カキツバタ、アヤメ、コウホネ、サワオグルマ他 |
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ハルゼミ(2011/05/15、野草園付近) ハルゼミ(2011/05/15、野草園付近)・アヤメ(2011/05/20、水生植物園) カキツバタ(2011/05/08、水生植物園) トラフトンボ(2011/05/09、水生植物園) エゴノキ(写真は2011/05/19撮影、エントランス付近のもの。タンチョウケージ近くは22日は満開) オオイトトンボ(2011/05/08、水生植物園) コウホネ(2011/05/13、湿生植物園) ヨツボシトンボ(2011/05/09、湿生植物園) モチツツジ(花はあまり多くは見られません)・ホオジロ(2011/05/14、園内各所) ヤマボウシ(2011/05/13、センター棟の周囲) サワオグルマ(2011/05/08湿った草地の各所、まだ見られます) エナガ(2011/05/09、園内各所) クサガメ(2011/05/09、水生植物園)亀かわいい |
そろそろ花期が終盤にさしかかってきたカキツバタ。 見た目が似たものに、少し乾いた土地でも生えるアヤメや、 岡山県では湿地に自生するノハナショウブがあります。 ノハナショウブは特によく似ていて、花の模様が黄色です。カキツバタの模様は白色。(→詳しくはこちらを) カキツバタには全国3大群生地とよばれる自生地があり、 それぞれ「鳥取県」「愛知県」「京都府」で、国の天然記念物に指定されています。 隣県の「広島県」「兵庫県」にも自生があり、それぞれにレッドデータ種に指定されていますが、 残念ながら岡山県では自生はありません。 岡山県には地質を主要因としたうえで、過去の土地利用等の影響を受けた湧水型の貧栄養湿地の他、 古い歴史を持ち、高層湿原に近い様子をとどめたものまで様々見られます。 にもかかわらずノハナショウブは見られてもカキツバタは見られません。 岡山県自然保護センターのカキツバタは植栽ですが、 センター棟前の水生植物園(「上池」の湖岸)で良好に群生しています。 通常ため池は灌漑用の目的があってつくられたものであり、 当然、貯めた水は田んぼに水をひくために使われます。 ところが同センターの下流域に広がる水田は、概ね下池(大沢奥池)により涵養されているようで、 カキツバタの群生する「上池」は大きく水位が動くことがないようです。 灌漑用のため池としては奇跡的に水位の安定した「上池」が カキツバタの生育ポイントのヒントでもあり、多くの水生生物の生息地にもなっているのでしょう(2011/05/22)。 |
2011/05/08:サワオグルマ…
・2011/05/10:サワオグルマ…
・2011/05/14:カキツバタ…
・2011/05/16:カキツバタ…
・2011/05/22:アヤメ、コウホネ…
・2011/05/29:トキソウ…
・2011/06/04:トキソウ…
・2011/06/09:ササユリ…
・2011/06/12:ハッチョウトンボ…
・・2011/05/10:サワオグルマ…
・2011/05/14:カキツバタ…
・2011/05/16:カキツバタ…
・2011/05/22:アヤメ、コウホネ…
・2011/05/29:トキソウ…
・2011/06/04:トキソウ…
・2011/06/09:ササユリ…
・2011/06/12:ハッチョウトンボ…