里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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センター内の動植物

岡山県自然保護センターは吉井川中流県立自然公園の一画にあります。面積は約100ヘクタールほど。アカマツ林や雑木林を主体とした里山と、湿生植物園、虫の原っぱなどフィールド施設では、四季を通じて、様々な生き物を観察することができます。

動物
イタチ類
▼哺乳類(工事中)
 

シカやイノシシのような大型哺乳類は、周辺広域を生息域としていると思われますが、自然保護センターでは糞、ぬた場、食害跡等の痕跡が認められ、園内への出入りがあるものと考えられます。ネズミ類やイタチ類、ノウサギなど、小型の哺乳類についても主には様々な痕跡として生息確認ができますが、いずれにしても開園時間の範囲で目撃できる機会はなかなかありません。  
動物
トノサマガエル
▼両生類(工事中)
 

両生類は自然保護センターでは比較的身近な生きものとして実際に見ることができます。
アカマツ林の谷間に湿生植物園や、小池、草原を配したフィールドを備えており、トノサマガエルやアカハライモリなどを観察することができます。 
動物
クサガメ
▼爬虫類

 

観察しやすいは虫類としては、水生植物園で甲羅干しをする愛嬌たっぷりのクサガメが代表格でしょう。
子供に人気のカナヘビも園路各所で頻繁に確認することができますし、ニホントカゲも時折見ることができます。
老若男女を問わず、できれば遠慮したいヘビの仲間も、アオダイショウ、シマヘビ、マムシ、ヤマカガシといった有名どころを一通り確認することができてしまいます。陰湿な環境の経路沿いでは、足元に十分な注意が必要です。 
動物
ヨシガモ
▼鳥類
 

里山的な自然環境を維持しているセンターでは、キビタキやオオルリなどの夏鳥、メジロ、ウグイスなどの留鳥、ジョウビタキ、シロハラ、ルリビタキなどの冬鳥などを観察することができます。また田尻大池では、毎年、カルガモ、マガモなどが多数飛来しています。  
昆虫
ハッチョウトンボ
▼トンボ類
▼チョウ類
▼カミキリムシ類 

虫の原っぱや、昆虫の森では、バッタやコオロギなどの草原性昆虫、ヘイケボタル、ミズスマシなどの水辺の生き物、カブトムシやクワガタムシ、ジャノメチョウなど森林性昆虫などを観察することができます。
谷間には湿地や小池を配したフィールドがあり、大型のかんがい用ため池もあるため、変化に富んでおり、トンボの仲間が比較的多く見られます。また夏のハッチョウトンボは自然保護センターの代表的な見所といえます。
植物
ササユリ
▼季節の花 

湿生植物園では、初夏の訪れとともに咲き始めるトキソウや、真夏の湿原の主役 サギソウ、初秋を彩るサワギキョウなどの湿生植物が、水生植物園では、カキツバタやショウブなど、四季折々の様々な植物を観察することができます。
初夏に咲くササユリもここ数年来生育地の保全に取り組んでおり、見頃の時期には人気となっています。  
植物
色々なコケのマット
▼コケ植物 

「こけ」と名前がついているけれども「コケでないこけ」もあります。
自然保護センター内に生育する、比較的見分けが簡単なコケを紹介します。
わずか一つかみ中に、色々な種類が同居することもしばしば。そのミクロの世界へようこそ。  
菌類
テングタケ
▼きのこ

センター内で観察できる「きのこ」をまとめました。
主な観察シーズンは梅雨の頃と秋ですが、ほぼ年中通して何らかのきのこが観察できます。カラフルな色や形の面白さにも注目して楽しんでください。  
絶滅危惧種  絶滅が心配される生物を、適した環境で保護・保全しています。 

季節、年によっては観察できないことがありますので、ご了承下さい。

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