里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

ジョウビタキ、(ノゴマ)、アオジ、オオアオイトトンボ、
(ヒメカマキリ、コカマキリ)、
リンドウ、カケス、サクラタデ、
リュウノウギク、カルガモ、ホオジロ、ナワシログミ、ハイタカ、
ヤマガラ、ノスリ、ミサゴ、赤いとんぼ

ジョウビタキが帰ってきました(虫の原っぱにて、2011/11/01撮影)
10月からニュースを聞くようになりましたが、なかなか見る機会がありませんでした。
聞くところによると、県内初は9月の日付だとか?
大きく遅れてやっとセンターからのご一報です。
当方は♀しか見れなかったのですが、お客さん情報によりますと
ジョウビタキは数日前からセンター入りしていて、♂♀両方観察されているとのことです。


ノゴマが見られました(虫の原っぱにて、2011/11/01撮影)
撮って何日もたってからアップしていたのではニュースにならないですね…。
ノゴマは国内では北海道で夏に繁殖し、
これから訪れる冬に向けて、海をこえて南の国に渡っていきます。
ですので日本の北海道以外では、旅鳥として観察されます。
お客さんの話ですと、自然保護センターでは一昨年は見られたが昨年は見られなかったとか。
貴重なシーンを見る機会が得られ、感謝です。
また是非お立ち寄り下さい。

アオジ♀
アオジが見られました(虫の原っぱにて、2011/11/01撮影)
10/29撮影の写真は外しました。
♀がススキの穂にとまって、ススキの花を食べています。

オオアオイトトンボ
まだオオアオイトトンボが見られます(湿生植物園にて、2011/11/01撮影)
トンボの数がめっきり減ってきましたが、湿地近くの林縁では、
まだまだオオアオイトトンボが見られます。
アオイトトンボ属見分け方、胸部側面の金緑色部が第2縫合線に達する。
というやつですね。

ナツアカネ♀
まだナツアカネが見られます(平成池にて、2011/11/01撮影)
9/22撮影の♂の写真を外していたのですが、まだ見られるようです。
この写真は♀です。

トビ
トビがわりとかっこよく撮れました(水鳥観察小屋付近上空、2011/10/31撮影)
先月ぐらいから「ほぼ等身大鳥類パネル」を作成中なんですね。
今、ノスリ、ミサゴ、タンチョウが完成しており、
センター棟の受付ロビーの天井に張り付けています。
その意外すぎる大きさを体感いただければと思って始めたのですが…
身近な鳥の写真がなく、閉口しています。
このトビもせっかく近くで撮れたのに、翼がちょっと切れちゃいました。

ヒメカマキリ
ヒメカマキリが撮れました(湿性植物園、2011/11/01撮影)
下のコ〃のほか、ハラビロ〃やオオ〃がカマキリ科であるのに対し、
こちらはヒメカマキリ科。
グループが違うだけあって、なんとなく雰囲気が異なりますが…
前翅から後翅が少しだけはみ出し、翅の先の両側が少しとがって見えるのが
特徴としてはわかりやすい。
後あしの腿節のちかくに葉状突起というのがあるそうですが、
この写真ではほとんどわかりません。スミマセンです。

コカマキリ
コカマキリが撮れました(タンチョウケージ付近にて、2011/10/28撮影)
団体利用のお客さん対応中のこと、講師ヘルプをお願いしていた
岡山県環境保全事業団の職員さんが見つけたものを撮らせてもらいました。
特徴はカマやウデの部分の内側の黒い模様です。
「これが例のすばしっこくて珍しいやつだね?」「それはヒメ!」
なるほど。ゆっくり撮らせていただけました。

リンドウ
リンドウが咲き始めました(野草園にて、2011/10/31撮影)
朝晩の冷え込みや紅葉シーズンとイメージが重なります。

カケス(左:まだ濡れた感じ、中:少し乾いてきた?、右:晴れ間見えてきました。毛繕い?)
カケスがじっくり見れました(虫の原っぱ付近にて、2011/10/31撮影)
10/31は県南部全般に濃い霧におおわれました。
霧の出た日は晴天(ルン)と、いそいそと出勤しましたが、センターも霧の中でした(涙)。
日課のようにカワセミにふられ、途方にくれていると、カケスをキャッチ。
しょっちゅう耳に入る悪声は知りつつも、姿をじっくり観察出来たことがなかったので内心感動。
声に負けず劣らず顔つきも…

サクラタデ
サクラタデが見れました(野草園にて、2011/10/31撮影)
10月の初旬頃から、ミズアオイの保護地に混生している様子が観察されました。
ほんのり紅をさした可憐な花は、名前にぴったり。

カルガモ
カルガモです(上池にて、2011/10/29撮影)
外からも少し入ってきて、少しだけ数が増えました。

ホオジロ
ホオジロがあちこちで見られます(上池堰堤の植え込みにて、2011/10/26撮影)
幼鳥が警戒心なく、野草園・花の広場・上池堰堤などの
ブッシュや草原の中を飛び回っています。
しばらくその様子を眺めていると、離れたところで成鳥が声高らかに
さえずり始めました。
ヤクシソウ
ヤクシソウが開花しています(郷の茶屋付近にて、2011/10/17撮影)
エントランス付近に咲く花が盲点になっていると感じました。

リュウノウギク
リュウノウギクが開花しています(湿生植物園付近にて、2011/10/27撮影)
一見、洋風っぽく見えますが、外来種ではありません。
傾斜があって裸地があるような明るい山足で見ることができます。
センターの散策路沿いにもそのような所があり、
このリュウノウギクを見ることが出来ます。

ナワシログミ
ナワシログミの花を吸蜜するアカタテハ(湿生植物園付近にて、2011/10/27撮影)
ナワシログミは、他の花に乏しい、この実りの時期に満開になります。
地味な色合いですが、沸き立つような濃厚な香りに引き寄せられ、
ついつい鼻をクンクンさせてしまいます。

ハイタカ
ハイタカがどうにか撮れました(上池堰堤から、2011/10/20撮影)
今季、何度か見てはいるのですが、写真は連敗続き。
これも真っ黒だったのですが、比較的近くで撮れたので
画質補正でごまかしてみました。
このような猛禽類が神出鬼没だと小鳥の皆さんも落ち着かないでしょうね。

オオタカ?、ハイタカ?
(上池堰堤から、2011/10/06撮影)
少し前の写真になります。やった!ついにオオタカかなと思って撮ったのですが、
実際の写真はハイタカのようにも見え、お蔵入りにしていました。
上記10/20のハイタカの写真が撮れたので比較のために載せてみました。

キトンボ♀
キトンボ♀を見ました(平成池にて、2011/10/20撮影)
産卵の合間に羽を休めている様子。
ヤマガラがエゴノキの種子を足でおさえ、固い殻をつついて割、中を食べている様子。
ヤマガラの食餌風景が撮れました(上池周囲にて、2011/10/10撮影)
ヤマガラは留鳥、つまりセンターでは年中見られるなじみ深い種。
それがなぜか、この時期だけものすごくお客さん達の注目を浴びるのです。
ヤマガラは今時分にみのるエゴノキという樹木の実が大好物?なのです。
ところが、エゴノキの実には毒性があるとのこと??。
ヤマガラは外の白い果皮はのけて、茶褐色の種子を持ち帰って一時貯蔵します(らしい)。
(ですのでエゴノキと近くの林縁部を行ったり来たりし、結構撮りにくいんですぞ)
毒抜きのためかな~と想像したのですが、直接食べている個体がいました…。
なら種子には毒がないのか?。なら他の鳥も食べにくるはず。
堅いから他の鳥には無理なのか…いやそんなことは…。
さすが、人気者は謎めいたところがないといけないのか。
旋回中のノスリ(うまく撮れていないですが、実際はもう少し明るい色合いです)
(ちょっとずんぐりっとした)ノスリと目があいました(野草園上空にて、2011/10/09)
先月タカの渡りで話題となったハチクマやサシバと違て、ノスリは留鳥。
でも、今年度の初確認は9/25のプチ鷹柱が見られた日。
今回やっと比較的近くで見ることが出来ました。
これから冬にかけての季節、センターではばんばん見られるタカの仲間です。
夏の間はそう遠くない場所へ移っているのでしょうか。

ミサゴ
ミサゴです(上池堰堤上空にて、2011/09/29撮影)
出勤時、駐車場からセンター棟までの移動の間、
ちょうどミサゴが頭上を通過してくれました。
西の方から低い位置を飛んできて、田尻大池(下池)の堰堤付近まで行き、
少し高度を上げてから水面にダイブしました。
見頃というのとは少し違う気がしますが、
センターで見られる猛禽の中では確認頻度が高いと聞きますので、掲載しておきます。

マユタテアカネ
マユタテアカネ(虫の原っぱにて、2011/09/22撮影)
顔の模様は眉というより鼻の穴のよう。尾の先が反り返る。

リスアカネ(休憩広場付近にて、2011/09/15撮影)
どのあたりがリス?と思ったら学者さんの名前とのこと。
林縁の樹下で静かなたたずまい。アカネ属の種がやっと見れました。
何度か身をひるがえしてくれたので気づきましたが、
体長4センチ程と小さく、目立たないものです。

ナンバンギセル
ススキの茂みの中にナンバンギセルを見ることが出来ました(2011/08/29撮影)
ニュース的には、ちょうどといえば、ちょうどなのですが、
今朝自宅(岡山市南区)でジョウビタキの「ヒッ、ヒッ、ヒッ」
という鳴き声を聞き初めすることができました。

倉敷市の知人の話によると、この聞き初めは遅いようです。
ひょっとすると当方は家を出る時間が早いので、
ジョウビタキより当方の方が早起きなのかも。

土日はそれほど車が混まないので30分遅く出発しても大丈夫だし、
更に今日は雨。早く着いても仕方ないと思い、
なおのことゆっくり出発しました。
そんな偶然の重なりが影響したのかどうかは…
まあ明日(日)か明後日(月)の朝にでもわかるでしょう。

センター勤務は一年目なのでセンターのジョウビタキに言うのは
おこがましいことはなはだしく、言ってませんが、
先述の知人に習い、自宅から見たジョウビタキには
「お帰りなさい」と言いました。

どうぞ冬の間ごゆっくりしていってください。
(2011/11/05)
2011/10/31:リンドウ、サクラタデ…
2011/10/27:リュウノウギク、ハイタカ…
2011/10/20:マガモ、イヌセンブリ…
2011/10/16:アサギマダラ…
2011/10/14:ヤマガラ…
2011/10/07:ムラサキミミカキグサ…
2011/09/29:ミサゴ…
2011/09/26:タカの渡り…
2011/09/24:赤いとんぼ…
2011/09/23:サシバ…
2011/09/17:ミズアオイ…
2011/09/11:ミズトンボ…
2011/08/29:ミズトラノオ…
2011/08/25:ミンミンゼミ…
2011/08/13:サギソウ…
2011/07/31:セミの仲間…
2011/07/25:ヒシモドキ…
2011/07/18:カワラナデシコ…
2011/07/02:アサザ…
2011/07/01:チョウトンボ…
2011/06/27:ユウスゲ…
2011/06/22:クサレダマ…
2011/06/18:ノハナショウブ…
2011/06/12:ハッチョウトンボ…
2011/06/09:ササユリ…
2011/06/04:トキソウ…
2011/05/29:トキソウ…
2011/05/22:アヤメ、コウホネ…
2011/05/16:カキツバタ…
2011/05/14:カキツバタ…
2011/05/10:サワオグルマ…
2011/05/08:サワオグルマ…

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