▼NEW!2012/07/28アップ コバギボウシ、イカルの幼鳥、キビタキの幼鳥、コサメビタキの幼鳥、セグロセキレイの幼鳥、ホオジロの幼鳥、ウグイス?の幼鳥、シロスジカミキリ、マルタンヤンマ、オニヤンマを追加・更新しました。 ▼2012/07/23アップ アブラゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ、ノコギリクワガタ、オオムラサキ、ヤブヤンマ、イヌタヌキモ、センダイムシクイ… ▼2012/07/19アップ タカネトンボ、コオニヤンマ、ヒシモドキ… ▼他 ヒヨドリの幼鳥、コオニユリ、ハッチョウトンボのペア、カワラナデシコ、ジャノメチョウ、ユウスゲ、チョウトンボ、キイトトンボのペア、モノサシトンボのペア、オオシオカラトンボ♂・♀、ショウジョウトンボ、カワラヒワ、…なども見られます。 |
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▼NEW!2012/07/28アップ コバギボウシ(湿生植物園にて、2012/07/28撮影) 梅雨の湿生植物園を彩ったオグラセンノウやクサレダマの花期が終わり、梅雨明け後しばらくはチダケサシが見られましたが、その見頃ももう過ぎてしまいました。最近の湿生植物園ではポツポツと薄紫の可憐な花、コバギボウシが咲き始めました。ハンノキ林の林下のものが少し色が濃く、群れて咲いています。まだつぼみを蓄えているのでしばらく見頃が続くでしょう。西の谷の最上流部ではミミカキグサの小さな小さな黄色い花を一輪見ました。サギソウの開花が待ち遠しいです。 イカルの幼鳥(虫の原っぱ近くの経路沿いにて、2012/07/21撮影) 少し遠かった…。嘴の付け根のあたり(人でいうとオデコのあたり)の色合いが淡いですが、幼羽の特徴みたいです。 キビタキの幼鳥(虫の原っぱ近くの経路沿いにて、2012/07/23撮影) 7/12に見たときよりも少し行動範囲が広がってきた様子。とまる時に必ず枝や木がかぶるようにしたり、かなりの距離を保つようになってきました。神経質なのは良いことだと思います。 コサメビタキの幼鳥(タンチョウ棟ケージ付近の経路沿いにて、2012/07/23撮影) お昼の食休みに歩いていると、ひらりひらりと身をひるがえしては枝に戻る採餌行動をとっている鳥が…。1羽だけの様子で、そのまま湿生植物園まで移動していきました。幼鳥とはいえ、広い行動範囲を持つ種もいるのですね。 セグロセキレイの幼鳥(センター棟の屋根の上にて、2012/07/23撮影) 成鳥はキセキレイと同様、あまり撮らせてもらえませんが、こちらはやはりまだ警戒心が足らないようです。 エナガ(2012/07/23撮影) ボロボロの成鳥なのか、幼鳥なのか…。 ホオジロの幼鳥(湿生植物園にて、2012/07/23撮影) 親がいつもいるところですし、明るく近いところに出てきてくれれば、それはそれはありがたい。 ウグイス?の幼鳥(湿生植物園にて、2012/07/23撮影) 7/23は幼鳥ラッシュでした。締めくくりはこのよくわからない幼鳥…。しかも普段あまり親を見ない場所なので間違っているかもしれません(スミマセン)。 シロスジカミキリ(虫の原っぱにて、2012/07/27撮影) 基本は夜行性とのこと。7/27の朝は霧が出ていて暗い朝だったので、時間に気づかず夢中でガジガジしています。 マルタンヤンマ♀(湿生植物園にて、2012/07/27撮影) この日は、実は別の場所に寄ってから出勤するつもりだったのですが、願いかなわずそのままセンターへ。始業時間までには少し秋空きがあったので湿生植物園に寄り道をしたところ、思わぬものが見れました。今まで見たこともないような鉄さび色が目立つとんぼでした。カサスゲの茂みの中をバタバタと移動していましたが、落ち着きそうになるとオオシオカラトンボが邪魔をしにきて…。こんな機会あまりないのだからオオシオカラも少し空気読んでくれないかな~とブツブツ言いながら、結局うまく撮れませんでした。 はっきりとは見えなかったのですが、茂みの中を出たり入ったり。入ったらしばらく出てこないのを繰り返していました。様子も含めて、この姿、なんとなく産卵のように見えますね。マルタンは夜型だと思うので、霧の立ちこめた暗い朝に思わぬものを見ることが出来ました。そういえばマルタンヤンマは7/1の初心者のための自然観察会「日本一小さなとんぼ。ハッチョウトンボ」の際、どんよりした雨天に、羽化後の♂が見れましたね。 オニヤンマ(虫の原っぱにて、2012/07/23撮影) ちょっと一休み。 2012/07/23アップ アブラゼミ(虫の原っぱ付近にて、2012/07/22撮影) 成虫はこれ一匹見れただけでしたが、抜け殻は幾つか観察することが出来ました。今日もそれほど増えているふうではありませんが、アブラゼミはこれからでしょう。 ヒグラシ(湿生植物園にて、2012/07/22撮影) これは観察会当日の朝撮影したもの。暗いところでうまく撮れませんでした。観察会では成虫も抜け殻も観察できました。 ニイニイゼミ(2012/07/22撮影) 通常、羽化は夜間ですが、薄暗い木陰だったので早朝に出てきたのでしょうか。これも観察会で見られました。まだ羽がやわらかそうなので触らずにおきました。 ノコギリクワガタ(2012/07/22撮影) 観察会の講師の先生やヘルプされるセンターボランティアの方々は基本目線が違うのでしょうね。エッというところでオッいうものを見つけられます。さすが!。この♂、参加者全員の熱い(暑苦しい?)視線を浴び、かなりお怒りの様子。 オオムラサキ(虫の原っぱにて、2012/07/22撮影) いっしょに写っているのはオオスズメバチでしょうか?。オオムラサキは全くひるむ様子がありません。やっぱり大きい。最初光の加減でブルーが出ないのかと思っていたのですが、どうやら♀でしょうか。 ヤブヤンマ(センター棟にて、2012/07/22撮影) 今月に一度センター棟に入ってきた個体がいましたが、また入ってきていました…。あまり元気がなさそうだったので、枝にさばらせてみたところ、しばらくじっとしていたので撮らせてもらいました。一休みしたらすぐに飛んでいってしまいました(ホッ)。今度はちゃんと野外で見たいものです…。(もうちょっとぶら下がるようにすれば本物っぽかったかな…)。 イヌタヌキモ(虫の原っぱにて、2012/07/22撮影) 虫の原っぱ奥の浅瀬でイヌタヌキモの花を見ることが出来ました。デンジソウの葉に紛れてチラリ。あまり数は多くないはず。目を皿のようにして探してみてください。 センダイムシクイ(湿生植物園にて、2012/07/22撮影) 夏鳥の鳴き声がほぼ聞かれなくなったと言ってよいこの季節。センダイムシクイだけはあの独特の鳴き声を聞かせてくれています。野鳥は繁殖期にあたり、様々な野鳥の幼鳥が見られる季節でもあります。このセンダイムシクイも声のするほうに数匹群れていたので、もしかすると…、と思って数を打ちましたが、特に幼くはないようです。ひょっとして右奥に写っているのは?。 ▼2012/07/19アップ タカネトンボ♂(センター棟周囲にて、2012/07/19撮影) 夏のトンボを早々に拝見できたラッキーな朝でした(写真はアンラッキー)。センターにはハネビロエゾトンボもいるはずなので、うまく見分けながら観察してみたいと思います。 コオニヤンマ(田尻大池周遊経路にて、2012/07/19撮影) 比較的大きいトンボ。サイズ的にオニヤンマに引けはとらないと思うのですが、お腹の先が下がっていたり、頭が小さかったりとはっきりした違いがあるようですね。脚が長くものにさばるようにとまるのも特徴だそうです。 ヒシモドキ(田尻大池にて、2012/07/19撮影) 名前は葉っぱがヒシに似ていることから。花の形からゴマノハグサの仲間(桐など)かと思っていたら、ヒシモドキ科ヒシモドキ属植物とのこと。しかもこの科には本種1属1種しかないとのこと。このかわった植物(水草)はセンターの各所に分散して生えており、開花が見られ始めました。 ▼その他、まだ見られるもの ヒヨドリの幼鳥(昆虫の森にて、2012/07/13撮影) コオニユリ(湿生植物園西の谷上流部にて、2012/07/15撮影) ハッチョウトンボのペア(2012/07/12撮影) カワラナデシコ(タンチョウ棟近くの経路沿いにて、2012/07/12撮影) ジャノメチョウ(虫の原っぱにて、2012/07/12撮影) ユウスゲ(虫の原っぱにて撮影、2012/07/07) チョウトンボ(水生植物園にて、2012/07/01撮影) キイトトンボのペア(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2012/06/18撮影) モノサシトンボのペア(水生植物園にて、2012/06/18撮影) オオシオカラトンボ♂(湿生植物園西の谷にて、2012/06/18撮影) オオシオカラトンボ♀(花の広場付近にて、2012/06/22撮影) ショウジョウトンボ♂(湿生植物園西の谷にて、2012/06/15撮影) カワラヒワ(2012/05/01撮影) |
やたら暑くなった水曜日(7/25)頃から少しお客さんの数が減ったような…。センターの夏はかなり暑いですから、水分は十分ご準備のうえお越し下さい。また時間帯も朝方や夕方などの方が日中よりも過ごしやすいと思います(日中はセンター棟で十分休憩していってください)。夢中になって散策や観察、写真撮影されていると、気づかぬうちに身体は乾ききってしまいます。のどが渇いたという感覚はあてにせずに定期的な水分補給を習慣づけましょう。 7/23は幼鳥ラッシュでした。梅雨が明けるか明けないかという時期の巣立ち。そしてこの暑い中の独り立ち。大変なような気がしますが、よく考えたら餌となる虫はいっぱいの時期ですね。 センダイムシクイ(7/22)のアップ後、そういえば声を聞かなくなったような。幼鳥ラッシュで夏鳥の季節も終わりなのかな。 湿生植物園では、その代表的植物であるサギソウやミミカキグサなどの開花が待たれます。 様々な生き物たちの季節感が、がらっと移り変わる時期。そう、夏がきた~。(2012/07/28) |
・2012/07/28:コバギボウシ、幼鳥…
・2012/07/23:アブラゼミ、ヒグラシ…
・2012/07/19:ニイニイゼミ、タカネトンボ…
・2012/07/15:チダケサシ、コオニユリ…
・2012/07/12:ハッチョウトンボ、カワラナデシコ…
・2012/07/08:ユウスゲ…
・2012/07/05:オニヤンマ、ハッチョウトンボ…
・2012/06/30:ナツツバキ、オオウラギンスジヒョウモン…
・2012/06/28:オグラセンノウ、キビタキ…
・2012/06/23:エナガ、ミドリヒョウモン、ウラゴマダラシジミ…
・2012/06/16:ショウジョウトンボ、ハッチョウトンボ、キツリフネ…
・2012/06/11:ササユリ、チョウトンボ…
・2012/06/07:ノハナショウブ、ハッチョウトンボ…
・2012/06/02:イチモンジチョウ、アカシジミ…
・2012/05/27:トキソウ、カワセミ…
・2012/05/25:エゴノキ、ヤマボウシ…
・2012/05/20:クロアゲハ、ギンヤンマ…
・2012/05/13:カワトンボの仲間、クロイトトンボ…
・2012/05/11:アナグマ、アオスジアゲハ…
・2012/05/06:トラフトンボ、カキツバタ…
・2012/04/30:スミレ、キビタキ…
・2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
・2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
・2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
・2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
・2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
・2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
・2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
・2012/04/02:トラツグミ…
・2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
・2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…