2021年度湿原の草取りPart3
2021/10/31
今年の湿原の草取りも3回目となりました。
ボランティアの皆さんといっしょに行いましたよ~。
今回は西の谷と東の谷にわかれ、西の谷では観察路沿いのヤマフジ等のツル切り、東の谷ではハンノキの抜き取りを中心に行いました。
あいまをみて、セイタカアワダチソウの抜き取り、イヌセンブリ生育地の草刈りと個体数確認(草むらの中に埋もれるように小さな個体が5個体ほど見つかりました)、西の谷上流部の流路の確認と、少し土を入れての修正も行いました。
今までの作業と同様、要所で波田先生にレクチャーをいただいたり、無理しすぎないように、皆で適宜休憩とりながら作業を行いました。無事、ケガもなく作業を終えることができました。ありがとうございます!
<ボランティアさんの声>観察路沿いのツルや草は随分減った。東の谷のツルヨシや高茎の雑草が随分減った。ハンノキはスコップやクワを使わないと掘れないようなものが随分減った。
<考察>春夏の草刈り等の管理が奏功している。クサレダマの繁茂を制御できたが半面ヤマイが増えた。ミズトンボやミズギボウシが増え、競合するカモノハシをある程度抑制できている。
<今年度の作業の振り返り>
2021/10/10
<東の谷>
最上段の浸食が進んでいる箇所の復旧作業
ハッチョウトンボが活動しやすいように、小さな穴を掘って池状となる箇所を5カ所程度設けた。
掘った部分の植生は浸食復旧箇所に移植した。
小さな池の周囲は、背丈の低い植生となるよう、カモノハシの抜き取りを行った。
中段・下段部において、ハンノキやセイタカアワダチソウの抜き取りを行った。
2021/07/11
<西の谷>
最上段の乾燥気味の個所に数平方程度の浅い池を4つほど掘った。
最上段の中央に流れが集中しているので、分散するように補修した。
アカマツの古株を撤去した。
中流に水の循環が良くなるように流路を掘った。
<東の谷>
下流部のハンノキの抜き取りを行った。
作業風景
西の谷木道沿いのツル切りと草取り
東の谷のハンノキ抜き取り
西の谷上流の流路の補修
(分散作業のため、人がポツポツみたいな感じです~)
お疲れさまでした!
来年もよろしくお願いします!
(まだ居残り作業中の方を差し置いての記念撮影&解散です~)