▼NEW!2014/03/06アップ トラツグミ、ミヤマホオジロ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、カワセミ、ミサゴを追加・更新しました。 ▼2014/03/02アップ ミヤマホオジロ、アセビ、ヤブツバキ、カケス、ウグイス、ネコヤナギ、ウソ、フキ… ▼2014/02/21アップ ベニマシコ、アオバト、ミソサザイ、ルリビタキ、カイツブリ、新春のタンチョウ散策、メジロ、アトリ… ▼2014/02/13アップ アカゲラ、マンサク、シナマンサク、ヨシガモ、ニホンアカガエル… ▼他 バン、アオジ、ツグミ、コガモ、エナガ、シロハラ、アオサギ、コゲラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、マガモ、カルガモ、モズ、ホオジロなども見られます。 ※右上のサイト内検索が使えなくなっていましたが修正しました。過去の観察場所や観察時期を参照する際などにご利用ください。2013/11/14アップ以前の個別ページについては修正いたしておりませんのでご了承ください(2013/11/16) |
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▼NEW!2014/03/06アップ トラツグミ(2014/03/03撮影) どう?見えないでしょう?とでも思っているのでしょう? トラツグミ(2014/03/03撮影) 例年タンチョウ棟付近で観察実績がありますが、今季は昆虫の森で見ることができました。細かい柄を見ると、金と黒と白ということで派手な印象がありますが、遠くから見ると見事に周囲の景色に溶け込んでいます。睨み合いは1分間ほどだったかと。先方も動かない方が良い場合もあることを知っているのでしょうか。こちらも動きようのない位置関係だったので降参していたら、我慢できなくなったのか斜面の中腹まで飛んで行ってしまいました。シロハラのように鳴かずに飛び、サイズも大きいのでなんとなくピンとくるものがあります。 それにしても親近感のわく下っ腹。しっかり滋養をとっていってください。センターではトラツグミは2月から3月いっぱいまでの短期滞在となります。もうしばらくは出会う機会があるかもしれません。 ミヤマホオジロ(2014/03/03撮影) お見事!。しかし冠羽が立つ意味は何なのでしょうか。威嚇の効果もあまりなさそうですし、相手に緊張していることがバレてもメリットはなさそう。群れの仲間に緊張や注意が伝わるのは良いコミュニケーション方法かもしれませんが…。ミヤマホオジロに関しては調子よく移動している時と、囀っている時に寝ているのを見たことがありますが、採餌中を中心にほとんどの時に立っています。生態系の下位に位置していると四六時中緊張の連続、ということなのでしょうね。お疲れ様。そう、カメラを向けている私にも責任はありますね。ごめんなさい。 ヒヨドリ(2014/03/03撮影) 2月後半からカラ類が増えた気がしますが、このヒヨドリも多いです。この時期にこれだけ実が残っているのは不味い証?。たくさん残っているせんだんの実を一つだけくわえて、食べずにどこかに持ち去りました。樹皮や果実は生薬になるとか。しかし果実はサポニンを含んでいるので人は口には入れない方が良いです。ヒヨドリ、すごい。 話はそれますが、センダンは葉には防虫効果があるとかで、全体的に使い道の多い有用木ということになりますね。センダン、すごい。 ジョウビタキ(2014/03/03撮影) 民家周囲を縄張りにするものもいれば、住宅地で見られることもありますが、センターに縄張りを作るような個体はそれなりに人嫌いの性格なのかもしれません。まあ、相変わらず近寄らせてはもらえません。写真は昆虫や植物の種などの消化しにくい部分からなるペリットをはき出している様子。タンチョウ棟付近にて撮影。 カワセミ(2014/03/02撮影) カワセミが帰ってきた!と見かけたときには思わず声が出ちゃいましたが、人目につかないところで生活していたのかもしれません。明言は出来ないですが、私は秋以降久方ぶりの再見です。上池の岸辺の茂みで食事の後の小休止です。 ミサゴ(2014/03/02撮影) この冬はセンターでほとんど猛禽類を見かけませんでした。冬鳥全般少なめでしたが、小動物が少なければ上位種も居心地が悪いということなのでしょうね。「ほとんど」という表現ですが、秋冬に行った初心者のための自然観察会「池のまわりの野鳥」「冬鳥観察会」の際にそれぞれ遠~くでハイタカを見ただけ。ノスリは昨年の2月以降見ていないので丸々一年以上ご無沙汰です。ミサゴも似たような確認状況です。 ▼2014/03/02アップ ミヤマホオジロ(2014/03/01撮影) 早口で軽快に囀る様子が頻繁に見られるようになってきました。冬鳥が渡る季節が近づいてきたと感じます。鼻歌交じりですか?と聞きたいぐらい上機嫌そのもので春を感じさせてくれる一光景でもあります。 アセビ(2014/02/28撮影) 先ず咲くマンサクを除けば、早春の樹木の花としては気の早いアセビ。有毒植物であり、それを食べた馬が…というのが名前の由来といわれています。常緑でツツジの仲間。壺型の花が特徴的で、常緑のシャシャンボや落葉のネジキ、ナツハゼと同じグループであることが納得できます。 写真はタンチョウケージ付近の経路沿いで見られる植栽品で花の色に赤みがあります。 ヤブツバキ(2014/02/28撮影) 照葉樹林の表徴種です。センターは照葉樹林帯に位置していますので当然自生も見られますが、結構植栽もしてあって各所で普通に見ることができます。花は場所によりぼちぼち開花し始めというところ。写真は昆虫の森のトイレの前にて撮影しました。花の少ない季節、野鳥の蜜源としても好まれます。 カケス(2014/02/28撮影) ひどい悪声の持ち主ですが鳴き真似上手です。だまされて一番がっかりした鳴き真似はサシバです。この撮影時には小鳥の囀りのような声を発していましたが、なかなかの美声で興味を引かれ随分時間をくってしまいました。 ウグイス(2014/02/24撮影) 2/17の初鳴き以降、特に朝、コンスタントに囀りが聞かれるようになりました。そういう時の姿は見れないもので、こちらは野鳥観察小屋の目の前で、枯れヨシの茎をせわしなく移動しているときのもの。採餌行動でしょうか。こういう時はずうっと地鳴きです。 ネコヤナギ(2014/02/24撮影) 柳絮の舞う頃とは山笑う頃ぐらいの時期でしょうか。もうしばらく先のことでしょうが、その元となる綿毛のついた種子をつけるネコヤナギが見られました。他のヤナギ類よりも一足先に開花する早春を告げる植物です。雌雄異株とのことで、写真は雌株っぽい…。今度きちんと見ておきたいと思います。写真は昆虫の森デッキ付近にて。 ウソ(2014/02/24撮影) 食いしん坊将軍のウソが見られました(ウソ、ごめんなさい)。昨シーズンはウツギの果実を食べているのを見て喉渇かないのかなと心配していましたが、今シーズンはリョウブ、心配はつきません。4~5羽の一群で♂の配色の個体はおらず残念。ウソかアカウソかよくわかりません。見れたり見れなかったりと移動途中の印象が強いです。 フキ(2014/02/23撮影) センターの積雪は概ねその日のうちに…なので融雪とともにある黄金の組み合わせは見ることは出来ませんが、こちらも早春を告げる季節の風物詩、蕗の薹(ふきのとう)です。写真はちょっと開きかけの雄株で、タンチョウ棟付近の経路沿い林縁にて撮影です。 ▼2014/02/21アップ ベニマシコ(2014/02/21撮影) この冬はほとんど見ることが出来なかったベニマシコ。声もチラ見も一回程度ずつ。それも今回同様♀だったかと思います。人が出入りしにくい藪で見ることが多いので、観察路の設置されていない谷間にはひょっとしたら?とも思うのですが、定かではありません。今回は職員駐車場直下流の藪々のほとりにて。 アオバト(2014/02/20撮影) アーウーアーとちょっと怖い鳴き声のアオバト。センターではこの鳴き声で存在を認識できる程度で、姿は一瞬飛んでいるところを見かけられればラッキー(まともに見れたことはほとんどありません・・・)。そんなアオバトですが、センター友の会の生きもの発見隊が2/15に確認したとのことで、昆虫の森を訪れてみました。時々キジバト大のものが常緑広葉樹の樹冠から樹冠へ移動する気配がありますが、全く捉えることが出来ない。移動した先が見えてもどこに止まっているか全くわからない・・・。ネットだったか本だったか忘れてしまいましたが、森の中に普通にいる鳥だけど見つけられないだけ、という解説を思い出し、そして納得しました。 ミソサザイ(2014/02/17撮影) 日本最小のキクイタダキに迫る小ささです。 昆虫の森を歩いているとウグイスの地鳴きに似た鳴き声が斜面から聞こえてきました。時々地表の落ち葉が動いて見えるのですが、何かわからない・・・。これに気づくまでだいぶ時間がかかりましたが、待ってて良かった。見れました。 ルリビタキ(2014/02/16撮影) 初心者のための自然観察会「冬鳥観察会」当日の朝、センター棟近くにて。期待が高まりましたが、お客さんの前には姿を見せてくれませんでした。 カイツブリ(2014/02/16撮影) センターの水鳥の定番です。ご馳走をお食事中。 新春のタンチョウ散策(2014/02/16) 朝から青空の広がる良い天気でしたが、風が気になるコンディションとなりました。このイベントは今回が4回目となりましたが、お客さんは最も多かったと思います。各方面でイベント告知していただいた方々に感謝します。スタッフの方も今回は最大級にお疲れ様でした。 メジロ(2014/02/15撮影) 花の少ないこの季節は動物質食に傾向しますが、咲いているものがあればチャッカリ恩恵にあずかります。ヤブツバキはもう少し先、ヤマザクラはまだまだ先、ウメはもうそろそろとい頃合いでいい花見つけましたね。タンチョウケージ脇にあるビワです。ビワはなんとバラ科植物。桜と同じ仲間なので蜜としてはやっぱり大好物? アトリ(2014/02/14撮影) ここのところ虫の原っぱなどで観察しやすいアトリです。枯れ葉や落ち葉と同化してなかなかパッとしないことが多いですが、今回割とじっくり拝まさせてもらいました。昨シーズンはセンターへの飛来がほぼ皆無でしたので、嬉しさ倍増です。 ▼2014/02/13アップ アカゲラ(2014/02/13撮影) この冬、鳴き声だけでおあずけをくっていたアオゲラ・アカゲラですが、今朝やっとアカの方をチラ撮りさせてもらいました。場所は一週間ほど前にも鳴き声を聞いたタンチョウケージ近くの経路沿いです。後ろ頭が見えず性別不明、残念です。頻繁に移動し、平気で隣の尾根や谷に、更にもっと向こうにも飛んでいってしまうので、繁殖期以外でじっくり見るのは難しそう。幸運を期待します。 マンサク(2014/02/05撮影) まず咲くことからマンサクと呼ばれるのはよく知られた話です。 センターのものは植栽で、昆虫の森の蝶の目トレイル(現在使用不可)付近に1本ずつありますが、残念ながら今年は花数が少ないです。昨年の花付きは見事で2/20頃にはなかなかの見応えでしたが、自然の中での事なので毎年満開というわけにはいかないようです。 シナマンサク(2014/02/05撮影) マンサクやアテツマンサクに比べ、花や葉が大きく、また冬枯れの葉が枝に残るのもシナマンサクの特徴ですが、今年は厳しい冬の影響か、枯れ葉が残っていないようです。 写真はササユリ保全地近くの田尻大池のほとりにて撮影。エントランスにもありますが、今年は昆虫の森のマンサクと同様、花付きはあまり良くないようです。 ヨシガモ(2014/02/05撮影) ほんの少しだけ数が増えたヨシガモです。茂みの隙間からまずまずの中距離で見ることが出来て良かったのですが、どうもこちらに気付いている様子。視線がこちらに向いているような・・・。どんどん離れていくので、写真撮っておかないとと思って慌ててカメラを向けるとこの有様です。神経質ですね。トレードマークのナポレオンハットをじっくりご披露してくれる気は無いようです。 ニホンアカガエル(2014/02/02撮影) 虫の原っぱ奥の水場で何やら消え入るような音が聞こえてきました。かわいらしく鳥の声のようでもありますが、じっとして耳をすませていると聞こえる聞こえる、大合唱。ものすごく小さい音量の大合唱?。たくさんいるのでしょうけど見つけられない。目を皿のようにしてようやく一匹見つけました。これから産卵のシーズンです。2/23の初心者のための自然観察会「フィールドサインを探せ!」でも蛙の卵のご紹介がありますよ。 そうそう。今回繊細なニホンアカガエルの合唱の中に混じり、少し大きめのはっきりした声を発するものが混じっていました。それはヤマアカガエルのほうでセンターではなかなか姿を見せてくれません。今後の出会いに期待します。 ▼その他、まだ見られるもの バン(2014/01/10撮影) アオジ(2014/01/09撮影) ツグミ、ミヤコイバラの採餌風景(2014/01/10撮影) コガモ(2013/12/23撮影) エナガ(2013/12/21撮影) シロハラ(2013/12/08、14撮影) アオサギ(2013/12/14撮影) コゲラ(2013/12/06撮影) ルリビタキ(2013/12/05撮影) ジョウビタキ(2013/12/02撮影) マガモ(2013/11/04撮影) カルガモ(2013/10/28撮影) モズ(2013/10/07撮影) ホオジロ(2013/07/25撮影) |
アオバト、ミソサザイと昆虫の森での幸運の出会いが続き、三度目の正直はトラツグミでした。 今季はタンチョウ棟近くで見ることが出来ず、正直ほぼ諦めていました。 他のフィールドに浮気をしなかったのがよかったのか?とも思いましたが、そういうものでもありませんよね。3種ともその後良い写真は撮れていませんが、本日は声やチラ見の機会があり、まだ滞在中のようでした。 せっかく暖かくなっていたのにまた冬に逆戻りの冷え込みです。今日はピューピュー風が吹いて雪も舞いました。スギ花粉も急激に増えてきていますので体調には十分お気をつけください。 (2014/03/06) |
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