里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

メニュー
ログイン

文字の大きさ

過去の動植物情報について

▼NEW!2012/09/01アップ
ミズトラノオ、ミズアオイ、オニヤンマの産卵を追加・更新しました。
▼2012/08/27アップ
ホザキノミミカキグサ、ミズギボウシ、ナンバンギセル、ミドリヒョウモン…
▼2012/08/23アップ
ムラサキミミカキグサ、ミミカキグサ、ウチワヤンマ、タイワンウチワヤンマ、リスアカネ…
▼他
キキョウ、オニバス、ハネビロエゾトンボ、メジロ、ビッチュウフウロ、オミナエシ、サワギキョウ、オオシオカラトンボのペア、オオルリボシヤンマ…なども見られます。        
▼NEW!2012/09/08アップ

ミズトラノオ(虫の原っぱにて、2012/09/06撮影)
ビショビショ…。今年はいまだにイイ塩梅の条件で撮れておりません。この写真で来所の動機付けになるかどうか疑問ですが、何はともあれ!!今が見頃!!です。明日の日曜(9/9)ですよ。

ミズアオイ(水生植物園にて、2012/09/02撮影)
ミズアオイの再アップです。野草園でももちろん見ることが出来ますが、こちらは水生植物園での写真です。野草園での開花からほぼ半月ほど遅れましたが急激に咲きそろいました。水生植物園の個体は数は少ないですが、昨年同様食害の痛みが少なくキレイですヨ。今現在もっと花序が伸びてきていますが、明日の日曜(9/9)に来所される方は是非チェックしておいてください。

オニヤンマの産卵(水生植物園にて、2012/09/02撮影)
ミズアオイを撮影していたところ、お客さんに声かけしていただき撮ることができました。今年はずーっとちゃんと見れていなかったので、あまつさえ撮影まで出来てラッキーでした(ミズアオイは飛んで逃げたりしないですものね)。実は産卵中に♂が突然ネックロックしてこの♀を連れ去ってしまったのですが、その時、撮れ具合を確認していてチャンスを逃してしまいました。すごく残念です…。

▼2012/08/27アップ

ホザキノミミカキグサ(湿生植物園にて、2012/08/27撮影)
ミミカキグサの仲間が3種揃いました。ムラサキミミカキグサと同系統の色合いですが、ムラサキミミカキグサは口を大きく開けたかっこうの花で、本種は口を閉じたかっこうをしています。名前の通りの穂咲きを見せてくれるのはもう少し先でしょうか。

ミズギボウシ(湿生植物園にて、2012/08/27撮影)
湿生植物園内に同様に生えているコバギボウシと花の形はよく似ています。ただコバギボウシの花は概ね済んだこの頃、花数の少ない控えめな感じのギボウシがチラホラ見られることに気づきました。丸っこい葉で柄があるコバギボウシに対し、こちらのミズギボウシの葉は線形で細長く柄が明らかではありません。全然ギボウシの葉ではないように見えます。花数が少ないのも特徴のようです。分布もコバギボウシに比べて限られているのでしょう、私はまだセンター外では見たことはありません。

ナンバンギセル(タンチョウ棟から湿生植物園までの経路沿いにて、2012/08/27撮影)
昨年も8月末に気がつきましたが、今のところまとまって株立ちしている個体はなく、目立たない状況です。今日気づいたのは2箇所ほどでした。

ミドリヒョウモン(湿生植物園にて、2012/08/27撮影)
まれに見る順光条件で写真はあまり暗くはないですが、暗化型と呼ばれる♀です。中国地方や近畿地方では見られるとのこと。

▼2012/08/23アップ

ムラサキミミカキグサ(湿生植物園にて、2012/08/23撮影)
西の谷の最上流部、木道で囲まれた内側で比較的至近で観察できました。同じ系統の色合いのホザキノミミカキグサと比べ、口を大きく開けたかっこうの花の形です。湿原は貧栄養な立地に成立するもので、そこに局在する生物群は小さいものが多いです。このムラサキミミカキグサも花の大きさは5ミリ前後。まさに這いつくばって撮影するミクロの世界です(最近のカメラは液晶が可動式になっていてスゴク便利)。

ミミカキグサ(湿生植物園にて、2012/08/23撮影)
ムラサキミミカキグサと同じ場所で同じ仲間のミミカキグサが1花だけ見られました。こちらの花の色は黄色。まだ咲き始めたばかりだからか、がくの色が花の色と同色です。

ウチワヤンマ(上池湖岸にて、2012/08/18撮影)
今年は見れましたウチワヤンマ!かっこよすぎる~。戦闘機みたいでしょコレ。アニメの世界から飛び出してきたようなスタイルでしょコレ。下のタイワンウチワヤンマとの違いは尾翼(正確な表現ではありません)の中に黄色い模様があること。あと尾翼が大きく目立つことも特徴です。慣れると遠くでも判別がつくようになるそうですよ。タイワンウチワヤンマが上池の堰堤沿いに縄張りを張っていたのに対し、ウチワヤンマは山際湖岸の枯れ枝の先などに縄張りをはっていました。棲み分けをしながら生息しているのでしたら良いのですが。

タイワンウチワヤンマ(上池堰堤にて、2012/08/18撮影)
実際にはこちらの方が少し小さいです。尾翼は黒色で模様もなく、比較的小さいのであまり目立ちません。元々西南日本に分布していたのですが、地球温暖化に伴い分布が北上しているといわれている種です。センター開所当初の記録ではいなかったとのこと。いつ頃から見られるようになってきたのでしょうね。

リスアカネ(昆虫の森にて、2012/08/18撮影)
7月下旬に一度見かけていましたが、再アップです。

▼その他、まだ見られるもの

キキョウ(センター棟から野草園までの経路沿い・野草園一帯にて、2012/08/16撮影)

オニバス(昆虫の森の水辺にて、2012/08/16撮影)

ハネビロエゾトンボ(湿生植物園ハンノキ林にて、2012/08/16撮影)

メジロ(虫の原っぱにて、2012/08/16撮影)

ビッチュウフウロ(湿生植物園東の谷にて、2012/08/11撮影)

オミナエシ(タンチョウケージ脇の観察路沿いにて、2012/08/11撮影)

サワギキョウ(湿生植物園東の谷上流部にて、2012/08/11撮影)

オオシオカラトンボのペア(湿生植物園西の谷にて、2012/08/11撮影)

オオルリボシヤンマ(平成池にて、2012/08/11撮影)
昨年からツキノワグマの動向予測のため、ブナ、ミズナラ、コナラの堅果豊凶調査を行っています。今週でほぼ調査を終え、あと1日あれば完了です。
皆様もご存知のことと思いますが、印象としてはコナラのどんぐりがよくなっているように感じました。
県北の標高の高いところにしかないブナにつきましては、昨年豊作だったので、裏作にあたる今年は全くといっていいほどなっていません。
ブナ同様、県北高所にあるミズナラにつきましては、昨年よりやや多めになっているような印象。昨年よくなっていたところで今年も同様になっていたので、ブナのような裏作が必ず凶作になるようなサイクルはないように感じました。
岡山県ではブナもミズナラもまとまった林分が限られているので、花粉の往来を考えると結実には不利なように思われます。
コナラは県北の高所以外、県下全域に広く見られます。そのコナラは昨年はそれほど良くはなかったのですが、調査の際は、なってないから見えないのか、なっているけど遠いから見えないのか、ちゃんと見る目がないのかすごく心配しながらの調査でしたが、今年、その心配が払拭できました。なってたらよく見える!。

最終的な判定は県の方から中旬にでも公表されると思いますので関係者の方は参考にしてください。(2012/09/08)


ミズナラ(昨年もよく稔っていた箇所の様子。帽子の白い色がよく目立ちます。)


ミズナラ(昨年あまり稔っていなかった箇所でもチラホラなっている様子。ミズナラは葉の柄がほとんど無く、葉もどんぐりも混み合ってつくので見上げでは観察しにくい。)


ミズナラのどんぐり


コナラ(昨年あまり稔っていなかったところでもよく稔っていました。コナラのどんぐりは一つ一つは小さいですが、よく目につきまます。見上げでもミズナラほど観察しにくくはありません。)


コナラのどんぐり
▼平成24年度 Update ▼
2012/09/08:ミズトラノオ、ミズアオイ…
2012/08/27:ホザキノミミカキグサ、ミズギボウシ…
2012/08/23:ムラサキミミカキグサ、ミミカキグサ…
2012/08/16:ミズアオイ、キキョウ…
2012/08/11:サギソウ、ビッチュウフウロ…
2012/08/04:タヌキマメ、フシグロセンノウ…
2012/07/28:コバギボウシ、幼鳥…
2012/07/23:アブラゼミ、ヒグラシ…
2012/07/19:ニイニイゼミ、タカネトンボ…
2012/07/15:チダケサシ、コオニユリ…
2012/07/12:ハッチョウトンボ、カワラナデシコ…
2012/07/08:ユウスゲ…
2012/07/05:オニヤンマ、ハッチョウトンボ…
2012/06/30:ナツツバキ、オオウラギンスジヒョウモン…
2012/06/28:オグラセンノウ、キビタキ…
2012/06/23:エナガ、ミドリヒョウモン、ウラゴマダラシジミ…
2012/06/16:ショウジョウトンボ、ハッチョウトンボ、キツリフネ…
2012/06/11:ササユリ、チョウトンボ…
2012/06/07:ノハナショウブ、ハッチョウトンボ…
2012/06/02:イチモンジチョウ、アカシジミ…
2012/05/27:トキソウ、カワセミ…
2012/05/25:エゴノキ、ヤマボウシ…
2012/05/20:クロアゲハ、ギンヤンマ…
2012/05/13:カワトンボの仲間、クロイトトンボ…
2012/05/11:アナグマ、アオスジアゲハ…
2012/05/06:トラフトンボ、カキツバタ…
2012/04/30:スミレ、キビタキ…
2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
2012/04/02:トラツグミ…
2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

このページの先頭へ