楽しめた直島でした。

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友の会も「タンチョウフェスタ」に出店しました

10月27日(日) 10:00~14:00

台風の後の行楽日和となった27日、和気町主催の「佐伯タンチョウフェスタ」が開催され、センター友の会も出店し、多くの方にご利用いただきました。出店は無料クラフトコーナー及び、タンチョウぜんざい、粟倉の名水「愛の水」で入れたコーヒーの販売を、友の会幹事及び有志の方で行いました。
秋が深まり、少し紅葉が始まったセンターの上空を舞うタンチョウの姿や、会場のステージでは各種プログラムが行われ、一日大勢の来場者でにぎわいました。

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「きのこ観察会」

10月13日(日) 9:00~15:00

秋の恒例行事「きのこ観察会」が開催されました。9月からの高温と少雨、そして10月になっても気温は下がらず、きのこの発生には厳しい条件が重なりました。地面はカサカサに乾燥しており、観察会用のきのこが見つかるかどうか心配でしたが、大勢の目で探すと、なんとか定番のきのこが集まりました。採集できたきのこは多くはありませんでしたが、きのこの名前を覚えるには適度な種数でもありました。 昼食時には野生きのこのお汁とむすびが用意され、お椀の中の「きのこ」も観察できました。 午後は、講師の先生から採集したきのこの名前とその識別法を教えていただき、「きのこを覚えるには特別な方法などなく、地道に覚えていくことしかない」、ということを皆さん納得されたようでした。

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自主企画  「タカの渡り観察会」

9月23日(祝) 9:00~12:00

毎年恒例となっている秋の空を見上げて「タカの渡り」を見る自主企画の観察会が、自然保護センターの田尻大池の土手で開催されました。 吸い込まれそうなほどの青空、澄んだ空気、輝くような日差し、高い空が上空に広がって申し分のない観察日和でした。受付が開始される直前、センターの山の端から数羽のサシバが飛び立ち、上昇していきました。幸先の良いその状況に、いやがうえにも期待は膨らみました。 遠藤副会長からタカの渡りについて説明をいただき、そのあとは思い思いに陣取った場所からひたすら双眼鏡で上空を探しました。やがて、「あっ、出た」の声に、教えてもらった方向に一斉に目をやると、高い空に点のようなハチクマが。次々に数が増していき、約20羽がタカ柱を作って、通過して行きました。その後も2羽、3羽と現れては見えなくなっていきました。 ハチクマ37羽、ノスリ2羽、サシバ6羽の計45羽を、観察することができました。

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夏休みの宿題を応援します!  「タンチョウ写生大会とクラフト」

8月4日(日) 9:00~15:00

急に雨がぱらつく時もあったりする、すっきりしない天気でしたが、子供たちはやる気満々。午前中はタンチョウのお話を聞いた後、思い思いの場所を確保して、タンチョウの写生に取り組みました。子供さんと一緒に、久々に絵筆を握ったお父さんやお母さんもおられ、子供さんとの会話を楽しみながら、絵が出来上がっていきました。午後は、木の実や木の枝などを使ったクラフト体験をしました。子供たちはたくさん用意された素材と、創意工夫で、次々とユニークな作品を作って楽しんでいました。喉が渇いたころを見計らって、スイカの早食い競争もあり、「よーい、どん」の掛け声で、一斉にすいかにかぶりつく子供たちと、応援の親御さんたちで盛り上がりました。参加された皆さんからは好評で、楽しい一日だったという感想が聞かれました。

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バス利用観察会「山陰海岸ジオパークめぐり」

6月2日(日) 7:30~19:00

透明度の高い日本海と、リアス式海岸の美しさで知られる山陰海岸は、日本に5か所設定された「ジオパーク」の一つだそうです。友の会では全線開通した鳥取自動車道を使い、そのジオパークを目指しました。満席の車中は、自然が好きな人たちの情報交換の場となり、和気あいあいとした会話が弾んでいました。
最初に到着した山陰海岸学習館では、日本海形成の経緯、地質、生きものなどについて、展示説明や3D映像で学びました。すぐ近くにある浦富海水浴場に移動して、海を眺めながら昼食をとり、出発までの短時間でしたが海浜植物観察会を行いました。日ごろは目にできない「浜」と名のつく植物をたくさん見ることができました。次はバスで網代港に移動して、島めぐり遊覧船で40分のクルーズ。海は穏やかで、断崖の節理のようすや、入り組んだ海岸、青く澄んだ海の色が印象的でした。最後に浦富海岸探勝路を歩き、千貫松島を眼下に見て、断崖の上にある網代展望台までを往復しました。
山陰海岸を、海と陸の両方から楽しもうという、盛りだくさんのメニューでしたが、天気にも恵まれて、予定通りの時間で日程を終了しました。

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自主企画  「龍泉寺の湿生植物観察会」

5月26日(日) 9:00~12:00

下足守の、竜王池周辺に点在する湿原を巡る観察会が、「龍泉寺の自然を守る会」と「自然保護センター友の会」の共催で行われました。
「龍泉寺の自然を守る会」は2009年にボランティアグループとして発足し、灌木が茂るようになった湿原に手を入れて、湿生植物が咲く湿原の再生に取り組まれています。観察会では守る会の皆さんから、作業前と作業後の変化についても、現地を見ながら説明をしていただきました。
五月晴れの好天に恵まれ、ちょうど見ごろのトキソウや、ヒメミクリ、アギナシ、サワギキョウなどの湿生植物、また山道沿いではガンピやナツハゼ、アオハダなどの樹木も観察できました。
「龍泉寺の自然を守る会」の皆様にはお世話になりました。この場をお借りしてお礼申します。

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観察会・総会・講演会

平成25年4月7日(日) 10:00~15:30

平成25年度友の会総会行事が開催されました。

友の会総会行事が4月7日に行われました。
恒例の午前中の観察会では、幹事や会員の中から動植物に詳しい数名の方に講師を務めていただき、興味分野を観察しながら散策しました。
総会では、県自然環境課からのご出席をいただき、平成24年度の事業報告、決算報告、平成25年度事業計画(案)、予算(案)が議案通り承認されました。また任期満了に伴う役員改選も行われ、25年度のスタートなりました。
講演会は、民話おじさんとして知られる、岡山民俗学会名誉理事長の立石憲利氏をお迎えし、「民話で自然への興味を」と題した講演をしていただきました。目の前の語り手から発せられる民話には、温かさと同時に鬼気迫るような気迫も伝わってきて、巧みな話術に引き込まれました。昔話の中に秘められた奥深さに、改めて気づくことができた講演会でした。

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