▼NEW!2014/03/10アップ ジョウビタキ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、ノスリ、ルリビタキ、カワラヒワを追加・更新しました。 ▼2014/03/06アップ トラツグミ、ヒヨドリ… ▼2014/03/02アップ ミヤマホオジロ、アセビ、カケス、ウグイス、ネコヤナギ、ウソ、フキ… ▼2014/02/21アップ アオバト、ミソサザイ、カイツブリ、新春のタンチョウ散策、アトリ… ▼他 マンサク、シナマンサク、ヨシガモ、バン、アオジ、ツグミ、コガモ、シロハラ、アオサギ、コゲラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、マガモ、カルガモ、モズ、ホオジロなども見られます。 ※右上のサイト内検索が使えなくなっていましたが修正しました。過去の観察場所や観察時期を参照する際などにご利用ください。2013/11/14アップ以前の個別ページについては修正いたしておりませんのでご了承ください(2013/11/16) |
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▼NEW!2014/03/10アップ ジョウビタキ(2014/03/10撮影) この日の朝は快晴。ここのところ寒い日が続いていることに加え、放射冷却もあってかなり冷え込みました。写真はタンチョウ棟近くのいつものジョウビタキですが、光加減が良いので、寒い中、暖を求めて日向ぼっこをしているようにも見えます。と思ったら、きょろきょろして時折餌取りに地面に降り、すぐに身を翻して別の枝に戻る。ということを間隔をあけて繰り返していました。相変わらず用心深い。 よく見ると桜の芽がいっぱいついています。センターの桜は、昆虫の森のエドヒガンが3月末に開花するのを皮切りに、少し遅れて4月上旬からソメイヨシノやカスミザクラ、ヤマザクラなどが咲き始めます。ヤマザクラは場所により時期がずれるので4月中旬以降になってもまだ楽しむことが出来ます。 そういえばこのタンチョウ棟近くにある梅にもそろそろ咲いてもらわないと。 エナガ(2014/03/10撮影) タンチョウケージ近くの上池沿いの経路を歩いていると、向こうからエナガの群れがせわしなく近づいてきました。季節柄光加減の良いタイミングにも限りがあるので、年中見れる普通種とはいえ期待が高まります。センター棟の赤い屋根をバックにとか、イロハモミジの赤い新芽がちりばめられたような枝振りの所にとか、欲をかいてもそううまくいくわけありません。しかもかなり早めに気づかれてしまいUターンして向こうへ行ってしまいました。 メジロ(2014/03/10撮影) エナガに肩すかしされたあと、エナガの小群に追従するように2羽のメジロが横切っていきました。鮮やかな抹茶色というか新緑色で美しい。この鮮やかなメジロと、地味なウグイスは、梅の花との絡みや色について何かとネタ話があるようです。例えば「梅に鶯」というあり得ない組み合わせは古人がウグイスとメジロを間違えたのではなく、早春の季節感を表すための夢のコラボ的な表現だったようです。ウメの花にウグイスが吸蜜にくる事実はなさそうですが、「梅に鶯」は理想の組み合わせとして、定められた言葉として存在します。知らなかった…。あと私はこのメジロの色を鶯色だと思っていたのですが、本当のウグイスの色、もしくはもう少し茶けたような色をそのまんま鶯色というようですね…。 さて、このメジロ、お口のまわりにご飯つぶではないですが、アブラムシのようなものが嘴にいっぱいついています。食事の真っ最中だったようです。 メジロ(2014/03/09撮影) 郷の茶屋裏のヤブツバキの花にメジロが群れていました。蜜をなめるために、花に頭をつっこむので嘴が花粉で真っ黄色。体と同色のように見えます。 シジュウカラ(2014/03/09撮影) ジュクジュクジュクとシジュウカラの地鳴きが茂みの中から聞こえてきます。センターではエナガやメジロ、ヒヨドリ、ウグイスに次ぐ定番の種でよく見ることが出来ますが、写真の方はあまりうまく撮れたためしがない。声の場所は近かったのですが、茂みの中なので致し方なく、しばらく待機(といっても突っ立っているだけ)。しばらくすると私の頭上に向けて伸びてきている木の枝を伝って移動してきました。気づいていないのか、恐るるに足らずなのか、一べつもくれずに頭上を通過、反対側まで飛んで行ってしまいました。こんなこともあるもんだ。でも近すぎてもピントがずれたり、尾羽が入ってなかったり、これは枝かぶりだったりと、結局いいことにはなりませんでした。 ノスリ(2014/03/09撮影) 一年ぶりに見ました。ずんぐりとしていない、スマート、ノスリらしからぬノスリ。餌に乏しい厳しい冬だったことがうかがえます。写真は湿生植物園上空にて。センター外南西方向から野草園に向けて通過しました。 ルリビタキ(2014/03/08撮影) この日の朝、湿生植物園への登り口付近、経路両側に植林があるあたりでミソサザイを見かけました。こんなに各所で見られるなら、この初夏はセンターで繁殖ありかな?と期待を胸にお昼に再確認しに出かけたのですが、全くの静寂。通過だったのか・・・ 仕方なくそのまま湿原に向かうとハンノキ林の所で仲の良いご夫婦が何やら撮影されている様子。お邪魔の無いように近づくとモデルは幸せの青い鳥でした。ご主人の見慣れない秘密兵器的エモノはかなり高倍率のようで、かなり距離をとって撮影されていました。先方はほとんど警戒していないようですし、これは野鳥観察にはイイわ。 ちなみに400ミリでは小鳥相手だと途方も無い距離感で、この写真もこれでかなりトリミングしています。差は歴然ですね。 カワラヒワ(2014/03/06撮影) すごく普通の種類ですが、センターでは木の高いところにとまったりして、あまり身近な野鳥という感じではありません。コロコロコロとか、ビイーーーーン(解説書などではジュイーーーン)とか、専ら鳴き声での認識が多いかも。♂は光加減で黄色が綺麗ですが、なにせ遠いですね。 ▼2014/03/06アップ トラツグミ(2014/03/03撮影) 例年タンチョウ棟付近で観察実績がありますが、今季は昆虫の森で見ることができました。細かい柄を見ると、金と黒と白ということで派手な印象がありますが、遠くから見ると見事に周囲の景色に溶け込んでいます。睨み合いは1分間ほどだったかと。先方も動かない方が良い場合もあることを知っているのでしょうか。こちらも動きようのない位置関係だったので降参していたら、我慢できなくなったのか斜面の中腹まで飛んで行ってしまいました。シロハラのように鳴かずに飛び、サイズも大きいのでなんとなくピンとくるものがあります。 それにしても親近感のわく下っ腹。しっかり滋養をとっていってください。センターではトラツグミは2月から3月いっぱいまでの短期滞在となります。もうしばらくは出会う機会があるかもしれません。 ヒヨドリ(2014/03/03撮影) 2月後半からカラ類が増えた気がしますが、このヒヨドリも多いです。この時期にこれだけ実が残っているのは不味い証?。たくさん残っているせんだんの実を一つだけくわえて、食べずにどこかに持ち去りました。樹皮や果実は生薬になるとか。しかし果実はサポニンを含んでいるので人は口には入れない方が良いです。ヒヨドリ、すごい。 話はそれますが、センダンは葉には防虫効果があるとかで、全体的に使い道の多い有用木ということになりますね。センダン、すごい。 ▼2014/03/02アップ ミヤマホオジロ(2014/03/01撮影) 早口で軽快に囀る様子が頻繁に見られるようになってきました。冬鳥が渡る季節が近づいてきたと感じます。鼻歌交じりですか?と聞きたいぐらい上機嫌そのもので春を感じさせてくれる一光景でもあります。 アセビ(2014/02/28撮影) 先ず咲くマンサクを除けば、早春の樹木の花としては気の早いアセビ。有毒植物であり、それを食べた馬が…というのが名前の由来といわれています。常緑でツツジの仲間。壺型の花が特徴的で、常緑のシャシャンボや落葉のネジキ、ナツハゼと同じグループであることが納得できます。 写真はタンチョウケージ付近の経路沿いで見られる植栽品で花の色に赤みがあります。 カケス(2014/02/28撮影) ひどい悪声の持ち主ですが鳴き真似上手です。だまされて一番がっかりした鳴き真似はサシバです。この撮影時には小鳥の囀りのような声を発していましたが、なかなかの美声で興味を引かれ随分時間をくってしまいました。 ウグイス(2014/02/24撮影) 2/17の初鳴き以降、特に朝、コンスタントに囀りが聞かれるようになりました。そういう時の姿は見れないもので、こちらは野鳥観察小屋の目の前で、枯れヨシの茎をせわしなく移動しているときのもの。採餌行動でしょうか。こういう時はずうっと地鳴きです。 ネコヤナギ(2014/02/24撮影) 柳絮の舞う頃とは山笑う頃ぐらいの時期でしょうか。もうしばらく先のことでしょうが、その元となる綿毛のついた種子をつけるネコヤナギが見られました。他のヤナギ類よりも一足先に開花する早春を告げる植物です。雌雄異株とのことで、写真は雌株っぽい…。今度きちんと見ておきたいと思います。写真は昆虫の森デッキ付近にて。 ウソ(2014/02/24撮影) 食いしん坊将軍のウソが見られました(ウソ、ごめんなさい)。昨シーズンはウツギの果実を食べているのを見て喉渇かないのかなと心配していましたが、今シーズンはリョウブ、心配はつきません。4~5羽の一群で♂の配色の個体はおらず残念。ウソかアカウソかよくわかりません。見れたり見れなかったりと移動途中の印象が強いです。 フキ(2014/02/23撮影) センターの積雪は概ねその日のうちに…なので融雪とともにある黄金の組み合わせは見ることは出来ませんが、こちらも早春を告げる季節の風物詩、蕗の薹(ふきのとう)です。写真はちょっと開きかけの雄株で、タンチョウ棟付近の経路沿い林縁にて撮影です。 ▼2014/02/21アップ アオバト(2014/02/20撮影) アーウーアーとちょっと怖い鳴き声のアオバト。センターではこの鳴き声で存在を認識できる程度で、姿は一瞬飛んでいるところを見かけられればラッキー(まともに見れたことはほとんどありません・・・)。そんなアオバトですが、センター友の会の生きもの発見隊が2/15に確認したとのことで、昆虫の森を訪れてみました。時々キジバト大のものが常緑広葉樹の樹冠から樹冠へ移動する気配がありますが、全く捉えることが出来ない。移動した先が見えてもどこに止まっているか全くわからない・・・。ネットだったか本だったか忘れてしまいましたが、森の中に普通にいる鳥だけど見つけられないだけ、という解説を思い出し、そして納得しました。 ミソサザイ(2014/02/17撮影) 日本最小のキクイタダキに迫る小ささです。 昆虫の森を歩いているとウグイスの地鳴きに似た鳴き声が斜面から聞こえてきました。時々地表の落ち葉が動いて見えるのですが、何かわからない・・・。これに気づくまでだいぶ時間がかかりましたが、待ってて良かった。見れました。 カイツブリ(2014/02/16撮影) センターの水鳥の定番です。ご馳走をお食事中。 新春のタンチョウ散策(2014/02/16) 朝から青空の広がる良い天気でしたが、風が気になるコンディションとなりました。このイベントは今回が4回目となりましたが、お客さんは最も多かったと思います。各方面でイベント告知していただいた方々に感謝します。スタッフの方も今回は最大級にお疲れ様でした。 アトリ(2014/02/14撮影) ここのところ虫の原っぱなどで観察しやすいアトリです。枯れ葉や落ち葉と同化してなかなかパッとしないことが多いですが、今回割とじっくり拝まさせてもらいました。昨シーズンはセンターへの飛来がほぼ皆無でしたので、嬉しさ倍増です。 ▼その他、まだ見られるもの マンサク(2014/02/05撮影) シナマンサク(2014/02/05撮影) ヨシガモ(2014/02/05撮影) バン(2014/01/10撮影) アオジ(2014/01/09撮影) ツグミ、ミヤコイバラの採餌風景(2014/01/10撮影) コガモ(2013/12/23撮影) シロハラ(2013/12/08、14撮影) アオサギ(2013/12/14撮影) コゲラ(2013/12/06撮影) ルリビタキ(2013/12/05撮影) ジョウビタキ(2013/12/02撮影) マガモ(2013/11/04撮影) カルガモ(2013/10/28撮影) モズ(2013/10/07撮影) ホオジロ(2013/07/25撮影) |
寒い日が続いています。 でも、時折ですが、晴れ間の際の光加減がイイ。 今季は冬鳥が少ない、あまり変わったものもいない。 ですが、こんなときこそ普通の種類を美男美女に撮っておこう! というような一週間でした。 (2014/03/10) |
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