友の会の活動 2017年度

現地集合観察会「カモンカモン!阿部池にいらっしゃい」

1月21日(日) 9:30~12:00

冬鳥観察会にしては珍しく、暖かい日差しが気持ちのいい、穏やかな観察日和でした。小学生1名と、初心者からベテランまでが集う、和気あいあいとした観察会になりました。カワヅザクラが植えられた土手沿いを、双眼鏡を片手にゆっくりと進み、講師の齊木副会長が、たくさんの群れの中から点のような珍しい鳥をスコープに入れて、説明を加えてくださいました。上空ではヒバリがさえずり、ミサゴは頻繁に池の上を旋回し、狩まで見せてくれました。ミコアイサ、ツクシガモ、カンムリカイツブリ、チュウヒ、ハイタカ、カワセミなど33種を観察することができました。

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タンチョウフェスタに出店しました

10月29日(日) 9:30~15:30

台風が近づくという予報で、予定されていたタンチョウフェスタは会場を2つの場所に分けて開催される運びになりました。センターでは、タンチョウ命名式、音楽ライブ、恐竜くんトークライブなどが行われ、雨の中にも関わらず、大勢の人でにぎわいました。友の会でも、センター棟の中で、タンチョウぜんざいとコーヒーの販売、無料クラフトコーナーを開設し、沢山の人に楽しんでいただき、お祭りを盛り上げることができました。お手伝いくださいました、幹事有志の皆さん、ありがとうございました。

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現地集合観察会「長島愛生園の歴史と長島の自然」

10月15日(日) 9:30~15:00

一日中小雨の降る、あいにくの天気でしたが、無時観察会を行うことができました。午前中は歴史館の学芸員さんから、室内の展示資料を見ながら国立療養所の歴史やハンセン病についてのお話を聞き、野外の史跡もご案内いただくなど、個人で見学しただけでは気が付かない、多くの貴重なお話を伺うことができました。愛生園に入所された方たちが受けてきた、病気に対する偏見、長い年月の人権回復の苦難を知るにつけ、私たちが正しい情報を知り、伝えることが重要だと強く感じました。午後からは自然観察を行い、島の東を歩きました。断崖に成立したウバメガシの純林はとても立派なものでした。

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夏休みの宿題を応援するよ!「タンチョウ写生大会とクラフト」

8月6日(日) 9:00~15:00

夏定番の友の会恒例行事となった「タンチョウ写生大会とクラフト」が行われました。例年よりも多い50名近くの参加者で終日にぎわいました。真夏日の暑い一日でしたが、木陰の下で写生をし、午後からは涼しい室内でクラフト、最後にスイカの早食い競争など盛りだくさんの内容でした。センターには初めて来たという人が多く、3世代での参加もあり、写生や自然素材のクラフト作りも、父母のみならずおじいちゃん、おばちゃんも一緒に楽しむ姿が見られ、アットホームな雰囲気がいっぱいでした。さらにスイカの早食い競争では、スタッフが順位をつけられないほどの接戦で、子どもたちも、また写真を写す親御さんも盛り上がりました。アンケートの記入に、「子どもの絵の宿題が終わってホッとしました、それが一番よかった」というのがあり、お父さんの本音が垣間見え、微笑ましかったです。

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バス利用観察会 「奥播磨かかしの里・のんびりウォーキング」

6月4日(日) 8:00~18:00

さわやかですっきりとした青空が広がり、山散歩には最高の天気となり、満席のバスは一路奥播磨へ。のんびりとした山里の風景と、滝が作り出す自然の景観や自然観察を楽しみました。かかしの里は、住民と見まがうような「かかし」が随所に設置され、思わず「こんにちは」と、声をかけてしまいそうになります。沿道の川沿いに生育する満開のオオバアサガラを楽しんでいると、突然2羽のカワセミの幼鳥が現れ、しっかり観察することができました。昼食の後は鹿ヶ壺と三ヶ谷の滝を巡り、ここではオオルリが目の前に止まり、青い体を見せてくれました。植物ではバイカツツジ、アサガラ、モミ、ツガ、ウツギなどが観察できました。

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自主活動「春のタカ渡り観察に再トライ!」

5月20日(土) 9:30~12:00

繁殖のため、春に渡ってくるハチクマを観察する、自主活動の「春のタカの渡り」の2回目が実施されました。夜半の雨は開始直前に上がり、天気の回復に期待しましたが、雲が垂れ込めて、なかなか青空がのぞきません。昨日とは打って変わり、じっとしていると肌寒いくらいです。講師の齊木副会長から、ハチクマはなぜ渡りをするのか?渡りのりルートは?などの説明を受けた後、西の空を眺められる位置で出現を待ちました。雲が切れ始めたのは終了間近になってから。ハチクマが一羽上空を通過、雲の中に入ったり現れたり、しばし双眼鏡で追うことができました。その後、もう一羽のハチクマが現れ、これは方向が違い、齋木さんのお話では、このあたりに営巣場所をさがしている個体かも?とのこと。待機している間には、渡りをしているブッポウソウや、ハリオアマツバメなども見ることができ、齋木さんの詳しい説明に参加者は満足げでした。企画してくださいました齊木さんに、お礼申しあげます。写真3、4、5は参加者の佐桑さんからいただきました。

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総会・観察会・演奏会

平成29年4月9日(日) 10:30~15:30

平成29年度友の会総会行事が開催されました

今年は春の訪れが遅いと感じていましたが、総会前日に大池沿いのソメイヨシノやヤマザクラが一気に満開となりました。
10時半からの総会では、県自然環境課からのご出席もいただき、平成28年度事業報告、決算報告、監査報告、平成29年度事業計画(案)、予算(案)、役員改選等、議案通り承認され、29年度のスタートを切りました。友の会の会員増に向けての取り組みについても、活発に意見交換が行われました。
観察会は、幹事の皆さんが得意分野を発揮して観察会が進みました。コバノミツバツツジが咲き始めた歩道を、スミレの仲間やタンポポの仲間などを見分けながら、ウグイス、センダイムシクイなど野鳥の声に耳を傾け、のんびりと散策しました。
今年は演奏会を計画し、友の会会員のお一人がリーダーをされている、「山陽リコーダーアンサンブル」の皆さんによる、癒しのハーモニーを楽しみました。会場をセンター棟のホールにしたため、来場者の方も楽しむ姿が見られました。

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