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「雑穀ってこんなにもおいしいんだ!」イベントやりました

2019.12.05

「雑穀ってこんなにもおいしいんだ!」イベントやりました

このイベントはイチ押しでした。
講師の大島夫妻もすごければ、参加者の方も食や農業に関する活動をされている方もおられて、真剣そのものでした。和歌山からわざわざ来ていただいた方もおられました。
今回講師をしていただいた大島夫妻は、新潟県でいろいろな雑穀を作って、売って、雑穀料理を広めて、地域の人といろいろな「遊び」をやっておられる方で、兎に角楽しそう~。

雑穀のお話と試食

「雑穀ってこんなにもおいしいんだ!」イベントやりました
「雑穀ってこんなにもおいしいんだ!」イベントやりました

 まずは、大島ダンナ様の雑穀のお話がありました。雑穀は縄文時代から食べられているという日本人にとっては大切な食べ物。おまけにおいしいし、日本人の体にピッタリ。ヒエは東日本人の主食だったそうで、体を温めてくれます。

 大島家では手刈り、天日干しで作っておられます。

 そして、待ちにまった奥様の手作りの料理。4種の雑穀が入ったごはんにエゴマふりかけ。もちキビたっぷりのポテト。ヒエの入ったスープ。そしてもちアワとリンゴのデザートまで。どれもおいしくて、幸せを感じるごはんでした。

 

畑のレクチャー

「雑穀ってこんなにもおいしいんだ!」イベントやりました
「雑穀ってこんなにもおいしいんだ!」イベントやりました

 午後は自然保護センターの畑で現地指導。センターでは肥料、農薬等は全く使っていません。今年のセンターの畑では、アマランサスは成功したものの、もちアワともちキビは惨敗でした。桃太郎の国なのになぜキビが育たない!? まずは土の観察から。

 大島さんからは、この周辺にある落ち葉を入れて、微生物がたくさん元気で活躍する環境を作ることが大切であることを教えていただきました。種の撒き方は34粒を点撒きにして、点と点の間隔をはなすことが大切だそうです。畝間に秋撒きの麦を春に撒いて、枯らして肥料の役割とするのもよいそうです。麦は直根で深く伸びていくので、水を浸透させることができるようになるそうです。雑穀は穂だけ刈り取り、その下は刈らずにおいておくとよいそうです。

  緑肥は半年おかないとダメ。石灰はやる必要はなく、石灰は化学肥料のききをよくするために入れるもので、センターの畑に入れるのは百害あって一利なし。また、ありえない量の肥料を入れると虫が来る等、目からうろこのお話がいっぱい。

 ソバ畑の方は、排水をきちっとできるような溝を掘ること、大豆を植えるのもよいことを教えていただきました。大豆は根に大気中の窒素を固定する根粒菌を持っています。そして、枯れた時に菌がはじけて窒素分となって住み続けるそうです。 

最後に「てみ」で雑穀の実だけをより分ける方法を伝授してもらいました。日本人の技はすばらしいです。今回のイベントで、センターの未来に明るい光が差しました。