里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

ミサゴ、カルガモ、ミズアオイ、タカの渡り、赤いとんぼ、
ヒガンバナ、ビッチュウフウロ、
リスアカネ、タカネトンボ、オオルリボシヤンマ、秋の七草他
ミサゴ
ミサゴです(上池堰堤上空にて、2011/09/29撮影)
出勤時、駐車場からセンター棟までの移動の間、
ちょうどミサゴが頭上を通過してくれました。
西の方から低い位置を飛んできて、田尻大池(下池)の堰堤付近まで行き、
少し高度を上げてから…行くか?行くか?行くのか~?ダァァーーイブ!
魚類のダイビングキャッチは失敗しました。
見せてくれましたが…、はい失敗ですよ~。残念。
見頃というのとは少し違う気がしますが、
センターで見られる猛禽の中では確認頻度が高いと聞きますので、掲載しておきます。

カルガモ
カルガモです(上池にて、2011/09/23撮影)
カモ類は冬鳥のイメージがしますが、
このカルガモに関しては、センターでは何羽かず~っといる気がします。
10/23に開催予定の「初心者のための自然観察会(池のまわりの野鳥)」で、見に来てください。

ミズアオイ
ミズアオイが花盛りを迎えています(野草園にて、2011/09/24撮影)
野草園の一画でミズアオイが見頃を迎えています。
花はキレイなのですが、葉っぱがボロボロなのわかりますか?
そしてその犯人は…
左:ハチクマ淡色型、中:ノスリ、右:ハチクマ暗色型
タカの渡りが見られました(センター棟付近にて、2011/09/25撮影)
左右の写真はハチクマのようですが、全然色合いが違うんですね。
真ん中の写真はノスリに見えます。

ナツアカネ
ナツアカネ(2011/09/22撮影)
♂は胸や目、顔まで真っ赤。

ネキトンボ
ネキトンボ(2011/09/22撮影)
ナツアカネと同じく、胸も頭も真っ赤。
ナツアカネとは胸の模様が違うが、はねの付け根あたりが色づいているのが大きな特徴。
マユタテアカネ
マユタテアカネ(虫の原っぱにて、2011/09/22撮影)
顔の模様は眉というより鼻の穴のよう。尾の先が反り返る。
ヒメアカネ
ヒメアカネ(2011/09/22撮影)
顔の模様は(写ってないですが…)ありません。尾の先も反り返らない。

ハネビロエゾトンボ
ハネビロエゾトンボ(湿性植物園西の谷にて、2011/09/22撮影)
以前別地で撮影したタカネトンボに近い種類。名前のとおりはねが広い。
(少しはとまって休んでくださいと言いたい)
サシバサシバ
サシバ(2011/09/23撮影)ウデはさておきもう一声倍率が欲しいところ…

ヒガンバナが咲き始めています(センター棟付近にて、2011/09/16撮影)
今年の残暑はなかなか厳しいと思っていたら、来週はもう秋分の日。
センターでも秋を感じさせる花が見られるようになってきました。
名前は彼岸の頃に咲くから。でも、毒草だから食べたら死んでしまうから…
という不吉な意味合いもあるのかもしれません。
最近では、棚田の畦畔を彩る秋の風物詩としての印象が強いです。


リスアカネ(休憩広場付近にて、2011/09/15撮影)
どのあたりがリス?と思ったら学者さんの名前とのこと。
林縁の樹下で静かなたたずまい。アカネ属の種がやっと見れました。
何度か身をひるがえしてくれたので気づきましたが、
体長4センチ程と小さく、目立たないものです。

タカネトンボ
タカネトンボを見ることが出来ました(2011/09/06撮影)
池のほとりの暗がりを飛んでいる地味なトンボを発見。
暗いので観察してもわからないし、写真にも撮れないし…
すると一匹明るいところへ出てきてくれました。
これは♂(ありがとう)。
もう一匹は相変わらず暗がりを周回しながら水辺にちゃぷちゃぷとしています。
そっちは♀?

オオルリボシヤンマ
オオルリボシヤンマを見ることが出来ました(2011/09/06撮影)
オニヤンマ以外のヤンマをあまり見たことが無いのでちょっとうれしい。
ちょっとパトロールし、ちょっとホバリングしたら
すぐに樹上を越えて消えていきました。
もっと開けた池が好みだったのでしょうか。

ビッチュウフウロ
ビッチュウフウロを見ることが出来ました(湿生植物園東の谷にて、2011/09/06撮影)
地元名を冠する湿地の植物。
本家の鯉ヶ窪湿原以外では見たことがありません。
末永く存続していって欲しいです。

オニヤンマ
オニヤンマの産卵を見ることが出来ました(2011/08/29撮影)
ナンバンギセル
ススキの茂みの中にナンバンギセルを見ることが出来ました(2011/08/29撮影)
オミナエシです。
さて、この花はなんでしょう?(2011/08/12撮影)
下記の紫色の花と同じく、里の草地の代表種で、秋の七草でもあります。
キキョウです。
さて、この花はなんでしょう?(2011/08/08撮影)
里の草地の代表種。人が持続的に利用する草地に生育することが多いため、
そのような草地がどんどん管理放棄されるようになってきた昨今、
今後急激に減っていくだろうと考えられている植物です。
環境省のレッドデータブックに掲載された時のおどろきは記憶に新しいです。
岡山県では、岩場や疎林の多い沿岸のような場所にも生えます。
自然保護センターの敷地中央には、
比較的大きな灌漑用のため池が2つ連なっています。
そのため魚食性猛禽類にとっては、餌場として重要な生活圏の一部になっているでしょう。
カルガモやカイツブリなどの水鳥にとってはほぼ生息場所となっており、
これからの季節は水鳥の飛来地としての役割も担っています。

話はかわりますが、ミサゴはトビほどではないにしても
比較的大きな猛禽類です。
センター棟まで足をのばしていただければ、
故三好淳介氏寄贈の実物大バードカービングが展示してございます。
ご参考までに。
(2011/09/29)
2011/09/26:タカの渡り…
2011/09/24:赤いとんぼ…
2011/09/23:サシバ…
2011/09/17:ミズアオイ…
2011/09/11:ミズトンボ…
2011/08/29:ミズトラノオ…
2011/08/25:ミンミンゼミ…
2011/08/13:サギソウ…
2011/07/31:セミの仲間…
2011/07/25:ヒシモドキ…
2011/07/18:カワラナデシコ…
2011/07/02:アサザ…
2011/07/01:チョウトンボ…
2011/06/27:ユウスゲ…
2011/06/22:クサレダマ…
2011/06/18:ノハナショウブ…
2011/06/12:ハッチョウトンボ…
2011/06/09:ササユリ…
2011/06/04:トキソウ…
2011/05/29:トキソウ…
2011/05/22:アヤメ、コウホネ…
2011/05/16:カキツバタ…
2011/05/14:カキツバタ…
2011/05/10:サワオグルマ…
2011/05/08:サワオグルマ…

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