里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2013/04/20アップ
トラフトンボ、フタスジサナエ、サクラソウ、ミツガシワ、リュウキンカ、カスミザクラ、ミヤマウグイスカグラ、ウグイスカグラ、カイツブリ、サシバを追加・更新しました。
▼2013/04/15アップ
シオヤトンボ…
▼2013/04/13アップ
ヤマザクラ・メジロ、コバノミツバツツジ、スミレ、アリアケスミレ…
▼2013/04/05アップ
センダイムシクイ、ツマキチョウ、ミヤマセセリ、ホソミオツネントンボレ…
▼他
アカタテハ、キタキチョウ、ルリタテハ、ツバメシジミ、ビロウドツリアブ、シハイスミレ、ニオイタチツボスミレ、カワラヒワ、カンサイタンポポ、ツバメ、シロバナタンポポ、ニホンカナヘビ、ヤブツバキ、ヒオドシチョウ、テングチョウ、ウグイス、メダカ、コゲラ、ホオジロ、ヒヨドリ、ヤマガラ、シジュウカラ、カルガモなども見られます。
▼NEW!2013/04/20アップ

トラフトンボ(水生植物園にて、2013/04/19撮影)
水生植物園ではトラフトンボの羽化が始まっています。この個体は羽化後一時間以上経過し、色合いや翅もしっかりしてきた感じ。もう、それほど待たなくても間もなく飛び立つものと思います。

トラフトンボ(水生植物園にて、2013/04/18、田中啓夫氏撮影)

トラフトンボ(水生植物園にて、2013/04/18、田中啓夫氏撮影)
このような感じで!。4/16~18は好天で気温も上昇。昆虫たちの活動が活発になった模様です。

左:フタスジサナエ・右:オグマサナエ(水生植物園にて、2013/04/19撮影)
オグマサナエの羽化はほぼ一段落。現在はフタスジサナエの羽化が始まっています。

フタスジサナエ(水生植物園にて、2013/04/20撮影)
この日、4/20は気温が非常に低く、羽化後、これだけしっかりした色合いになってもなかなか飛び立とうとしませんでした。


サクラソウ(湿生植物園東の谷にて、2013/04/19撮影)
今見頃を向かえています。この週前半の好天で一気に咲きそろったようですね。ただ、ここ数日またまた冷え込んでいますので4/22の週の前半までは見れるのではないかと予想されています。

ミツガシワ(湿生植物園にて、2013/04/19撮影)
ミツガシワも見頃を向かえています。花の穂が伸長しながら上に上に咲いていくのでしばらく見頃が続きそうです。サクラソウとあわせてこちらもご覧下さい。

リュウキンカ(湿生植物園にて、2013/04/19撮影)
サクラソウやミツガシワと同様、4月の上旬から、湿生植物園東の谷奥部にて咲き始めていました。だいぶ遅れてからミツガシワの生える小池の木道脇でも咲き始めました。むむむ…黄色い花のキンポウゲの仲間はどれも似ていますね…。

左手前:カスミザクラ(タンチョウ放飼場付近にて、2013/04/20撮影)
全国各地のお花見処では、今年は開花が早かったですが、岡山やセンターではそんな印象もなかったと思います。センターのヤマザクラの開花はばらつきがあり、もう葉桜になっているものもあれば、まだまだ見頃のものもあります。そしてやっとカスミザクラが咲きそろってきました。ヤマザクラの新葉が赤味を帯びるのに対し、カスミザクラの新葉は爽やかな淡緑色。一つ一つの花もやや大ぶりなので見応えありです。

ミヤマウグイスカグラ(平成池奥の経路沿いにて、2013/04/20撮影)
センターのような里山であれば、比較的普通に見られる落葉低木。本種のように毛や腺毛(毛の先に水滴のようなものがついていて、さわるとだいたいネチャッっとする)が多いタイプをミヤマウグイスカグラといいます。まじまじと花を見たことがなかったので比較がてら見に行ってきました。

ウグイスカグラ(平成池奥の経路沿いにて、2013/04/20撮影)
こちらは全くの無毛。これが基本種だと思っていたのですが、基本種はヤマウグイスカグラという有毛品とのこと。腺毛品と無毛品とも品種に相当し、それほど大きな違いはないようです。花も大変よく似ていますね。(まどわされてはいけません。見る人が見ると随分印象が異なるようですヨ。)


カイツブリ(上池にて、2013/04/15撮影)
今季はあまりうまくいかなかったのか、一羽連れですね。でもお母さん独り占めできてまあいっか。幼鳥は親と違って一見ドハデな柄ですが、この迷彩調が草っぱらで良いカモフラージュになるのでしょう。

サシバ(湿生植物園にて、2013/04/20撮影、朝は快晴でした…)
今季は春の渡りや旅鳥など、とんと話題がありませんでしたが、やっと夏鳥第三陣、サシバとキビタキの囀り(声だけ)確認です(一陣はツバメ、二陣はセンダイムシクイ)。サシバの「ピックイィィィーーーーッ」という鳴き声は、鳥に興味が無くても山を歩かれる方であれば結構聞き覚えがあるのでは?と思います。そういえば昨年は3月末に同じ湿生植物園で初鳴きを聞きましたが、カケスの鳴き真似にダマされたことも多々あるのであまり自信はありません。

▼2013/04/15アップ

シオヤトンボ(虫の原っぱにて、2013/04/14撮影)
羽化後は、林縁の樹上や、木橋の手すり、木道上、経路上、このような道縁で日向ぼっこ?。この個体はだいぶ色が濃くなっているほうだと思います。

▼2013/04/13アップ

ヤマザクラとメジロ(催し広場付近の経路沿いにて、2013/04/12撮影)
今年のヤマザクラは花付きの良くないものも中にはありますが、現在、良い見頃の時期を迎えています。メジロが少ないこともあって、こういう吸蜜シーンは今年はあまり見られないかもしれません。

コバノミツバツツジ(湿生植物園東の谷にて、2013/04/11撮影)
園内各所でコバノミツバツツジの花数が増えてきました。言わずと知れた二次林や里山の標徴的な種です。林床の明るいアカマツ林や雑木林の環境が残っているからこそ見ることができる種といえるでしょう。ショッキングピンクに彩られた里山をのんびりと歩いてみたい方は是非、満喫自然体験「春のトレイルウォーキング」へご参加下さい。

スミレ(昆虫の森付近の経路沿いにて、2013/04/04撮影)
園内各所の経路沿いにて、スミレの花がよく見られるようになってきました。濃い紫色の花と細長い葉が一箇所から根生しているのが大きな特徴です。

アリアケスミレ(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2013/04/11)
ニオイタチツボスミレやスミレにやや遅れて白花の、このアリアケスミレも咲き始めました。花の色以外はスミレととても似た感じです。

▼2013/04/05アップ

センダイムシクイ(センター棟裏にて、2013/04/01撮影)
夏鳥の第二陣がやって来ました(一陣はツバメ)。焼酎一杯グイ~(チヨチヨビ~)は本当覚えやすくて印象的な鳴き声です。4/1のお昼に気づき(幸運にも写真も撮れ)、その後連日、湿生植物園やタンチョウ棟周囲、センター棟周囲などで聞かれています。

ツマキチョウ(湿生植物園東の谷にて、2013/04/05撮影)
念願のツマキチョウ♂です。赴任3年目にしてやっと撮れました。昨年も一昨年も目撃はタンチョウケージ付近の経路沿いで、目の前をスーーーーっと横切ってロストという…。なんとも味気ない出会いが2年も続いていただけに、大変嬉しいです。相変わらず止まらないので、しばら~く追跡を続けたところ、タネツケバナに止まって吸蜜しました!木道からだと距離が遠かった点は残念ですが、とりあえずは満足満足。5月の前半ぐらいまではまたチャンスがあるかもしれませんので、是非探してみてください。
余談ですがタネツケバナの仲間に、よく似たミチタネツケバナという帰化種が増えてきているようですが、そちらはやや乾いた所に生え、果実が茎に寄ってつくので、微妙に束になっているように見えるとのこと。写真のはよく湿った湿生植物園のわきに生えていたし、果実は茎に寄っていないのでタネツケバナだと思いました。

ミヤマセセリ(タンチョウケージ付近の経路上にて、2013/04/01撮影)
撮影場所付近で割とたくさん出ています。たんぽぽの仲間など、原っぱの花が増えてきているので、そちらで吸蜜してくれるとよいのですが、飛んでいることが多く、休憩は地面やコナラ等の梢の方の枝先で、しかもすぐに飛び立ってしまいます。

ホソミオツネントンボ(平成池にて、2013/04/05撮影)
キレイに青みがさした個体が3頭ほど見られました。捕虫シーンが見れないかと少し粘ってみましたがダメでした。成虫越冬組がだんだん出そろってきましたね。

▼その他、まだ見られるもの

アカタテハ(平成池奥にて、2013/03/30撮影)

クサイチゴで吸蜜するキタキチョウ(タンチョウケージ付近経路沿いの斜面にて、2013/03/29撮影)

ルリタテハ(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影)

ツバメシジミ(湿生植物園にて、2013/03/29撮影)

ビロウドツリアブ♂(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影)

ビロウドツリアブ♀(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影)

シハイスミレ(ピクニック広場から虫の原っぱにかけての経路沿いにて、2013/03/30撮影)

ニオイタチツボスミレ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/03/24撮影)

カワラヒワ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/03/24撮影)

カンサイタンポポ(エントランス付近にて、2013/03/22撮影)

アカミタンポポ(エントランス付近の経路沿いにて、2013/03/22撮影)

ツバメ(センター棟上空にて、2013/03/23撮影)

シロバナタンポポ(タンチョウ放飼場付近にて、2013/03/17撮影)

ニホンカナヘビ(センター棟裏にて、2013/03/11撮影)

ヤブツバキ(野草園奥にて、2013/03/11撮影)

ヒオドシチョウ(平成池奥にて、2013/03/07撮影、他、いっぷく広場でも確認)

テングチョウ(平成池奥にて、2013/03/07撮影)

ウグイス(水鳥観察小屋付近にて、2013/02/25撮影)

メダカ(虫の原っぱにて、2013/02/28)

コゲラ(野鳥観察小屋付近にて、2013/02/15撮影)

ホオジロ(上池堰堤近くの経路沿いにて、2013/02/10撮影)

ヒヨドリ(催し広場付近の経路沿いにて、2013/02/08撮影)

ヤマガラ(昆虫の森にて、2013/01/19撮影)

シジュウカラ(虫の原っぱにて、2012/11/07撮影)

カルガモ(上池にて、2012/10/22撮影)
変な天気が続きます。

昨夜からの流れか、今日は寒い。

朝は晴れていたこともあって、お昼頃フタスジサナエの羽化を見に行かせてもらいましたが、結局飛び立つことはありませんでした…
その後、午後からもぐんぐん気温が下がり、友の会の「生きもの発見隊」もちょっときつかったようです。

今日見れなくても、また明日。
明日見れなくても、また来年がありますので、ゆっくりいきましょう。

皆様、体調を崩されませんように。
(2013/04/20)
▼平成25年度 Update▼
2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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