▼NEW!2014/03/17アップ マヒワ、イカル、ミヤマホオジロ、新春のタンチョウ散策、梅の花、アオバト、カケスを追加・更新しました。 ▼2014/03/10アップ ジョウビタキ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、カワラヒワ… ▼2014/03/06アップ ヒヨドリ… ▼2014/03/02アップ アセビ、ウグイス、ネコヤナギ、フキ… ▼他 カイツブリ、アトリ、マンサク、シナマンサク、バン、アオジ、ツグミ、コガモ、シロハラ、アオサギ、コゲラ、ジョウビタキ、カルガモ、モズ、ホオジロなども見られます。 ※右上のサイト内検索が使えなくなっていましたが修正しました。過去の観察場所や観察時期を参照する際などにご利用ください。2013/11/14アップ以前の個別ページについては修正いたしておりませんのでご了承ください(2013/11/16) |
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▼NEW!2014/03/17アップ マヒワ(2014/03/17撮影) 朝出勤すると、上池堰堤の北側の山中から「キョロンキョロン」という透明感のある囀りが聞こえてきました。シロハラか、アカハラか、実際に姿を見ることは出来ませんでしたが、春の渡りの季節がやってきたという感じです。声の主を探していると細やかな別の声が聞こえてきました。この冬の間は見られなかったマヒワです。これも渡り途中の通過個体なのでしょう。これからしばらくは見られる機会があるのかもしれません。 イカル(2014/03/17撮影) イカルは留鳥ですが、センターでは年中は見られず、だいたい晩冬から盛夏にかけての期間に目撃され、夏鳥のような印象を受けます。今月に入ってからお客さんからの目撃情報もあったりしたので私も見たいなあと思っていました。撮影はセンター棟前の上池近くにて、2羽だけの確認でした。 ミヤマホオジロ(2014/03/16撮影) そういえば昨年も3月に入ってからミヤマホオジロの水浴びがよく見られたような気がします。体を清潔にし、長旅の前の身支度なのでしょうか。 新春のタンチョウ散策(2014/03/16、センター棟をバックに野鳥観察小屋から撮影) 10:20の部は青空も見え、ほぼ無風。野鳥観察小屋からは順光条件。センター棟を過ぎたあたりでちょうど身をひるがえしてくれました。 新春のタンチョウ散策(2014/03/16、湿原への登り口からタンチョウ棟、タンチョウケージ、上池、下池を背景に撮影) 11:30の部は空に霞がかかり真っ白。少し風が出てきました。気温もあがり上昇気流もあったかも。なかなか降りられなかったみたいで、付近で見られていたお客さんも心配そうでしたが、最終的には無事に降りてきてくれました。 優雅なタンチョウの姿を見ていただこうと、1月から行った同行事ですが、今回で無事終了することができました。ロクハとアオ及びタンチョウスタッフさんお疲れ様でした。行事を通じセンターにお越しくださったお客様方、大変ありがとうございました。 梅の花(2014/03/14撮影) センターの梅の花がやっと咲きました。どうです、遅いでしょう? 寒い冬だった2012年は3/16、2013年は3/10頃、今年は3/14となりました。年によって結構前後するものですね。 センターには植栽した梅がタンチョウ棟前と、野草園にあります。タンチョウ棟前のものは紅白あわせて10本程あり、目の前のケージにはタンチョウがいることもあって、おめでたい気分が味わえますよ。 アオバト(2014/03/14撮影) センター友の会の生きもの発見隊による2/15の確認情報から実に一月が経過してしまいました。時々鳴き声も聞かれるし、林内ではしょっちゅう存在感もありますが、さっぱり見ることが出来ません。この日は低く頭上を通過するところを撮り逃しましたが、近くの尾根の枯れマツに止まってくれ、少しゆっくり見ることが出来ました。ただ、遠い…。そうなんです。こういうシーンでしか出会ったことがない。引き続き林内での出会いを期待します。写真の個体は小雨覆が鮮やかな赤茶色で♂の特徴が出ています。 カケス(2014/02/28撮影) 毎日山中から「ジャージャー」とひどい悪声が聞こえてきますが、こちらもなかなか見れません。カケスの大雨覆から中雨覆にかけての羽はブルーの光沢があって、森の中の落とし物としては最高ランクの宝物。出来ればブルーがキラッと輝いている鳥そのものの様子が見たいものです。 ▼NEW!2014/03/10アップ ジョウビタキ(2014/03/10撮影) この日の朝は快晴。ここのところ寒い日が続いていることに加え、放射冷却もあってかなり冷え込みました。写真はタンチョウ棟近くのいつものジョウビタキですが、光加減が良いので、寒い中、暖を求めて日向ぼっこをしているようにも見えます。と思ったら、きょろきょろして時折餌取りに地面に降り、すぐに身を翻して別の枝に戻る。ということを間隔をあけて繰り返していました。相変わらず用心深い。 よく見ると桜の芽がいっぱいついています。センターの桜は、昆虫の森のエドヒガンが3月末に開花するのを皮切りに、少し遅れて4月上旬からソメイヨシノやカスミザクラ、ヤマザクラなどが咲き始めます。ヤマザクラは場所により時期がずれるので4月中旬以降になってもまだ楽しむことが出来ます。 そういえばこのタンチョウ棟近くにある梅にもそろそろ咲いてもらわないと。 エナガ(2014/03/10撮影) タンチョウケージ近くの上池沿いの経路を歩いていると、向こうからエナガの群れがせわしなく近づいてきました。季節柄光加減の良いタイミングにも限りがあるので、年中見れる普通種とはいえ期待が高まります。センター棟の赤い屋根をバックにとか、イロハモミジの赤い新芽がちりばめられたような枝振りの所にとか、欲をかいてもそううまくいくわけありません。しかもかなり早めに気づかれてしまいUターンして向こうへ行ってしまいました。 メジロ(2014/03/10撮影) エナガに肩すかしされたあと、エナガの小群に追従するように2羽のメジロが横切っていきました。鮮やかな抹茶色というか新緑色で美しい。この鮮やかなメジロと、地味なウグイスは、梅の花との絡みや色について何かとネタ話があるようです。例えば「梅に鶯」というあり得ない組み合わせは古人がウグイスとメジロを間違えたのではなく、早春の季節感を表すための夢のコラボ的な表現だったようです。ウメの花にウグイスが吸蜜にくる事実はなさそうですが、「梅に鶯」は理想の組み合わせとして、定められた言葉として存在します。知らなかった…。あと私はこのメジロの色を鶯色だと思っていたのですが、本当のウグイスの色、もしくはもう少し茶けたような色をそのまんま鶯色というようですね…。 さて、このメジロ、お口のまわりにご飯つぶではないですが、アブラムシのようなものが嘴にいっぱいついています。食事の真っ最中だったようです。 メジロ(2014/03/09撮影) 郷の茶屋裏のヤブツバキの花にメジロが群れていました。蜜をなめるために、花に頭をつっこむので嘴が花粉で真っ黄色。体と同色のように見えます。 シジュウカラ(2014/03/09撮影) ジュクジュクジュクとシジュウカラの地鳴きが茂みの中から聞こえてきます。センターではエナガやメジロ、ヒヨドリ、ウグイスに次ぐ定番の種でよく見ることが出来ますが、写真の方はあまりうまく撮れたためしがない。声の場所は近かったのですが、茂みの中なので致し方なく、しばらく待機(といっても突っ立っているだけ)。しばらくすると私の頭上に向けて伸びてきている木の枝を伝って移動してきました。気づいていないのか、恐るるに足らずなのか、一べつもくれずに頭上を通過、反対側まで飛んで行ってしまいました。こんなこともあるもんだ。でも近すぎてもピントがずれたり、尾羽が入ってなかったり、これは枝かぶりだったりと、結局いいことにはなりませんでした。 カワラヒワ(2014/03/06撮影) すごく普通の種類ですが、センターでは木の高いところにとまったりして、あまり身近な野鳥という感じではありません。コロコロコロとか、ビイーーーーン(解説書などではジュイーーーン)とか、専ら鳴き声での認識が多いかも。♂は光加減で黄色が綺麗ですが、なにせ遠いですね。 ▼2014/03/06アップ ヒヨドリ(2014/03/03撮影) 2月後半からカラ類が増えた気がしますが、このヒヨドリも多いです。この時期にこれだけ実が残っているのは不味い証?。たくさん残っているせんだんの実を一つだけくわえて、食べずにどこかに持ち去りました。樹皮や果実は生薬になるとか。しかし果実はサポニンを含んでいるので人は口には入れない方が良いです。ヒヨドリ、すごい。 話はそれますが、センダンは葉には防虫効果があるとかで、全体的に使い道の多い有用木ということになりますね。センダン、すごい。 ▼2014/03/02アップ アセビ(2014/02/28撮影) 先ず咲くマンサクを除けば、早春の樹木の花としては気の早いアセビ。有毒植物であり、それを食べた馬が…というのが名前の由来といわれています。常緑でツツジの仲間。壺型の花が特徴的で、常緑のシャシャンボや落葉のネジキ、ナツハゼと同じグループであることが納得できます。 写真はタンチョウケージ付近の経路沿いで見られる植栽品で花の色に赤みがあります。 ウグイス(2014/02/24撮影) 2/17の初鳴き以降、特に朝、コンスタントに囀りが聞かれるようになりました。そういう時の姿は見れないもので、こちらは野鳥観察小屋の目の前で、枯れヨシの茎をせわしなく移動しているときのもの。採餌行動でしょうか。こういう時はずうっと地鳴きです。 ネコヤナギ(2014/02/24撮影) 柳絮の舞う頃とは山笑う頃ぐらいの時期でしょうか。もうしばらく先のことでしょうが、その元となる綿毛のついた種子をつけるネコヤナギが見られました。他のヤナギ類よりも一足先に開花する早春を告げる植物です。雌雄異株とのことで、写真は雌株っぽい…。今度きちんと見ておきたいと思います。写真は昆虫の森デッキ付近にて。 フキ(2014/02/23撮影) センターの積雪は概ねその日のうちに…なので融雪とともにある黄金の組み合わせは見ることは出来ませんが、こちらも早春を告げる季節の風物詩、蕗の薹(ふきのとう)です。写真はちょっと開きかけの雄株で、タンチョウ棟付近の経路沿い林縁にて撮影です。 ▼その他、まだ見られるもの カイツブリ(2014/02/16撮影) アトリ(2014/02/14撮影) マンサク(2014/02/05撮影) シナマンサク(2014/02/05撮影) バン(2014/01/10撮影) アオジ(2014/01/09撮影) ツグミ、ミヤコイバラの採餌風景(2014/01/10撮影) シロハラ(2013/12/08、14撮影) アオサギ(2013/12/14撮影) コゲラ(2013/12/06撮影) ジョウビタキ(2013/12/02撮影) カルガモ(2013/10/28撮影) モズ(2013/10/07撮影) ホオジロ(2013/07/25撮影) |
センターもやっと梅の花が開花しました。 昨日は天気が良くて日中は暖かく、センター棟近くでは軽快に飛び回るテングチョウが見られました。 春の足音が少しずつ聞こえてきました。 (2014/03/17) |
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