里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

マガモ、イヌセンブリ、ヤマガラ、ノスリ
ムラサキミミカキグサ、アケボノソウ、キセルアザミ、サワヒヨドリ
ミサゴ、カルガモ、ミズアオイ、赤いとんぼ
左から(?、マガモ♂エクリプス、マガモ♂エクリプス、マガモ♂、マガモ♀)
マガモが来ました(上池にて、2011/10/20撮影)
♂が一羽だと思ったら、エクリプスもいてわかりにくい(汗)。

イヌセンブリ
イヌセンブリが咲き始めました(湿生植物園西の谷にて、2011/10/20撮影)
乾いた草地に生えるセンブリと異なり、こちらは湿地に生えます。
花弁のもじゃもじゃがトレードマークです。

キトンボ♀
キトンボ♀を見ました(平成池にて、2011/10/20撮影)
産卵の合間に羽を休めている様子。
アサギマダラ
アサギマダラの写真を差し替えました(職員駐車場付近にて、2011/10/16撮影)
とどまる気配なく、西の方へ飛び去っていきました。
初見が10/7の朝でエントランス広場付近、その後10/9にもお客様から見たというお話を聞きました。
前回掲載の写真は10/15で昆虫の森。

ヤマガラがエゴノキの種子を足でおさえ、固い殻をつついて割、中を食べている様子。
ヤマガラの食餌風景が撮れました(上池周囲にて、2011/10/10撮影)
ヤマガラは留鳥、つまりセンターでは年中見られるなじみ深い種。
それがなぜか、この時期だけものすごくお客さん達の注目を浴びるのです。
ヤマガラは今時分にみのるエゴノキという樹木の実が大好物?なのです。
ところが、エゴノキの実には毒性があるとのこと??。
ヤマガラは外の白い果皮はのけて、茶褐色の種子を持ち帰って一時貯蔵します(らしい)。
(ですのでエゴノキと近くの林縁部を行ったり来たりし、結構撮りにくいんですぞ)
毒抜きのためかな~と想像したのですが、直接食べている個体がいました…。
なら種子には毒がないのか?。なら他の鳥も食べにくるはず。
堅いから他の鳥には無理なのか…いやそんなことは…。
さすが、人気者は謎めいたところがないといけないのか。
旋回中のノスリ(うまく撮れていないですが、実際はもう少し明るい色合いです)
(ちょっとずんぐりっとした)ノスリと目があいました(野草園上空にて、2011/10/09)
先月タカの渡りで話題となったハチクマやサシバと違て、ノスリは留鳥。
でも、今年度の初確認は9/25のプチ鷹柱が見られた日。
今回やっと比較的近くで見ることが出来ました。
これから冬にかけての季節、センターではばんばん見られるタカの仲間です。
夏の間はそう遠くない場所へ移っているのでしょうか。

左:ミミカキグサ(9/2)、中:ホザキノミミカキグサ(9/2)、右:ムラサキミミカキグサ(10/6)
ムラサキミミカキグサ(右)を見ることが出来ました(湿生植物園にて、2011/10/06撮影)
湿生植物園の小さな植物群の中でもひときわ小さいトリオ。ミミカキグサの仲間です。
左:黄色い花が特徴のミミカキグサ(9/2の写真です)
中:淡い紫色で花の下側がつきだしているホザキノミミカキグサ(9/2の写真です)
右:濃い紫色で大きく開いた花のムラサキミミカキグサ
ミミカキグサとホザキノミミカキグサは9月初旬の写真で、今はほとんど見られません。
ムラサキミミカキグサは湿生植物園西の谷ですが、個体数は少ないです。
それこそ目を皿のようにして探してみてください。

ノウサギ
ノウサギ(2011/10/06撮影)
哺乳類が観察できる機会は少なく、更に写真となるとなかなか…。
この幼いノウサギは少し様子がおかしく、比較的近くまで寄ることが出来ました。
右側から寄っていっているのに、なぜ左側に振り返るのか?
ということですが、右目を怪我した隻眼個体でした。
生態系の上位種から身を守るには左右に広く視野を確保する両目の役目は重要でしょう。
大きなビハインドを背負ってこれから自然界を生き抜くのは大変かもしれませんが、
がんばって欲しいと思います。

アケボノソウ
アケボノソウ(湿生植物園にて、2011/10/06撮影)
アケボノソウのつぼみが、湿生植物園の東の谷でやっとほころび始めました。
本種は湿原の植物というわけではなく、沢沿いの湿地など、
半日陰の場所でも見られることから、一般によく知られている種類と思います。
木道沿いにはほとんどないようですので観察しにくいですが、
これから花数が増えていくものと思います。

スイラン
スイラン(湿生植物園にて、2011/10/03撮影)
スイランはニガナとかに似たキクの仲間です。
今のところ花数は少ないのですが、お知らせしておきます。

キセルアザミ・アカタテハ
キセルアザミ(湿生植物園にて、2011/10/03撮影)
花がこうべをたれて咲く様子が特徴的で、名前の由来にもなっています。
どちらかといえば、東の谷の方に多いように思います。
みんなが同じ方向にこうべをたれている様子が、水切れでぐったりしているようにも見えます。

サワヒヨドリ
サワヒヨドリ(湿生植物園にて、2011/09/25撮影)
秋の湿生植物園を彩る代表的な植物です。
自然保護センターの湿生植物園は、すごく栄養分の少ない水源で成立する特殊な湿地(湿原)です。
モウセンゴケやホシクサ科の植物、サギソウなどの小さな植物が生きていけるのも、
栄養分に乏しいため大きな植物が成長できないから。
見分けにくい小さな植物たちが実を実らせ、名前がわかりやすくなるのが
実はこの時期です。当方にとっては、サギソウ・トキソウよりもなじみ深いサワヒヨドリです。

イトイヌノヒゲ
イトイヌノヒゲ(湿生植物園にて、2011/09/22撮影)
ホシクサ科というグループに属する小さくて繊細な植物です。
星草とは言い得て妙だと思いませんか?

シロイヌノヒゲ
シロイヌノヒゲ(湿生植物園にて、2011/09/22撮影)
上と同じく、ホシクサ科に属します。
見た目の微妙な違いと、紛らわしい名前の違い…。
いつまでたっても覚えられない…。

サワギキョウ
サワギキョウです(湿生植物園にて、2011/09/22撮影)
少し古い写真でスミマセン。
9月上旬頃から湿生植物園の主に西の谷で見られ始めました。
今は花盛りを過ぎた頃。あまり多くはなかったのでどうしようと迷っていたのですが、
思いのほか、花の期間が長いので掲載しました。

ミサゴ
ミサゴです(上池堰堤上空にて、2011/09/29撮影)
出勤時、駐車場からセンター棟までの移動の間、
ちょうどミサゴが頭上を通過してくれました。
西の方から低い位置を飛んできて、田尻大池(下池)の堰堤付近まで行き、
少し高度を上げてから水面にダイブしました。
見頃というのとは少し違う気がしますが、
センターで見られる猛禽の中では確認頻度が高いと聞きますので、掲載しておきます。

カルガモ
カルガモです(上池にて、2011/09/23撮影)
カモ類は冬鳥のイメージがしますが、
このカルガモに関しては、センターでは何羽かず~っといる気がします。
10/23に開催予定の「初心者のための自然観察会(池のまわりの野鳥)」で、見に来てください。

ミズアオイ
ミズアオイが花盛りを迎えています(野草園にて、2011/09/24撮影)
野草園の一画でミズアオイが見頃を迎えています。
花はキレイなのですが、葉っぱがボロボロなのわかりますか?
そしてその犯人は…

マユタテアカネ
マユタテアカネ(虫の原っぱにて、2011/09/22撮影)
顔の模様は眉というより鼻の穴のよう。尾の先が反り返る。
ヒメアカネ
ヒメアカネ(2011/09/22撮影)
顔の模様は(写ってないですが…)ありません。尾の先も反り返らない。


リスアカネ(休憩広場付近にて、2011/09/15撮影)
どのあたりがリス?と思ったら学者さんの名前とのこと。
林縁の樹下で静かなたたずまい。アカネ属の種がやっと見れました。
何度か身をひるがえしてくれたので気づきましたが、
体長4センチ程と小さく、目立たないものです。

ナンバンギセル
ススキの茂みの中にナンバンギセルを見ることが出来ました(2011/08/29撮影)
今朝はとっても冷え込みました。
センターの朝は寒い(この気温差はこたえる…)。
だんだんと秋深まる気配。

雰囲気としてはぴったりのマガモを見ることが出来ました。
(2011/10/20)
2011/10/16:アサギマダラ…
2011/10/14:ヤマガラ…
2011/10/07:ムラサキミミカキグサ…
2011/09/29:ミサゴ…
2011/09/26:タカの渡り…
2011/09/24:赤いとんぼ…
2011/09/23:サシバ…
2011/09/17:ミズアオイ…
2011/09/11:ミズトンボ…
2011/08/29:ミズトラノオ…
2011/08/25:ミンミンゼミ…
2011/08/13:サギソウ…
2011/07/31:セミの仲間…
2011/07/25:ヒシモドキ…
2011/07/18:カワラナデシコ…
2011/07/02:アサザ…
2011/07/01:チョウトンボ…
2011/06/27:ユウスゲ…
2011/06/22:クサレダマ…
2011/06/18:ノハナショウブ…
2011/06/12:ハッチョウトンボ…
2011/06/09:ササユリ…
2011/06/04:トキソウ…
2011/05/29:トキソウ…
2011/05/22:アヤメ、コウホネ…
2011/05/16:カキツバタ…
2011/05/14:カキツバタ…
2011/05/10:サワオグルマ…
2011/05/08:サワオグルマ…

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