里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2013/06/07アップ
センダイムシクイ、ウラナミアカシジミ、コムラサキ、ハッチョウトンボの交尾風景、ハラビロトンボ、モノサシトンボ、オオイトトンボの産卵風景を追加・更新しました。
▼2013/06/03アップ
ヒオドシチョウ、テングチョウ、ハッチョウトンボ…
▼2013/05/31アップ
ウツギ、テイカカズラ、オナガアゲハ、ヒカゲチョウ、ヒメウラナミジャノメ、カワラヒワ、クロスジギンヤンマ、コシアキトンボ…
▼2013/05/23アップ
トキソウ…
▼他
ヤマボウシ、ヨツボシトンボ、ヤマキマダラヒカゲ、ハンミョウ、ニワハンミョウ、ウグイス、ホオジロなども見られます。
▼NEW!2013/06/07アップ

センダイムシクイ(2013/06/07撮影)
午前中、虫の原っぱの入り口あたりで、小刻みな連続音で鳴きながら移動する小鳥の群れに気がつきました。4~5羽程度の小さなグループですが、時々センダイムシクイの囀りが混じっています。あとで写真を見ると幼鳥らしき個体がいっしょに写っていました。言うことを聞かないわんぱく小僧達に「こら!騒がしすぎるわよあなたたち!」とでも?或いは「う~ん…お母さんチヨチヨビービーうるさい…」とでも?いずれにしても、無事巣立ちできて何よりです。

ウラナミアカシジミ(2013/06/07撮影)
去年、一昨年と見ることができなかった種なので大喜びです。落葉ナラが食相とのことですが、アカシジミほど見られないのはなぜでしょう。図鑑では萌芽更新後若齢の林分によく発生するとのこと。センターでは雑木林の更新は行っていないので、減る傾向にあるのかもしれません。発見時はちゃんとコナラの枝葉にとまっていたのですが、近づきすぎたためか隣のイロハモミジに枝移りしてしまいました…。

コムラサキ(2013/06/07撮影)
樹液に集まる蝶が出てきましたね。

ハッチョウトンボの交尾風景(2013/06/07撮影)
昨年、交尾風景を見たのは7月中旬でした。つまり梅雨明け。今年は5月下旬に記録的な早さで梅雨入り宣言されましたが、内容的には全くのまゆつば物で、本日にいたっては大陸からの爽やかな高気圧の張り出しで、からっとした良い天気でした。その年の天候によって小動物の消長は大きく影響をうけるのかもしれません。さて、交尾の時間は短め。準備にもたつき3枚ほどしかシャッターきれませんでした。交尾後、♀は5~6回に分けて狭い範囲で打水産卵を行い、それぞれの打水産卵も時間は短め。他の種類でも見られるように、♂は一応見張りを行っているようでした。産卵が終わった直後、♀のことを見失ってしまいました…が、♂はそのままその場所で縄張り誇示どまりです。産卵風景を見るのは初めてだったので慌てていたのでしょう…絞り優先のままの撮影で全滅でした。次に期待します。

ハッチョウトンボ♀(2013/06/07撮影)
♂とは全く異なる配色で、草の合間に紛れて見つけにくいです。

ハラビロトンボ(2013/06/07撮影)
湿生植物園で見れたり見れなかったりのハラビロトンボ。メタリックな鼻模様がトレードマークです。

モノサシトンボ(2013/06/07撮影)
定規の目盛のような腹部の環状紋が特徴で名前の由来にもなっています。やっとこさお会いできました。これは黄味の強い♀。

オオイトトンボ(2013/06/07撮影)
池縁の水草上で俊敏に動き回っているのはだいたいクロイトトンボのようですが、その中で産卵中のオオイトトンボが見られたのでパチリ。

▼2013/06/03アップ

ヒオドシチョウ(2013/06/03撮影)
汗ばむ陽気となった本日、目星をつけていた看板では変化がなかったものの、樹木の枝葉の裏で羽化後しばらくした成虫がぶら下がっている様子がちらほら見られました。

テングチョウ(2013/06/03撮影)
5月中旬頃、お客さんに「今年は毛虫・芋虫が多い」と言われて、あまりピンときていなかったのですが、センターでも下旬頃からなかなかの様子となっています。この天狗の鼻のテングチョウも大発生。各所で乱舞しています。

ハッチョウトンボ(2013/06/03撮影)
5月下旬から情報を耳にしておりましたが、見つけることができないでいました。今日は天気が良くなったこともあって、活発に縄張り争いをしていました。ご覧の通り、真夏のような尻あげも見せてくれました。

▼2013/05/31アップ

ウツギ(2013/05/27撮影)
空木だからウツギです。今年は少し早めの梅雨入り宣言でしたが、まだ本格的な雨模様とはならないですね。エゴノキと同様、うつむき加減に多くの花をつける本種も雨がよく似合います。花付きの方もエゴノキ同様、今年は大変良好です。

テイカカズラ(2013/05/31撮影)
タンチョウケージ脇経路沿いの石垣に生育しているテイカカズラが見頃をむかえています。芳香も大変すばらしいので是非体験してみてください。ただし、いきなり花に顔を近づけないでね。石垣ですので様々な生きものが隠れているかもしれません。吸蜜に訪れているダイミョウセセリもこの香りに誘われたのでしょうか。

オナガアゲハ(2013/05/25撮影)
ミカン科植物が食草とのこと。昆虫の森でよく見かけますが、飛翔力があるので各所でも見ることができます。

ヒカゲチョウ(2013/05/30撮影)
暗い樹陰でヒカゲチョウを見かけました。地味ですが、なかなかの美しさ。落ち葉のつもった地表に止まられると、もう見つけることは出来ません。

ヒメウラナミジャノメ(2013/05/31撮影)
こちらも森林生の地味なチョウ。しかもシジミチョウ類みたいに小さいですが、ヒラヒラッヒラヒラッとした独特の飛び方ですぐにわかります。センターではよく見かけますが、名前はついつい忘れてしまいます。

カワラヒワ(2013/05/31撮影)
こちらも季節柄といえば季節柄。本日は梅雨の合間の貴重な晴天日。お昼までは気温も上がったので、カワラヒワとしては水浴びの気分。相変わらず最中の写真は撮れないのですが、これは事が済み、身震いしたあとの決めポーズです。

クロスジギンヤンマ(2013/05/23撮影)
きってみる。

コシアキトンボ(2013/05/31撮影)
腰の黄色い部分が空いているように見えるから。この日はまだ全く猩々っぽくないショウジョウトンボも見られました。少しずつ季節の移ろいを感じます。

▼2013/05/23アップ

トキソウ(湿生植物園西の谷にて、2013/05/23撮影)
5/20に開花の知らせを聞いたのですが、見つけることが出来ず(涙)…。今朝見ると私でも気づけるぐらいには花数が増えていました。6月上旬の見頃に向けて、これからも徐々に花数が増えていきます。サギソウにならび、センターの湿生植物園の代表種でもあります。お見逃しのないように。

▼その他、まだ見られるもの

ヤマボウシ(虫の原っぱにて、2013/05/18撮影)

ヨツボシトンボ(湿生植物園にて、2013/05/12撮影)

シオヤトンボ(2013/05/18撮影)

ヤマキマダラヒカゲ(2013/05/13撮影)

ハンミョウ(昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/04/25撮影)

ニワハンミョウ(昆虫の森に向かう経路沿いにて、2013/04/22撮影)

ウグイス(水鳥観察小屋付近にて、2013/02/25撮影)

ホオジロ(上池堰堤近くの経路沿いにて、2013/02/10撮影)
本日の天気、「梅雨はどうしたの?」といわんばかりの快晴でした。

巷では県南の方から蛍前線が北上中ですが、本来の蛍シーズンはやはりムシッしてジメッとした天気が似合うと思うのです。

カラッとして朝晩肌寒いようではいただけないですね。

明日の天気に期待です。
(2013/06/07)
▼平成25年度 Update▼
2013/06/07:センダイムシクイ、ウラナミアカシジミ、コムラサキ…
2013/06/03:ヒオドシチョウ、テングチョウ、ハッチョウトンボ…
2013/05/31:ウツギ、テイカカズラ、アカシジミ、アオスジアゲハ…
2013/05/23:トキソウ、エゴノキ、ダイミョウセセリ…
2013/05/18:モチツツジ、ヤマツツジ、カキツバタ、アヤメ…
2013/05/10:フジ、コサメビタキ、トラフトンボ…
2013/05/03:フジ、マルバアオダモ、カワトンボの仲間の交尾行動…
2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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