里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

メニュー
ログイン

文字の大きさ

過去の動植物情報について

▼NEW!2013/04/28アップ
キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、センター棟の藤棚を追加・更新しました。
▼2013/04/27アップ
カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、ザイフリボク、ウワミズザクラ、オオルリ、キビタキ、カイツブリ、カワトンボの仲間…
▼2013/04/25アップ
ハンミョウ、ニワハンミョウ、クマバチ、クチナシグサ…
▼2013/04/20アップ
リュウキンカ…
▼他
シオヤトンボ、スミレ、センダイムシクイ、キタキチョウ、ルリタテハ、ツバメシジミ、ツバメ、ニホンカナヘビ、テングチョウ、ウグイス、ホオジロ、ヤマガラなども見られます。
▼NEW!2013/04/28アップ

キビタキ(虫の原っぱ入り口付近にて、2013/04/28撮影)
お昼、常緑樹の樹冠の中で何やら騒がしい鳴き声が聞こえたのでのぞき込んでみると、複数のメジロが右往左往しておりました。その中で、全く色の違う小鳥が行ったり来たり。意外なことにキビタキでした。メジロ一家にちょっかいでも出していたのでしょうか?? 囀り声の前でいくら待っても出てきてくれないのに…。明日(4/29)の「ひとと緑と野鳥のつどい」でも姿を見つけるのは難しいかもしれませんが、歌声は是非是非聞きに来てください。

オオルリ(センター棟と虫の原っぱの間の山の尾根にて、2013/04/28撮影)
今日(4/28)のお昼のこと。昨日とまた同じ場所でした。ちょっと遠いですけど、歌声を聞きに来てください。

ツマキチョウ♀(虫の原っぱから昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/04/28撮影)
今日(4/28)は快晴の中、「たんぽぽとスミレ」と名うっての自然観察会が開催されました。短い距離の散策の中で今見られる類似種をみっちり解説いただけたものと思います。アリアケスミレは一般には白色のものが多いですが、写真のように微妙に紫がかる色合いのものも時々見られます。名前の由来としては一定しない花の色合いを、時により様々に表情をかえる有明の海になぞらえたもの。なんて解説もあったでしょうか? そんな日にピッタリのアリアケスミレでのツマキチョウの吸蜜の様子を見ることができました。この♀はサービス精神旺盛で、この前にカンサイタンポポでの吸蜜を、この後にはスミレでの吸蜜を見せてくれました。

センター棟の藤棚(2013/04/28撮影)
平成23年の花後、自分で剪定したのですが、あまり思い切って切り詰めることができず、お客様が頭をかがめないと通れないような状況は改善できませんでした。翌年はセンターのことをいろいろ面倒見ていただいている業者さんにお願いしたところ、ばっさりスッキリ。意外と花付きも良いようです。園内各所でもフジやヤマフジが咲きそろいつつあります。

▼2013/04/27アップ

カンサイタンポポ(湿生植物園付近の経路沿いにて、2013/04/27撮影)
上池近くやタンチョウケージ付近の原っぱ斜面でたんぽぽが群生しています。今、特にカンサイタンポポが多いと思いますが、明日(4/28)の初心者のための自然観察会「たんぽぽとスミレ」では似た種類もじっくり観察しに来てください。

ツボスミレ(昆虫の森にて、2013/04/27撮影)
センターの他のスミレの仲間と比べ、陰湿なところに生える種類です。水田まわりなどでもよく見られるかもしれません。この個体は紫色がやや濃いめ。通常はもっと白っぽいと思います。明日(4/28)の「たんぽぽとスミレ」でも見ることができれば、似た色の花が咲くアリアケスミレとどこが違うのか教えてもらえると思います。

サワオグルマ(虫の原っぱにて、2013/04/27撮影)
サワオグルマが山間の湿地で咲き始めました。この場所は群生しているので、開花ピーク時は見応えがあります。湿生植物園でも咲き始めています。

ザイフリボク(野鳥観察小屋付近の経路沿いにて、2013/04/27撮影)
桜の季節も終わりましたが、同じバラ科の樹木がキレイな花を咲かせています。かなり派手な風貌ですが、れっきとした野生種です。細長い花弁がヒラヒラしていることから、采配をふるう様子に見立てた。別名シデザクラは神社で用いるサカキ(、ヒサカキ)につける白い紙に似ている様子から。シデコブシなどと同様、白色系で、ヒラヒラした細長い花弁を持つものには四手の名前が付きます。個人的には別名のシデザクラの方が馴染みやすく感じます。

ウワミズザクラ(野鳥観察小屋付近の経路沿いにて、2013/04/27撮影)
名前の通り、これも桜(バラ科)の仲間です。一つ一つの花のパターンは同様で、花弁は5枚ですが、こちらは花弁が短く、かわりに雄しべが長い。個々は地味ですが、長い雄しべと穂状になって花がつくことで、ブラシのような形の花となっています。

オオルリ(野鳥観察小屋付近の経路沿いにて、2013/04/27撮影)

オオルリ(ピクニック広場~虫の原っぱ間の経路沿いにて、2013/04/27撮影)
今日(4/27)はすばらしい美声をご披露いただけました。上の写真は朝、下の写真は日中です。場所をかえたのか、はたまた別個体なのかちょっとわからないのですが、とにかくお嫁さん募集中であることだけは確かですよね? 良いお相手と良いお住まいが見つかることをお祈りします。

キビタキ(野鳥観察小屋付近の経路沿いにて、2013/04/27撮影)
こちらもオオルリに勝るとも劣らない美声の持ち主です。声高らかにお嫁さん募集中です。今年は今のところあまりたくさん入ってきていないみたいですが、4/29(月・祝)「人とみどりと野鳥のつどい」に続き、5/9(木)・5/12(日)には満喫自然体験「早朝探鳥-鳥たちのコーラス-」も実施されることですし、今一歩賑わいが欲しいところです。

カイツブリ親子(上池にて、2013/04/27撮影)
だいぶ大きくなってきました。

カワトンボの仲間(昆虫の森にて、2013/04/27撮影)
山際の被陰地で、流れのあるところなどに見られるとんぼです。グリーンのメタリック色が鮮やかですね。写真は何か捕食している様子。

キマダラヒカゲの仲間(昆虫の森にて、2013/04/27撮影)
上面はオレンジ系の配色で、飛んでいるとヒョウモン類かと思ってしまいましたが…。これは翅の模様からサトキマダラヒカゲだと思うのですが…。ヤマキマダラヒカゲのとの区別がよくわからず、また一年悩みそうです。

カワラヒワ(センター棟にて、2013/04/22撮影)
恋の季節とは一言でいっても、たぶん留鳥の小鳥たちは営巣まっただ中の時期ではないでしょうか。温めたり、巣を補強したり、餌をとりまくったり、敵を追い払ったりと大忙し。バタバタしているものですから、ついつい建物の中に紛れ込んでしまうのでしょうか。

シジュウカラ(センター棟にて、2013/04/25撮影)
こちらも迷子のシジュウカラ(子じゃないか…)。
これからしばらくの間、彼らは育児休業でセンターのアイドルではなくなりますね。こちらも彼らの子育ての邪魔だてはしないように気をつけねば。

タワヤモリ(センター棟前にて、2013/04/22撮影)
タワヤモリは岡山県では沿岸域に分布しているそうで、センターは位置的にギリギリのあたりになります。そのあたりのことはセンターの研究報告15 江木 寿男・山田勝、2007、「岡山県におけるタワヤモリとニホンヤモリの分布と生息環境」に詳しく調べられていますが、またまた珍しいものが見られたものです。これは外に連れ出して撮影したもので、発見された場所は意外なところでした。

▼2013/04/25アップ

ハンミョウ(昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/04/25撮影)
まだ「みちおしえ」といえるような典型的な行動は見られませんが、一年ぶりのそのお姿はやはり鮮やかで、そして、どう猛そうな感じがびんびんです。

ニワハンミョウ(昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/04/22撮影)
この褐色の地味なタイプのハンミョウには幾つか種類があるようなのですが、コニワハンミョウというほど小さくないし、センターのものはニワハンミョウで良いかと思います。地味ですが、ハンミョウ同様、顔つきは悪そうです。

クマバチ♂(2013/04/25撮影)
各所でブンブンいってますが、♂は刺しませんので、あまり過敏に反応しないでやってください。どうして、こんな小さな翅と、それに不釣り合いな大きな胴体で飛ぶことができるのでしょう? などと考えると多少愛着がわいてきませんか?

クチナシグサ(昆虫の森にて、2013/04/22撮影)
眼力の肥えた方はピンとくると思いますが、名前の由来はズバリ、このがくの形状でしょう。別名カガリビソウは大変風流な名前で大好きですが、これも勝手な想像ですが、がくの形状からきたのでしょうか? クチナシグサの花を見るのは実は20年以上ぶり…。その間は、葉っぱだけの状態で何度か出会っているのですが、その度にセンブリだと思って口に入れて苦くないので??? で、調べるのに大変苦労し、また忘れるという繰り返しでした。

▼2013/04/20アップ

リュウキンカ(湿生植物園にて、2013/04/19撮影)
サクラソウやミツガシワと同様、4月の上旬から、湿生植物園東の谷奥部にて咲き始めていました。だいぶ遅れてからミツガシワの生える小池の木道脇でも咲き始めました。むむむ…黄色い花のキンポウゲの仲間はどれも似ていますね…。

▼その他、まだ見られるもの

シオヤトンボ(虫の原っぱにて、2013/04/14撮影)

スミレ(昆虫の森付近の経路沿いにて、2013/04/04撮影)

センダイムシクイ(センター棟裏にて、2013/04/01撮影)

クサイチゴで吸蜜するキタキチョウ(タンチョウケージ付近経路沿いの斜面にて、2013/03/29撮影)

ルリタテハ(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影)

ツバメシジミ(湿生植物園にて、2013/03/29撮影)

ツバメ(センター棟上空にて、2013/03/23撮影)

ニホンカナヘビ(センター棟裏にて、2013/03/11撮影)

テングチョウ(平成池奥にて、2013/03/07撮影)

ウグイス(水鳥観察小屋付近にて、2013/02/25撮影)

ホオジロ(上池堰堤近くの経路沿いにて、2013/02/10撮影)

ヤマガラ(昆虫の森にて、2013/01/19撮影)
本日は、明日の4/29(月・祝)人とみどりと野鳥のつどいの準備とかで、あまり外を歩けなかったのですが、短い時間の中で、全くの偶然にキビタキを近くで見ることができました。嬉しいような…、なんだか意外すぎて複雑な気分ですが、取り急ぎお知らせいたします。明日の「つどい」でも是非見たいですね。

GW前半の最終日にあたる明日、是非センターで爽やかな季節を満喫していってください。

後半は5/3(金)~5/6(月)は竹とんぼと竹笛教室を実施します。ご家族連れ大歓迎です。
(2013/04/28)
▼平成25年度 Update▼
2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

このページの先頭へ