ヒヨドリ、ジョウビタキ、シジュウカラ、コゲラ マミチャジナイ、カルガモ、カイツブリ、アオジ、ホオジロ ヤマガラ、エナガ、シロハラ、 ウグイス、メジロ、カイツブリ、オオバン、ハイタカ ミヤマホオジロ、カシラダカ、マガモ、カワセミ |
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ヒヨドリ(園内各所にて見られます。2011/12/13撮影) 留鳥で年中見られますが、北地のものは秋に群れて暖地に移動します。 秋以降急に増えるので、冬鳥のように思えたりもします。 またヒヨドリバナなど、ヒヨドリが鳴く頃(秋)に咲くというような 季節感のある意味あいで名付けられた植物もあるほどです。 群れてピーピー騒がしい。というのがこのヒヨドリの印象です。 ジョウビタキ♂(センター棟付近にて、2011/12/10撮影) 2011/11/26に撮影した個体と同じなのでしょうね。 うまく縄張りを維持しているようです。 シジュウカラ(センター棟付近にて、2011/12/10撮影) センター棟付近でもたまに小鳥の混群と鉢合わせることがあります。 このシジュウカラの他、メジロ、エナガといったいつものメンバーです。 ものすごく忙しい時間を過ごすことになるのですが… 1枚もまともな写真がないことがすごく多いのです。 留鳥なので機会は多いはずなのに… コゲラ(花の広場にて、2011/12/13撮影) キツツキの仲間で、虫の多そうな桜の木や、樹皮がガサガサした松などで、 幹をつついて採餌します。 コゲラも留鳥なのですが、相性が悪いのかなかなか撮らせてもらえません。 マミチャジナイ(野草園からいっぷく広場の経路にて、2011/12/10撮影) センターでのマミチャジナイは冬鳥ではなく、旅鳥と思います。 夏、アジア大陸の日本より北方で繁殖し、冬、東南アジア方面で越冬します。 西南日本でも越冬するようですが、センターではその移動の際、 旅鳥として観察される例が希にあるようです。 聞くところによると10月頃ではないかという話だったと思うのですが、随分ずれこんだものですネ。 一見エキゾチックな和名ですが、 マミは目上(眉)、チャは茶、ジナイはツグミ等のことを示しているようです。 左:頭、のどの色合いが濃く♂っぽい。 右:頭、のどの色合いが淡く、のどには白斑があり、♀っぽい。大雨覆先端に淡い色の斑がある。 いずれもソヨゴの樹冠の中にとまっているのですが、右写真に写っている赤い実はソヨゴではなく、 手前にあるカマツカのようです。 カルガモ(水鳥観察小屋から、2011/12/04撮影) 水鳥観察小屋(西側)付近を掃除して見通しをよくしました。 いつもはすごい勢いで逃げていく姿しか見れないのですが、 なかなか観察しやすいです。 カイツブリ(水鳥観察小屋から、2011/12/01撮影) まだ夏羽の雰囲気が残るカイツブリです。 水鳥観察小屋(西側)付近の掃除直後のお昼休みでのショットです。 気づかれていないようです? アオジ♀(休憩広場付近にて、2011/12/04撮影) 花の広場から休憩広場付近にかけては、朝一番に日がさしてくるところ。 なんとなくぽかぽかした感じで、メジロ、エナガ、シジュウカラなどが群れて せわしなく飛び回っています。 そんな中、もう葉がほとんど落ちてしまったイロハモミジの枝にポツンとアオジがとまっていました。 上の方を行ったり来たりする小鳥の混群をうるさそうに気にしています。 ホオジロ♂(休憩広場付近にて、2011/12/04撮影) 鮮やかなオレンジ色に紅葉したコナラの樹冠の中にとまっていました。 朝、うまく小鳥の群れに遭遇すると、距離的には5m前後。 ×8のちっちゃな双眼鏡や、200~300ミリの望遠カメラでも十分楽しめます。 足音を殺して歩いていると、手を伸ばせば届きそうな距離で目撃できることも。 ジョウビタキ♀(虫の原っぱにて、2011/11/25撮影) 赤い果実のなったアキグミの茂みの中にとまっていました。 ヤマガラ(休憩広場付近にて、2011/11/26撮影) 落葉広葉樹の紅葉をバックにネムノキの枝にとまっていました。 ニーニーニーという地なきが特徴的です。 全く鳥を気にしていなかった以前、 なぜか、カケスとサシバとヤマガラだけは鳴き声を覚えることが出来たのでした。 口真似で再現性のある鳴き声は親しみやすいということなのでしょうね。 エナガ(休憩広場付近にて、2011/11/27撮影) たわわにみのったヤマガキの枝にとまっていました。 メジロと同じく留鳥で、センターでは目撃頻度の高い小鳥です(スズメより小さい)。 行動も似ていて、群れて次々と木々を移動していきます。 身体の丸っこさ、小ささ、尾の長さからならるシルエットが特徴的。 シロハラ(野鳥観察小屋付近の雑木林内にて、2011/11/25撮影) シロハラはヒヨドリ大の冬鳥で、夏にアジア大陸で繁殖した後、日本へは越冬しに訪れます。 プクプクプク…と鳴きながら林縁から林縁へトコトコと歩く姿が印象的ですが、 今時分は山の奥の方で、樹冠の中を飛び回っているようです。 11月中旬頃から鳴き声をちらほら聞くようになりましたが、 やっと姿を見ることが出来ました。枝かぶりも甚だしいですが、載せます。 ウグイス(虫の原っぱにて、2011/11/24撮影) 名前ほど、綺麗なウグイス色ではないですが、美声の持ち主です。 11月前半の暖かい日にはその美声をちらほら聞くことが出来ました。 留鳥ですが、普段は藪から出てくることはなく、なかなかお目にかかれません。 メジロ(上池堰堤付近にて、2011/11/24撮影) 鮮やかなウグイス色をしたスズメ大の小鳥。 朝から群れをなして、騒がしく木から木へと移動していきます。 比較的簡単に目撃出来ますが、落ち着きがなく、写真を撮れる機会はなかなか… 留鳥ですが、撮影できたのは今年度やっと2度目。 冬羽のカイツブリ(上池にて、2011/11/20撮影) 最初何かよくわからなかったのですが、夏羽と全然雰囲気がちがうんですね。 オオバンが見れました(上池にて、2011/11/13撮影) バンと同様、額板といって上くちばしのつけねがおでこまで広がっています。 (この写真では見えにくいですが、)かわった特徴なので覚えやすいですね。 色はバンと違って、オオバンは白色です。 (いつもの)ハイタカ♂がまた出てきました(湿生植物園東の谷上空にて、2011/11/12撮影) 10/07撮影の個体と同様、瞳の色の赤味がすごく強いように見えます。 彼が出てきたらもう散策は止め。事務所にもどります。 ミヤマホオジロが見られました(左:♀、右:♂、虫の原っぱにて、2011/11/12撮影) 今季の初見ですので、ものすごい枝かぶりにも関わらず載せました。 日本よりもやや北の国から、冬季の間、主に西南日本へ越冬しにくる種類です。 センターでは冬鳥として観察されますので、今後も撮影の機会はあるでしょう。 今日は10羽弱の群れで移動していました。 カシラダカ(湿生植物園のハンノキ林にて、2011/11/12撮影) ミヤマホオジロと同様、センターでは冬鳥として観察される種類です。 本日は2羽ほどが見られただけですが、 冬鳥の中では観察頻度が高くなってくるはずです。 マガモ♂(上池にて、2011/11/12撮影) 久しぶりに土日に良い天気の周期が巡ってきました。 上池ではカルガモが少しづつ増え、今朝は20羽ほどはいるようでした。 その中にマガモが1羽混じっていましたのでパチリ (♀はよくわかりませんでした) カワセミがどうにか撮れました(2011/11/07撮影) まだまだ距離が遠いですが、性別もわかるし掲載します。 待ち人ついに来る。♀です。 自然保護センターでは、今、下池(田尻大池)の樋の改修工事をしています。 そのため、水を抜いてしまっていて浅瀬が広がっています。 カワセミにとっては狩りがしやすそう。 ただ、やっぱり池が大きすぎてどこに来るか場所が絞れません。 センターのカワセミは自由だな~。 (上池堰堤から、2011/10/06撮影) 少し前の写真になります。やった!ついにオオタカかなと思って撮ったのですが、 実際の写真はハイタカのようにも見え、お蔵入りにしていました。 比較のために残しています。 |
朝晩が冷え込むようになってきたものの、 日中朗らかな日和となって寒暖差のある日が続いています。 花芽の準備を終えている植物などは ふっと春と勘違いしてしまうのでしょうね。 葉っぱは紅葉しているのに開花しているモチツツジを見ることができました。 わかる気がするぐらい今日の日中は暖かでした。 ススキの穂もからんでいてかなり違和感のある絵になっています。 さて、先月の中頃からだったと思うのですが、 センターの紅葉ピーク前頃からでしょうか、 園路各所に落ち葉がたまり始めました。 で、毎朝通るポイントも含め、 幾つか決まった場所でこうばしい香りがすることに気づきました。 カツラの落ち葉が砂糖をあぶったような香り(カラメル臭)がすることは よく知られていますが、 それと似たような香りです。 半月ほど落ち葉を拾っては嗅ぐあやしいおじさんになっていましたが、 やっと主がわかりました。 どうやらタカノツメのようです。 (因みにこのような鮮やかな黄色の落ち葉ではにおいません。もっと茶色になってから。) カツラの香り元はマルトールというものらしいのですが、 これは葉に含まれた麦芽糖の一種が元となって生成されるようです。 生成段階で特定の外的要因が必要なので、におわないこともあるとのこと。 そうそう、におわないのもあったあった。 タカノツメの葉にも同じようなことが言えるなら大発見だ! …と思ってネットで検索したら一発で出てきてしまった。 タカノツメとマルトールは既知の事実のようでした。 皆様はご存じでした? (2011/12/13) |
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