▼NEW!2013/05/10アップ フジ、シジュウカラ、コサメビタキ、アオサギ、エナガ、キビタキ、クロツグミ、カワラヒワ、ミサゴ、トラフトンボ、フタスジサナエ、ミヤマガマズミ、コバノガマズミを追加・更新しました。 ▼2013/05/03アップ フジ、カワトンボの仲間の交尾行動、ヤマサナエ、カメノコテントウ、オオルリ… ▼2013/04/28アップ キビタキ、ツマキチョウ… ▼2013/04/27アップ ツボスミレ、サワオグルマ、カイツブリ… ▼他 ハンミョウ、ニワハンミョウ、クマバチ、クチナシグサ、リュウキンカ、シオヤトンボ、センダイムシクイ、ルリタテハ、ツバメシジミ、ツバメ、ウグイス、ホオジロ、ヤマガラなども見られます。 |
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▼NEW!2013/05/10アップ フジ(郷の茶屋裏にて、2013/05/03撮影) 藤棚のヤマフジ(写真下部)は見頃を過ぎましたが、高木にからんで高く登っているフジは見頃を向かえています。 シジュウカラ(エントランス広場にて、2013/05/09撮影) 5/9(木)は「早朝探鳥-鳥たちのコーラス」を実施しました。清々しい快晴の中、キビタキの鳴き声を聞きながらのイベントスタートになり、気持ちよいことこの上なしでした。開催時間は7:00~10:00の3時間ですので、ゆったり散策となりました。行程は駐車場集合・出発~エントランス広場~花の広場~イベント広場~虫の原っぱ~昆虫の森~センター棟・鳥合わせ・解散。 トップバッターは餌をたくわえたシジュウカラ。多くの鳥たちが、今、繁殖期ですが、恋のコーラスどころか、我々一行が目障りだったのか、独特の警戒の鳴き声をむけられてしまいました。退散、退散。 コサメビタキ(虫の原っぱにて、2013/05/09撮影) 青葉が茂って野鳥観察が難しくなる時期ですが、今回の行事では要所で我々の目を楽しませてくれました。最初はイベント広場で見られ、その後、虫の原っぱでも。昨年の確認は4月中旬でしたので、今年はもう見れないものと思っていました。トレードマークは大きな眼。小柄で寸胴としています。ちょっと嘴が開いているのがわかると思うのですが、このときはぐぜるような囀りを聞かせてくれました。 アオサギ(上池にて、2013/05/09撮影) 差別するわけではないのですが、わざわざじっくり観察することもないと思ってしまうアオサギです。ところがこのアオサギ、かなり無茶な奴でして…皆の注目をあびました。あまりアップで見ると息がつまりそうなので、少しひいた写真にしました。被食されようとしているのは体高があり、ギンブナじゃないかと思いました。全長は20センチ以上はありそうでした…。飲むのか吐くのかはっきりしないまま時間だけが過ぎていくので、立ち去ることにしました。結果は?です。 エナガ(虫の原っぱから昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/05/09撮影) エナガとコゲラは、当日なかなか確認されませんでした。こちらは後半戦にさしかかる頃、やっと確認されたエナガです。 イカル(昆虫の森奥にて、2013/05/09撮影) 当日、終始、澄んだ声を聞かせてくれていたイカル。途中にちょっとだけ姿を見せてくれました。私は単純にキーコーキーぐらいにしか聞いていないのですが、地方によりかなり独自の聞きなしがあるようです。 左:キビタキ(エントランス付近にて)・右:クロツグミ(虫の原っぱにて)(いずれも2013/05/09撮影) 左はこのイベント開始早々、皆をわかせた出来事の証拠写真(これで証拠になるのか?)です。当日は講師の先生の他、環境保全事業団からも専門家にヘルプをお願いしていたのですが、このヘルパー氏がのっけから腕を見せつけてくれました(笑)。鳴き声の聞こえる方を探していて発見したそうです。距離は200m程、周囲には枯れ松が入り組んでいてごじゃごじゃしていて、背景には落葉間近の黄変したソヨゴの葉っぱが疎らにあって、ここだと言われてもなかなかわからないような感じでしたネ。脱帽です。キビタキはその後、3箇所ほどで美声の囀りが聞かれ、我々の耳を楽しませてくれました。 右はイベント後半の出来事。ずーっと(私は)イカルの鳴き声だと思っていたのですが、皆さんも結構?な鳴き声の主が確認されました。講師の先生はスコープにとらえて即答クロツグミ!でした。再び脱帽。私ものぞかせていただいたのですが、よくわからなかったので、とにもかくにも証拠写真(になるのかな?)。写真ですが、ツグミの仲間に特有の脱力ポーズをとっているため、頭からのど、背面まで真っ黒の中から、下尾筒あたりの白色部分が少し隙間からのぞいている恰好なのでしょう。嘴の黄色もわかります。センターでは通過鳥だと思いますが、この囀りは是非記憶にとどめておきたいと思います。 カワラヒワ(虫の原っぱにて、2013/05/09撮影) 終始鳴き声や姿が見られたカワラヒワですが、虫の原っぱでは地面に降りての採餌風景が見られました。道縁には果期を迎えたたんぽぽ(セイヨウタンポポ?)が生えていて、写真の個体は、その茎に上手に飛び乗って倒し、種を食べていました。 ミサゴ(上池上空にて、2013/05/09撮影) 最後にセンター棟テラスで鳥合わせをし終わった頃、上空をミサゴが横切りました。しばらくホバリングやダイビングをご披露いただき、我々の目を楽しませてくれました。1種追加で、当日の「早朝探鳥-鳥たちのコーラス」は26種の確認となりました。チャンチャン! トラフトンボの繁殖行動(2013/05/06、田中啓夫氏撮影) 今年はトラフトンボの繁殖の様子を一切見ることができませんでした…。昨年は5/5にいっしょに撮影した氏ですが、今年もがんばって撮られたみたいですので、ご披露させていただきます。 フタスジサナエ(2013/05/06、田中啓夫氏撮影) 4月に羽化したサナエトンボの仲間がやっと活発に活動を開始したようです。 ミヤマガマズミ(2013/05/03撮影) 野生種の花の見頃の時期は短いものですね。この時期めまぐるしく開花種が入れ替わる気がします。こちらはガマズミの仲間のミヤマガマズミ。特に深山に産するわけではなく、県下の二次林では一般種です。センターでは山間の経路沿いでよく見られます。葉の表はすべすべです。 コバノガマズミ(2013/05/09撮影) 同じガマズミの仲間で葉っぱの小さなコバノガマズミです。こちらも県下の二次林では一般種で、センターでも各所で普通に見ることができます。葉っぱを触るとビロード状の毛があり、さわさわです。この時期、センターではガマズミの仲間として、ガマズミ(ガマズミの仲間にはガマズミという種があります)、ヤブデマリ、ゴマギ等もあり、それぞれ花の時期ですので見比べるのには良い時期だと思います。 ▼2013/05/03アップ フジ(園内各所の池のほとりなど、2013/05/02撮影) 色が濃く、穂の短めなヤマフジが少し見頃を過ぎた頃、色が淡く、穂の長いフジが徐々に見頃を向かえつつあります。 カワトンボの仲間(昆虫の森にて、2013/05/03撮影) なかなかモタモタしてうまくいきませんでしたが、やっと交尾行動となりました。時間は非常に短かかったです。♂が交尾前に移精行動をとることによって、このハート形になるわけですね。 ヤマサナエ(昆虫の森にて、2013/05/02撮影) クロスジギンヤンマやヨツボシヤンマなどの定番を差し置いて先行確認です。GW後半、これから暖かくなれば、いろいろ出てくるでしょうね。 カメノコテントウ(虫の原っぱにて、2013/05/02撮影) ♀を追いかけ回す♂達。水辺などの柳の木でよく見られるように思います。ナナホシテントウより大きいので見つけやすいので探してみてください。 オオルリ(園内各所に出没、2013/05/02撮影) 野鳥観察小屋付近から始まって、虫の原っぱを中心に結構広範囲で花嫁募集中。なかなかの男前だと思ったのですが、よくよく考えるまでもなく、鳥に面構えは関係ないか…。 ▼2013/04/28アップ キビタキ(虫の原っぱ入り口付近にて、2013/04/28撮影) お昼、常緑樹の樹冠の中で何やら騒がしい鳴き声が聞こえたのでのぞき込んでみると、複数のメジロが右往左往しておりました。その中で、全く色の違う小鳥が行ったり来たり。意外なことにキビタキでした。メジロ一家にちょっかいでも出していたのでしょうか?? 囀り声の前でいくら待っても出てきてくれないのに…。明日(4/29)の「ひとと緑と野鳥のつどい」でも姿を見つけるのは難しいかもしれませんが、歌声は是非是非聞きに来てください。 ツマキチョウ♀(虫の原っぱから昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/04/28撮影) 今日(4/28)は快晴の中、「たんぽぽとスミレ」と名うっての自然観察会が開催されました。短い距離の散策の中で今見られる類似種をみっちり解説いただけたものと思います。アリアケスミレは一般には白色のものが多いですが、写真のように微妙に紫がかる色合いのものも時々見られます。名前の由来としては一定しない花の色合いを、時により様々に表情をかえる有明の海になぞらえたもの。なんて解説もあったでしょうか? そんな日にピッタリのアリアケスミレでのツマキチョウの吸蜜の様子を見ることができました。この♀はサービス精神旺盛で、この前にカンサイタンポポでの吸蜜を、この後にはスミレでの吸蜜を見せてくれました。 ▼2013/04/27アップ ツボスミレ(昆虫の森にて、2013/04/27撮影) センターの他のスミレの仲間と比べ、陰湿なところに生える種類です。水田まわりなどでもよく見られるかもしれません。この個体は紫色がやや濃いめ。通常はもっと白っぽいと思います。明日(4/28)の「たんぽぽとスミレ」でも見ることができれば、似た色の花が咲くアリアケスミレとどこが違うのか教えてもらえると思います。 サワオグルマ(虫の原っぱにて、2013/04/27撮影) サワオグルマが山間の湿地で咲き始めました。この場所は群生しているので、開花ピーク時は見応えがあります。湿生植物園でも咲き始めています。 カイツブリ親子(上池にて、2013/04/27撮影) だいぶ大きくなってきました。 キマダラヒカゲの仲間(昆虫の森にて、2013/04/27撮影) 上面はオレンジ系の配色で、飛んでいるとヒョウモン類かと思ってしまいましたが…。これは翅の模様からサトキマダラヒカゲだと思うのですが…。ヤマキマダラヒカゲのとの区別がよくわからず、また一年悩みそうです。 ▼その他、まだ見られるもの ハンミョウ(昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/04/25撮影) ニワハンミョウ(昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/04/22撮影) クマバチ♂(2013/04/25撮影) クチナシグサ(昆虫の森にて、2013/04/22撮影) リュウキンカ(湿生植物園にて、2013/04/19撮影) シオヤトンボ(虫の原っぱにて、2013/04/14撮影) センダイムシクイ(センター棟裏にて、2013/04/01撮影) ルリタテハ(虫の原っぱ奥にて、2013/03/28撮影) ツバメシジミ(湿生植物園にて、2013/03/29撮影) ツバメ(センター棟上空にて、2013/03/23撮影) ウグイス(水鳥観察小屋付近にて、2013/02/25撮影) ホオジロ(上池堰堤近くの経路沿いにて、2013/02/10撮影) ヤマガラ(昆虫の森にて、2013/01/19撮影) |
5/9(木)は「早朝探鳥-鳥たちのコーラス-平日編」を行いました。 早朝7:00開始という初の試みでしたが、参加者にもお越しいただき、ホッと胸をなで下ろしました…。ありがとうございました。 講師の先生によると日の出頃が一番いいそうですが、観察会としては難しそうですネ。 今回の行事は、季節柄、青葉が茂って野鳥観察は難しくなる頃、ビギナーには難しい鳴き声の判断をポイントにしています。アレッと思ったときにすぐに専門家に名前を教えてもらえると、覚えるのも早いものです。開園時間前のセンター内を散策できるのも一つの特典といえるでしょう。 今回は、鳴き声のみの確認が、ウグイス、キジバト、コゲラ、センダイムシクイ、コジュケイ、カワセミ、サンショウクイの7種。目視できたものが、キビタキ、シジュウカラ、カワウ、カイツブリ、ヤマガラ、ハシブトガラス、ホオジロ、ヒヨドリ、メジロ、イカル、アオサギ、コサメビタキ、カルガモ、クロツグミ、カワラヒワ、エナガ、ツバメ、トビ、ミサゴの19種。計26種でした。 昨年「小鳥のさえずりを聞き分けよう!」と題して実施した観察会は6/24でした。梅雨は避けましょうということで、今回の期日となりましたが結果オーライでした。その時には聞けたホトトギスが今回は聞けませんでしたが、5/12(日)の「休日編」に期待です。 今の気持ちとしては、ヤブサメはどこへ?ということと、後日談ですが、今朝、オオルリを見ました。昨日(5/9)はどこへ行っていたの?と聞きたいです。 以上 (2013/05/10) |
・2013/05/10:フジ、コサメビタキ、トラフトンボ…
・2013/05/03:フジ、マルバアオダモ、カワトンボの仲間の交尾行動…
・2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
・2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
・2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
・2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
・2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
・2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
・2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
・2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
・2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…