1.設置目的
自然保護センターは、自然との触れ合いを通じて、県民の自然への理解を深め、 自然の保護についての認識を高めるため、平成3年11月に和気町(旧佐伯町)にオープンした自然体験のできるフィールドを有した自然保護・学習施設であり、自然保護に関する指導者の養成研修、調査研究、情報の収集・提供、ボランティアの養成、関連施設とのネットワークづくり等の機能を併せもった施設です。
2.施設概要
- 位 置
- 和気郡和気町田賀730
- 面 積
- 約100ha
- 入 場 料
- 無料
- 開所時間
- 午前9時から午後4時30分まで
- 休 所 日
- 毎週火曜日(ただし祝日は除く)、祝日の翌日、年末年始(12月28日から翌年1月4日まで)
- 施 設
-
- センター棟(事務室、展示室、研修室、図書室等)
- フィールド施設(虫の原っぱ、昆虫の森、湿生植物園、ピクニック広場、野草園、水生植物園等
- タンチョウ飼育施設(タンチョウ管理棟、タンチョウ飼育ケージ、傷病野生鳥獣保護施設)
- 駐車場(無料、収容力:バス13台、乗用車82台)
3.活動内容
(1) 普及啓発
身近な自然に触れ合い、親しめるよう、各種自然観察会、植物基礎講座、研修会等を開催するとともに、校外学習の指導や総合学習などのプログラムの実施、機関誌(自然保護センターだより)の発行などを行っています。
(2) 人材育成
自然学習リーダー養成講座等により研修会の開催指導者や保全活動ができる人材及びボランティアを育成しています。
(3) 調査研究
自然保護センター内及び県内の動植物の調査研究、自然に関する調査の指導などを行うとともに、研究報告書の発行も行っています。
(4) 情報の収集及び提供
類似機関及び自然保護関係団体等との交流に努め、印刷刊行物を収集し、利用者の閲覧に供しています。また、講演会の講師、会議等の委員等として職員を派遣しています。
(5) タンチョウの飼育
国の特別天然記念物及び国内希少野生動植物種に指定されているタンチョウを飼育しています。現在36羽の個体の飼育や野外飼育調査などを実施しています(2023/04/10現在)。
(6) 傷病野生鳥獣の保護
傷病野生鳥獣の手当と自然復帰のためのリハビリ飼育を行っています。
4.問い合わせ
- 電話 :0869-88-1190
- IP電話 :050-3597-7011
- FAX :0869-88-1195
- Eメール:sizen_info@kankyo.or.jp
- 住所 :岡山県和気郡和気町(わけちょう)田賀730 (旧町名は佐伯町(さえきちょう))