里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

メニュー
ログイン

文字の大きさ

過去の動植物情報について

▼NEW!2013/11/10アップ
マガモ、ホシハジロ、フクロウ、ヒメアカタテハ、タコノアシ、キッコウハグマ、ヤクシソウ、ヤブコウジを追加・更新しました。
▼2013/11/02アップ
リンドウ、ミヤマホオジロ、アオジ…
▼2013/10/28アップ
ジョウビタキ、カルガモ、キヅタ、イシガケチョウ…
▼2013/10/21アップ
ヒヨドリ、カワセミ、アトリ、マヒワ…
▼他
リュウノウギク、ナツアカネ、オオアオイトトンボ、キトンボ、モズ、アキグミ、ヤマガラ、ルリタテハ、アカタテハ、メジロ、エナガ、ホオジロなども見られます。
▼NEW!2013/11/10アップ

マガモ(2013/11/04撮影)

ホシハジロ(2013/11/04撮影)
この日の朝は快晴。田尻大池には冬鳥の飛来の動きがありました。上の写真はマガモの群れで30羽近くいたものと思います。あまり落ち着きがなく、当日中に散ってしまい、数羽残っているかどうかといったところ。
下の写真はホシハジロ。ホシハジロは一昨年の冬、2012年の2月に♀のみ確認していますので、センターではお久しぶり。♂2羽、♀2羽のおそろいで。こちらも長居はしないものと思います。

フクロウ(2013/11/05撮影)
例のごとく虫の原っぱにて。真昼間からいるとは思わなかったですが…
枝がたくさん被っていたので、しばらく待機していると、近くの林縁に降り、また元のところに戻りました。狩が見れた!と思ってゾクゾクしながら、今頃何を食べているかな?と期待もしながら間を詰めていくと、ウトウトしていました。あれ?
たまたま写っていた写真を後で見ると獲物はかまきり。一口で終わっちゃったんですね…
ごっつい太ももが見れて良かったとしましょう。
フクロウはその後、野草園に移ったようで、目撃情報もありました。やはり天気の良い日中にウトウトという場面での遭遇だったそうです。

ヒメアカタテハ(2013/11/05撮影)
普通種で、当然センターにも記録はあるのですが、センター勤務3年目も終盤に差し掛かっているのに、いったいどこに行けば見れるのだろう?と不思議に思っていました。この日は所用でタンチョウ棟近くに来ていたところ、あらあら、しかも複数見ることが出来ました。
アカタテハは後翅上面の付け部分が広く褐色に覆われていますが、こちらは褐色部分は少しだけ。オレンジ色の配色部分が広く、上面から見るとこのヒメアカタテハの方が綺麗ですかね。
この日は樹液が出るポイントでのアカタテハ、ルリタテハ、ヒオドシチョウに対し、草原ではキタテハと、このヒメアカタテハが見られ、場所に応じてタテハチョウの代表種が勢揃いといった感じでした。

タコノアシ(2013/11/07撮影)
成熟が早かった部分は早く茶けてしまいましたが、ゆっくりしていた部分のいくらかは、ここ最近やっとこさの寒暖差に反応したのか、ゆでだこらしく見えました。撮影は湿生植物園にて。

キッコウハグマ(2013/11/07撮影)
小さな小さなキッコウハグマの花を見ることが出来ました。ちょっと人に教えてもらわないと気が付かない感じです。暗い所に咲いていて写真はまたもやうまく撮れませんでした…。
そうそう、撮るときに綺麗に丸く咲いている花がなかなかないもんだと思っていましたが、頭花は3つの小花からなっていて1花に見え、写真のようにちょっといびつなのが実は自然だったみたいです。小花の花弁はそれぞれ5本に深く裂けています。
亀甲は葉っぱの様子から、白熊は花が白い法具や飾りに似ていることから。
撮影は湿生植物園~いっぷく広場の山間経路にて。

ヤクシソウ(2013/11/07撮影)
ヤクシソウは、センターでは郷の茶屋近くの経路沿いや、エントランス広場付近などに生えていますが、今回は林間広場~野草園へ下る山間経路沿いで見ることが出来ました。ちょっとした樹冠のギャップをたよりに局所的に生育しているように見えました。そんなヤクシソウに訪花するかもしれない昆虫をじっと待ちうけるオオカマキリが左の方に写っているのが見えるでしょうか。

ウラジロノキ(2013/11/07撮影)
アズキナシに対し、葉裏が白毛に覆われ白く見えることからこの名前があります。果実はアズキナシに対して大きく、もはや小豆サイズではありません。梨とあるのはバラ科特有のサクランボ風の味がするからか、それとも梨のようなジャリジャリした触感があるからか…
今年は豊作のようで、果実食の野鳥が大挙して訪れて来てくれても良さそうなものですが、実際には食されずに残っているものが多数あります。写真の果実にはついばんだ跡がありますが、ヒヨドリサイズなら一口でしょうし、犯人は誰でしょう。

ヤブコウジ(2013/11/07撮影)
11/7(木)実施の「秋のトレイル・ウォーキング」に午前のみ同行しました。山間経路もコースにしているので普段気が付かないでいたキッコウハグマや、このヤブコウジのかわいらしい姿を見ることが出来ました。
地面を這って広がりますが、高さは5~10センチ程度。こんないでたちですが、実は樹木です。

▼2013/11/02アップ

リンドウ(2013/11/01撮影)
朝晩の冷え込みが厳しくなりつつある頃、鮮やかな青紫色のリンドウの花が見頃を迎えています。個人により感じ方は様々かと思いますが、なんとなく季節が差し迫ってきて諸々の催促をされているように感じてしまいます。皆様はいかがでしょうか。10月末に花の広場付近やタンチョウ等近くの経路沿いで開花が見られるようになり、野草園で比較的多くの開花があちこちで目につくようになっています。
花の関係では、まだノコンギク、ケシロヨメナ、アキノキリンソウ、リュウノウギク、コウヤボウキ等のキク科植物の他、同じグループのセンブリ、ツルリンドウも見られますが、リンドウの開花はやはり最後発に近い。
センターには本当に最後の最後に咲き始める花がもう一種類あり、そちらもそろそろ咲き始めていますので、追ってお知らせしたいと思います。ただし、つつじや桜、本日はカワラナデシコも咲いていましたが、このような狂い咲きは別ですヨ。

ミヤマホオジロ(2013/11/01、坪井稔撮影)
凛々しい冠羽、鮮やかな黄色の配色、ちょっとユーモラスな目の周りの隈取り、黒いよだれかけ?などなど、一度見たら忘れられない特徴的な冬鳥が今年もやって来ているようです。こちらはタンチョウスタッフによる戦利品で、タンチョウ棟近くの経路沿いにて撮影されたものです。

アオジ(2013/11/01撮影)
11月1日はアオジの日?。前日にもちょっと見かけたりはしたのですが、シャッターを切らせてもらえるほどではありませんでした。11/1は急に活発になり、タンチョウ棟近くの経路沿いの茂み、湿生植物園周囲の茂み、野草園のススキ原等で群れた様子をコンスタントに見ることが出来ました。
銀色に輝くススキの穂をついばんでいる様子が印象的。センターでは草地管理の一環で、11月下旬ごろから順次草刈り作業が本格化しますので、こんな様子が見られるのもほんのひと月ほどかと思います。昨年度はその11月の前半にベニマシコ、クロジ等がススキ原で観察されています。

▼2013/10/28アップ

ジョウビタキ♂(2013/10/27撮影)
冬鳥の代表種、ジョウビタキがセンターにお目見えしました。いやいや、お話は一週間以上前から耳にしていましたが、やっと見れました。雨天続きでしたが、幸いタンチョウフェスタの日曜日は快晴となり、「ヒッ、ヒッ、カッ、カッ」という独特の鳴き声とともに姿を見せてくれました。
今、出没の話を聞くのはイベント広場付近ですが、これはセンター棟玄関前にて撮影。昨シーズンは♂をほとんど見ることができませんでしたが、今年はどんなシーズンになるでしょう。

ジョウビタキ♀(2013/10/28撮影)
本日も快晴。お昼にセンター棟前で再び鳴き声が聞かれたので少し歩いてみると、今度は♀を見ることが出来ました。ちょっと御髪の乱れた特徴ありです。
ジョウビタキと同様に冬鳥の代表種であるシロハラ。湿生植物園の平成池近くやササユリ保全地で鳴き声を聞くことが出来ました。

カルガモ(2013/10/28撮影)
カルガモの数が徐々に増えてきましたが、ほかの種類は今のところコンスタントに見られる様子ではありませんね…。バンとオオバンもどこへやら…。

キヅタの花とイシガケチョウ(2013/10/28撮影)
花が少なくなるこの季節、タンチョウケージ近くの経路沿い、石垣を覆うように生えるキヅタが開花しています。時期的には競争相手が少なく、訪花する昆虫たちを独占しているように見えます。特にハナアブの仲間、アシナガバチの仲間、スズメバチの仲間が多く、ブンブンと羽音が聞こえてきます。
キヅタの花は大きく開かれたかっこうをしていますが、花の蜜は雄しべや花弁の付け根から出ることが普通らしく、ハチの仲間としては蜜を吸いやすい(なめやすい)形なのでしょう。スズメバチの仲間も幼虫には餌として肉団子を持ち帰るので一見肉食に見えますが、自身は樹液や蜜を食べて生きていますので、この時期のキヅタはありがたいのでしょう。
よく見ると地味なテングチョウもたくさん訪れており、アカタテハも少々、白いのがパタパタしていると思ったらイシガケチョウまで。休んでいるだけかと思ったらちゃんと口吻を伸ばしています。越冬前にしっかり滋養をとってくださいね。

▼2013/10/21アップ

ヒヨドリ(2013/10/21撮影)
この季節、比較的鳴き声が騒々しいヒヨドリ。普通種で、皆様のお住まい近くでも見られると思いますが、センターでは意外に写真には撮らせてもらえません。何かに夢中になっている時でないとカメラを向けさせてもらえませんが、今朝はウラジロノキの果実に心を奪われているようでした。

カワセミ(2013/10/21撮影)
この季節、比較的目につきやすくなるカワセミ。でも、いつもこちらが発見する前に、先方が気づいてしまい撮影にはいたりません。虫の原っぱの小池でチチチチチ…という独特の声が聞こえたのでススキに隠れながら水辺を覗き込んでみると、幸運なことに、りりしい眼差しで餌を探している最中の様子を見ることができました。

アトリ・マヒワ(2013/10/21撮影)
昨日、団体でご利用いただいた方々に、虫の原っぱ奥にアトリの群れが来ていることを教えてもらいました。群れは本日も滞在中で、皆、ノグルミの種子にご執心のようでした。チーチーチュリチュリ…という繊細な鳴き声が混ざっていたので探してみると、マヒワの小群も交じっていました。
アキニレもたわわに実っているのですが、こちらに降りて来ないところを見ると、まだ食べごろではないのでしょうか。

▼その他、まだ見られるもの

リュウノウギク(2013/10/18撮影)

ナツアカネ(2013/10/06撮影)

オオアオイトトンボ(2013/10/06撮影)

キトンボ(2013/10/06撮影)

モズ(2013/10/07撮影)

アキグミ(2013/10/03撮影)


ヤマガラ(2013/10/04撮影)

ルリタテハ(2013/09/29撮影)

アカタテハ(2013/09/29撮影)

メジロ(2013/08/19撮影)

エナガ(2013/08/17撮影)

ホオジロ(2013/07/25撮影)
センターの紅葉情報
センター内の山並みに最も普通に生育しているのはコナラですが、少し色づき始めたぐらい。寒暖差のある日が続きましたし、よい紅葉(正確にはオレンジ色になります)になればと期待しています。11月下旬から12月初旬が見頃となる見込み。
現在、世界三大紅葉樹とされるニシキギ(名前も素晴らしい!)の紅葉が果実の実りとともに見頃です。
イロハモミジも見頃のものが増えてきました。タンチョウ放飼場の木も見頃は迎えていますので、是非眺めに来てください。
センター棟周囲ではヤマボウシも紅葉しています。
他、ヤマザクラ、ハゼノキ等は十分紅葉し、落葉が進んでいます。
ケヤキ、エノキ等の黄葉も落葉が進んでいます。
(2013/11/10)
▼平成25年度 Update▼
2013/11/10:マガモ、ホシハジロ、フクロウ、ヒメアカタテハ、タコノアシ、キッコウハグマ、ヤクシソウ、ヤブコウジ…
2013/11/02:リンドウ、ミヤマホオジロ、アオジ、フクロウ、ビンズイ、イカリモンガ…
2013/10/28:ジョウビタキ、カルガモ、キビタキ、キヅタ、イシガケチョウ…
2013/10/21:センブリ、ヒヨドリ、カワセミ、オオバン、アトリ、マヒワ、ノゴマ…
2013/10/18:イヌセンブリ、リュウノウギク、ツルリンドウ、タコノアシ、バン、シロハラ、ハラビロカマキリ、トノサマバッタ、エンマコオロギ…
2013/10/07:ミズアオイ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、アサギマダラ、ナツアカネ、ヒメアカネ、オオアオイトトンボ、キトンボ、モズ、ヒバカリ…
2013/10/04:ゴイシシジミ、アケボノソウ、アキグミ、ミゾソバ…
2013/09/30:ミズアオイ、サクラタデ、オケラ、アケボノソウ、シラヤマギク…
2013/09/21:エゾビタキ、ハチクマ、ハネビロエゾトンボ、キセルアザミ…
2013/09/19:ミズアオイ、ヒガンバナ、イトイヌノヒゲ、セトウチホトトギス、サシバ…
2013/09/13:ミズトラノオ、ホシホウジャク、ナミアゲハ、サンショウクイ、サシバ…
2013/09/07:ミズトラノオ、ツリガネニンジン、サイヨウシャジン、ツリフネソウ…
2013/08/26:ミズトラノオ、ナンバンギセル、ミズトンボ、サワギキョウ、オミナエシ、クズ…
2013/08/17:サギソウ、ビッチュウフウロ、アイナエ、タコノアシ…
2013/08/09:サギソウ、ミソハギ、フシグロセンノウ…
2013/08/02:キキョウ、ホザキノミミカキグサ、ツユクサ…
2013/07/29:コバギボウシ、ミミカキグサ、コオニユリ…
2013/07/25:ヒシ、チョウトンボ、ホオジロ…
2013/07/23:チダケサシ、ヒシモドキ、イヌタヌキモ…
2013/07/19:アブラゼミ、ニイニイゼミ、ミソハギ…
2013/07/13:チダケサシ、ユウスゲ、ツバメ…
2013/07/06:カワラナデシコ、ヤブカンゾウ、サンコウチョウ…
2013/07/04:ゴマダラチョウ、オオムラサキの一型、モノサシトンボ…
2013/07/01:ネムノキ、オオルリ、ハッチョウトンボ、オオルリ(幼鳥)、コサメビタキ(幼鳥)…
2013/06/28:クサレダマ、オグラセンノウ、オニヤンマ…
2013/06/23:ナツツバキ、ムラサキシジミ…
2013/06/20:イカル、カラスアゲハ、チョウトンボの交尾行動…
2013/06/16:オオムラサキ…
2013/06/15:ノハナショウブ、チョウトンボ、カイツブリ…
2013/06/13:ササユリ、シジュウカラ、カワセミ、ミズイロオナガシジミ…
2013/06/07:センダイムシクイ、ウラナミアカシジミ、コムラサキ…
2013/06/03:ヒオドシチョウ、テングチョウ、ハッチョウトンボ…
2013/05/31:ウツギ、テイカカズラ、アカシジミ、アオスジアゲハ…
2013/05/23:トキソウ、エゴノキ、ダイミョウセセリ…
2013/05/18:モチツツジ、ヤマツツジ、カキツバタ、アヤメ…
2013/05/10:フジ、コサメビタキ、トラフトンボ…
2013/05/03:フジ、マルバアオダモ、カワトンボの仲間の交尾行動…
2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

このページの先頭へ