里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2013/10/04アップ
ゴイシシジミ、アケボノソウ、アキグミ、ミゾソバ、サワヒヨドリ、オオカマキリ、ヤマガラを追加・更新しました。
▼2013/09/30アップ
ミズアオイ、サクラタデ、オケラ、シラヤマギク、エゾビタキ、コサメビタキ、ナミアゲハ、ヒガンバナ、ルリタテハ、アカタテハ、メスグロヒョウモン、ホタルガ、ナニワトンボ、ナツアカネ、ヒメスズメバチ…
▼2013/09/21アップ
キセルアザミ…
▼2013/09/19アップ
イトイヌノヒゲ、セトウチホトトギス…
▼他
カトリヤンマ、ナンバンギセル、メジロ、ビッチュウフウロ、エナガ、リスアカネ、ホザキノミミカキグサ、ミミカキグサ、ホオジロなども見られます。
▼NEW!2013/10/04アップ



ゴイシシジミ(2013/10/03撮影)
いかにもという模様のシジミチョウの仲間、ゴイシシジミを虫の原っぱで見ることが出来ました。笹に発生するアブラムシの仲間が幼虫の食相、つまり幼虫が肉食という珍しい生活史を持っています。成虫はそのアブラムシの仲間の分泌物にお世話になるので一生を通じて行動範囲が狭いように思われてしまいます。…がしかし、笹藪はセンターには至る所にあるので、やはり絞れませんね。
ちょうど交尾の他、求愛らしき行動も見られたおかげで何となく♂♀のちがいがわかります。確認時は♀がやや大きく、模様の色も鮮明でした。図鑑では前翅のふちの形が♂で直線的、♀で曲線的とのこと。
本来、訪花する種ではないと思うのですが、ツユクサに興味を引かれている個体がいたのでパチリ。

アケボノソウ(2013/10/03撮影)
湿生植物園東の谷でアケボノソウが咲いています。
リンドウの仲間、今月いっぱいアケボノソウが孤軍奮闘することになりますが、下旬頃からはリンドウに加え、イヌセンブリやセンブリも見られる予定です。

アキグミ(2013/10/03撮影)
アキグミの実が赤く色づき始めました。美味しそうですね…。でもセンターのフルーツやナッツは冬鳥や野生生物の貴重な食料源です。センターは動植物採取禁止ですので間違ってもお持ち帰りなどなさらないようにお願いします。

ミゾソバ(2013/10/03撮影)
サクラタデと同じ仲間とは思えないですが、鮮やかな金平糖のような頭花をちりばめたミゾソバが見頃になっています。センターでは様々なフィールドや経路沿いの湿地や水辺に普通に見ることができます。

ヒヨドリバナ・オオカマキリ(2013/10/03撮影)
昆虫が訪花する機会の多い花で待つことは常套手段なのでしょう。このすぐ隣の花茎にももう一匹待ち伏せていましたので、この場所なかなかのポイントなんですね。


ヤマガラ(2013/10/04撮影)
ねらいを定めて…、ゲット。
飛び立つところは私では無理そうですので、是非皆様の手で撮影してみてください。

▼2013/09/30アップ

ミズアオイ(2013/09/29撮影)
野草園でミズアオイが見頃をむかえています。だいぶオンブバッタに食害されていますが、負けずに次々と咲き続けています。今現在ピークで10月中旬頃まで楽しめるとのこと。
野草園のたんぼは今、稲や五穀、蕎などの収穫をひかえた大事な時期。イノシシやシカの被害防止のため、簡易の柵を設置しています。観察は結構ですが、くれぐれもこの柵をこわさないようにお願いします。

サクラタデ(2013/09/30撮影)
野草園、昆虫の森のデッキ付近の一画で咲き始めました。湿地にて、穂状についた花先が少しが垂れるようにゆらゆら揺れています。
淡いピンク色の花は、タデ科の中では個々が比較的大きく美しい。この時期、同じグループのミゾソバ、ヤノネグサ、ボントクタデなど、様々な開花が見られるので比較しながら楽しむのも一興かと思います。
他には虫の原っぱと田尻大池をまたぐ橋の部分の池側湖岸にも少々生えています。

オケラ(2013/09/30撮影)
よく手入れされた雑木林の林床なんかが生育地かな…と思っているのですが…
センターでは経路を外れて林内にまで踏み込むことはあまりないので、あまり見ないような気がします。
これは野草園の奥に近い部分、蕎の栽培をしているあたりの経路沿いにて撮影。

シラヤマギク(2013/09/30撮影)
オオユウガギクなどのヨメナの仲間や、ケシロヨメナなどと同様に秋の花の代表種です。
二次林の林縁や山足路傍で見られ、センターでもエントランスから各フィールドに通じる経路沿いで最もよく見られます。

エゾビタキ(2013/09/27撮影)
見られる場所がなかなか一定しないです。もう少し増えてくれるとコンスタントに見れるようになるのだと思うのですが…

コサメビタキ(2013/09/27)
こちらも渡り途中の立ち寄り個体。エゾビタキといっしょにいることもあります。

ナミアゲハ・ヒガンバナ(2013/09/30撮影)
ここのところ、カラッとした晴天が続きましたね。暑いぐらいの日も多かったですが、そんな日は蝶が活発に飛び回り吸蜜していました。こちらはピークをやや過ぎたヒガンバナで吸蜜している様子。

ルリタテハ(2013/09/29撮影)
朝日がしっかりとさし始めた頃、身体を温めるように翅を広げている様子。

アカタテハ(2013/09/29撮影)
こちらも朝日がさしはじめた虫の原っぱ。サワヒヨドリの花を次々移りながら、吸蜜か日向ぼっこかはっきりしない様子です。

メスグロヒョウモン(2013/09/30撮影)
名前のとおり♀が黒っぽい柄のヒョウモンチョウの仲間です。ここのところ野草園で見られています。

ホタルガ(2013/09/30撮影)
今、各所で普通に見られるホタルガです。名前は頭部が赤いところがホタルに似ているから。でも容姿はだいぶ違うので擬態の域に達しているのかどうかチョット疑問です。蛾に偏見があるわけではないのですが、ホタルガに身のまわりをパタパタ飛ばれてもあまり気にはなりません。

ナニワトンボ(2013/09/30撮影)
田尻大池の水位が少し下がり始めたので久しぶりに様子を見に行くと、運良く交尾風景を見ることができました。交尾時間は比較的長く、警戒して何度か場所を移動しましたが、そのままの状態を保っていました。交尾をといたあとは連結産卵、離れての♀の単独産卵などの行動が見れましたが、やっぱり陸化した乾いた土上に放り投げるように産卵しているようでした。そのあと再び同じ♂だと思われる個体につかまってしまいましたが、そのあと見失ってしまいました。途中も何度も見失いながら、一応一連の行動が見れて良かったのですが、写真の方はさっぱりダメでした…
この写真は虫の原っぱ付近での撮影です。

ナツアカネ(2013/09/29撮影)
まだ真っ赤っかの♂を見れていません。タイミングを逸しているんでしょうね…

ヒメスズメバチ(2013/09/30)
名前にヒメとありますが、センターで見られるスズメバチの仲間の中ではオオスズメバチに次ぐ大きさです。腹部の先の黒色の範囲が広く、一見して尾の先が黒く見えるのが良い特徴です。またスズメバチの仲間の中では穏和で、普通にしていて攻撃してくるようなことはまずないとのこと。
ヒメスズメバチの一年の生活史としては、そろそろシーズンは終わりなのでしょうか。この個体はじっとしたまま動きがありませんでした。

▼2013/09/21アップ

キセルアザミ(2013/09/19撮影)
アップが遅れましたが、キセルのようなアザミが湿生植物園で見頃です。日当たりの良いところではもう十分咲きそろっていますが、林縁の半日陰の場所ではこれからが見頃です。

▼2013/09/19アップ

イトイヌノヒゲ(2013/09/14撮影)
湿生植物園で、星をちりばめたようなメルヘンチックな花が見頃をむかえています。和名は繊細な植物体の様子から名付けられたものと思われますが、このグループの名前はホシクサと言われ、見た目の印象にピッタリです。

セトウチホトトギス(2013/09/14撮影)
岡山県で一般によく知られているのはヤマジノホトトギスの方だと思いますが、センターでは専らこのセトウチホトトギスを見ることが出来ます。名前は本州西日本の山陽側、つまり瀬戸内海に面した地域に分布しているから。紫の模様が比較的濃く、花弁の付け根には黄色の配色もあり見栄えのする花です。経路沿いの林縁や湿生植物園の木道沿いなどでよく見られます。

▼その他、まだ見られるもの

カトリヤンマ(2013/09/07撮影)

ナンバンギセル(2013/08/25撮影)

メジロ(2013/08/19撮影)

ビッチュウフウロ(2013/08/17撮影)

エナガ(2013/08/17撮影)

リスアカネ(2013/08/02撮影)

ホザキノミミカキグサ(2013/08/01撮影)

ミミカキグサ(2013/07/26撮影)

ホオジロ(2013/07/25撮影)
初見初撮れはいつ何時でも気持ちよいものです。
今回はセンター勤続2.5年目のお初、ゴイシシジミをお届けしました。
(2013/10/04)
▼平成25年度 Update▼
2013/10/04:ゴイシシジミ、アケボノソウ、アキグミ、ミゾソバ…
2013/09/30:ミズアオイ、サクラタデ、オケラ、アケボノソウ、シラヤマギク…
2013/09/21:エゾビタキ、ハチクマ、ハネビロエゾトンボ、キセルアザミ…
2013/09/19:ミズアオイ、ヒガンバナ、イトイヌノヒゲ、セトウチホトトギス、サシバ…
2013/09/13:ミズトラノオ、ホシホウジャク、ナミアゲハ、サンショウクイ、サシバ…
2013/09/07:ミズトラノオ、ツリガネニンジン、サイヨウシャジン、ツリフネソウ…
2013/08/26:ミズトラノオ、ナンバンギセル、ミズトンボ、サワギキョウ、オミナエシ、クズ…
2013/08/17:サギソウ、ビッチュウフウロ、アイナエ、タコノアシ…
2013/08/09:サギソウ、ミソハギ、フシグロセンノウ…
2013/08/02:キキョウ、ホザキノミミカキグサ、ツユクサ…
2013/07/29:コバギボウシ、ミミカキグサ、コオニユリ…
2013/07/25:ヒシ、チョウトンボ、ホオジロ…
2013/07/23:チダケサシ、ヒシモドキ、イヌタヌキモ…
2013/07/19:アブラゼミ、ニイニイゼミ、ミソハギ…
2013/07/13:チダケサシ、ユウスゲ、ツバメ…
2013/07/06:カワラナデシコ、ヤブカンゾウ、サンコウチョウ…
2013/07/04:ゴマダラチョウ、オオムラサキの一型、モノサシトンボ…
2013/07/01:ネムノキ、オオルリ、ハッチョウトンボ、オオルリ(幼鳥)、コサメビタキ(幼鳥)…
2013/06/28:クサレダマ、オグラセンノウ、オニヤンマ…
2013/06/23:ナツツバキ、ムラサキシジミ…
2013/06/20:イカル、カラスアゲハ、チョウトンボの交尾行動…
2013/06/16:オオムラサキ…
2013/06/15:ノハナショウブ、チョウトンボ、カイツブリ…
2013/06/13:ササユリ、シジュウカラ、カワセミ、ミズイロオナガシジミ…
2013/06/07:センダイムシクイ、ウラナミアカシジミ、コムラサキ…
2013/06/03:ヒオドシチョウ、テングチョウ、ハッチョウトンボ…
2013/05/31:ウツギ、テイカカズラ、アカシジミ、アオスジアゲハ…
2013/05/23:トキソウ、エゴノキ、ダイミョウセセリ…
2013/05/18:モチツツジ、ヤマツツジ、カキツバタ、アヤメ…
2013/05/10:フジ、コサメビタキ、トラフトンボ…
2013/05/03:フジ、マルバアオダモ、カワトンボの仲間の交尾行動…
2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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