2021年度湿原の草取りPart2
今年も湿原の草取りをボランティアの皆さんと行いました~。
今回の活動は東の谷で行いましたよ~。
午前:最上段で浸食が進んでいる箇所の復旧作業を行いました。また、ハッチョウトンボが活動しやすいように、小さな穴を掘って池状となる箇所を5カ所程度設けました。掘った部分の植生は浸食復旧箇所に移植しました。小さな池の周囲は、背丈の低い植生となるよう、カモノハシの抜き取りを行いました。
午後:中段・下段部において、ハンノキやセイタカアワダチソウの抜き取りを行いました。
日中はまだまだ暑いので、無理をしすぎないように、要所で波田先生にレクチャーをいただいたり、皆で余談・雑談しながら作業を行いました。無事、ケガもなく作業を終えることができました。ありがとうございます!
作業の様子
湿地・湿原の衰退要因の代表的なものとして乾燥化が挙げられます。
そして乾燥化を招く代表的な要因が、下流部にできる浸食ガリーや自然堤防の決壊です。
今回、東の谷でそういった状況が見られましたので、土嚢による土留めと、土嚢袋が表面に見えないように、他の所から掘り取った植生を移し、被覆しました。
写真は、移植した植生の合間に、新しい土をすきこんでいる様子です。
お疲れさまでした!
後半のハンノキ抜き取りはかなりハードな作業となりました。
抜き取った大きなハンノキとともに記念撮影をするつもりだったのですが、うっかり忘れていました。四阿で次なる再開を誓いつつの記念撮影となりました。
皆様お疲れさまでした!