▼2012/05/13アップ▼カワトンボの仲間の繁殖行動、クロイトトンボ、ハラグロオオテントウ、オオトモエ、シロスジトモエ、ミサゴを追加更新しました。NEW ▼2012/05/11アップ▼カイツブリの親子、ツマグロヒョウモン、キアゲハ、ヨツボシトンボのペア、オオイトトンボの産卵、ヒツジグサ、アオスジアゲハ、ウラギンシジミ、カラスアゲハ、クロスジギンヤンマ… ▼2012/05/06アップ▼トラフトンボの産卵、サワオグルマ、カキツバタ、ハルゼミ、コウホネ、シオヤトンボの産卵、カワラヒワ… ▼他、ウグイス、エナガ、キビタキ、ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ、ムラサキシジミ、ベニシジミ、クマバチ、クサガメ、ハンミョウ、ヒヨドリ、メジロ、センダイムシクイ、カワセミ、ツバメ、コゲラ…なども見られます。 |
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カワトンボの仲間の交尾前の行動(2012/05/10撮影) カワトンボの仲間の繁殖行動が見られました。トンボの交尾って、♂の尾の先は♀の首にフックしており、♀の尾の先の接続位置も意味がよくわからなかったのですが、♂は交尾前に尾の先から、尾の付け根あたりにある副精器に精子を移すんですね。♀の尾の先の接続先は♂の副精器だったんだ…。この♂は先に♀の首をフックしたうえで、尾の先を副精器にこすりつけているように見えます。 その作業の後に例のハートの形が出来るわけですね(2012/05/10撮影) タンデムが解除された後、しばらく見つめ合う♂(左)♀(右)(2012/05/10撮影) 見つめ合うの長すぎ!待てない。この産卵風景は上記とは別個体の♀です(2012/05/10撮影) クロイトトンボ(水生植物園にて、2012/05/10撮影) クロイトトンボが見られ始めました。 ハラグロオオテントウ(タンチョウ棟付近の雑木林、2012/05/07撮影) カメノコテントウに並ぶ国内最大級のテントウムシだそうです。一応お腹側も見れたのですが、名前の通りの様子でした。 オオトモエ(上池堰堤、2012/05/10撮影) 羽を広げた状態の幅は10センチ程ありそう。トモエガ亜科の中では国内最大級(笑)とのこと。蛾の名前によく 使われる「トモエ」は、家紋などで「三つ巴」などとして使われるデザインに似た模様があるからなのでしょうか 。ただし「一つ巴」ですね。 シロスジトモエ(虫の原っぱ、2012/05/10撮影) こちらも名前に「トモエ」がついています。春先にエゾヨツメやイボタガの羽を経路沿いで見つけたのですが、蛾って「目」がイメージされる模様が多いですね。 ミサゴ(上池上空にて、2012/05/11撮影) 久しぶりに餌とりにセンターに来てくれたようです。随分ねばって旋回していましたがダイビングシーンは見れませんでした。 ▼2012/05/11アップ カイツブリの親子(上池、2012/05/08撮影) なんと4羽も…。いつの間に…。 ツマグロヒョウモン♀(センター棟付近にて、2012/05/08撮影) 県南の住宅地でも庭先のビオラやパンジー目当てにやってくるのを見ることが出来ます。 キアゲハ(タンチョウ棟付近にて、2012/05/08撮影) 動きが速くなかなかうまく撮れませんでした。濃いピンクの花はヒラドツツジでしょうか。センターには淡いピンク、この濃いピンク、白色など様々な色のものが植えられています。 ヨツボシトンボのペア(2012/05/08撮影) ヨツボシトンボは枝先や茎、葉の先端にちょこんととまり、よく写真を撮らせてくれるイメージがあったのですが、交尾の時間は短いし、産卵行動はものすごくせわしない…。交尾のタンデム飛行は辛うじて撮れたのですが…。産卵の様子の撮影は不可能のように感じました。 オオイトトンボの産卵(2012/05/08撮影) イトトンボの仲間では、ホソミオツネントンボとホソミイトトンボが先陣きって出現していましたが、最近はこのオオイトトンボの羽化や産卵などの様子が見られるようになってきました。 ヒツジグサ(2012/05/07撮影) 未の刻に咲き始めるから。天気によい日には昼頃から咲き始めます。 アオスジアゲハ(タンチョウ棟付近にて、2012/05/07撮影) 水色の模様が雲母的な光沢があり大変美しい。南方系の蝶で、幼虫の食草はクスノキ及びクスノキ科の樹木。岡山県ではこれらの樹木の分布自体、だいたいおおざっぱに中部以南なので、このアオスジアゲハの分布もそういう傾向はあるのでしょうね。昨年は初夏に一度チラッと見かけただけでしたので、今年はばっちり見れて良かったです。写真はトキワハゼ…ではなく、サギゴケ(ムラサキサギゴケ)で吸蜜している様子。 ウラギンシジミ(タンチョウ棟付近にて、2012/05/07撮影) 羽を半開きで上面を見せてくれていました。斑紋の色が白っぽいので♀。♂は濃いめのオレンジ色とのこと。 カラスアゲハ(センター棟付近にて、2012/05/06撮影) GWから気温が高くなり、蝶が増えてきました。この個体はセンター棟周囲のタニウツギの花で吸蜜していますが、虫の原っぱや湿生植物園で給水している様子も観察されます。 クロスジギンヤンマ(湿生植物園平成池にて、2012/05/06撮影) 5月初旬に羽化殻を見かけた後、しばらく音沙汰ありませんでしたが、平成池でびゅんびゅん飛び回る姿を見ることが出来ました。 ▼2012/05/06アップ トラフトンボ(虫の原っぱ、2012/05/05撮影) トラフトンボはずーっと飛び回っている印象の強い種。交尾状態のタンデム飛行も結構速い!そうこうしながら産卵場所を探しているのでしょうか。解除されると、小枝や抽水植物の茎にとまり、卵をひねり出します(勝手な表現です)。辛子明太子みたい…。この卵が十分な量に達すると、すーっとお気に入りの場所に降り、一回の打水で産卵行動はおしまいです。この個体の場合、カメラのオートフォーカスをマニュアルに切り替えた時に打水は既に終わっていました。虫の原っぱにおられたお客さんにしっかり教えていただきながらの順調な観察でしたが、最終試験では白紙答案となりました。 トラフトンボ(水生植物園、2012/05/05撮影) 水生植物園では、別のお客さんがおられ、改めてご指導いただきながら順調に観察がすすみました。今回は安全策を整えてからと思い、ズームはちょい広角に、ピントはなるべく水面辺りに集中しながらあわせることに。この写真は打水直後ぐらいのようで、このままの体勢で十数センチ向こうに移動し(その写真はピンボケ)、そのまま(ファイダーの外まで)飛び立っていきました。産卵は右前方にあるヒシになすりつけるような感じで行われたのだと思います。トラフトンボも含め、皆様お疲れ様でした。 サワオグルマ(虫の原っぱ、2012/05/05撮影) サワオグルマが、湿生植物園、野草園、虫の原っぱなどので見頃を迎えています。中旬まで見頃が続くと思います。 カキツバタ(水生植物園にて、2012/05/05撮影) 水生植物園でカキツバタが少しづつ咲き始めました。見頃は中旬あたりになるでしょうか。 ハルゼミ(湿生植物園にて、2012/05/05撮影) エントランス広場付近が特に騒々しく、園内各所のマツ林で騒々しく鳴いています。が、相変わらず見つけにくい。今年は思い立った当日に撮影できたので幸運でした。アカマツ林の指標種で、マツゼミとも呼ばれますが、昨今の松枯れにより、行く末が心配されます。 コウホネ(湿生植物園にて、2012/05/01撮影) コウホネが咲き始めました。 シオヤトンボ交尾(虫の原っぱ、2012/05/01撮影) 普通、邪魔が入ったりとかで交尾が長く続くことはないのだそうですが、このペアはのんびりと一休み。あまりこのようなことはないとのこと。 シオヤトンボ♀産卵(2012/05/01撮影) 交尾が解除されると間もなく産卵行動に移るとのことで、♀の行き先に注意。シオヤトンボの産卵行動は比較的長く続くとのことで、こちらも数を打って対応することにしました。水面より十数センチ上空で一呼吸あり、一瞬で打水してはまた上空での一呼吸を繰り返します。お腹を水面に打ちつけた際の水玉がちょうど写っています。しかし、先月発生したばかりのシオヤトンボがもう産卵ですので、ライフサイクルのスピーディーさについていけません。 カワラヒワ(2012/05/01撮影) これから暑くなってきますので、やっぱり水浴びですよね。 ▼その他、まだ見られるもの ウグイス(職員駐車場にて、2012/04/27撮影) エナガ(2012/04/28撮影) キビタキ♂若鳥(人とみどりと野鳥のつどいの際、2012/04/29、岡崎氏撮影) ヒメウラナミジャノメ(タンチョウ棟付近にて、2012/04/29撮影) サトキマダラヒカゲ(タンチョウケージ付近にて、2012/04/29撮影) ムラサキシジミ(昆虫の森近くの経路沿いにて、2012/04/24撮影) ベニシジミ(湿生植物園、2012/04/24撮影) クマバチ♂(至る所で、2012/04/24撮影) クサガメ(水生植物園にて、2012/04/24撮影) ハンミョウ(虫の原っぱ、2012/04/24撮影) ヒヨドリ(昆虫の森への経路沿いにて、2012/04/19撮影) メジロ(野鳥観察小屋付近にて、2012/04/15撮影) センダイムシクイ(虫の原っぱにて、2012/04/15撮影) カワセミ(残念な写真を気持ちでカバー、上池にて、2012/04/15撮影) ツバメ(野草園にて、2012/04/13撮影) コゲラ(タンチョウ棟近くの経路沿いにて、2012/04/05撮影) |
昨日、今日のセンターは朝晩随分冷え込みました。私はフリースやらジャンバー再び出しました。でも今日の日中は比較的暖かくなり、生き物達の動きも活発に。クロスジギンヤンマの産卵など見れました。他のヤンマ系の産卵もチラッと見えたのですが撮れず…。名前も判断つきませぬ。鳥類では、まだイカルがいるようで鳴き声がよく聞かれました。キビタキもほんと声は聞けるのですが姿は見せてくれません。さて明日から暖かくなると良いのですが…(2012/05/13) |
・2012/05/13:カワトンボの仲間、クロイトトンボ…
・2012/05/11:アナグマ、アオスジアゲハ…
・2012/05/06:トラフトンボ、カキツバタ…
・2012/04/30:スミレ、キビタキ…
・2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
・2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
・2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
・2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
・2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
・2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
・2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
・2012/04/02:トラツグミ…
・2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
・2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…