生きものスタンプ!~スチレン版画でネイチャーアート~
7月16日(日)生きものスタンプ!~スチレン版画でネイチャーアート~を行いました~。今回の講師はシルクスクリーン作家の中桐聡美さんです。岡山県立美術館の学芸員としても勤務された経験があり、美術に関する知識を沢山持たれています。専門のアートはシルクスクリーンという技法を用いたもので、海の写真をもとに作った淡い青の作品は芸術が分からない人間(私・・・)でもきれいだなと思います。そんな中桐さんを講師にお呼びして実施した今回の企画は「自然×アート」で生きもの好きの人もアートが好きな人も楽しめる企画です。スチレン版画とは柔らかい素材(スチレン、今回はスポンジ)に跡をつけることで、木版の様に彫らなくても簡単に版画を作ることができます。柔らかい素材に跡をつければよいので、型抜きや竹串などで跡をつけるのはもちろん、拾ってきた松ぼっくりや石、枝、硬い葉っぱなどでも跡をつけることができます。跡をつけたら絵具がついたローラーで版に色をつけ、版に画用紙を押し付けてバレン(芸術家っぽい小道具)でトントン、色を画用紙に移します。複数の色を重ねたり、跡以外にも切り絵のような形にして写しても面白く、自由度の高い作品が出来上がります。参加した子ども達は講師の中桐さんが驚くほど素敵な作品を皆さん作ってくれました~!