やってみよう実験企画~土壁で家族手形をつくりましょ~
12月24日(土)クリスマスイブ、クリスマスには全く関係ありませんが、「やってみよう実験企画~土壁で家族手形をつくりましょ~」を行いました~。このイベントは昔ながらの土壁をを通じて、里山の持続可能な生活を体験すると共に、砂や土にも興味を持ってもらおうという試みです。土壁は真砂土や粘土に藁を練りこんだものを竹で作った小舞と呼ばれる網目状の壁に塗り込むと作ることができます。荒壁、中塗り、上塗りと壁を綺麗に仕上げていきますが、今回の家族手形では荒壁の状態で手形を作りました。1950年代くらいまでは土壁をご家庭で作るところもあったようですが、それ以降の近代住宅では土壁は中々見られなくなってきました。土壁を作るには乾燥をする時間などがあり、施工時間がかかるため現在ではあまり使われなくなったのだと思います。しかし、土壁は調湿作用や断熱、防火、脱臭など機能面で優れていることが多々あり、現在でも世界各地で使われている技法になります。今回のイベントでは土壁の良さを理解してもらうと共に、実際に作ってみることで体験を通じて土壁の温もりも感じてもらえるようなイベントになりました。結構ハードなイベントですが、皆さんとても楽しそうでした!
土を取りにいくところから
小舞作り体験
荒壁土づくり
左官体験
家族手形
参加者の声
【子ども】
・昔の人がこんなたいへんなことをしているのが分かってとても勉強になりました。
・つかれましたがいいけいけんになりました。
【大人】
・土壁という身近なものであったが意外と知らないことが多く学びになりました。子どもも大変勉強になったようです。
・普段金づちを持たせたり土をいじたり中々できないので貴重な体験ができました!!
・土壁作りがとても本格的でとても面白かったです。家族でいい思い出になりました。