里山の自然にふれてみよう。岡山県自然保護センター

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過去の動植物情報について

▼NEW!2014/01/19アップ
ホソミオツネントンボ、オオジュリン、イタチ類の足跡、新春のタンチョウ散策を追加・更新しました。
▼2014/01/13アップ
マンリョウ、フトヒルムシロ、バン、アオジ、カシラダカ、ツグミ、ニホンイノシシ足跡…
▼2014/01/06アップ
テイカカズラ、コハコベ…
▼2013/12/27アップ
ジョウビタキ、コガモ…
▼他
ミヤマホオジロ、エナガ、シロハラ、アオサギ、コゲラ、シジュウカラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、メジロ、ヨシガモ、マガモ、ヤブコウジ、カルガモ、ヒヨドリ、モズ、ヤマガラ、ホオジロなども見られます。
※右上のサイト内検索が使えなくなっていましたが修正しました。過去の観察場所や観察時期を参照する際などにご利用ください。2013/11/14アップ以前の個別ページについては修正いたしておりませんのでご了承ください(2013/11/16)
▼NEW!2014/01/19アップ

ホソミオツネントンボ(2013/01/19撮影)
冬枯れのメドハギ?という写真ですが、越冬トンボのホソミオツネントンボが見られました。私は動物関係は基本的に動きがないと見つけられません。動きが無いにしても最低限鳴き声や物音など何らかのサインが欲しいところ。それを逆手にとって動かないことで捕食者をやり過ごす方法を選んだわけですね。枝の角度もピッタリの擬態です。このようなものを自分で見つけられるわけもなく、この確認は昨日(1/18)に開催された「友の会、生き物発見隊」からの情報でした。

オオジュリン(※:センター外撮影の写真です)
これも昨日(1/18)に開催された「友の会、生き物発見隊」からの情報です。オオジュリンは本州中部以南、九州で越冬する冬鳥で、主に水辺の高茎草原で見ることが出来ます。河川の中流域・下流域のヨシ原やオギ原、低地のため池湖岸、干拓地など。ホオジロに似た感じですが、赤みが少なく、キャメル色とでもいうのでしょうか。冬枯れの草原によく同化しています。
センターでは過去の記録が無いのではとのことで、別地の過去写真で申し訳ないのですが、ご紹介させていただきました。

イタチ類の足跡(2014/01/19)
昨日、今日と朝一番は雪化粧が続いたのですが、意外にあまり良い足跡写真が得られませんでした。見る目が無いのも原因だと思いますが…、これはイタチ類のピョンピョン跳ぶように歩く(走る)様子がよく現れているように思います。

新春のタンチョウ散策(2014/01/19)
昨晩から割と風が強く、本日の散策は始業時時点では中止の決定をしました。ところが取材やギャラリーの熱意がお天気に通じたのか、一時風が収まり、急遽実施の運びとなりました。初日よりも大勢のお客さんが来られていたので良かったと思います。タンチョウスタッフの皆様お疲れ様でした。

▼NEW!2014/01/13アップ

マンリョウ(2014/01/12撮影)
端正な赤い実のなりが美しく、また万両の名前もめでたいことから正月の縁起物とされたりします。クリスマスのセイヨウヒイラギに対し、マンリョウは和風の庭にはよく似合いそうですね。私はモミの木の根本付近にヤブコウジを群生させたりしていましたが、花の乏しい季節に鮮やかな赤い実というのは良いアクセントになるものです。
このマンリョウも雑木林の中にあって、ひときわ目を引くものがありました。

フトヒルムシロ(2014/01/10撮影)
水のきれいな山間のため池などに生える水草で、センターでは平成池で見ることができます。平成池もそろそろ凍る頃かな?と思って訪れてみましたが、まだのようでした。
おおよその浮葉植物は10月末には枯れてしまいますが、このフトヒルムシロはなかなかしぶといですね。
赤い種子がたくさんついた穂が見えるかと思いますが、春には目立たない花をつけ、初夏には結実していたものが、水中でじっくりと熟してできあがったものです。
浮葉は、これから池水が凍結を繰り返すことで徐々に痛んで無くなっていきます。

バン(2014/01/10撮影)
午前中に晴れ間があっても、だいたいお昼後から天気が変わりやすくなります。この日も晴天から急にこんなことになってしまいました。視界が悪いので用心深いバンもこちらに気づかないのか、夢中で草を食べていました。

アオジ(2014/01/09撮影)
今シーズンの冬鳥は少なめのような気がしますが、定番のアオジはよく姿を見せてくれています。

カシラダカ(2014/01/12撮影)
(爪が長!)やや群れをなして頻繁に移動するカシラダカ。ミヤマホオジロと同様に(視界には)捕らえにくいですが、今シーズンは割とよく見ることができます。


ツグミ、ミヤコイバラの採餌風景(2014/01/10撮影)
今シーズンはヒヨドリが多かったような気がしますが、最近は少し落ち着き静かになったような気がします。かわりにこのツグミがよく目につくようになってきました。観察路沿いのアキグミは無くなって久しく、今は森林内の野生の果実をメインに食しているのでしょう。この一週間はヤマセミ橋付近にあるミヤコイバラの果実を盛んに食べていました。
ミヤコイバラもバラ科だけに、アズキナシやカマツカの果実と同様、サクランボ風味なのでしょうか。今度、味見してみないと・・・と、それほど強く思っていたわけでもないのですが、今朝、通りがけに見かけたら、ほとんど完食されていました。
餌が無きゃ、どこかに散ってしまったかなと思いきや、近くの森林内に結構な数がいるような気配。果肉が多めの果実はこれからはどんどんドライフルーツのようにしぼんでいってしまいますが、果肉の少ないソヨゴの実などはまだまだ綺麗なものです。最後まで売れ残るソヨゴについに手を出し始めましたか。

ニホンイノシシの足跡(2014/01/10撮影)
手前の大きい方が主蹄、奥の小さいのが副蹄になります。ニホンイノシシの副蹄はニホンジカに比べて低い位置についているので跡が残りやすく、足跡による同定のポイントとなります。
この季節、ちょっとぬかるんだ場所は、足跡がつきやすい上、そのあと凍るので観察しやすいです。石膏型をとりやすそう。

▼2014/01/06アップ

テイカカズラ(2014/01/06撮影)
冬にも山をよく散策される方は見たことがあるかもしれませんが、センターでも豊かな冠毛を備えたテイカカズラの種子が見られるようになってきました。
この年末年始は非常に温かく、そして木枯らしが吹くこともなく、穏やかな気候となりました。この陽気で十分に乾燥したのでしょう、袋果が裂けて中からモジャモジャが出てきているものがたくさん!。でも肝心の風が吹かないのでそのまま…。という観察には最適の様子となっております。場所はもちろんタンチョウケージ近くの観察路脇の石垣です。
冠毛を備えた種子のなる植物としてはタンポポの仲間が代表的ですが、全く違う分類群で、しかも生育環境も異なるような種類のものが、同じような種子散布の方法を選んで進化し、種の形まで似たようになっているあたり、植物って不思議だなあって思えてきます。

コハコベ(2014/01/06撮影)
昨日、スーパーで食料品の品定めをしていると、七草粥関連の食材がチラホラ見られました。今のご時世、植物系の食材に「旬」などなくなっていることも大きな理由ですが、現在の暦の上での新年にあわせた七草ネタもおかしな話です。
センターの「春の七草」イベントは、本来の旧正月に近い日程で開催しますので、実際の生育状態を観察できるうえ、本当の「旬」の材料を使った七草粥も楽しむことができます。今年度は厳冬期の2/2に開催しますが、興味のある方は是非お申し込みの上ご参加ください。因みに旧正月は1/31だったと思います。
さて、そんな七草ネタですが、ここのところ温かかったし、本日も温かいし、ひょっとして?と思ってセンター棟周りを散策してみたところ、春の七草の一種である「はこべら」の仲間、コハコベが開花していました。美味しそう?

▼2013/12/27アップ

ジョウビタキ(2013/12/27撮影)
12月の中旬ぐらいだったでしょうか?。タンチョウ棟近くの経路沿いで見られるようになった♂。昨シーズンも冬になってからこの場所で見られるようになりましたが、同じ個体なら「お帰りなさい」って言わなきゃいけないですね。なかなか近くには出て来てくれないですが、またの機会を待ちたいです。

コガモ(2013/12/23撮影)
虫の原っぱの小池に1羽のコガモ♂が2羽の♀を連れだっていました。にくいですね~
今季の水鳥はカルガモが主で、昨年より多い気がします。一方、マガモ、ヨシガモなど、他の種類は少なく、ホシハジロが稀に入ってきたりしていましたが、一時立ち寄りですぐに見られなくなっていました。このコガモは秋ごろから見られていた個体だと思いますが、なにせ池が広いので隅々までチェックもできず、今回のような偶然の出会いでもないとなかなか近くでは見られないのが残念です。

▼その他、まだ見られるもの

ミヤマホオジロ(2013/12/21)

エナガ(2013/12/21撮影)

シロハラ(2013/12/08、14撮影)

アオサギ(2013/12/14撮影)

コゲラ(2013/12/06撮影)

シジュウカラ(2013/12/05撮影)

ルリビタキ(2013/12/05撮影)

ジョウビタキ(2013/12/02撮影)

メジロ(2013/11/17撮影)

ヨシガモ(2013/11/21撮影)

マガモ(2013/11/04撮影)

ヤブコウジ(2013/11/07撮影)

カルガモ(2013/10/28撮影)

ヒヨドリ(2013/10/21撮影)

モズ(2013/10/07撮影)

ヤマガラ(2013/10/04撮影)

ホオジロ(2013/07/25撮影)
昨夜、少しだけ夜なべをしてから帰宅の途につく際のこと。センター棟を出ると、明らかに今までとは違う冷え具合、ちらつく雪。
ちなみに昨日(1/18)は今季2度目の雪化粧だったと思いますが、今日は確実だな・・・と思って少しゆっくり目に出勤しました。
案の定、旧赤坂町界の佐伯峠一帯からうっすら雪化粧。職員駐車場までの道のりはノーマルタイヤでは厳しいものがありました。
そう、本日は今季3度目の雪化粧。下馬評通りの寒い冬本番が到来です。
でも、雪化粧にタンチョウはピッタリお似合いでした。
(2014/01/19)
▼平成25年度 Update▼
2014/01/19:ホソミオツネントンボ、オオジュリン、イタチ類の足跡、タンチョウ…
2014/01/13:マンリョウ、フトヒルムシロ、バン、アオジ、カシラダカ、ツグミ、ニホンイノシシ足跡、タンチョウ…
2014/01/06:テイカカズラ、コハコベ、スイカズラ、ルリビタキ…
2013/12/27:ミヤマホオジロ、ジョウビタキ、コガモ、ウソ…
2013/12/21:アオジ、ミヤマホオジロ、ルリビタキ、エナガ…
2013/12/14:フクロウ、ツグミ、シロハラ、アトリ、アオサギ…
2013/12/12:ツグミ、アトリ、ミヤマホオジロ、アオジ…
2013/12/07:ツグミ、シロハラ、セグロセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、バン、リスアカネ…
2013/11/29:イロハモミジの落葉、コナラの紅葉、アトリ、ジョウビタキ、ルリビタキ、キトンボ…
2013/11/22:アオジ、エナガ、キクイタダキ、メジロ、ミヤマホオジロ、ヨシガモ、ナニワトンボ、シマカンギク…
2013/11/16:ルリビタキ、カシラダカ…
・2013/11/15:サイト内検索を修正
2013/11/14:ツメレンゲ、ルリビタキ、シロハラ、マミチャジナイ、シメ、ベニマシコ…
2013/11/10:マガモ、ホシハジロ、フクロウ、ヒメアカタテハ、タコノアシ、キッコウハグマ、ヤクシソウ、ヤブコウジ…
2013/11/02:リンドウ、ミヤマホオジロ、アオジ、フクロウ、ビンズイ、イカリモンガ…
2013/10/28:ジョウビタキ、カルガモ、キビタキ、キヅタ、イシガケチョウ…
2013/10/21:センブリ、ヒヨドリ、カワセミ、オオバン、アトリ、マヒワ、ノゴマ…
2013/10/18:イヌセンブリ、リュウノウギク、ツルリンドウ、タコノアシ、バン、シロハラ、ハラビロカマキリ、トノサマバッタ、エンマコオロギ…
2013/10/07:ミズアオイ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、アサギマダラ、ナツアカネ、ヒメアカネ、オオアオイトトンボ、キトンボ、モズ、ヒバカリ…
2013/10/04:ゴイシシジミ、アケボノソウ、アキグミ、ミゾソバ…
2013/09/30:ミズアオイ、サクラタデ、オケラ、アケボノソウ、シラヤマギク…
2013/09/21:エゾビタキ、ハチクマ、ハネビロエゾトンボ、キセルアザミ…
2013/09/19:ミズアオイ、ヒガンバナ、イトイヌノヒゲ、セトウチホトトギス、サシバ…
2013/09/13:ミズトラノオ、ホシホウジャク、ナミアゲハ、サンショウクイ、サシバ…
2013/09/07:ミズトラノオ、ツリガネニンジン、サイヨウシャジン、ツリフネソウ…
2013/08/26:ミズトラノオ、ナンバンギセル、ミズトンボ、サワギキョウ、オミナエシ、クズ…
2013/08/17:サギソウ、ビッチュウフウロ、アイナエ、タコノアシ…
2013/08/09:サギソウ、ミソハギ、フシグロセンノウ…
2013/08/02:キキョウ、ホザキノミミカキグサ、ツユクサ…
2013/07/29:コバギボウシ、ミミカキグサ、コオニユリ…
2013/07/25:ヒシ、チョウトンボ、ホオジロ…
2013/07/23:チダケサシ、ヒシモドキ、イヌタヌキモ…
2013/07/19:アブラゼミ、ニイニイゼミ、ミソハギ…
2013/07/13:チダケサシ、ユウスゲ、ツバメ…
2013/07/06:カワラナデシコ、ヤブカンゾウ、サンコウチョウ…
2013/07/04:ゴマダラチョウ、オオムラサキの一型、モノサシトンボ…
2013/07/01:ネムノキ、オオルリ、ハッチョウトンボ、オオルリ(幼鳥)、コサメビタキ(幼鳥)…
2013/06/28:クサレダマ、オグラセンノウ、オニヤンマ…
2013/06/23:ナツツバキ、ムラサキシジミ…
2013/06/20:イカル、カラスアゲハ、チョウトンボの交尾行動…
2013/06/16:オオムラサキ…
2013/06/15:ノハナショウブ、チョウトンボ、カイツブリ…
2013/06/13:ササユリ、シジュウカラ、カワセミ、ミズイロオナガシジミ…
2013/06/07:センダイムシクイ、ウラナミアカシジミ、コムラサキ…
2013/06/03:ヒオドシチョウ、テングチョウ、ハッチョウトンボ…
2013/05/31:ウツギ、テイカカズラ、アカシジミ、アオスジアゲハ…
2013/05/23:トキソウ、エゴノキ、ダイミョウセセリ…
2013/05/18:モチツツジ、ヤマツツジ、カキツバタ、アヤメ…
2013/05/10:フジ、コサメビタキ、トラフトンボ…
2013/05/03:フジ、マルバアオダモ、カワトンボの仲間の交尾行動…
2013/04/28:キビタキ、オオルリ、ツマキチョウ、藤棚…
2013/04/27:カンサイタンポポ、ツボスミレ、サワオグルマ、キビタキ、タワヤモリ…
2013/04/25:フタスジサナエ、ハンミョウ、クチナシグサ、オオルリ…
2013/04/20:トラフトンボ、フタスジサナエ、リュウキンカ…
2013/04/15:シオヤトンボ、オグマサナエ、タベサナエ…
2013/04/13:ヤマザクラ、サクラソウ、ミツガシワ…
2013/04/05:センダイムシクイ、ツマキチョウ…
▼平成24年度 Last Update▼
2013/03/30:エドヒガン、コバノミツバツツジ、ナミアゲハ…
▼平成23年度 Last Update ▼
2012/03/30:コウヤミズキ、ヒサカキ…

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