里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2014/01/13アップ
マンリョウ、フトヒルムシロ、バン、アオジ、カシラダカ、ツグミ、ニホンイノシシ足跡、新春のタンチョウ散策を追加・更新しました。
▼2014/01/06アップ
テイカカズラ、コハコベ…
▼2013/12/27アップ
ジョウビタキ、コガモ…
▼2013/12/21アップ
ミヤマホオジロ、エナガ…
▼他
シロハラ、アオサギ、アトリ、コゲラ、シジュウカラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、メジロ、ヨシガモ、マガモ、ヤブコウジ、カルガモ、ヒヨドリ、モズ、ヤマガラ、ホオジロなども見られます。
※右上のサイト内検索が使えなくなっていましたが修正しました。過去の観察場所や観察時期を参照する際などにご利用ください。2013/11/14アップ以前の個別ページについては修正いたしておりませんのでご了承ください(2013/11/16)
▼NEW!2014/01/13アップ

マンリョウ(2014/01/12撮影)
端正な赤い実のなりが美しく、また万両の名前もめでたいことから正月の縁起物とされたりします。クリスマスのセイヨウヒイラギに対し、マンリョウは和風の庭にはよく似合いそうですね。私はモミの木の根本付近にヤブコウジを群生させたりしていましたが、花の乏しい季節に鮮やかな赤い実というのは良いアクセントになるものです。
このマンリョウも雑木林の中にあって、ひときわ目を引くものがありました。

フトヒルムシロ(2014/01/10撮影)
水のきれいな山間のため池などに生える水草で、センターでは平成池で見ることができます。平成池もそろそろ凍る頃かな?と思って訪れてみましたが、まだのようでした。
おおよその浮葉植物は10月末には枯れてしまいますが、このフトヒルムシロはなかなかしぶといですね。
赤い種子がたくさんついた穂が見えるかと思いますが、春には目立たない花をつけ、初夏には結実していたものが、水中でじっくりと熟してできあがったものです。
浮葉は、これから池水が凍結を繰り返すことで徐々に痛んで無くなっていきます。

バン(2014/01/10撮影)
午前中に晴れ間があっても、だいたいお昼後から天気が変わりやすくなります。この日も晴天から急にこんなことになってしまいました。視界が悪いので用心深いバンもこちらに気づかないのか、夢中で草を食べていました。

アオジ(2014/01/09撮影)
今シーズンの冬鳥は少なめのような気がしますが、定番のアオジはよく姿を見せてくれています。

カシラダカ(2014/01/12撮影)
(爪が長!)やや群れをなして頻繁に移動するカシラダカ。ミヤマホオジロと同様に(視界には)捕らえにくいですが、今シーズンは割とよく見ることができます。


ツグミ、ミヤコイバラの採餌風景(2014/01/10撮影)

ツグミ、ソヨゴの採餌風景(2014/01/13撮影)
今シーズンはヒヨドリが多かったような気がしますが、最近は少し落ち着き静かになったような気がします。かわりにこのツグミがよく目につくようになってきました。観察路沿いのアキグミは無くなって久しく、今は森林内の野生の果実をメインに食しているのでしょう。この一週間はヤマセミ橋付近にあるミヤコイバラの果実を盛んに食べていました。
ミヤコイバラもバラ科だけに、アズキナシやカマツカの果実と同様、サクランボ風味なのでしょうか。今度、味見してみないと・・・と、それほど強く思っていたわけでもないのですが、今朝、通りがけに見かけたら、ほとんど完食されていました。
餌が無きゃ、どこかに散ってしまったかなと思いきや、近くの森林内に結構な数がいるような気配。果肉が多めの果実はこれからはどんどんドライフルーツのようにしぼんでいってしまいますが、果肉の少ないソヨゴの実などはまだまだ綺麗なものです。最後まで売れ残るソヨゴについに手を出し始めましたか。

ニホンイノシシの足跡(2014/01/10撮影)
手前の大きい方が主蹄、奥の小さいのが副蹄になります。ニホンイノシシの副蹄はニホンジカに比べて低い位置についているので跡が残りやすく、足跡による同定のポイントとなります。
この季節、ちょっとぬかるんだ場所は、足跡がつきやすい上、そのあと凍るので観察しやすいです。石膏型をとりやすそう。

新春のタンチョウ散策(2014/01/13、10時台1回目)

新春のタンチョウ散策(2014/01/13、10時台2回目)

新春のタンチョウ散策(2014/01/13、間の小休止)

新春のタンチョウ散策(2014/01/13、11時台1回目、下のもう一羽がどこかに・・・)
今年、1月から3月まで毎月2回ずつ計画している「新春のタンチョウ散策」ですが、本日その初日の行事を無事終えることができました。この季節としては多くのお客さんにお越しいただき、また取材の方も来られていて、主催者冥利に尽きるうれしい一日となりました。
本日の主役のロクハ・アオには心よりお疲れ様と言いたいです。もちろんタンチョウスタッフも。
カメラを構えたお客様も多かったですが、良いのが撮れた方は来年度(平成26年度)のセンター写真展に是非ご応募ください。応募の開始のアナウンスはいつも年度がかわって5~6月になってしまいますが、撮影期間は平成25年のタンチョウフェスタ以降になりますので、しっかり撮りためておいていただければと思います。

▼2014/01/06アップ

テイカカズラ(2014/01/06撮影)
冬にも山をよく散策される方は見たことがあるかもしれませんが、センターでも豊かな冠毛を備えたテイカカズラの種子が見られるようになってきました。
この年末年始は非常に温かく、そして木枯らしが吹くこともなく、穏やかな気候となりました。この陽気で十分に乾燥したのでしょう、袋果が裂けて中からモジャモジャが出てきているものがたくさん!。でも肝心の風が吹かないのでそのまま…。という観察には最適の様子となっております。場所はもちろんタンチョウケージ近くの観察路脇の石垣です。
冠毛を備えた種子のなる植物としてはタンポポの仲間が代表的ですが、全く違う分類群で、しかも生育環境も異なるような種類のものが、同じような種子散布の方法を選んで進化し、種の形まで似たようになっているあたり、植物って不思議だなあって思えてきます。

コハコベ(2014/01/06撮影)
昨日、スーパーで食料品の品定めをしていると、七草粥関連の食材がチラホラ見られました。今のご時世、植物系の食材に「旬」などなくなっていることも大きな理由ですが、現在の暦の上での新年にあわせた七草ネタもおかしな話です。
センターの「春の七草」イベントは、本来の旧正月に近い日程で開催しますので、実際の生育状態を観察できるうえ、本当の「旬」の材料を使った七草粥も楽しむことができます。今年度は厳冬期の2/2に開催しますが、興味のある方は是非お申し込みの上ご参加ください。因みに旧正月は1/31だったと思います。
さて、そんな七草ネタですが、ここのところ温かかったし、本日も温かいし、ひょっとして?と思ってセンター棟周りを散策してみたところ、春の七草の一種である「はこべら」の仲間、コハコベが開花していました。美味しそう?

▼2013/12/27アップ

ジョウビタキ(2013/12/27撮影)
12月の中旬ぐらいだったでしょうか?。タンチョウ棟近くの経路沿いで見られるようになった♂。昨シーズンも冬になってからこの場所で見られるようになりましたが、同じ個体なら「お帰りなさい」って言わなきゃいけないですね。なかなか近くには出て来てくれないですが、またの機会を待ちたいです。

コガモ(2013/12/23撮影)
虫の原っぱの小池に1羽のコガモ♂が2羽の♀を連れだっていました。にくいですね~
今季の水鳥はカルガモが主で、昨年より多い気がします。一方、マガモ、ヨシガモなど、他の種類は少なく、ホシハジロが稀に入ってきたりしていましたが、一時立ち寄りですぐに見られなくなっていました。このコガモは秋ごろから見られていた個体だと思いますが、なにせ池が広いので隅々までチェックもできず、今回のような偶然の出会いでもないとなかなか近くでは見られないのが残念です。

▼2013/12/21アップ

ミヤマホオジロ(2013/12/21)
スズメとほぼ同大の小鳥で、冬鳥の定番です。センターには今年も多く入ってきており、コンスタントに見ることができます。草の茂みから林縁の藪、木々の枝へとせわしなく移動します。移動中はカメラを向けてもピントが合う前にいなくなっていますが、草むらでの採餌中は割と一生懸命な様子です。写真はススキ(と思う)の穂の先を足指で上手につかんでついばんでいるところ。

エナガ(2013/12/21撮影)
群れに当たるとそれこそ枝にエナガがすずなりになっているようですが、なかなかうまくお伝えできないですね…。写真はうまく撮れた!と思ったのですが、ピントがあってませんでした。ボケボケだったので強めにシャープをかけてごまかしています。一見何の変哲もない落葉した枝に止まっていますが、丹念につついてまわっていました。こんな季節でも動物質の餌があるんですね。

▼その他、まだ見られるもの

シロハラ(2013/12/08、14撮影)

アオサギ(2013/12/14撮影)

アトリ(2013/02/12撮影)

コゲラ(2013/12/06撮影)

シジュウカラ(2013/12/05撮影)

ルリビタキ(2013/12/05撮影)

ジョウビタキ(2013/12/02撮影)

メジロ(2013/11/17撮影)

ヨシガモ(2013/11/21撮影)

マガモ(2013/11/04撮影)

ヤブコウジ(2013/11/07撮影)

カルガモ(2013/10/28撮影)

ヒヨドリ(2013/10/21撮影)

モズ(2013/10/07撮影)

ヤマガラ(2013/10/04撮影)

ホオジロ(2013/07/25撮影)
今朝はしんしんと冷え込み、上池の一部が凍っていました。

だんだんと冬本番。

今回は遅ればせながら、新春の縁起物である万両と丹頂を掲載しました。

2014年が皆様にとって良い一年となりますように!
(2014/01/13)
▼平成25年度 Update▼
2014/01/13:マンリョウ、フトヒルムシロ、バン、アオジ、カシラダカ、ツグミ、ニホンイノシシ足跡、タンチョウ…
2014/01/06:テイカカズラ、コハコベ、スイカズラ、ルリビタキ…
2013/12/27:ミヤマホオジロ、ジョウビタキ、コガモ、ウソ…
2013/12/21:アオジ、ミヤマホオジロ、ルリビタキ、エナガ…
2013/12/14:フクロウ、ツグミ、シロハラ、アトリ、アオサギ…
2013/12/12:ツグミ、アトリ、ミヤマホオジロ、アオジ…
2013/12/07:ツグミ、シロハラ、セグロセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、バン、リスアカネ…
2013/11/29:イロハモミジの落葉、コナラの紅葉、アトリ、ジョウビタキ、ルリビタキ、キトンボ…
2013/11/22:アオジ、エナガ、キクイタダキ、メジロ、ミヤマホオジロ、ヨシガモ、ナニワトンボ、シマカンギク…
2013/11/16:ルリビタキ、カシラダカ…
・2013/11/15:サイト内検索を修正
2013/11/14:ツメレンゲ、ルリビタキ、シロハラ、マミチャジナイ、シメ、ベニマシコ…
2013/11/10:マガモ、ホシハジロ、フクロウ、ヒメアカタテハ、タコノアシ、キッコウハグマ、ヤクシソウ、ヤブコウジ…
2013/11/02:リンドウ、ミヤマホオジロ、アオジ、フクロウ、ビンズイ、イカリモンガ…
2013/10/28:ジョウビタキ、カルガモ、キビタキ、キヅタ、イシガケチョウ…
2013/10/21:センブリ、ヒヨドリ、カワセミ、オオバン、アトリ、マヒワ、ノゴマ…
2013/10/18:イヌセンブリ、リュウノウギク、ツルリンドウ、タコノアシ、バン、シロハラ、ハラビロカマキリ、トノサマバッタ、エンマコオロギ…
2013/10/07:ミズアオイ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、アサギマダラ、ナツアカネ、ヒメアカネ、オオアオイトトンボ、キトンボ、モズ、ヒバカリ…
2013/10/04:ゴイシシジミ、アケボノソウ、アキグミ、ミゾソバ…
2013/09/30:ミズアオイ、サクラタデ、オケラ、アケボノソウ、シラヤマギク…
2013/09/21:エゾビタキ、ハチクマ、ハネビロエゾトンボ、キセルアザミ…
2013/09/19:ミズアオイ、ヒガンバナ、イトイヌノヒゲ、セトウチホトトギス、サシバ…
2013/09/13:ミズトラノオ、ホシホウジャク、ナミアゲハ、サンショウクイ、サシバ…
2013/09/07:ミズトラノオ、ツリガネニンジン、サイヨウシャジン、ツリフネソウ…
2013/08/26:ミズトラノオ、ナンバンギセル、ミズトンボ、サワギキョウ、オミナエシ、クズ…
2013/08/17:サギソウ、ビッチュウフウロ、アイナエ、タコノアシ…
2013/08/09:サギソウ、ミソハギ、フシグロセンノウ…
2013/08/02:キキョウ、ホザキノミミカキグサ、ツユクサ…
2013/07/29:コバギボウシ、ミミカキグサ、コオニユリ…
2013/07/25:ヒシ、チョウトンボ、ホオジロ…
2013/07/23:チダケサシ、ヒシモドキ、イヌタヌキモ…
2013/07/19:アブラゼミ、ニイニイゼミ、ミソハギ…
2013/07/13:チダケサシ、ユウスゲ、ツバメ…
2013/07/06:カワラナデシコ、ヤブカンゾウ、サンコウチョウ…
2013/07/04:ゴマダラチョウ、オオムラサキの一型、モノサシトンボ…
2013/07/01:ネムノキ、オオルリ、ハッチョウトンボ、オオルリ(幼鳥)、コサメビタキ(幼鳥)…
2013/06/28:クサレダマ、オグラセンノウ、オニヤンマ…
2013/06/23:ナツツバキ、ムラサキシジミ…
2013/06/20:イカル、カラスアゲハ、チョウトンボの交尾行動…
2013/06/16:オオムラサキ…
2013/06/15:ノハナショウブ、チョウトンボ、カイツブリ…
2013/06/13:ササユリ、シジュウカラ、カワセミ、ミズイロオナガシジミ…
2013/06/07:センダイムシクイ、ウラナミアカシジミ、コムラサキ…
2013/06/03:ヒオドシチョウ、テングチョウ、ハッチョウトンボ…
2013/05/31:ウツギ、テイカカズラ、アカシジミ、アオスジアゲハ…
2013/05/23:トキソウ、エゴノキ、ダイミョウセセリ…
2013/05/18:モチツツジ、ヤマツツジ、カキツバタ、アヤメ…
2013/05/10:フジ、コサメビタキ、トラフトンボ…
2013/05/03:フジ、マルバアオダモ、カワトンボの仲間の交尾行動…
2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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