▼NEW!2013/07/06アップ カワラナデシコ、ヤブカンゾウ、ネムノキ、サンコウチョウ、キビタキ(幼鳥)、ホオジロ(幼鳥)、カイツブリ(親子)を追加・更新しました。 ▼2013/07/04アップ ゴマダラチョウ、モノサシトンボ、ミヤマクワガタ… ▼2013/07/01アップ オオムラサキ♀、ハッチョウトンボ、コサメビタキ(幼鳥)… ▼2013/06/28アップ クサレダマ、オグラセンノウ、オオムラサキ♂、オオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモン、オニヤンマ… ▼他 チョウトンボの交尾風景、キイトトンボ、シジュウカラ、ショウジョウトンボ、コムラサキ、カワラヒワ、コシアキトンボ、ウグイスなども見られます。 |
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▼NEW!2013/07/06アップ カワラナデシコ(2013/07/06撮影) オグラセンノウも見頃ですが、こちらのカワラナデシコも経路沿いの草むらで咲きそろってきています。撫子という名前とこの花のピンク色がちょっと頭の中でつながらないのですが、野生種とは思えないような明るく陽気な感じがする花です。河原とありますが、渓流辺の岩場でも、はたまた崖地でも生えますし、人里のよく手入れされた草地にも見られることがあります。 この写真はタンチョウ棟近くの経路沿いの草むらで。湿生植物園近くの草むらでも見ることができます。 ヤブカンゾウ(2013/07/06撮影) ヤブカンゾウが咲き始めました。この写真は湿生植物園にて。野草園やその他でも見ることができます。 ネムノキ(2013/07/01撮影) 雨天続きでパッとしなかったネムノキですが、しばらく暑い日が続きそう。湖畔や経路沿い各所にあるネムノキも咲きそろうのではないでしょうか。 サンコウチョウ(2013/07/05撮影) ここのところ、湿生植物園でヒクイナの声が聞かれているので、朝はそれ狙いで通っていました。この日は遠くでちょっと声が聞かれたぐらいで、連日、とりたてて成果があがりません…。ハッチョウトンボの観察会が近いので、その状況だけでもと思い、木道でしゃがみこんであれこれ確認していると、近くでサンコウチョウの一声が聞かれました。音痴の私でもわかりやすい本当に澄んだキレイな声です。ちょっとでも気をひきたくて音痴なのに何を血迷ったか、ホイホイホイのところだけ口笛でまねてみました。ところがホイホイホイどころか、かすれてスイスイスイみたいな…。あたりの生きもの全てにどん引きされてしまったような、なんともいえない恥ずかしさ…。 余談はさておき、ハンノキ林の中で少し動きがあったのですが、暗い、速い、小さいと三拍子そろっていてどうにもなりません。ゆっくりかまってくれる様子も全くないようで、証拠写真だけでも撮れて良かった…。 最初は幼鳥かと思ったのですが、嘴が青いようですので成鳥。ホイホイホイと鳴いていたので(この個体が実際に口を開けて鳴いているのを見たわけではないですが…)、尾のない♂かとも思ったのですが、図鑑にはもっとアイリングが太いと書いてますので♂らしくない。ということは♀も囀るんですね??? 因みに今朝(7/6)は声、聞かれませんでした。 キビタキ(2013/07/06撮影) キビタキの囀りは各所でピタッととまり、最後まで聞かれていた昆虫の森奥も、ここ2日ほどで静かになってしまいました。一方ここ2日、タンチョウ棟近くで囀りが聞かれるようになり、気にはなっていたのですが、幼鳥が経路沿いを出入りしているのを見ることができました。 キビタキの幼鳥は昨年は昆虫の森でよく見られましたが、今年は全くだめで観察のタイミングを外したんだな~と諦めていましたが、思わぬ場所で出会えて良かったです。 ホオジロ(2013/07/04撮影) ホオジロはそれこそ各所で見られます。親は囀っていますし、幼鳥は近くでいっしょにうろうろしていることも多いので、地味ですが探してみてください。 カイツブリ(2013/07/04撮影) だいぶ大きくなっているように見えましたが、4羽巣立ったはずなのに他が見あたりません。なかなか自然界の生存競争は厳しいですね…。因みに親からもらって飲み込もうとしている餌はコシアキトンボ。う~ん、スジエビの方が美味しそう。 ▼NEW!2013/07/04アップ ゴマダラチョウ(2013/06/28撮影) オオムラサキよりひとまわり小さいのですが、飛翔力があってパッと見では見誤ることがしばしばです。今年の状況で言えばオオムラサキより見つけるのが難しい…。因みに昨年は一度も見れませんでした。同じように樹液や糞が好きなはずなのですが…。 モノサシトンボ(2013/07/04) 数はかなり出ていると思うのですが、交尾風景は今季初ですね…。 ミヤマクワガタ(2013/06/30撮影) 満喫自然体験「ライトに集まる夏の虫」に向けて甲虫もチラほら見られるようになってきました。ただ、皆様ご存知のように今年は毛虫が多かったのですが、その結果、今現在ガの仲間が多く、ちょっと心配…。 さて、この主ですが、この日は少し風があって木から落ちたのでしょうね。経路の真ん中で仰向けになってジタバタしていました。相当苛立っていたのでしょう、元にもどしてあげるとこの威嚇ポーズ。オイオイ!感謝してくれても良いのではないでしょうか。 せっかっくなので、このような定番が飛来してくれたらな~と思ってます。 ▼2013/07/01アップ オオムラサキ♀(2013/06/30撮影) オオ…黒?。♂とは時間差で遅れて発生し始める♀が見られました。今年は当たり年なのか7/1現在、かなりの♂を見ることができます。特に日中の12時代など、林縁の高木の葉群をなめるように、ぬうように飛翔しています。私の撮影ポイントは、湿生植物園のハンノキ林の林縁、ピクニック広場付近の雑木、昆虫の森など。この♀写真は昆虫の森です。昨年の7月下旬は、もう♂は見あたらなくなっていたので、♂を見られたい方はお早めに。 ハッチョウトンボ(2013/06/29撮影) 頭の先からお腹(尾)の先まで2センチ。世界最小クラスのハッチョウトンボは縄張り位置も非常に低い。普段見下ろされるばかりの彼らを今回どうにか見上げることは出来ないかとチャレンジしてみましたが…。横から見るのが精一杯でした。今、湿生植物園では西の谷でも東の谷でも見ることができます。 コサメビタキ(2013/07/01撮影) お客さんから情報はいただいていたのですが、その際の写真よりだいぶ羽が大人っぽくなってきています。私が見たときは2羽で連れだって行動していました。それこそ一丁前にフライングキャッチで餌とりやっていました。コサメビタキはこの春、成鳥を確認していますし、ひょっとしてセンター内繁殖成功でしょうか。ホッと一安心。 ▼2013/06/28アップ クサレダマ(2013/06/27撮影) クサレダマ(2013/06/27撮影) 湿生植物園でクサレダマが咲いていますヨ。ノハナショウブと入れ替わるように花数を増やし、チョットずつ、群生している種ならではの見応え感が出てきました。観察ポイントですが湿生植物園の西の谷でも東の谷でも見ることができます。 さて、この花の名前、もし「腐れ玉」だとすれば、どんな残念なひどい由来があったのでしょう?ということになってしまいますが、実際には「レダマという木の花に似た草」という意味だそうです。レダマってどんな花なのでしょうネ。 本種クサレダマの方はといえば、一つ一つの花はレモン色の通常5花弁花で、これといって特徴はありませんが、がく片の縁が赤く染まっていて割と芸が細かいんです。今度じっくり観察してみてください…と申し上げたいところですが、円錐状に多くの花をつけているうえ、群生する本種ですから、やはり少し離れたところから見るのが良いかもしれません。 オグラセンノウ(2013/06/28撮影) 湿生植物園でオグラセンノウが咲き始めました。ナデシコとか、カーネーションとかの仲間になりますが、同時期にピンク色の花を咲かせる、草地に生えるカワラナデシコと同様にれっきとした野生種です。どちらも野生種とは思えない派手なつくりをした花だと思いませんか?(カワラナデシコのアップはまた後日…) さて、オグラセンノウの方は湿原に生える植物で、全国的にも県下的にも分布が限られています。これを機会に是非ご覧いただければと思います。 オオムラサキ♂(2013/06/27撮影) 少しずつ数も増えてきているようで、主に飛翔の様子ではありますが、目撃回数が増えてきました。樹上の葉群で休むときは翅を広げていますが、見上げなので撮れません。で、吸蜜中はほぼずーっと翅を閉じていますので撮っても仕方ありません…。ただ、短気で怖いもの知らずのオオムラサキは、他の昆虫が蜜場に来ると翅をばたつかせて追い払おうとしているようなので、早撃ちガンマンのつもりで狙ってみました。対決の結果、オオムラサキの方がかなり速くて全く勝ち目はなかったのですが、一度だけ動きに余韻があって1枚だけ撮ることができました。 ここのところ、樹液ポイントを確認するようにしているのですが、なかなか同じ所で必ず見られる場所というのがなくて、お勧めしにくいのが残念です。この写真はピクニック広場付近の雑木にて。他にはヨツボシケシキスイ、ヨツボシオオキスイ等の甲虫が寄ってきていました。 オオウラギンスジヒョウモン(2013/06/22撮影) お詫び:6/23のアップで、上の写真をミドリヒョウモンとしていましたが間違いでした。ちょっと注意不足でした。記してお詫び申し上げます。 撮影時点では下記のミドリヒョウモンと同じぐらいの発生量でまだまだ少なかったですが、今現在は園内各所で複数観察される状況です。吸蜜植物は写真のノアザミだけでなく、オカトラノオに訪れることも多いため、各観察フィールドだけでなく、経路沿いでもよく見ることができます。 ミドリヒョウモン(2013/06/22撮影) 昨年もオグラセンノウやクサレダマと同じような時期にご紹介しています。時期だけでなく、背景も土壁で同様。ちょっと他のヒョウモンチョウと生息環境が違うような気がします。因みにあまり数は見られていません。撮影場所は昆虫の森に向かう途中の経路沿い、土砂が崩れた跡地です。 このミドリヒョウモンの特徴は♂であれば、前翅表に明瞭な4本の性標があるところでしょう。オオウラギンスジヒョウモンの♂は3本です。後翅裏面の模様でいえば、こちらは白い帯の数が多く、オオウラギンスジヒョウモンでは1本だけです。 オニヤンマ(2013/06/28撮影) オニヤンマの羽化が(随分前から)始まっています。私は昨日(6/27)にやっと今季初見。湿生植物園や野草園で見ることができました。天気が悪いと午前中ぐらいはもたもたしていて見ることができる可能性ありです。この個体は9時過ぎには今にも飛び出しそうな雰囲気でした。飛ぶまで見れば良かったでしょうか…。 さて、このオニヤンマ上空を飛翔している様子もよく見られるようになってきています。羽化はしばらく続き、昨年の例では、初心者のための自然観察会「日本一小さなとんぼ。ハッチョウトンボ」でも観察しています。 ▼その他、まだ見られるもの チョウトンボ(2013/06、塩見宅栄氏撮影) キイトトンボ(2013/06/14撮影) シジュウカラ(2013/06/08撮影) ショウジョウトンボ(2013/06/10撮影) コムラサキ(2013/06/07撮影) カワラヒワ(2013/05/31撮影) コシアキトンボ(2013/05/31撮影) ウグイス(水鳥観察小屋付近にて、2013/02/25撮影) |
7月に入ってから、夏鳥の声がほとんど聞かれることはなくなりました。ここまでのところで、主な種の巣立ち雛や幼鳥を見ることができ、幸せな気持ちです。もちろん全ての雛が無事巣立ったわけではないでしょうけど… 昨年は7月の中旬に急にまとまって幼鳥の確認がありましたが、動物の確認の年格差は大きいものがありますね。 今季はヒクイナの鳴き声(教えてくれた方ありがとうございます)を聞くことができたり、サンコウチョウを目撃できたりと新しい情報も得られて良かったです(鳴き声情報教えてくださった方ありがとうございます)。そういえば春のクロツグミの囀り確認も思い出深いですね。 さて、今季はタンチョウ棟、センター棟ともにツバメが営巣しました。センター棟ではアオダイショウやテンなどの木登り上手な敵も多いので、無事にいけばいいなあと思ってましたが、その矢先、巣立ち寸前の所で何者かに巣を落とされてしまったようです。捕食者はからすでしょうか?厳しい~…。 なかなか無事にすみませんが、ツバメの巣立ち、梅雨が明け、せみが鳴き始めて夏本番がやってきます。 (2013/07/06) |
・2013/07/06:カワラナデシコ、ヤブカンゾウ、サンコウチョウ…
・2013/07/04:ゴマダラチョウ、オオムラサキの一型、モノサシトンボ…
・2013/07/01:ネムノキ、オオルリ、ハッチョウトンボ、オオルリ(幼鳥)、コサメビタキ(幼鳥)…
・2013/06/28:クサレダマ、オグラセンノウ、オニヤンマ…
・2013/06/23:ナツツバキ、ムラサキシジミ…
・2013/06/20:イカル、カラスアゲハ、チョウトンボの交尾行動…
・2013/06/16:オオムラサキ…
・2013/06/15:ノハナショウブ、チョウトンボ、カイツブリ…
・2013/06/13:ササユリ、シジュウカラ、カワセミ、ミズイロオナガシジミ…
・2013/06/07:センダイムシクイ、ウラナミアカシジミ、コムラサキ…
・2013/06/03:ヒオドシチョウ、テングチョウ、ハッチョウトンボ…
・2013/05/31:ウツギ、テイカカズラ、アカシジミ、アオスジアゲハ…
・2013/05/23:トキソウ、エゴノキ、ダイミョウセセリ…
・2013/05/18:モチツツジ、ヤマツツジ、カキツバタ、アヤメ…
・2013/05/10:フジ、コサメビタキ、トラフトンボ…
・2013/05/03:フジ、マルバアオダモ、カワトンボの仲間の交尾行動…
・2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
・2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
・2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
・2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
・2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
・2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
・2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
・2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
・2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…