里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2013/07/25アップ
ヒシ、チョウトンボ、ホオジロ、ナニワトンボ、オオヤマトンボを追加・更新しました。
▼2013/07/23アップ
チダケサシ、ヒシモドキ、イヌタヌキモ、タヌキマメ、キイトトンボ、ヤブヤンマ、ウチワヤンマ、オオヤマトンボ、オニヤンマ、アオゲラ…
▼2013/07/19アップ
アブラゼミ(羽化)、ニイニイゼミ、ミソハギ、カワラヒワ(水浴び)、キビタキ(幼鳥)、キセキレイ(幼鳥)…
▼2013/07/13アップ
チダケサシ、コサメビタキ(幼鳥)、コオニヤンマ、ハグロトンボ…
▼他
カワラナデシコ、ヤブカンゾウ、ホオジロ(幼鳥)、モノサシトンボ、オオムラサキ♀、ハッチョウトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、ウグイスなども見られます。
▼NEW!2013/07/25アップ

ヒシ(2013/07/25)
上池のヒシが開花しています。葉、株、群落が旺盛な割に控えめな花です。水生植物園のデッキから比較的近くで観察できます。うだるような暑さの中、眼をこらすと小さな生きものが飛び交っています。イトトンボの仲間がまだまだ活動しているんですね。これは言うほど大きくないオオイトトンボ。♀は半身浴ではなく、産卵中。他にはクロイトトンボ、キイトトンボ、少しだけアジアイトトンボ。

チョウトンボ(2013/07/25撮影)
暑い日差しをヒシの葉が色んな方向に反射して眼がチカチカします。そのヒシ群落の上を、翅をメタリックに輝かせながらチョウトンボがヒラヒラ…ヒラヒラ…。真夏の水生植物園の代表種です。(そのヒラヒラ感がどうにも写真には撮れなくて、雰囲気をお伝えできなくて申し訳ないです。)

ホオジロ(2013/07/25撮影)
センターでは年中見られるホオジロ。繁殖も一段落し、幼鳥共々よく見かけるようになりました。地鳴きがメインですが、時々囀りも聞かせてくれます。この写真の♂はちょっと若いのでしょうか?。囀ろうとして一声は出すのですが後が続きません。緊張させちゃいましたかね…。

ナニワトンボ(2013/07/25撮影)
昨年より半月チョット早い確認です。昨年同様、昆虫の森のデッキが見え始めるあたりの経路沿いの茂みです。全長は3~4センチと小さく、ほっそりしているし地味な配色なので、正直なところ目立ちません。赤くないけど赤とんぼの仲間、ナニワトンボを是非観察してみてください。

オオヤマトンボの交尾風景(2013/07/25撮影)
筋骨隆々、オオヤマトンボのごっついハートが見れました?やはりハート型はイトトンボの仲間ならではのようですね。普段の活動が日中の炎天下でも、交尾行動を林内や木陰に移動して行うタイプは、場所のあてもつかないし、運しかないな…と思っていました。あれだけ数の出ているオニヤンマでさえ、実はまだセンター内ではごっついハート見れてません。この日はお昼の食休みに虫の原っぱをのぞいておこうと思い、ヤマセミ橋を過ぎて、目的地までの間の比較的経路が木々に覆われているあたりのこと。アブラゼミが飛び立って頭上のアカマツの枯れ枝に止まったので、アブラゼミの鳴き声も音圧を増してきていることですし、撮っておこうとカメラをかまえると、ブラブラ大きいのがぶら下がっていました。経路の頭上…。こんなところで…。わからないものですね。

▼2013/07/23アップ

チダケサシ(2013/07/21撮影)
長らくクサレダマに埋もれたチダケサシを掲載したままでしたが、やっと更新できました。チダケサシの花は穂のようになっていて、下から上に咲き上がっていきます。穂の下の方の花が済んだ状態であるのが分かると思います。でもまだ先に若々しい部分が残っているので、今しばらくは楽しめるでしょう。

ヒシモドキ(2013/07/21撮影)
目立たない花なので、ちょっとでも近くで見たいと思い、水生植物園や昆虫の森のデッキ付近で探していました。あまり良いのがなくて紹介が遅れましたが、意外なところで良く見えました。これはヤマセミ橋の所から、上池の排水路の方を向いて撮影したもの。ここはあまりヒシが多くなく、ヒシモドキは同時に複数の開花が見られほどよく生育していました。
写真では色が濃い浮葉がヒシで、色が淡い浮葉がヒシモドキです。似ているでしょうか?

イヌタヌキモ(2013/07/19撮影)
センターの水系環境は全般的にはよく安定していて、イヌタヌキモの花は滅多に見られないように思うのですが…、気づいていないだけでしょうか。葉に捕虫のうを持った食虫植物でもあり、ミミカキグサ等と同じ仲間です。狸の名は葉っぱの方がもととなっているようです。

タヌキマメ(2013/07/19撮影)
美しくもあり、かわいくもあり、滑稽でもあるタヌキマメの花が今年も咲き始めました。狸続きですが、こちらはフサフサの毛に覆われたがくがもととなっているようです。

キイトトンボ(2013/0719)
センターでは水辺があるところであれば、キイトトンボは比較的良く見られます。この日は湿生植物園で連結産卵の様子が見られました。写真は産卵ポイントから次のポイントへ移動する際、たまたまピントがあったもの。二人三脚ではないですが、器用なものですね。

アオゲラ(2013/07/19撮影)
ケラ・ケラ・ケケケケケケ…という特有の鳴き声。この声だとアカかアオか…。遠目のシルエットからでも明らかに大型でアオゲラであることを予想できます。どうやら2羽連れ立っているようで、ペアかとも思ったのですが、左側の個体がやたら口を開けておねだりしているように見えました。頭頂を見せてもらえず、はっきりしないのですが、横から見た感じ、右の個体は嘴のあたりから赤い部分があるように見え、♂かな~。左側の個体は頭頂に少ししか赤い部分がなく、♀かな~。奥さんなのか、娘さんなのか…。
この撮影は湿生植物園。昨日(7/22)は、夕方センター棟玄関を出たところで至近で鳴き声が聞かれました。お決まりですがカメラを取りに行っている間にいなくなっていました。

▼2013/07/19アップ

アブラゼミ(2013/07/14撮影)
当日は午後から一時雨がパラつくなど、どんよりした天気となりました。閉店時刻を少々過ぎた頃には既にこの暗さ。アブラゼミも蒸し暑い熱帯夜と間違えちゃったでしょうか。しかもなんでこんなギリギリの体勢で…
成虫の腹側は普段見る機会がないので撮らせてもらいました。この個体には腹弁という音(鳴き声)を鳴らす器官があるので♂です。

ニイニイゼミ(2013/07/18撮影)
センターでは今月上旬にヒグラシとともに鳴き声が聞かれ始めました。私が気づいたのは7/6頃だったかと。チーーー(ヂーーー)という雰囲気の高音で各所で鳴いていますが、その姿をやっと見ることができました。今年はハルゼミを見つけることができなかったので、あまりツキが無さそうで心配していましたが、この日曜日(7/21)に開催される初心者のための自然観察会「セミ時雨の中の散策」の前に代表種を見れて良かったです。

ミソハギ(2013/07/07撮影)
撮影日はだいぶ前。水生植物園で、ほぼ咲き始めを撮ったものです。今は、池岸や湿生植物園などの水辺や湿地でポツポツ咲き始めています。盆花と呼ばれたり、禊ぎ萩が転じた名との説もあるなど、神聖な印象のある花。反面、夏らしいトロピカル?な色だと思う私はちょっとズレているでしょうか。



カワラヒワ(2013/07/13撮影)
夏の虫の原っぱの風物詩?カワラヒワの水浴びを遠くからピーピングさせてもらいました。といっても男湯みたいですね…。

キビタキ(2013/07/18撮影)
センター棟近くで聞き慣れない連続音の鳴き声がしていました。そーっと樹冠の中をのぞき込むと地味な小さい小鳥が…。うまく枝葉がかぶるようにかぶるように移動していきます。ピントが合ったと思ったらもう見失ってしまいました。成鳥もなかなか姿を見せてくれないですが、幼鳥もよく血筋をひいていると思います。

キセキレイ(2013/07/14撮影)
山地や公園の水場で普通なキセキレイが虫の原っぱでも見られました。3~4羽で連れだって林縁を飛び回ったり水場に降りたり、あまり落ち着きがないようです。行動は子供っぽいですが、羽の具合はかなり落ち着いてきています。

▼2013/07/13アップ

コサメビタキ(2013/07/12撮影)
今季は虫の原っぱで初見し、センター棟周囲、湿生植物園へと確認位置が移動し、そのまま抜けるのかと思っていたら、またセンター棟周囲や虫の原っぱ、昆虫の森の奥などでも見られています。同じ個体かどうか全くわかりません…。この写真は虫の原っぱの樹液の出るアキニレにて撮影。

コオニヤンマ(2013/07/12撮影)
その名の通り、オニヤンマより少し小さい。何かと特徴があり覚えやすいとんぼです。先ず異様に後ろ脚が長い。身体が大きい割に、眼というか頭が小さい。胸部の高さがあり、しっかりした感じがする反面、尾の先が下に曲がっていることが多く、全体的に猫背というか…。あまり若々しさというか俊敏なイメージは持っていませんでした。ただ、この獲物(ジャノメチョウ)は大きく、やっぱり大型のとんぼだけに性格はどう猛なんだと納得させられました。因みにヤゴもぺったんこでとても特徴があります。

ハグロトンボ(2013/07/13撮影)
なぜか、このコーナーでは初の紹介となります。たぶんセンターには普通にいてると思いますし、お客さんもよくご存知のはずです。水場近くの陰湿な樹陰や物陰でヒラヒラヒラヒラと飛びます。この写真は昆虫の森ですが、やはり暗かったので、このハグロトンボには申し訳なかったですがフラッシュたかせてもらいました。

▼その他、まだ見られるもの

カワラナデシコ(2013/07/06撮影)

ヤブカンゾウ(2013/07/06撮影)

ホオジロ(2013/07/04撮影)

モノサシトンボ(2013/07/04)

オオムラサキ♀(2013/06/30撮影)

ハッチョウトンボ(2013/06/29撮影)

ショウジョウトンボ(2013/06/10撮影)

コシアキトンボ(2013/05/31撮影)

ウグイス(水鳥観察小屋付近にて、2013/02/25撮影)
急にアブラゼミの鳴き声の音量が増えてきました。

「セミ時雨の中の散策」に参加されたお客さんは、せみの出が少なめだったと感じられたに違いありません。ただ、せみの増加に同調して暑さは鰻登りですし、相反して夏の昆虫や生きものはチョットずつ減る傾向があります。

いつも二頭を追っての「セミ時雨の中の散策」の開催日設定なのでした。

本日はアブラゼミのおかげでいいものが見れました。アブラゼミ、ありがとう。そして撮るのを忘れてごめん。

朝に虫の原っぱでお会いしたお客さんは、ちょっとびっくりするようなものを目撃されたようです。私も見たかった。夏バテしている場合ではありません。
(2013/07/25)
▼平成25年度 Update▼
2013/07/25:ヒシ、チョウトンボ、ホオジロ…
2013/07/23:チダケサシ、ヒシモドキ、イヌタヌキモ…
2013/07/19:アブラゼミ、ニイニイゼミ、ミソハギ…
2013/07/13:チダケサシ、ユウスゲ、ツバメ…
2013/07/06:カワラナデシコ、ヤブカンゾウ、サンコウチョウ…
2013/07/04:ゴマダラチョウ、オオムラサキの一型、モノサシトンボ…
2013/07/01:ネムノキ、オオルリ、ハッチョウトンボ、オオルリ(幼鳥)、コサメビタキ(幼鳥)…
2013/06/28:クサレダマ、オグラセンノウ、オニヤンマ…
2013/06/23:ナツツバキ、ムラサキシジミ…
2013/06/20:イカル、カラスアゲハ、チョウトンボの交尾行動…
2013/06/16:オオムラサキ…
2013/06/15:ノハナショウブ、チョウトンボ、カイツブリ…
2013/06/13:ササユリ、シジュウカラ、カワセミ、ミズイロオナガシジミ…
2013/06/07:センダイムシクイ、ウラナミアカシジミ、コムラサキ…
2013/06/03:ヒオドシチョウ、テングチョウ、ハッチョウトンボ…
2013/05/31:ウツギ、テイカカズラ、アカシジミ、アオスジアゲハ…
2013/05/23:トキソウ、エゴノキ、ダイミョウセセリ…
2013/05/18:モチツツジ、ヤマツツジ、カキツバタ、アヤメ…
2013/05/10:フジ、コサメビタキ、トラフトンボ…
2013/05/03:フジ、マルバアオダモ、カワトンボの仲間の交尾行動…
2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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