里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼2012/04/30アップ▼スミレ、アリアケスミレ、カンサイタンポポ、ウグイス、サシバ、エナガ、ミヤマセセリ、キビタキ、クロマルハナバチ、アオダイショウ、コツバメ、ヒメウラナミジャノメ、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲ、カワトンボの仲間を追加更新しました。NEW
▼2012/04/27アップ▼
ノゴマ、ヤマフジ…
▼2012/04/24アップ▼
ムラサキシジミ、ベニシジミ、ミヤマセセリ、クマバチ、オグマサナエ、トラフトンボ、ヨツボシトンボ、クサガメ、バン、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ、ハンミョウ…
▼2012/04/20アップ▼
ヒヨドリ、サクラソウ、オオルリ、サワオグルマ、シオヤトンボ…
他、メジロ、センダイムシクイ、カワセミ、コバノミツバツツジ、ツバメ、ニオイタチツボスミレ、シハイスミレ、カワラヒワ、アカタテハ、コゲラ、ルリタテハ、テングチョウ、ツグミ、ヤブツバキ、カンサイタンポポ、ウグイス…なども見られます。
▼NEW
スミレ
スミレ(経路沿い各所にて、2012/04/29撮影)
センターの舗装経路の脇を彩るたくましいスミレ。花の色は深い紫色で比較的大振り。花茎は根生で、花の位置が散らばらないので、立ち上がった細長い葉とともに端正な印象を感じる。田尻大池の堰堤では少し群生していてなかなか見事。

アリアケスミレ
アリアケスミレ(撮影した個体は虫の原っぱ、2012/04/29撮影)
ただスミレと花の色以外に明かな違いがあるのでしょうか???。こちらは舗装路脇ではあまり見ないような気がします。

カンサイタンポポ
カンサイタンポポ(休憩広場にて、2012/04/27撮影)
3/15に「タンポポが一輪咲きました」っていうお知らせ以来ほったらかしでスミマセンでした。シロバナタンポポやアカミタンポポらしきセイヨウ系のものも咲きそろい、ピークをやや過ぎようとしている感があります。同じ場所である休憩広場は今満開の状態です。

ウグイス
ウグイス
ウグイス(職員駐車場にて、2012/04/27撮影)
前回の写真が昨年の11/24ですから、もう半年近くのご無沙汰多になります。ウグイスはこれ以上無理…。

サシバ
サシバ
サシバ(センター棟上空にて、2012/04/28撮影)
4/28の朝、虫の原っぱでの目撃はかなり近くでした。山バックであったためピントがそっちにいってしまいもったいない大失敗。気持ち的にすねていたので間髪入れずの2度目のチャンスも生かせませんでした…。こちらも夏鳥になります。
エナガ
エナガ(2012/04/28撮影)
3羽同じ木にとまっていたのでそれぞれ何気なしに撮影したところ、一番ののんびり屋さんは幼鳥でした。留鳥の小鳥たちは巣材運びや餌運びで大忙しの時期のようです。おめかしする暇もないのか、虫を口にいっばいぶら下げたボロッボロのエナガを見たりしますが、そうい時期なんですね。お父さん・お母さんせっかくがんばったんだし、もうちょっと注意深くなってちょうだいね。
ミヤマセセリ
ミヤマセセリ♂(湿生植物園にて、2012/04/29撮影)
春先に発生するセセリチョウの仲間。ミツガシワにとまっている方が絵になるので差し替えました。

キビタキ♂若鳥by岡崎さん
キビタキ♂若鳥(人とみどりと野鳥のつどいの際、2012/04/29、岡崎氏撮影)
4/29は「人とみどりと野鳥のつどい」が開催されました。もともとの緑の日と愛鳥週間をかけたイベントで、緑を大切にする気持ち、生き物を大切にする気持ち育むことを狙いとしていますが、難しい事はぬきにしても、小鳥のさえずりを聞きながら新緑の森の中を散策することは、とにかく清々しいの一言。観察会は3班に分かれて行われましたが、その中で「夏の宝石」に出会われた幸運な班が、そしてそれを写真におさめられた幸運な方が…(私は、当日そこを2回も通っているのに…)。山野草の班では、サクラソウ、ミツガシワ、リュウキンカなど、なかなか他では見れない植物を、興味深い解説とともに堪能出来たのではないでしょうか。(もう1班ではオオタカが見れたとか見れなかったとか…)。参加者の方々、大変ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。

クロマルハナバチ
クロマルハナバチ(センター棟テラス藤棚にて、2012/04/29撮影)
人とみどりと野鳥のつどいの際、テラスで小鳥の巣箱づくりをしました。去年はクマバチの量がすごかったですが、昨年中にはびこった藤を整理したこともあってか、花、クマバチともに控えめなような気がしました。その中で少し顔がとがり気味のハチがいたのでクマバチ♀かと思い撮影したら違っていました。ミツバチ系なのでしょうか、刺すことは出来るようですが、わざわざ攻撃しては来ない、温厚な種類のようです。
アオダイショウ
アオダイショウ(センター棟付近にて、2012/04/29撮影)
暖かくなってくると日だまりで気持ちよさそうに日向ぼっこしていますね。ぐるぐる巻きになって、すごく長い個体かと思いきや、頭が2つ。野生生物は、やはりあちらがこちらの存在に気づくと、ススッと姿を隠してしまいますね。攻撃的な生き物は一部であったり一時期であったりしますので、こちらできちんと予備知識を持ち、過剰反応しないこと、適切な準備や対応が大切です。
コツバメ
コツバメ(県南某所にて、2012/04/17撮影)

コツバメ(タンチョウ棟付近にて、2012/04/29撮影)
いつまでたってもうまく撮れないので他で撮ったのを載せます(上)。下は取り損なった際、偶然ブレブレで写った表面。ガっぽい裏面と、飛んでいるときにしか見えない美しい色の表面のギャップが激しいです。春先に発生するシジミチョウの仲間。食草はツツジ類やバラ科植物の花やつぼみとのことで、もっと頻繁に見れても良いと思うのですが、小さいので見逃しているのでしょうか。
ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメ(タンチョウ棟付近にて、2012/04/29撮影)
シジミチョウを一回り大きくしたぐらいの小さい地味な蝶です。林縁をフワフワと上下に揺れながら飛ぶ姿が多く見られるようになってきました。
クロコノマチョウ
クロコノマチョウ(2012/04/29)
ジャノメチョウの仲間。通常羽を開くことはないのだそう。落ち葉にうまく擬態しています。
サトキマダラヒカゲ
サトキマダラヒカゲ(タンチョウケージ付近にて、2012/04/29撮影)
センターではなじみの蝶。ガラ的にヒョウモンチョウの類と思ってしまったのですが、ならびのとおり、ジャノメチョウの仲間のようです。
カワトンボの仲間
カワトンボの仲間(タンチョウ棟付近にて、2012/04/30撮影)
こんな予報ではなかったと思うのですが、昨夕から一転してこの一週間の予報に暗雲が立ちこめてきました。今朝の天気も暗い!。昨年、昆虫の森でよく見かけました。今年はどうでしょう。

▼2012/04/27アップ
ノゴマ
ノゴマ
ノゴマ(虫の原っぱ近くの経路沿いにて、2012/04/27撮影)
秋の渡りの際にも一回限り見ることが出来たノゴマ。今朝、フジの花の開花の様子を確認しにまわっていたところ、比較的近くで見ることが出来ました。夏にむけて、南方から北方への渡りの途中の一時立ち寄りです。
ヤマフジ
ヤマフジ(休憩広場付近にて、2012/04/27撮影)
自然保護センターでは、ヤマフジが郷の茶屋周囲やエントランス付近で開花し始めましたが、奥まった場所ではまだまだといったところです。とはいえ、4/29の「人とみどりと野鳥のつどい」ではあちこちで開花が始まるのではと思います。もちろんセンター棟テラスのものは満開になるのではと思います。

▼2012/04/27アップ
ムラサキシジミ
ムラサキシジミ(昆虫の森近くの経路沿いにて、2012/04/24撮影)
ウラギンシジミなどと同様に成虫越冬だそうです。下側は地味なのですが、上側は文句なく美しい。…のですが、高いところにとまられ、全面見せてはもらえませんでした。幼虫はアラカシなどの常緑広葉樹が食草とのこと。
ベニシジミ
ベニシジミ(湿生植物園、2012/04/24撮影)
割に長い期間見られるような気がしますが春型と夏型というのがあるのですね。幼虫の食草がタデ科植物とのことで、名残おしいのでしょうか。スイバらしき葉っぱにとまっています。

クマバチ♂
クマバチ♂(至る所で、2012/04/24撮影)
クマバチがセンター内各所で増えてきました。「がたい」が大きいし、羽音がすごいので怖いんですよね~。人の頭上あたりを距離をとってホバリングしていることが多いですよね。♂はなわばりを持っていて、♀の飛来をこまめに確認するようです。頭上で「ブンブン」いわれると、敵意を持たれているように感じてしまいますが、我々が彼らのなわばりの下を歩いてしまっているだけのこと。人に興味を示す様子はないそうですし、♂は針がなく刺さないとか。あまり気にしすぎないでいただければと思います。♀は顔つきが少し違い、ハチらしさがあります。そうそう♀には針があるとのこと。さて、クマバチは身体と羽のアンバランスさから色々と言われていておもしろいです。

オグマサナエ
オグマサナエ(2012/04/24撮影)
これは22日(日)の観察会で確認された羽化殻、オグマサナエの成虫になります。羽化してしばらくした個体のよう。今から来年の観察会を指折り数えますぞ。

トラフトンボ
トラフトンボ(2012/04/23撮影)
先週一週間は、日曜の風雨が余計だった他は暖かく、23日(月)は夏日になりました。日曜の観察会で見られなかったものがチラホラと…。また是非足を運んでいただければと思います。

ヨツボシトンボ
ヨツボシトンボ(湿生植物園にて、2012/04/24撮影)
一頭だけチラッと見ることが出来ました。人とみどりと野鳥のつどいの頃には数が見れるようになるはず。

クサガメ
クサガメ(水生植物園にて、2012/04/24撮影)
自然保護センターの上池の風物詩、クサガメの甲羅干しが見られる季節になってきました。(注:飼っているわけではありません。野生です。)

バン
バン(上池にて、2012/04/24撮影)
相変わらず水かきの無い足でせっせとこいで逃げます。嘴が夏色になってきました。


ホソミオツネントンボ♂♀(2012/04/23撮影)
もうちょっとずれてくれたらハートが2つ。

ホソミイトトンボ♂♀
ホソミイトトンボ♂♀(2012/04/23撮影)
春先からのこの活動。ホソミオツネントンボ同様に越冬型のようです。

ハンミョウ
ハンミョウ(虫の原っぱ、2012/04/24撮影)
「みちおしえ」と呼ばれたりするとおり、人が歩く前をあたかも案内するように距離を保って移動します。なので後ろから見ることが多く、キレイな背面しかよく知りませんでしたが、顔つきはなんと攻撃的なのでしょう。肉食なんでしょうね…やっぱり。


▼2012/04/20アップ
ヤマザクラにヒヨドリ
ヤマザクラにヒヨドリ(昆虫の森への経路沿いにて、2012/04/19撮影)
お口のまわりが汚れてますよ。

サクラソウ
サクラソウ(湿生植物園にて、2012/04/19撮影)
そんな桜の名前を冠したサクラソウが湿生植物園で咲き始めました。昨日までの陽気に誘われて一気に花開いたように思います。桜は桜吹雪からもわかるように、花びらが別々ですが、このサクラソウはくっついているようですね。ただ5枚に分かれているように見えるし、各片にくぼみがあってハート型なのも、色がピンクなのも桜を類推するに十分な姿かっこうといえるでしょう。

オオルリ
オオルリ(湿生植物園にて、2012/04/19撮影)
冬の間、南国で越冬し、今時分に繁殖のため日本に戻ってくる夏鳥です。少し若い感じがしますが、羽の痛み具合などから察するに…、ホント遠路はるばるお疲れ様でした。撮影時は緊張で肩がっちがちになってしまいました。せっかく枝かぶりのないところに出てきてくれたのに手ブレが多かった…。オオルリは昨年(2011/10/21)の秋に当年生の若鳥を見ましたし(kuranetに投稿し名前を教えていただきました)、少なくとも渡りの季節には見ることが出来るようです。


サワオグルマ(虫の原っぱにて、2012/04/19撮影)
湿地の先頭バッターはこのサワオグルマ。絹毛が密生した淡い緑色の花茎がにょきにょき伸びてきました。気の早い株が湿生植物園にも虫の原っぱにも少しずつ。これは虫の原っぱで撮影したものです。


シオヤトンボ(湿生植物園にて、2012/04/19撮影)
今週前半は絶好の日和続きで気温も高くなりました。とんぼ類の羽化は4/17から始まったとのこと。4/19の朝はサナエトンボの仲間の羽化も見られたようです。その様子を見ることは出来なかったのですが、お昼に湿生植物園を訪れると、かなりの数のシオヤトンボが出ていました。

▼その他、まだ見られるもの

ヤマザクラを吸蜜しにきたメジロ
ヤマザクラにメジロ(野鳥観察小屋付近にて、2012/04/15撮影)
センターは梅が多くはないので、梅にメジロを撮ることが出来ませんでした(よく言われる梅に鶯は言わずもがなです…)。梅の花期ももう終わりなのであきらめていましたが、良いシーンを見ることが出来ました。
センダイムシクイ
センダイムシクイ(虫の原っぱにて、2012/04/15撮影)
ちょいワルな感じになってしまいました。角度によっては、かわいいセンダイムシクイもこんな表情に…真下は意外に無防備なのか、何枚か撮らせてもらいました。が、いいところでアオジに邪魔されてしまいました。

カワセミ♂
カワセミ カム・バーーック!(残念な写真を気持ちでカバー、上池にて、2012/04/15撮影)
(実際はいたのに見つけられなかっただけかもしれません)センターでは今年の1月初旬以来の確認。次に見たのは3月初旬で、猛禽か何かの食事場所に落ちていた羽でした。野生の厳しさ、現実を目の前につきつけられた気がしましたが、また会えて良かった。厳冬期は池に氷が張ったりと何かと支障があるので低地の方へ多少の移動があるのかも。

コバノミツバツツジ
コバノミツバツツジ(ピクニック広場にて、2012/04/13撮影)
この写真はミツバツツジの誤りでした(2013/04/13修正)。
ツバメ
ツバメ(野草園にて、2012/04/13撮影)

ニオイタチツボスミレ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2012/04/08撮影)
シハイスミレ
シハイスミレ(いっぷく広場付近のアカマツ林経路沿いにて、2012/04/08撮影)

カワラヒワ(タンチョウ棟ケージ付近の経路沿いにて、2012/04/07撮影)
アカタテハ
アカタテハ(湿生植物園にて、2012/04/07撮影)
コゲラ
コゲラ(タンチョウ棟近くの経路沿いにて、2012/04/05撮影)

ルリタテハ(タンチョウ棟周囲にて、2012/04/02撮影)
テングチョウ
テングチョウ(湿生植物園周囲にて、2012/04/02撮影)
ヤブツバキ
ヤブツバキ(エントランスにて、2012/03/18撮影)
山々の緑が色濃くなっていき、森の中の見通しが少しずつ悪くなってきました。野鳥観察は難しくなってきましたが、昆虫の仲間が次々と現れて賑わいを増してきました。ガマズミの仲間やウワミズザクラ、ヤマフジといった花も見頃、コバノミツバツツジの花もまだ見られます。ヤマフジはこれからでしょうか。ゴールデンウィーク中、天気が心配ですが、気候の良いこのごろ、是非、自然保護センターへお立ち寄り下さい。(2012/04/30)
▼平成24年度 Update ▼
2012/04/30:スミレ、キビタキ…
2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
2012/04/02:トラツグミ…
2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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