里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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センターからの最新お知らせ

2020/07/03

巣立ちの季節

6月下旬からそろそろ見かけてもいいはずの巣立ち雛。なかなか出会う機会に恵まれぬまま7月になってしまいました。 天気の良い7/1の朝、なんとなく期待しつつ、虫の原っぱを一周しました。 なんと去年2019/07/01もキビタキの巣立ち雛を見た同じ場所で再び出会うことができました。もし、同じお父さんとお母さんなら自然保護センターにとってなんと素敵な話でしょう。 トップの写真はキビタキ幼鳥 その他の写真も撮影は全て2020/07/01、難波


2020/06/28

チリメンモンスターを探せ!

皆さん、チリメンモンスターをご存じですか? ちりめんじゃこの中をよ~く見ると、ちりめんじゃこ(カタクチイワシの赤ちゃん)以外の色々な生きもの・「モンスター」たちがいるんです!


2020/06/27

油絞り

「この間悪事がばれて、油絞られちゃったよ。」という意味の方ではありません。 文字どおり菜種の油絞りに行ってきたのです。もちろん人生初。 今年は菜の花が見事に咲きました。落ち葉が堆肥化したものをしこたま入れると、ちゃんと答えてくれました。


2020/06/21

星空観察会(部分日食を観測しよう)

今年度から星空観察会を毎月実施するよう計画していましたが、4月、5月がコロナ対策のため中止(泣)、ようやく再開できた星空観察会はなんと星空ではなく日食を観察する回でした…。 当日は太陽の位置がわかる程度のあいにくの曇り空でしたが、日食グラスを使ってくっきりはっきりと観測できた他、望遠鏡と太陽観察板を組み合わせた方法や厚紙ピンホールでの観察もなんとか実施できました。 次に岡山で日食が見られる可能性があるのは10年後なので、スリリングで貴重なひと時を皆さんと過ごせました(感謝)。


2020/06/20

篆刻しようぜ!~自分だけのオリジナルハンコづくり~

6月20日(土)篆刻しようぜ!~自分だけのオリジナルハンコづくり~を実施しました!このイベント、実は以前にも企画していたのですが、コロナの影響で中止になってしまいました・・・。しかし!ついに行うことが出来ました!このイベントを実施したきっかけは子どもの頃に行った篆刻が楽しかったからです。また生きものに興味を持ってもらうイベントは数多く行っていますが、石について学ぶイベントがほとんどなく、石にも興味を持ってもらいたいと思い行うことにしました。篆刻は石を削ってハンコを作るわけですが、硬すぎる石はなかなか削ることが出来ません。今から700年ほど前の中国、元の時代に発見された蝋石というものが柔らかく、パリパリと削りやすいことが分かり、この蝋石を使ったハンコづくりが行われるようになりました。元々は木や骨、翡翠、銅、金などをハンコとして使っていたようです。現在では書家や日本画家が自分の作品であることを証明するために篆刻印を押したりしますね。蝋石にはパイロフィライトという成分が多く含まれるのですが、これは流紋岩などが地下深くで熱水作用を受け変質することで出来上がります。篆刻石の主な産地は中国の青田県で、青田石と言われる比較的安価な石が多く使われています。ちなみに、蝋石は日本でも採掘することが可能で、一大生産地は何と!岡山の三石なんですよ!驚きですね。少しでも石に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいです!