里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

梅の花、カンサイタンポポ、ヤマガラ、メジロ
ナナホシテントウ、アセビ、アカハラ、タンチョウ、アオゲラ
アトリ、カルガモ、ツグミ、シジュウカラ、コゲラ、シロハラ
カケス、エナガ、ジョウビタキ、ルリビタキ、アオジ、ホオジロ
カイツブリ、バン、ヒヨドリ、ウグイス
梅の花
梅の花(タンチョウ棟前にて、2012/03/16撮影)
センターには植栽した梅がタンチョウ棟前と、野草園にあります。
タンチョウ棟前のものは紅白あわせて10本程あり、めでたい感じがまんまんです。
本日、その中で紅梅に一輪だけほころびかけた花を見つけました。
今期の冬は、特に12月の冷えが厳しく、1~2月もそこそこ寒く、
フタを開けてみると、冬季3月の寒さは6年ぶりの寒冬だそう。
梅の開花も遅れるわけですね…
春はもうすぐそこまで来ている。でも手が届きそうで届かない。
そんなじれったい気分にさせられる今日この頃です。

カンサイタンポポ
カンサイタンポポ(休憩広場にて、2012/03/15撮影)
タンポポが一輪咲いているのを見つけました。
春近し?

ヤマガラ
ヤマガラ(センター棟裏にて、2012/03/12撮影)
ピクニック広場から潜在自然植生樹種植栽を行った斜面をおり、
センター棟裏に出てきたところでヤマガラが元気よく目の前を横切りました。
すぐ近くの斜面(地面)につっこんで行ったので様子を見ていると…
くぼみに入ってごそごそしています。ひょっとして貯蔵場所なのでしょうか。
この写真でくわえているのはエゴノキの実に見えませんか?
秋にせっせとため込んだ食料が役だっているのですね

メジロ
メジロ(休憩広場にて、2012/03/08撮影)
カピカピになったヤマガキをついばんでいます。
いよいよ食べるものが無くなってきたのでしょうか。
あとはソヨゴが残っているぐらい?

ナナホシテントウ
ナナホシテントウ(センター棟の玄関先、2012/03/08撮影)
このところ雨天雲天つづきですが、寒さはめっきりゆるみましたね。
公立高校受験が終わりましたが、例年の受験シーズンって極寒の頃というイメージが…
以前紹介したアカタテハと同様、このナナホシテントウも成虫越冬するようです。
このところの寒さのゆるみでノソノソと外に出てきたのでしょうか。

アセビ(植栽)
アセビ(花の広場付近の経路沿い、2012/03/08撮影)
アセビは、早秋の花の知らせとしては割と気の早い類。
有毒植物であり、それを食べた馬が…というのが名前の由来といわれています。
この写真の花の色はちょっとケバイですが、ご想像のとおり植栽品です。
自生品の方はほぼ白花で、センターの山間経路沿いなどでも見ることが出来ます。
まだ、少~しつぼみがほころびかけだしたところ。

アカハラ
アカハラ(センター棟近くの木の茂みの中にて、2012/02/20撮影)
すごく良い天気のお昼休み、聞き慣れないキレイな、しかし控えめな鳴き声が聞かれました。
飛び去られてしまうともともこもないので、ジリジリ近づいては待機を繰り返し、
やっと発見したのは…アカハラでした(代わり映えのない写真で申し訳ないです)。
人知れずセンターに滞在されていたのでしょうか。

タンチョウ
タンチョウ(上池の放飼場にて、2012/02/20撮影)
朝から快晴の日が数日続きました。
始業時間の頃、センター棟近くの林縁でルリビタキらしき声が聞こえたので待機を決め込む。
すると放飼場のタンチョウが騒々しい(サクラが離れたところにいるキョウヘイを呼んでいる)。
それが結構な騒々しさで、正直…「ルリの声が聞こえないな~…」
それでもしばらくルリの声に集中していたのですが、元来気の散りやすい性分で…
「タンチョウがなんか違う鳴き声してる!」ことに気づいてしまい、
すっ飛んで行ったらキョウヘイがサクラの所へ戻ってきていました。
二羽はいわゆる「鶴の舞」ではなく、いきなり目の当たりにするのは初めての行動にでました。
私はフクロウを見たときと同じぐらい大あわてでシャッターきっていました。
アオゲラ
アオゲラ(タンチョウ棟近くの雑木林にて、2012/02/19撮影)
今朝はとても良い天気、朝からアオゲラの声がこだまし、
ドラミングの音も奥深い響きとなって聞こえてきました。
なんとすばらしい朝。今期3度目のアオゲラ。そして枝かぶり3連敗決定。

アトリ♂
アトリ♀
アトリ(水鳥観察小屋から花の広場の間の経路沿い、2012/02/03撮影)
50羽を越える群れとなって餌を求めて活動しています。
アトリは♂♀の区別がわかりにくく、若い感じの個体も混じって更に???です。
イロハモミジ、アオハダ、アカマツ等を次々に移動して採餌を行います。

カルガモ
カルガモ
カルガモ(田尻大池にて、2012/02/04撮影)
氷の上に着陸して滑走している個体がいました(撮れませんでしたが…)。楽しそう。
上の写真は「コテッ」と音が聞こえてきそうな恥ずかしい写真。
受験のシーズンなので控えめな表現にとどめておきます。

ツグミ
ツグミ(花の広場の四阿付近にて、2012/02/02撮影)
ヤマガキにたむろして採餌していました。
まだ口元に食べかすがついています。
当方が近づいたのでソヨゴの樹冠の中に逃げてみたものの、丸見えの場所で困っている様子。

シジュウカラ
シジュウカラ(タンチョウ飼育施設付近の経路沿いにて、2012/02/02撮影)
順光のシジュウカラ、初撮れです。
シジュウカラはごく最近まで名前の覚えられなかったなじみ深い種。
どう見ても頬白(ホオジロ)でしょうコレ。
逆にホオジロはそんなに頬白でもないでしょうに。

コゲラ
コゲラ(湿生植物園にて、2012/01/30撮影)
今朝はホント久しぶりの晴れ。ちゃんと光のあたったコゲラは初撮れです。
♂の頭の後ろの両側にある赤い斑を見てみたいのですが、
なかなか難しいようですね。
キツツキの仲間はこの体勢の時、尾羽で身体を支えているそうですよ。


シロハラ(湿生植物園にて、2012/01/30撮影)
今日はヒサカキを食べています。(すごく暗い場所です…)

カケス
カケス(タンチョウ飼育施設前の経路沿いにて、2012/01/30撮影)
カケスはいつもいるわけではないような気がします。
以前よく見られていたのが秋。
で、真冬の今時分になってまた見られるようになってきました。
留鳥の中にも奥山と里を行き来する種類はいるそうですが、
カケスもそのような移動をしているでしょうか。
エナガ
エナガ(花の広場付近の経路沿いにて、2012/01/24撮影)
ここ一週間ほど、センター内を歩いても、
一度もシャッターをきらずに帰ることがしばしばでした。
このエナガの他、メジロ、ヤマガラあたりは鉄板なんですけどネ…。

ジョウビタキ♀
ジョウビタキ♀(虫の原っぱ付近の経路沿いにて、2012/01/24撮影)
一時期のように分かりやすい所になかなか出てきてくれない。
すごく久しぶり。

ルリビタキ♀
ルリビタキ♀(野草園からの山間経路沿いにて、2012/01/24撮影)
ジョウビタキ♀と牽制しあっていて落ち着きがありませんでした。
♂は?

アオジ♂
アオジ♂(花の広場付近の経路沿い、2012/01/08撮影)
花の広場やその付近の経路沿いも、
草地管理の一貫で草刈りが行われ、なんだか見通しが良くなってしまいました。
草藪に潜むアオジやホオジロは急に見られなくなった気が…
そんな時、アキグミの茂みの中で、
アオジがもう残り少なくなってしまった実をついばんでいました。
上半身しか写っていませんが、♂らしい個体の写真は初なので掲載しまた。
ホオジロ♀
ホオジロ(花の広場付近の経路沿いにて、2012/01/06撮影)
経路沿いの藪では、ここしばらくアオジしか見れていませんでしたが、
久しぶりのホオジロ♀です。すごく上手にススキの種を食べていました。
カイツブリ(採餌の様子)
カイツブリのお食事の様子(上池にて、2011/12/26撮影)
木の実や果実に比べるとすごいご馳走ですね。
バン
バン(上池にて、2011/12/20撮影)
冬モードということで、くちばしの鮮やかさはありません。
オオバンはあしゆびが木の葉のようにヒレのついた弁足ですが、
なんとバンはヒレがないのですね。水鳥なのに…。
泳ぐとき、やたら頭を前後にふるのはそのためなのでしょうか。
ヒヨドリ
ヒヨドリ(園内各所にて見られます。2011/12/13撮影)
留鳥で年中見られますが、北地のものは秋に群れて暖地に移動します。
秋以降急に増えるので、冬鳥のように思えたりもします。
またヒヨドリバナなど、ヒヨドリが鳴く頃(秋)に咲くというような
季節感のある意味あいで名付けられた植物もあるほどです。
群れてピーピー騒がしい。というのがこのヒヨドリの印象です。
ウグイス
ウグイス(虫の原っぱにて、2011/11/24撮影)
名前ほど、綺麗なウグイス色ではないですが、美声の持ち主です。
11月前半の暖かい日にはその美声をちらほら聞くことが出来ました。
留鳥ですが、普段は藪から出てくることはなく、なかなかお目にかかれません。
先日山陽放送ラヂオの取材対応をさせていただきました。

なにぶん不慣れなもので、気の利いたこともいえず、
お聞き苦しい部分もあったかと思いますが、
寛大な心で受け入れていただければ幸いです。

生放送ということで、一番恐れていたのは沈黙だったのですが、
どうにか回避することが出来ました。
あと、聞き手の方が打合せ時間を持ってくださったので、
言っちゃいけないことも予習できたので命救われました。

テーマとしては、小さな春見つけた!。春近し!。
という方向で行きたいのはやまやまだったのですが、
改めて見直してみると、本当に春の花の開花が遅れているんだな~
と、実感させられました。

なかなか手が届きそうで届かないこの春。

でも時期がくれば否が応でも、
めまぐるしく入れ替わり立ち替わり命があふれかえるようになるでしょう。

それまでゆっくり待ちたいと思います。
(年度の残務は決して待ってはくれないですが…)
(2012/03/17)
2012/03/17:梅、カンサイタンポポ…
2012/03/10:ナナホシテントウ、アセビ…
2012/02/26:マンサク…
2012/02/23:アカタテハ、アカハラ…
2012/02/20:タンチョウ(鶴の舞)…
2012/02/19:アオゲラ、アオバト…
2012/02/17:オナガガモ、マンサク…
2012/02/04:アトリ、ヨシガモ…
2012/01/30:コゲラ、カケス…
2012/01/29:アオゲラ…
2012/01/28:アトリ、シロハラ…
2012/01/24:エナガ、ジョウビタキ…
2012/01/21:ルリビタキ、アオサギ…
2012/01/16:ジョウビタキ、シロハラ…
2012/01/12:笠岡湾干拓地の野鳥…
2012/01/07:ヤマガラ、ホオジロ…
2012/01/05:アカハラ、ヨシガモ…
2011/12/26:マミチャジナイ、カシラダカ…
2011/12/23:ミヤマホオジロ、ルリビタキ…
2011/12/19:アカハラ…
2011/12/17:オオバン…
2011/12/13:ヒヨドリ…
2011/12/10:マミチャジナイ…
2011/12/04:カルガモ、アオジ…
2011/12/03:ヤマガラ、エナガ…
2011/11/26:ジョウビタキ♂、シロハラ…
2011/11/20:クサシギ、カイツブリ…
2011/11/14:カヤクグリ、ミミカキグサ…
2011/11/12:カシラダカ、ミヤマホオジロ…
2011/11/10:カワセミ、ノシメトンボ…
2011/11/05:ジョウビタキ、アオジ…
2011/10/31:リンドウ、サクラタデ…
2011/10/27:リュウノウギク、ハイタカ…
2011/10/20:マガモ、イヌセンブリ…
2011/10/16:アサギマダラ…
2011/10/14:ヤマガラ…
2011/10/07:ムラサキミミカキグサ…
2011/09/29:ミサゴ…
2011/09/26:タカの渡り…
2011/09/24:赤いとんぼ…
2011/09/23:サシバ…
2011/09/17:ミズアオイ…
2011/09/11:ミズトンボ…
2011/08/29:ミズトラノオ…
2011/08/25:ミンミンゼミ…
2011/08/13:サギソウ…
2011/07/31:セミの仲間…
2011/07/25:ヒシモドキ…
2011/07/18:カワラナデシコ…
2011/07/02:アサザ…
2011/07/01:チョウトンボ…
2011/06/27:ユウスゲ…
2011/06/22:クサレダマ…
2011/06/18:ノハナショウブ…
2011/06/12:ハッチョウトンボ…
2011/06/09:ササユリ…
2011/06/04:トキソウ…
2011/05/29:トキソウ…
2011/05/22:アヤメ、コウホネ…
2011/05/16:カキツバタ…
2011/05/14:カキツバタ…
2011/05/10:サワオグルマ…
2011/05/08:サワオグルマ…

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