▼NEW!2013/04/15アップ シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエを追加・更新しました。 ▼2013/04/13アップ ヤマザクラ・メジロ、ヤマザクラ、カスミザクラ、サクラソウ、ミツガシワ、ショウジョウバカマ、コバノミツバツツジ、ミツバツツジ、スミレ、アリアケスミレ… ▼2013/04/05アップ センダイムシクイ、ツマキチョウ、ミヤマセセリ、ホソミオツネントンボ、ノジスミレ… ▼2013/03/30アップ コバノミツバツツジ・ナミアゲハ、アカタテハ、キアゲハ、キタキチョウ、ルリタテハ、ツバメシジミ、ビロウドツリアブ、菜の花、シハイスミレ… ▼他 ニオイタチツボスミレ、カワラヒワ、カンサイタンポポ、ツバメ、シロバナタンポポ、ニホンカナヘビ、ヤブツバキ、ヒオドシチョウ、テングチョウ、ウグイス、メダカ、コゲラ、ホオジロ、ヒヨドリ、ヤマガラ、バン、シジュウカラ、カルガモなども見られます。 |
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▼NEW!2013/04/15アップ シオヤトンボ(虫の原っぱにて、2013/04/15撮影) とんぼシーズンの到来を告げるシオヤトンボの羽化が始まっています。スタッフ情報のあった4/13以降、虫の原っぱに通い、本日やっと見つけることができました(ちょっと遠いケド…)。 シオヤトンボ(虫の原っぱにて、2013/04/14撮影) 羽化後は、林縁の樹上や、木橋の手すり、木道上、経路上、このような道縁で日向ぼっこ?。この個体はだいぶ色が濃くなっているほうだと思います。 オグマサナエ(水生植物園の上池湖岸にて、2013/04/14撮影) 4/14はボランティア打合会が開催されました。センターイベントや調査等をお手伝いいただくボランティアさんの分担等を決める大事な日でした。お詳しい方も多いので、お昼前から水生植物園は大賑わい。 これはヤゴの背中が割れ、ニョキニョキ上体が出てきたところ。この日は専らオグマサナエの羽化が見られました。 タベサナエ(水生植物園の上池湖岸にて、2013/04/14撮影) オグマサナエだと思って撮影していたもの。わかりやすい所での羽化個体だったので、その日おられた多くの方がもれなく撮影しているものと思いますが、それが実はタベサナエだったと後に教えてもらいました。 肩の黒線模様や、ヤゴの尾っぽの形状がオグマとは異なっていますので、じっくり観察してみてください。 この写真では、翅の先がまだ十分に展開していないですが、ものの数分後にはそれはそれはキレイな翼の誕生です。生命の神秘を感じずにはいられません。 上池でのとんぼの羽化は、しばらくオグマサナエが続いていますが、そろそろフタスジサナエに移り変わるものと思います。初心者のための自然観察会「とんぼの羽化を観察しよう」に参加して、この神秘的な様子を目の当たりにしてみませんか? (センターの地質は花こう岩で、岩石中の鉄分がしみ出し、水辺がさび鉄色を呈すことがありますが、異常ではありません。またこのような所で決まって油膜が浮いたように見えることがありますが、油分は全く含まれていません。) ▼2013/04/13アップ ヤマザクラとメジロ(催し広場付近の経路沿いにて、2013/04/12撮影) 今年のヤマザクラは花付きの良くないものも中にはありますが、現在、良い見頃の時期を迎えています。メジロが少ないこともあって、こういう吸蜜シーンは今年はあまり見られないかもしれません。 催し広場付近のヤマザクラ(虫の原っぱ付近から、2013/04/11撮影) 花と同時に赤味がさした葉が出始めるので、遠目に色合いが濃い様子がみてとれます。 カスミザクラ(いっぷく広場から野草園にかけての経路沿いにて、2013/04/07撮影) 友の会総会の日に見つけたカスミザクラ。数花だけの開花でした。ヤマザクラより遅れて咲き始め、花はやや大輪でより白く、葉は赤味が少なく、葉柄に開出毛が多い(写真にはうまく写しこめませんでした…)。センター棟近くにあるタンチョウ放飼場付近に比較的大きな木が一本ありますが、まだつぼみは閉じたまま。そろそろ咲き始めても良いのですが。 サクラソウ(湿生植物園東の谷にて、2013/04/12撮影) 少しずつ花数が増えてきています。桜の名を冠していますが、花弁は合して筒状となっており、いわゆる合弁花であることがわかります。似て(?)非なるものということになるでしょうか。一つ一つの花弁に見える部分はハート形だし、ピンク色だし、かわいらしいという言葉がこれほど似合う花もないのではと思います。 ミツガシワ(湿生植物園にて、2013/04/12撮影) 春の湿生植物園を代表する種が出そろいました。他、リュウキンカも咲き始めています。 ショウジョウバカマ(花の広場付近の経路沿いにて、2013/04/11) 猩々とは中国の伝説上の生きものの名前で、赤系の色合いにちなんでその名を付けられているものが多いと思います。センターでは他にはショウジョウトンボが見られ、そちらは納得の深紅の色合いですが、こちらのショウジョウバカマはそれほどではないですよね…。袴はロゼット状に展開する葉にちなんでということらしいですが、こちらもちょっと?です(花が開く前のつぼみの様子はなんとなく袴のように見えなくもないですが…)。 花はごじゃごじゃして見えますが、一つ一つの花は長い柱頭に長い雄しべが6本、花弁も6枚と分かりやすく、この写真の株には計6つの花がついています。たくさんつくと見応えがありそうです。 湿った被陰地にひっそりと生えることが多く、目立たないからか、私はセンターではほとんど見たことがありません。見つけられないだけかもしれませんが、皆さんも是非そ~っと観察してみてあげてください。 コバノミツバツツジ(湿生植物園東の谷にて、2013/04/11撮影) 園内各所でコバノミツバツツジの花数が増えてきました。言わずと知れた二次林や里山の標徴的な種です。林床の明るいアカマツ林や雑木林の環境が残っているからこそ見ることができる種といえるでしょう。ショッキングピンクに彩られた里山をのんびりと歩いてみたい方は是非、満喫自然体験「春のトレイルウォーキング」へご参加下さい。 ミツバツツジ(センター棟周囲にて、2013/04/11撮影) 実は最近になって初めて知った衝撃的事実。センター棟周囲など、植栽の三つ葉の躑躅は、センターに野生するコバノミツバツツジとは別種で、ただのミツバツツジという種だそうです。本来の分布は近畿以東から関東にかけての太平洋側で、コバノミツバツツジとはかなりはっきりとした違いがあるようですので、今度じっっくり観察してみたいと思います。 スミレ(昆虫の森付近の経路沿いにて、2013/04/04撮影) 園内各所の経路沿いにて、スミレの花がよく見られるようになってきました。濃い紫色の花と細長い葉が一箇所から根生しているのが大きな特徴です。 アリアケスミレ(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2013/04/11) ニオイタチツボスミレやスミレにやや遅れて白花の、このアリアケスミレも咲き始めました。花の色以外はスミレととても似た感じです。 ▼2013/04/05アップ センダイムシクイ(センター棟裏にて、2013/04/01撮影) 夏鳥の第二陣がやって来ました(一陣はツバメ)。焼酎一杯グイ~(チヨチヨビ~)は本当覚えやすくて印象的な鳴き声です。4/1のお昼に気づき(幸運にも写真も撮れ)、その後連日、湿生植物園やタンチョウ棟周囲、センター棟周囲などで聞かれています。 ツマキチョウ(湿生植物園東の谷にて、2013/04/05撮影) 念願のツマキチョウ♂です。赴任3年目にしてやっと撮れました。昨年も一昨年も目撃はタンチョウケージ付近の経路沿いで、目の前をスーーーーっと横切ってロストという…。なんとも味気ない出会いが2年も続いていただけに、大変嬉しいです。相変わらず止まらないので、しばら~く追跡を続けたところ、タネツケバナに止まって吸蜜しました!木道からだと距離が遠かった点は残念ですが、とりあえずは満足満足。5月の前半ぐらいまではまたチャンスがあるかもしれませんので、是非探してみてください。 余談ですがタネツケバナの仲間に、よく似たミチタネツケバナという帰化種が増えてきているようですが、そちらはやや乾いた所に生え、果実が茎に寄ってつくので、微妙に束になっているように見えるとのこと。写真のはよく湿った湿生植物園のわきに生えていたし、果実は茎に寄っていないのでタネツケバナだと思いました。 ミヤマセセリ(タンチョウケージ付近の経路上にて、2013/04/01撮影) 撮影場所付近で割とたくさん出ています。たんぽぽの仲間など、原っぱの花が増えてきているので、そちらで吸蜜してくれるとよいのですが、飛んでいることが多く、休憩は地面やコナラ等の梢の方の枝先で、しかもすぐに飛び立ってしまいます。 ホソミオツネントンボ(平成池にて、2013/04/05撮影) キレイに青みがさした個体が3頭ほど見られました。捕虫シーンが見れないかと少し粘ってみましたがダメでした。成虫越冬組がだんだん出そろってきましたね。 ノジスミレ(エントランス付近にて、2013/04/01撮影) シワシワしてて、毛深く、淡い色合いのスミレです。踏まれてしまいそうな原っぱに生え、名前と印象が一致するので覚えやすく、シハイスミレほどではないですが、愛着あるすみれの仲間です。 ▼2013/03/30アップ コバノミツバツツジで吸蜜するナミアゲハ(いっぷく広場にて、2013/03/30撮影) 3/28に昆虫の森に向かう経路沿いで2花ほど咲かせているコバノミツバツツジを見かけました。天気が続いているし、そろそろと思っていっぷく広場に訪れると、つぼみがふくらみ開花しているものがちらほら見られました。どれを撮ろうかと迷っているとナミアゲハが吸蜜しに訪れてきました。すばらしいタイミングで来ていただきありがとう。大変新しいキレイな個体でした。 アカタテハ(平成池奥にて、2013/03/30撮影) 春一番はだいたいこのアカタテハの印象があったのですが、やっと見れました。 キアゲハ(野草園の広場にて、2013/03/30撮影) ナミアゲハ(アゲハ)に対してのキアゲハです。こちらも痛みのないキレイな個体でした。オオイヌノフグリで少し吸蜜したら、あっという間にいなくなってしまいました。 クサイチゴで吸蜜するキタキチョウ(タンチョウケージ付近経路沿いの斜面にて、2013/03/29撮影) 今までキチョウと呼ばれていたものが2種に分けられたのだそう。岡山やセンターのものは2種のうちのキタキチョウの方で良いようです。ごくごく普通種なのですが、このコーナーでは初アップとなります。 ルリタテハ(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影) アカタテハ、ヒオドシチョウ等と同様、成虫越冬するのでチョウの中では最も早い時期から見られます。今季もヒオドシチョウやテングチョウと同じように3月上旬頃から見られ始めました。写真はやっと…というところです。 ツバメシジミ(湿生植物園にて、2013/03/29撮影) 庭先などで普通に見られるヤマトシジミとよく似ていますが、後翅に尾状突起があるので、見分けの良いポイントになります。 ビロウドツリアブ♂(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影) 毛むくじゃらで長い口吻を持つユーモラスな見た目です。今、センターでは湿った林縁や経路沿い等で、非常に普通に見られます。春に特有の種で、名前と容姿が合致しており覚えやすい。1センチ程度の小ささで枯れ葉や湿った土上ではカモフラージュされてしまい目立ちませんが、羽音に耳をすませて探してみてください。こちらは左右の複眼が接しているので♂になります。 ビロウドツリアブ♀(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影) ホバリング上手なため、吊りアブの名があるようですが、このように静止画を切り取ると、上へ反った脚がなんとも言えずこっけいで、ホントにワイヤーアクションのようにつり下げられているように見えてきます。こちらは左右の複眼が離れているので♀になります。 菜の花(野草園にて、2013/03/25撮影) 野草園の一画にある菜の花畑にて。少しだけ咲き始めました。 シハイスミレ(ピクニック広場から虫の原っぱにかけての経路沿いにて、2013/03/30撮影) スミレの仲間は見分けが難しく苦手意識がありますが、このシハイスミレだけはわかりやすく愛着があります。写真では葉裏が赤っぽく写っていますが、通常紫色や赤紫色で名前の由来にもなっています。割と花付きの良い株を選んで撮影しましたが、1花1葉しかつけていないような非常に小さな株もあります。あまり目立つものではありませんが、今、見頃ですので是非見つけてみてください。 ▼その他、まだ見られるもの ニオイタチツボスミレ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/03/24撮影) カワラヒワ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/03/24撮影) カンサイタンポポ(エントランス付近にて、2013/03/22撮影) アカミタンポポ(エントランス付近の経路沿いにて、2013/03/22撮影) ツバメ(センター棟上空にて、2013/03/23撮影) シロバナタンポポ(タンチョウ放飼場付近にて、2013/03/17撮影) ニホンカナヘビ(センター棟裏にて、2013/03/11撮影) ヤブツバキ(野草園奥にて、2013/03/11撮影) ヒオドシチョウ(平成池奥にて、2013/03/07撮影、他、いっぷく広場でも確認) テングチョウ(平成池奥にて、2013/03/07撮影) ウグイス(水鳥観察小屋付近にて、2013/02/25撮影) メダカ(虫の原っぱにて、2013/02/28) コゲラ(野鳥観察小屋付近にて、2013/02/15撮影) ホオジロ(上池堰堤近くの経路沿いにて、2013/02/10撮影) ヒヨドリ(催し広場付近の経路沿いにて、2013/02/08撮影) ヤマガラ(昆虫の森にて、2013/01/19撮影) バン(上池にて、2013/01/11撮影) シジュウカラ(虫の原っぱにて、2012/11/07撮影) カルガモ(上池にて、2012/10/22撮影) |
朝晩の冷え込みが収まり、日中暖かい日が続いています。 センターでは急に新緑の兆しが見られはじめ、 生きものの息吹があちらこちらから感じられるようになってきました。 虫の原っぱの水辺ではいととんぼの仲間もチラホラ見られはじめましたヨ。 (2013/04/15) |
・2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
・2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
・2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
・2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
・2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…