里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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「スパイダー調査隊」やりました。

2018.06.02

「スパイダー調査隊」やりました。

 自然保護センターでは、そこまでマニアックなのか!!というスーパーこだわり企画があります。その代表格が、岡山県が誇るクモ博士の野嶋宏一氏によるスパイダー調査隊。
 参加者の皆様が、次々に発見したクモを見てはスラスラと種名を言い、特徴・生態の解説をする野嶋先生。
 おかげでセンター棟を出発してから2時間で、わずか100m程度しか進めませんでした(・・;)。先生も先生なら参加者もすごかったです。残念なことに私には「これカワイイでしょう」という先生の基準がいまいちわかりませんでしたが(・・;) 。

確認できたのは(順番に)、オオヒメグモ(建物のそばにいる。山にはいない。)、バラギヒメグモ(糸いぼが先端に3つある)、ヤドカリグモ、ヤサガタアシナガグモ(アシナガグモに比べてやせている)、カグヤヒメグモ、ジョウロウグモ、コガネグモ、ゴミグモ(巣に枯れ葉等のゴミをつけていて、そこに隠れている)、ギンメッキゴミグモ、ササグモ、ミヤグモ、ヤマトフクログモ(袋状の巣をつくる)、ヤマトガケジグモ、ヒラタグモ、ヤマシロオニグモ、ネコハエトリ、シマゴミグモ、コハナグモ、ハラジロムナキグモ、ハラクロコモリグモ、オオイオリヒメサラグモ、イタチグモ、クラークコモリグモ、ササグモ、ニセアカムネグモ、クサグモ、コシロカネグモ、アオオビハエトリ、アリグモ、ヤサアリグモ、ハラナガヒシガタグモ、シモフリミジングモ、ジグモ(木や建物の下部に袋状の巣をつくる)、カラスゴミグモ、シボグモ、ハツリグモ(葉っぱにくるまって宙に浮いているように見える)、ツリガネヒメグモ、チリイソウロウグモ、ヤバネウラシマグモ、アサヒエビグモ、カタオカハエトリ(すごくきれい)以上41種。
 
これに参加したら、明日からあなたは「クモ」を「クモ」と呼ばなくなります。クモは、ジョウロウグモとかコガネグモとかいちいち種名で呼ぶようになります。そして当然、「キャー、クモ」という発言はなくなりますよ(キッパリ!)。