コケのトップページ>岩上やコンクリート上などに生育するコケ
ケギボウシゴケ (ギボウシゴケ科) Grimmia pilifera (蘚類) |
|
|
|
日当たりのよい乾いた岩上、石垣上などに生育。 |
葉の先は透明な尖となるため、白く見える。 |
|
|
さくの柄は短くて、さくは苞葉から出ない。 |
湿ると葉が展開し、苞葉に包まれていたさくもよく見える |
ヒメハイゴケ (ハイゴケ科) Hypnum oldhamii (蘚類) |
|
|
|
山地の岩上、木の根元、地上、腐木上などに生育。 |
たくさんの胞子体を伸ばしている。雌雄異株。 |
|
|
葉にはツヤがあり強く鎌状に曲がる。 |
湿ってもあまり変化がない。 |
ミノゴケ (タチヒダゴケ科) Macromitrium japonicum (蘚類) |
|
|
|
岩上や樹幹上を、張り付いて覆うように広がる。 |
茎のようなもの(さく柄)を伸ばして、先にさくをつける。 |
湿った状態。 |
乾いた状態。 |
|
|
茎は長く匍い、斜上または直立する短い枝を出す。 |
葉の先端は強く内曲し、湿ると一層顕著にみえることは |
リボンゴケ (ヒラゴケ科) Neckeropsis nitidula (蘚類) |
|
|
|
湿度のある場所の岩上、石垣上、樹幹上などに生育。 |
葉はきわめて扁平につき、強い光沢がある。 |
イヌケゴケ (ギボウシゴケ科) Schwetschkeopsis fabronia (蘚類) |
|
|
|
岩上、樹幹上などに密着して生育。 |
葉は乾くと茎や枝に接して縮れない。やや光沢がある。 |
|
|
湿ると黄緑色になるが、葉はこれ以上展開しない。 |
葉は密にやや扁平につく。 |
クシノハゴケ (ハイゴケ科) Ctenidium cspillifolium (蘚類) |
|
山地の岩上、木の根元、腐植土、腐木上などに生育。 |
乾いても葉は展開したままで、葉は密につく。 |
ラセンゴケ (シノブゴケ科) Herpetineuron toccoae (蘚類) |
|
岩上、コンクリート上、樹幹上などに生育する。 |
日当たりの良い場所では、緑褐色になる。 |
葉は乾くと茎に接し、茎はしばしば犬の尾のように曲がる。 |
湿ると葉は展開する。葉先には大きな鋸歯がある。 |
枝先が長く鞭状に伸びたものもよく見かける。 |
雌雄異株で、さくをつけることは稀。 |
ヒロハツヤゴケ (ツヤゴケ科) Entodon challengeri (蘚類) |
|
|
|
コンクリート上、岩上、樹幹上や根元、土上などに群落を |
茎は這い、羽状に扁平に分岐し、葉には光沢がある。 |
樹幹を覆ったヒロハツヤゴケの群落。 |
雌雄同株で、よくさくをつける。 |
フトリュウビゴケ (イワダレゴケ科) Loeskeobryum cavifolium (蘚類) |
|
|
|
半陰の比較的湿度の保たれた岩上、腐植土上、地上などに |
葉は丸く重なり合ってつき、光沢がある。 |
|
|
茎は赤褐色で、葉の先端は尾状に急に細くとがる。 |
胞子を飛ばしたあとのさく。 |
ハイゴケ (ハイゴケ科) Hypnum plumaeforme (蘚類) |
|
|
|
日当たりのよい、土上、岩上、樹木の根元などにマット状に |
からからに乾いた状態。乾くと葉が巻き込んで縮れる。 |
|
|
葉の間から立ち上がった、赤っぽく糸状に見えるものは |
規則的に羽状に枝を出す。 |
|
|
若いさくは、僧帽状の帽をかぶる。 |
エダツヤゴケ (ツヤゴケ科) Entodon flavescens (蘚類) |
|
|
|
半日陰の砂質土や岩上、樹の根元などを覆うように |
密に羽状に分枝して、枝はさらに小枝を出す。 |
ナガバチヂレゴケ?(ギボウシゴケ科) Ptychomitrium linearifolium (蘚類) |
|
|
|
チヂレゴケ属のコケ。日当たりのよい乾いた露岩や |
湿ると葉が展開する。 |
|
|
乾くとさく歯が開く。 |
湿るとさく歯が閉じる。 |
ハマキゴケ (センボンゴケ科) Hyophila propagulifera (蘚類) |
|
|
|
コンクリート側壁、舗装道路、ブロック塀などに |
乾いた葉は上方にねじれて巻く。 |
|
|
葉は湿ると展開し鈍い光沢がある。 |
長卵形の葉は全縁。 |
ヒジキゴケ (ヒジキゴケ科) Hedwigia ciliata (蘚類) |
|
|
|
日当たりの良い乾いた石垣や岩の上に群落をつくる。 |
乾燥した姿と湿った時の姿の違い。 |
|
|
湿ると葉が展開し、黄緑色となる。 |
乾燥した葉は展開せず、茎に接する。 |
|
|
さくは透明な長毛をもつ雌苞葉に包まれる。 |
スケールの一目盛りは1mm。 |
ギンゴケ (ハリガネゴケ科) Bryum argenteum (蘚類) |
|
|
|
石の上、コンクリートの上、屋根の上などに生育する。 |
葉の上半の細胞に葉緑体がないので先が白く透明に |
|
|
写真で花のようにみえている部分を無性芽という。 |
一面ギンゴケに覆われたコンクリート壁。 |