里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2012/06/07アップ▼
ノハナショウブ、コウホネ、ハッチョウトンボ、キイトトンボを追加・更新しました。
▼2012/06/02アップ▼
ニシキウツギ、ウツギ、ヤマガラの幼鳥、イチモンジチョウ、クモガタヒョウモン、アカシジミ、コシアキトンボ、ツチイナゴ…
▼2012/05/27アップ▼
トキソウ、カワセミ、アジアイトトンボの交尾、ショウジョウトンボ…
▼他▼
テイカカズラ、アサマイチモンジ、ジョウカイボン、モノサシトンボ、カイツブリの幼鳥、ヤマトシリアゲ、クロイトトンボ、オオイトトンボ、ギンヤンマ、クロアゲハ、カワトンボの仲間、カワラヒワ、ウグイス、エナガ、キビタキ、ヒメウラナミジャノメ、クサガメ、ヒヨドリ、メジロ、センダイムシクイ、ツバメ、コゲラ…なども見られます。        
ノハナショウブ
ノハナショウブ(湿生植物園にて、2012/06/07撮影)
湿生植物園でノハナショウブが咲き始めました。今朝、1花の開花でしたが、つぼみも見られる状態で、日中の陽気に誘われてか10ほど開花していました。

コウホネ
コウホネ(湿生植物園・平成池にて、2012/06/07撮影)
5月1日に開花画像をアップをしたコウホネ。実に花期が長い植物で、9月頃まで見られるとか。コウホネは花のつくりが凝っていて、外側の大きな花弁状のものは実はがく。花弁はリボン状のたくさんの雄しべが反り返っていると、隠れて見えないぐらいの小さな舌状のものです。コウホネのようにがくが花弁状の色彩や形状に発達したグループもあれば、退化してしまって目立たないぐらいのグループもあるそうですが、それぞれどういう利点があるのでしょう…。スミマセンよくわかりません。さて、中央には大きなヒトデのような形の雌しべがありますが、開花直後雌しべが活発な時期があり、しばらくすると雌しべによりそって束になっていた雄しべが次々反り返り始めます。花が咲いている間の後半は雄しべが活発な時期になるのでしょうか。自家受粉を避け、他家受粉を促進する仕組みなのだと思うのですが、芸が細かいですね。
ハッチョウトンボ♂未成熟
ハッチョウトンボ♂未成熟(湿生植物園東の谷にて、2012/06/07撮影)

ハッチョウトンボ♂成熟(湿生植物園東の谷にて、2012/06/07撮影)
5月下旬に初報を聞きましたが、かれこれ10日近く見つけられないでいました。昨日は良い天気でしたし、数が少し増えたかもと思い、朝、顔を出してみましたが見つけられず…。結局、お客さんに先をこされてしまいました。昼食後、出直して撮影。未成熟の♂が2頭、成熟した♂が1頭、成熟した♀が1頭というところでした(あくまで私が確認できた範囲です…)。いや~、小さい。
キイトトンボ
キイトトンボ(タンチョウ棟近くの林縁にて、2012/06/07撮影)
これからどんどん数を増やしていくイトトンボの仲間です。

▼NEW!2012/06/02アップ

ニシキウツギ
ニシキウツギ(センター棟周囲にて、2012/06/02撮影)
センターでは経路沿いの各所にタニウツギが多く植栽されていますが、その花期がほぼ終わってしまったこの頃、似たような花がポツポツ目につくようになってきました。今まで気づかなかっただけかもしれませんが、センター棟周囲に別の種類が植わっているようです。咲き始めは白花で徐々に赤に変わっていく種はハコネウツギとニシキウツギ。花冠の形状や葉の毛の具合でみると、この写真のものはニシキウツギのような気がします(箱根にはニシキウツギの方が多いのだそう…、両種とも県下に自生はなかったかと。センターには両方あるのかも。気をつけてみます)。
ウツギ
ウツギ(タンチョウ棟周囲にて、2012/06/02撮影)
ウツギ続きですが、グループは違うようです。空木的特徴があるとウツギとつくのかも。梅雨のイメージの花ですが、今年はあまり花付きは多くないようです。同じグループには花付きが大振りなバイカウツギがあり、これも園内各所に植栽があります。

ヤマガラの幼鳥
ヤマガラの幼鳥(タンチョウケージ付近にて、2012/06/02撮影)
今年も会えました。良かった良かった。背景は最近展葉したばかりのネムノキです。

イチモンジチョウ
イチモンジチョウ(タンチョウ棟付近にて、2012/05/26撮影)
アサマイチモンジに続いてイチモンジチョウが撮れました。

クモガタヒョウモン♂
クモガタヒョウモン♂(湿生植物園て、2012/05/30撮影)
昨年見れてなかった種が撮れました。しかし、ウラギンヒョウモン系、ウラギンスジヒョウモン系、ミドリヒョウモン系はパッと見、全然違いがわからないです。慎重に一種づつ写真集めよう。

アカシジミ
アカシジミ(タンチョウケージと上池の間の経路、2012/06/02撮影)
これも昨年見れていなかった種。ただ、明らかに知らない種とわかるので助かります。落葉ナラ類が食草とのことで、もっとたくさんいても良いのでは。

コシアキトンボ
コシアキトンボ(カワセミ橋にて、2012/05/31撮影)
飛び回っていて撮りにくい種ですが、まだ羽化後そう間がないのか、どんよりした天気だからかとまりが確認できました。(色調に違和感を感じるかもしれないのですが、そんなにイヂってないです)
ツチイナゴのペア(?)
ツチイナゴのペア?(湿生植物園にて、2012/05/31撮影)
ペアなのでしょうか?草地沿いの経路を歩いているとパタパタと飛び立って、ちょっと煩わしい。

▼2012/05/27アップ

トキソウ
トキソウ(湿生植物園にて、2012/05/27撮影)
自然保護センターの湿原を代表する花のうちの一種です。週末から咲き始めたとのこと。6月いっぱい見られるそうですが、見頃は初旬だそうですのでお見逃しのないようにお願いいたします。

カワセミ♀
カワセミ♀(上池にて、2012/05/26、岡崎氏撮影)
「春のノルディックウォーキング」を手伝ってくださったセンターボランティアの方が、午後もゆっくりセンターを散策され、おみやげを置いていってくださいました。最近餌とりに大忙しのカワセミですが、氏はほんの一瞬の「一休み」を見逃さなかったようです。お写真ありがとうございます。

アジアイトトンボ(ペア)
アジアイトトンボのペア(水生植物園にて、2012/05/27撮影)
相変わらず赤味をさした未成熟の個体を見れずにいます。

ショウジョウトンボ♂
ショウジョウトンボ♂(湿生植物園にて、2012/05/26撮影)
紅に染まりたてホヤホヤのようです。すごくキレイでした。これから更に色濃くなり、いわゆる深紅にかわっていきます。


その他、まだ見られるもの

テイカカズラ
テイカカズラ(タンチョウケージ付近にて、2012/05/20撮影)
タンチョウケージ脇経路沿いの石垣に生育しているテイカカズラの開花が見られ始めました。ジャスミンに似た芳香を放ち、見事な開花を見せます。とは言うもののジャスミンを実際に育てたことはなく、調べてみるとジャスミンと呼ばれるものの中に、モクセイ科のものやガガイモ科のものがあるようです(似たニオイと感じたのはどれだったのやら…)。テイカカズラはキョウチクトウ科なのでバラバラですが、共通のニオイの元を持っているのでしょうか。撮影場所のテイカカズラで香りを楽しむ場合、いきなり花に顔を近づけないでね。石垣ですので様々な生きものが隠れているかもしれません。

アサマイチモンジ
アサマイチモンジ(上池堰堤にて、2012/05/20撮影)
ジョウカイボン
ジョウカイボン(園内各所の草地にて、2012/05/20撮影)
モノサシトンボ
モノサシトンボ(水生植物園にて、2012/05/24撮影)
カイツブリの幼鳥
カイツブリの幼鳥(上池にて、2012/05/24撮影)
ヤマトシリアゲ
ヤマトシリアゲ(2012/05/19撮影)
クロイトトンボの産卵
クロイトトンボ(2012/05/19撮影)
オオイトトンボの産卵
オオイトトンボ(2012/05/19撮影)
ギンヤンマの産卵
ギンヤンマ(水生植物園にて、2012/05/19撮影)
クロアゲハ
クロアゲハ(2012/05/08撮影)

カワトンボの仲間の♂と♀(2012/05/10撮影)
カワラヒワ
カワラヒワ(2012/05/01撮影)

ウグイス
ウグイス(職員駐車場にて、2012/04/27撮影)
エナガ
エナガ(2012/04/28撮影)
キビタキ♂若鳥by岡崎さん
キビタキ♂若鳥(人とみどりと野鳥のつどいの際、2012/04/29、岡崎氏撮影)
ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメ(タンチョウ棟付近にて、2012/04/29撮影)
クサガメ
クサガメ(水生植物園にて、2012/04/24撮影)
ヤマザクラにヒヨドリ
ヒヨドリ(昆虫の森への経路沿いにて、2012/04/19撮影)
ヤマザクラを吸蜜しにきたメジロ
メジロ(野鳥観察小屋付近にて、2012/04/15撮影)
センダイムシクイ
センダイムシクイ(虫の原っぱにて、2012/04/15撮影)
ツバメ
ツバメ(野草園にて、2012/04/13撮影)
コゲラ
コゲラ(タンチョウ棟近くの経路沿いにて、2012/04/05撮影)
本日、プレス対応方、コウホネについてあれこれ物色してみたところ、あの大きな花弁状のものががくだったと始めて知りました。また、他家受粉を促進するためと思われる雌性、雄性の花の変化も芸が細かく驚きでした。コウホネは雄しべの方に変化が見て取れますが、同じスイレンの仲間のヒツジグサは、確か雌しべの方に変化が生じるのではなかったでしょうか。植物について今まで形態的な事に注意してこなかったので目からうろこ話がまだまだ星の数ほどありそうです。(2012/06/07)
▼平成24年度 Update ▼
2012/06/07:ノハナショウブ、ハッチョウトンボ…
2012/06/02:イチモンジチョウ、アカシジミ…
2012/05/27:トキソウ、カワセミ…
2012/05/25:エゴノキ、ヤマボウシ…
2012/05/20:クロアゲハ、ギンヤンマ…
2012/05/13:カワトンボの仲間、クロイトトンボ…
2012/05/11:アナグマ、アオスジアゲハ…
2012/05/06:トラフトンボ、カキツバタ…
2012/04/30:スミレ、キビタキ…
2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
2012/04/02:トラツグミ…
2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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