里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2013/04/05アップ
センダイムシクイ、メジロ、アオジ、ツマキチョウ、ミヤマセセリ、ホソミオツネントンボ、ノジスミレ、コブシ、ソメイヨシノ、ヤマザクラを追加・更新しました。
▼2013/03/30アップ
エドヒガン、コバノミツバツツジ・ナミアゲハ、アカタテハ、キアゲハ、キタキチョウ、ルリタテハ、ツバメシジミ、ビロウドツリアブ、菜の花、シハイスミレ…
▼2013/03/28アップ
コウヤミズキ、ニオイタチツボスミレ、カワラヒワ…
▼2013/03/23アップ
カンサイタンポポ、ヒサカキ、ツバメ…
▼他
シロバナタンポポ、アカゲラ、ニホンカナヘビ、ヤブツバキ、ヒオドシチョウ、テングチョウ、アセビ、ウグイス、メダカ、コゲラ、ホオジロ、ヒヨドリ、ヤマガラ、バン、シジュウカラ、カルガモなども見られます。
▼NEW!2013/04/05アップ

センダイムシクイ(センター棟裏にて、2013/04/01撮影)
夏鳥の第二陣がやって来ました(一陣はツバメ)。焼酎一杯グイ~(チヨチヨビ~)は本当覚えやすくて印象的な鳴き声です。4/1のお昼に気づき(幸運にも写真も撮れ)、その後連日、湿生植物園やタンチョウ棟周囲、センター棟周囲などで聞かれています。

メジロ(センター棟裏にて、2013/04/05撮影)
4/1、久しぶりにメジロを見ました。見落としも当然あるでしょうけど、2/14以降見てなかったので実に1.5ヶ月ぶり…。ここ数日、常緑樹の樹冠の中から出てこないのが多かったですが、やっと出てきてくれました。今年は桜の花は不作かもしれませんが、他、ヤブツバキもありますし、しばらく蜜で我慢してもらっているうちに動物食も可能になってくると思います。

アオジ(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2013/04/05撮影)
ヒノキの樹冠の中で聞き慣れない囀り声がしていました。ヒノキの花から漂い出る花粉がはっきり見え、視覚の相乗効果なのでしょうか、涙と鼻水がツーーーと流れ落ちるのを放置してしばらく待っているとアオジが顔をのぞかせました。こんな木の上の方で見るのは初めて。そろそろセンターを出発でしょうか、それとも移動途中の個体だったでしょうか。

ツマキチョウ(湿生植物園東の谷にて、2013/04/05撮影)

ツマキチョウ(湿生植物園東の谷にて、2013/04/05撮影)
念願のツマキチョウ♂です。赴任3年目にしてやっと撮れました。昨年も一昨年も目撃はタンチョウケージ付近の経路沿いで、目の前をスーーーーっと横切ってロストという…。なんとも味気ない出会いが2年も続いていただけに、大変嬉しいです。相変わらず止まらないので、しばら~く追跡を続けたところ、タネツケバナに止まって吸蜜しました!木道からだと距離が遠かった点は残念ですが、とりあえずは満足満足。5月の前半ぐらいまではまたチャンスがあるかもしれませんので、是非探してみてください。
余談ですがタネツケバナの仲間に、よく似たミチタネツケバナという帰化種が増えてきているようですが、そちらはやや乾いた所に生え、果実が茎に寄ってつくので、微妙に束になっているように見えるとのこと。写真のはよく湿った湿生植物園のわきに生えていたし、果実は茎に寄っていないのでタネツケバナだと思いました。

ミヤマセセリ(タンチョウケージ付近の経路上にて、2013/04/01撮影)
撮影場所付近で割とたくさん出ています。たんぽぽの仲間など、原っぱの花が増えてきているので、そちらで吸蜜してくれるとよいのですが、飛んでいることが多く、休憩は地面やコナラ等の梢の方の枝先で、しかもすぐに飛び立ってしまいます。

ホソミオツネントンボ(平成池にて、2013/04/05撮影)
キレイに青みがさした個体が3頭ほど見られました。捕虫シーンが見れないかと少し粘ってみましたがダメでした。成虫越冬組がだんだん出そろってきましたね。

ノジスミレ(エントランス付近にて、2013/04/01撮影)
シワシワしてて、毛深く、淡い色合いのスミレです。踏まれてしまいそうな原っぱに生え、名前と印象が一致するので覚えやすく、シハイスミレほどではないですが、愛着あるすみれの仲間です。

コブシ(虫の原っぱにて、2013/04/01撮影)
今年はタムシバが早く咲き、早くも終わってしまいそうな勢いです…。コブシはゆっくりと開花を増やしていっており、良い見頃となっています。センターでは経路沿いの各所に植栽しています。

ソメイヨシノ(エントランス広場にて、2013/04/04撮影)
まだ満開とは思えませんが、花数がやや少ないような気がします。

ヤマザクラ(タンチョウ棟付近にて、2013/04/05撮影)
開花が先行するソメイヨシノに対し、展葉と開花がほぼ同時に始まるヤマザクラ。新葉は赤味がさし、花だけに覆われるソメイヨシノに比べると地味かもしれませんが、私は風情があって良いと思います。ただ、今年は葉の方が量的にも先行しているような…。しばらく様子を見ながらお知らせを続けます。

Coming Soon!!(見頃間近!!)本日一花、2013/04/05撮影

▼2013/03/30アップ

エドヒガン(昆虫の森にて、2013/03/30撮影)
エントランス等のソメイヨシノや、経路沿い各所のヤマザクラに先行し、昆虫の森のエドヒガンが見頃を向かえていました。センターのエドヒガンは植栽だと思いますが、岡山県では中部以北に自生する野生種でもあります。桜の中では長寿で大木になります。幹はすーっと高く一本立ちすることが多く、花が近くで見れることは少ないように思います。センターのも花は樹冠の高いところで咲いており、また今季は花付きも良くないようで、見応えはいまいちといったところ。チョウの目トレイルが使えれば近くで見えるのですが…。

コバノミツバツツジで吸蜜するナミアゲハ(いっぷく広場にて、2013/03/30撮影)
3/28に昆虫の森に向かう経路沿いで2花ほど咲かせているコバノミツバツツジを見かけました。天気が続いているし、そろそろと思っていっぷく広場に訪れると、つぼみがふくらみ開花しているものがちらほら見られました。どれを撮ろうかと迷っているとナミアゲハが吸蜜しに訪れてきました。すばらしいタイミングで来ていただきありがとう。大変新しいキレイな個体でした。

アカタテハ(平成池奥にて、2013/03/30撮影)
春一番はだいたいこのアカタテハの印象があったのですが、やっと見れました。

キアゲハ(野草園の広場にて、2013/03/30撮影)
ナミアゲハ(アゲハ)に対してのキアゲハです。こちらも痛みのないキレイな個体でした。オオイヌノフグリで少し吸蜜したら、あっという間にいなくなってしまいました。

クサイチゴで吸蜜するキタキチョウ(タンチョウケージ付近経路沿いの斜面にて、2013/03/29撮影)
今までキチョウと呼ばれていたものが2種に分けられたのだそう。岡山やセンターのものは2種のうちのキタキチョウの方で良いようです。ごくごく普通種なのですが、このコーナーでは初アップとなります。

ルリタテハ(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影)
アカタテハ、ヒオドシチョウ等と同様、成虫越冬するのでチョウの中では最も早い時期から見られます。今季もヒオドシチョウやテングチョウと同じように3月上旬頃から見られ始めました。写真はやっと…というところです。

ツバメシジミ(湿生植物園にて、2013/03/29撮影)
庭先などで普通に見られるヤマトシジミとよく似ていますが、後翅に尾状突起があるので、見分けの良いポイントになります。

ビロウドツリアブ♂(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影)
毛むくじゃらで長い口吻を持つユーモラスな見た目です。今、センターでは湿った林縁や経路沿い等で、非常に普通に見られます。春に特有の種で、名前と容姿が合致しており覚えやすい。1センチ程度の小ささで枯れ葉や湿った土上ではカモフラージュされてしまい目立ちませんが、羽音に耳をすませて探してみてください。こちらは左右の複眼が接しているので♂になります。

ビロウドツリアブ♀(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影)
ホバリング上手なため、吊りアブの名があるようですが、このように静止画を切り取ると、上へ反った脚がなんとも言えずこっけいで、ホントにワイヤーアクションのようにつり下げられているように見えてきます。こちらは左右の複眼が離れているので♀になります。

菜の花(野草園にて、2013/03/25撮影)
野草園の一画にある菜の花畑にて。少しだけ咲き始めました。

シハイスミレ(ピクニック広場から虫の原っぱにかけての経路沿いにて、2013/03/30撮影)
スミレの仲間は見分けが難しく苦手意識がありますが、このシハイスミレだけはわかりやすく愛着があります。写真では葉裏が赤っぽく写っていますが、通常紫色や赤紫色で名前の由来にもなっています。割と花付きの良い株を選んで撮影しましたが、1花1葉しかつけていないような非常に小さな株もあります。あまり目立つものではありませんが、今、見頃ですので是非見つけてみてください。

▼2013/03/28アップ

コウヤミズキ(平成池奥にて、2013/03/25撮影)
花の広場付近の個体より、こちらの方が先に咲き始めたかと思いますが、今、見頃を向かえています。4月中旬頃まで楽しめるかと思いますので是非お立ち寄り下さい。

ニオイタチツボスミレ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/03/24撮影)
まだ下を向いて半開状態のものも多いですが、すみれのショッパツはセンターでは比較的普通に見られるニオイタチツボスミレでした。本当に良い香りがしますので(危険生物には十分注意のうえ)鼻を近づけてみてください。

カワラヒワ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/03/24撮影)
センターでは冬鳥が去ってしまって一気に閑散としてしまいましたが、今、このカワラヒワの鳴き声や姿が一番存在感があります。集落周辺では畑やたんぼなどの地面に下りて採餌する風景がよく見られますが、センターではそういう様子はあまりなく、高い木の梢を次々移動していっています。写真はコナラの芽を採餌している様子。

▼2013/03/23アップ

カンサイタンポポ(エントランス付近にて、2013/03/22撮影)
日中随分暖かくなってきました。日当たりの良いエントランス付近の原っぱでは、ホトケノザやカンサイタンポポが鮮やかに咲いていました。

アカミタンポポ(エントランス付近の経路沿いにて、2013/03/22撮影)
こちらは少し風情が異なりますね。経路沿いのアスファルトの継ぎ目にペタッと地面に張り付くように咲いていますが、在来種であるカンサイタンポポに対し、外来のアカミタンポポであると思われます。

ヒサカキ雄株(エントランス付近の経路沿いにて、2013/03/23撮影)
里山に春の訪れを知らせる例の香りが漂ってきました。とはいえ、まだ微かな感じで個人的にはこれぐらいがちょうど良いかなと…。茎に沿って下向きに密に花をつけていますが、これまた密な常緑葉に隠されて意外にも目立たないもの。こうして見ると結構かわいらしい花だとは思いませんか?。花の中に見えるたくさんのツブツブは雄しべで、つまりこの木は雄花ばかりなっている雄株になります。

ヒサカキ雌株(エントランス付近の経路沿いにて、2013/03/23撮影)
雄花に比べ花の中がすっきりしています。先っちょが3裂した雌しべが見えます。

ツバメ(センター棟上空にて、2013/03/23撮影)
3月の第2週あたりから聞かれ出したツバメ情報。私の今季初見は中旬頃になってからの三野のあたりだったと記憶してます。センター付近では、昨日・今朝と麓の集落で見かけ「センター内ではしばらく先かな~」と思っていましたが、早々に見ることが出来ました。ほぼシルエットだけの写真ですがご了承ください。因みにこの写真、このツバメの目線の先に虫が飛んでいるのが写っていて、今まさに捕食しようとしているところ。当たり前の事ではあるのですが、ただ飛び回っているだけではないのだな~と実感できた次第です。

▼その他、まだ見られるもの

シロバナタンポポ(タンチョウ放飼場付近にて、2013/03/17撮影)

アカゲラ(タンチョウ棟付近にて、2013/03/17撮影)

ニホンカナヘビ(センター棟裏にて、2013/03/11撮影)

ヤブツバキ(野草園奥にて、2013/03/11撮影)

ヒオドシチョウ(平成池奥にて、2013/03/07撮影、他、いっぷく広場でも確認)

テングチョウ(平成池奥にて、2013/03/07撮影)

アセビ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/03/07撮影)

ウグイス(水鳥観察小屋付近にて、2013/02/25撮影)

メダカ(虫の原っぱにて、2013/02/28)

コゲラ(野鳥観察小屋付近にて、2013/02/15撮影)

ホオジロ(上池堰堤近くの経路沿いにて、2013/02/10撮影)

ヒヨドリ(催し広場付近の経路沿いにて、2013/02/08撮影)

ヤマガラ(昆虫の森にて、2013/01/19撮影)

バン(上池にて、2013/01/11撮影)

シジュウカラ(虫の原っぱにて、2012/11/07撮影)

カルガモ(上池にて、2012/10/22撮影)
年度始め早々に夏鳥代表種のセンダイムシクイがやって来てくれました。
メジロも久しぶりに見れて良かったです。

これだけでも十分幸先良しだったのですが、もたもたしていて4/1は更新できませんでした。

ぐずぐずしていたおかけで?初見ではないですが初撮れのツマキチョウをお知らせすることができ、大変嬉しいスタートをきることができました。

(明日明後日の年度初めの土日が天気が悪そうなのが非常に気がかりではありますが…)

今年度も引き続きセンターの生きもの情報を発信してまいりますので、HP・センターともども変わらぬご訪問をよろしくお願いいたします。
(2013/04/05)
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2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
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2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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