里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2013/02/08アップ
マンサク、ソシンロウバイ、ルリビタキ♂情報、イカル、ヒヨドリを追加・更新しました。
▼2013/02/02アップ
トラツグミ、ルリビタキ♂情報、メジロ…
▼2013/01/26アップ
ホソミオツネントンボ、ヌートリア…
▼他
ヤマガラ、バン、キクイタダキ、アオジ、シメ、ヨシガモ、シロハラ、アカウソ♂、エナガ、ミヤマホオジロ♂、ツグミ、ミヤマホオジロ♀、モズ、ヒヨドリ、ジョウビタキ♂、シジュウカラ、ジョウビタキ♀、マガモ、ホオジロ、カルガモなども見られます。
▼NEW!2013/02/08アップ

マンサク(昆虫の森にて、2013/02/08撮影)
まず咲くからマンサクとはよく知られた話。センターのものは植栽で、チョウノ目トレイル(現在使用不可)の前後付近に1本ずつあります。岡山県に野生で見られるものにアテツマンサクという種類があり、葉っぱが成葉になっても裏面に星状毛が残るという特徴があります。岡山ではアテツマンサクの方が多いんですよ。さてセンターのマンサク。一昨年は花付きが大変良く、昨年はかなりの不作。今年はなかなか良好のようです。咲きかけはリボンを巻いたような風変わりな花ですが、たくさんほころび始めています。昨年は2/16にアップしましたが、まだ花弁がほころんでいませんでした。今年の冬の寒さは昨年より厳しいですが、この一週間すごく暖かかったのがきいたのでしょうか。またしばらく冷えるので花持ちは良いかもしれません。

ソシンロウバイ(センター棟前、2013/02/08撮影)
花弁がロウ細工のようだからこの名があります。香りもすばらしく切り花として秀逸なのでご家庭でもよく植えられています。似た種類のロウバイは花の中心分が赤っぽくよごれた感じがありますが、ソシンロウバイは中心まで鮮やかなレモン色。そのことを素心というのだそう。

ルリビタキ♂(昆虫の森、2013/02/08撮影)
ルリビタキ♂情報第2弾です。昆虫の森でも♂が見られるというスタッフ情報があり、お昼に見に行ってきました。情報どおり、お墓のあたりで確認できたのですが、うまく撮影は出来ませんでした…。あっさり帰路につき、昆虫の森のトイレを過ぎたあたりの経路沿いでちょこんと♂が出てきました??。かなり上空に気を取られている様子。ブルーは少しくすんだ感じがしますが、光加減が悪かったからかも知れません。それとこの個体、眉斑がほとんどありません。お墓で見た個体もほとんど眉斑がなかったので、ちょっと距離が離れていますが、同じ個体かも。ルリビタキの♂は数年かけてブルーになっていくらしいことは何度も書きましたが、ブルーになる前の色合いで、♂♀の区別に眉斑が有効との話を耳にしたことがありました。私も正直、使える!と思ったこともありましたが、このような眉無しがいるのではちょっと使えそうにありませんね…。

イカル(タンチョウ棟付近の経路沿いにて、2013/02/04撮影)
澄んだ心地よい歌声ですが、近くには寄らせてもらえません…。声といえば、ここのところ、ちょっと気味の悪いアオバト、悪声のカケス等も聞かれるようになってきました。

ヒヨドリ(催し広場付近の経路沿いにて、2013/02/08撮影)
このヒヨドリ、せめて雰囲気のある写真を…と思うのですが、うまくいきません。

▼2013/02/02アップ

トラツグミ(タンチョウケージ付近の経路沿いにて、2013/02/02撮影)
前回の確認は昨年の4/2(タンチョウ棟上流部の経路沿い)になります。今季の情報はお客様から寄せられたもので1/12以降(催し広場、虫の原っぱ等)。ここ数日はタンチョウスタッフからの情報が入るようになり、本日やっと私も撮影することが出来ました。ツグミの仲間では大きい部類。留鳥だと思いますが、寒い地方の個体は冬に暖地や低地に移動するということで、センターでは冬鳥的な確認になります。通常を地上を徘徊しながら採餌をするそうなのですが、見ての通り、今の時期の地面の様子にうまく同化する色と柄であり、どうしてもこちらが先に見つけることが出来ない…。用心深いのでかなりの距離をあけて先に逃げてしまうのも難点です。今朝3回失敗し、お昼の食休みも1回失敗し、最後やっと分かるところに止まってくれました。

ルリビタキ(虫の原っぱにて、2013/01/26撮影)
1月中旬、鳥の鳴き声に乏しい期間がありましたが、1月末、大寒を過ぎたあたりから冷え込みが増し、ルリビタキの♂情報が急に増えました。写真を撮れたのが4カ所あるので順にお知らせします。こちらは虫の原っぱ奥で1/5から確認されている個体。頬のあたりや背面のブルーがややくすんでいて、ちょっと若いのかな?と思ってます。眉斑がりりしい。

ルリビタキ(平成池にて、2013/01/27撮影)
昨年末(12/24)から確認の個体。用心深いのか、行動範囲が広いからかどうかわからないのですが、行っても見られないことが多い。この日は珍しく池の柵の上にちょこんと出てきました。「入って来るな!」っていう雰囲気がしなくもないですが、一応パチリさせてもらいました。この個体のブルーは(写真は別にして)大変キレイ。ここ数日、見れていないのが気がかり。

ルリビタキ(お客様駐車場にて、2013/01/28撮影)
駐車場で帰らずに、センター内もゆっくり散策していってください。

ルリビタキ(湿生植物園コウホネ池にて、2013/01/28撮影)
最初平成池で見られる個体と同じだと思っていましたが、別個体のようです。昨年11月下旬頃、湿生植物園ハンノキ林周囲で見られていた個体とは同じなのでしょうか??。背面のブルーは少しよごれた感じ。

メジロ(平成池にて、2013/01/31撮影)
1/28の雪のあと、小春日和が続いています。ルリビタキ♂にはふられました。ヌルデの実がなる餌場をメジロが占領しています。

▼2013/01/26アップ

ホソミオツネントンボ
少し前になりますが、友の会の会員による自主活動「生き物発見隊2012」が1/12に行われており、その際の戦利情報によります。内容は、季節的にも「主に野鳥」となっていますが、本当に様々な生き物を対象に、痕跡から何から、観察して回っているそうです。今まで自分が見て来なかったものに興味がわいたとき、自分で見つけると嬉しいものですが、それはかなり難しいこと。このとんぼもその一例です。見てこなかったものを見つけることが出来る目は養うには、目の肥えた人といっしょに歩いて一度目のあたりにするのが一番ですよ。「生き物発見隊2012」はあと、2/16、3/16にあります。いずれも土曜。初心者のための自然観察会「フィールドサインを探せ!」も通じるところがあるかなと思います。是非ご参加下さい。

ヌートリア(2013/01/25撮影)
南米原産の外来動物で、ねずみの仲間です。戦時中に軍用服用の毛皮をとる目的で飼育され広まったとのこと。現状では農地や農作物への被害が顕著で、外来生物法により特定外来生物に指定され、被害の大きな多くの自治体で防除計画がたてられています。自然界でも水辺の植物群落に食害の影響がおよぶことが知られていますが、センターでは水辺を生育地とする絶滅危惧種や貴重種を多く保護保全しているうえ、そこを生息地とするとんぼなどの動物群にも重要な種が存在しています。ヌートリアの食害圧は圧倒的で、センターでは短期間で水辺の生態系が壊滅する恐れもあることから、非常に警戒すべき対象としています。
季節を問わない年に数回の繁殖、多産、子の著しい早熟など、種としての繁殖力も非常に強く、駆除圧を短期間で取り戻している可能性があり、スタッフ泣かせのやっかいな存在です。

▼その他、まだ見られるもの

ヤマガラ(昆虫の森にて、2013/01/19撮影)

バン(上池にて、2013/01/11撮影)

キクイタダキ(上池とタンチョウケージの間の経路沿いにて、2013/01/12撮影)

アオジ(催し広場のトイレ脇にて、2013/01/12撮影)

シメ(センター棟付近にて、2013/01/12撮影)

ヨシガモ(上池タンチョウ放飼場の浅池にて、2013/01/11撮影)

シロハラ(虫の原っぱにて、2013/01/11撮影)

アカウソ♂(野鳥観察小屋付近にて、2013/01/05撮影)

エナガ(上池堰堤にて、2012/12/22撮影)

ミヤマホオジロ♂(花の広場付近の経路沿いにて、2012/12/27)

ツグミ(水生植物園にて、2012/12/21撮影)

ミヤマホオジロ♀(ヤマセミ橋近くの植え込みにて、2012/12/13撮影)

モズ(花の広場付近の経路沿いにて、2012/12/13撮影)

ジョウビタキ♂(虫の原っぱにて、2012/12/14撮影)

シジュウカラ(虫の原っぱにて、2012/11/07撮影)

マガモ(上池にて、2012/11/02撮影)

ジョウビタキ(野草園にて、2012/11/06撮影)

ホオジロ(上池堰堤にて、2012/10/26撮影)

カルガモ(上池にて、2012/10/22撮影)
1/27~28の積雪以降、暖かい日が続きましたが…また寒くなりそうですね。
昨年の2月の様子を振り返ると、アトリが見られても良いはずなのですが、今年は県南部の低地で群れを見る機会が多く、果たしてセンターで見られるかどうか心配です。

明日(2/9)はきのこ基礎講座の最終回、明後日(2/10)は自然学習リーダー養成講座の最終回。今年度の連載講座はこれで完了となります。修了された方には、これからの個々の活動に有用な知識や経験をご提供できていると思っておりますが、是非これからのセンターの活動にもご助力いただけると大変ありがたいと思いますし、大いに期待もいたします。今後とも是非よろしくお願いいたします。

これからチョットずつチョットずつ春めいてくるはずの頃、次のようなイベントもありますので、是非ご参加下さい。

2/17(日):満喫自然体験「春の七草」は、日本の古典的風習の体験行事です。今では新暦の節句の日に七草粥を食す習慣が一般的になっていますが、センターでは本来の暦である旧正月に近い日程で実施しています。春の七草は、旧正月の方が実際に野外に生育する状態を観察しやすい利点がありますが、何を食べているか気になる方には一見の価値がありますヨ。
2/24(日):初心者のための自然観察会「フィールドサインを探せ!」は、今年度初挑戦の新規行事です。冬季は冬鳥以外は生き物の動きが感じられない季節ですが、ちょっと視点をかえるだけで身近なところに分かりやすい痕跡を見つけることができるのです。姿を見ていないのに名前がわかるなんて、なんだか生き物博士みたい。
2/16(土)、3/16(土):友の会会員自主活動「生き物発見隊2012」では、よりコアな観察が行われます。この時期の野鳥の他、「フィールドサインを探せ!」に通じる痕跡探しから、普通であれば見過ごしてしまうような冬越しの生き物も探してまわります。
(2013/02/08)
▼平成24年度 Update ▼
2013/02/08:マンサク、ソシンロウバイ、ルリビタキ♂情報…
2013/02/02:トラツグミ、ルリビタキ♂情報…
2013/01/26:ルリビタキ、マヒワ…
2013/01/19:ヤマガラ、ヒガラ、ウグイス…
2013/01/13:ルリビタキ、バン、キクイタダキ…
2013/01/05:ルリビタキ、エナガ…
2012/12/27:ヨシガモ、アカウソ…
2012/12/22:シメ、コジュケイ…
2012/12/15:ルリビタキ、ミヤマホオジロ…
2012/12/10:ウソ、メジロ…
2012/12/06:ミヤマホオジロ、ウソ…
2012/12/01:ミソサザイ、フクロウ…
2012/11/29:ルリビタキ、キクイタダキ…
2012/11/18:ルリビタキ、ツメレンゲ…
2012/11/16:ビンズイ、クロジ…
2012/11/12:シロハラ…
2012/11/08:ベニマシコ、キクイタダキ…
2012/11/02:リンドウ、アオジ…
2012/10/27:リュウノウギク、ジョウビタキ…
2012/10/22:ジョウビタキ、キビタキ…
2012/10/18:マヒワ、ナツアカネ…
2012/10/14:ケシロヨメナ、ナワシログミ…
2012/10/05:アケボノソウ、スイラン…
2012/10/02:コシオガマ、アケボノソウ…
2012/10/01:ヒガンバナ、ヒヨドリバナ…
2012/09/22:ミズアオイ、エゾビタキ…
2012/09/16:ミズトンボ、キセルアザミ…
2012/09/08:ミズトラノオ、ミズアオイ…
2012/08/27:ホザキノミミカキグサ、ミズギボウシ…
2012/08/23:ムラサキミミカキグサ、ミミカキグサ…
2012/08/16:ミズアオイ、キキョウ…
2012/08/11:サギソウ、ビッチュウフウロ…
2012/08/04:タヌキマメ、フシグロセンノウ…
2012/07/28:コバギボウシ、幼鳥…
2012/07/23:アブラゼミ、ヒグラシ…
2012/07/19:ニイニイゼミ、タカネトンボ…
2012/07/15:チダケサシ、コオニユリ…
2012/07/12:ハッチョウトンボ、カワラナデシコ…
2012/07/08:ユウスゲ…
2012/07/05:オニヤンマ、ハッチョウトンボ…
2012/06/30:ナツツバキ、オオウラギンスジヒョウモン…
2012/06/28:オグラセンノウ、キビタキ…
2012/06/23:エナガ、ミドリヒョウモン、ウラゴマダラシジミ…
2012/06/16:ショウジョウトンボ、ハッチョウトンボ、キツリフネ…
2012/06/11:ササユリ、チョウトンボ…
2012/06/07:ノハナショウブ、ハッチョウトンボ…
2012/06/02:イチモンジチョウ、アカシジミ…
2012/05/27:トキソウ、カワセミ…
2012/05/25:エゴノキ、ヤマボウシ…
2012/05/20:クロアゲハ、ギンヤンマ…
2012/05/13:カワトンボの仲間、クロイトトンボ…
2012/05/11:アナグマ、アオスジアゲハ…
2012/05/06:トラフトンボ、カキツバタ…
2012/04/30:スミレ、キビタキ…
2012/04/27:ノゴマ、ヤマフジ…
2012/04/24:ムラサキシジミ、クマバチ…
2012/04/20:カスミザクラ、サクラソウ…
2012/04/16:ヤマザクラにメジロ、センダイムシクイ…
2012/04/14:ハツカネズミ、コバノミツバツツジ…
2012/04/09:イタチ類、タムシバ…
2012/04/07:ツバメ、センダイムシクイ…
2012/04/02:トラツグミ…
2012/04/01:ムギマキ、シュンラン…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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